マリフォーとは…

Last-modified: 2019-12-05 (木) 12:12:17

ウェルカムトゥマリフォー!

マリフォーはモデル一体一体のコントロールを主軸とする2人用のスカーミッシュミニチュアゲームです。米Wyrd社によって展開されています。
マリフォー世界の町や縄張りの支配権をめぐっての多くの争いの中の一つをシミュレートします。マリフォーで採掘されるソウルストーンの魅力的な力はアース(地球)から多くの、強力で、絶望的で、野心的で、狡猾な者達をMalifauxに引き寄せました。マリフォーと地球との接続部となるブリーチ(裂け目)の「ギルド」による支配は、マリフォーシティでの支配的な権力を保持するために威圧的に行使されているように見えるが、今や不純な死霊術師「リザレクショニスト」による蠢く死体と、「アルカニスト」の魔法や使役する悪魔の力によって、あらゆる面で危機にさらされています。
傭兵やその他の組織に属さない小グループの集まりである 「アウトキャスト」 は、自らの個人的な野望は秘めたまま最高落札者に自身のちからを提供し、東方からやってきた謎の犯罪シンジケート「テンサンダース」は、その影響力をマリフォー全体に拡大するために暗躍しています。
しかし、マリフォーの脅威のすべてが地球から来るわけではない。古代からの原生生物/原住民「ネバーボーン」は、侵入してきたと思われるものに簡単に土地を明け渡すことはないだろうし、沼地の小鬼族の「グレムリン」は、マリフォーシティを支配していた人間から文明を学び、それを模倣することでやがて人間の脅威となっているようにも見えます・・・

マリフォーの基本用語

  • フェイトデッキ
    Malifauxは数あるミニチュアウォーゲームの中でも極めてユニークな存在です。中でも際立ってユニークな点の一つとしてフェイトデッキを使用した判定方法(デュエル)にあります。プレイヤー同士の対決の解決方法として使用されるフェイトデッキはいわゆるトランプと同様の構成ですが、判定のランダム数値の内訳がデッキで固定されていることからプレイヤーの手腕によって、ある程度のコントロールと戦略とスリリングな運試しが味わえるでしょう。
  • クルー
    ギャングの一団であったり怪物の群れであったりギルドのストライクチームであったり、プレイヤーがゲームのために編成したモデルの集まりをクルーと呼ばれます。クルーはリーダーによって率いられ、リーダーはマリフォーのなかでも特に強力な「マスター」や他のクルーより1歩秀でた「ヘンチマン」が務めます。
    マリフォーは個々のキャラクター主導のウォーゲームとなっています。キャラクターのフレバーとバックストーリーが際立ち、ゲームに物語性を加えます。マリフォーのキャラクターは個々のSTATカード(能力参照表)を持ち、STATカードにはキャラクターごとに独自のアクションやアビリティが記載されています。
  • エンカウンター
    マリフォーで行われるゲームのシナリオはエンカウンターと呼ばれています。マリフォーにおいて戦闘やモデルを倒すことはゲームの目的を達成する手段の一つに過ぎません。エンカウンターは両プレイヤーが共通の目標となる「ストラテジー」とクルーの個々の目的となる「スキーム」の集まりといくつかの個別ルールによってエンカウンターが形成されています。
  • ソウルストーン
    ゲームの規模は1ゲームのに使用するクルー編成に使用できるコストとしてのソウルストーンで計られます。編成で使用されなかったソウルストーンはゲーム中にマスターやヘンチマンによってゲームに利益をもたらすリソースとして使用されます。

コアルールとスペシャルルール

ルールブックで定められているのがコアルールで、STATカードのモデルの能力やエンカウンターで使用される特殊なルールをスペシャルルールと呼びます。
エンカウンターやキャラクターが持つアビリティやアクションなどのスペシャルルールは時にコアルールに反して上書きされる場合があります。コアルールとスペシャルルールが相反する場合はスペシャルルールが優先され、 スペシャルルールとスペシャルルールが反する場合、何かを許可するルールよりも何かを禁止、防ぐようなルールを優先します。

※当wikiではコアルールの内容を日本語で解説していますが、ゲーム中のルールの疑問の解決方法は原文ルール*を参照することがベストです。等Wikiを参考にして原文ルールもぜひご確認ください。

メモ:2e→3eで何が変わったの?

判定やフェイトカード周りのメカニクスはそのまま。
ゲームを再開する観点から押さえておくべき
大きな変更点としては

  • エンカウンターのセットアップ
    • スキームは最大2点
    • スキームとストラテジーからは2ターン目以降の各ターン中1点までしか獲得できない。
    • 5ターン目で必ずゲーム終了。
  • デプロイメントゾーンが3e仕様に。
  • トークンの使用。パストークンの追加。
    コンディションは11種類に再編されました。リアクティブとパラライズは無くなる。
  • エリア効果にショックウェーブを追加。
  • LOSの考え方を修正。ハードカバー、ソフトカバーのルールはシャドウルールによるカバーとコンシールメントに置き換えられました。
  • 編成関連
    • リーダーとは別にマスターを雇用する事が可能に。
    • マーセナリールールの削除
    • リーダーと同一ファクションでもキーワードが異なるモデルは追加コストが必要に。
  • 呼び名の変更 
    • Wk→Mv Ht→Sz
    • フォーカスアクション→コンセントレートアクション
      (0)アクション→ボーナスアクション(⚡︎アイコン)
  • ジョーカーの調整
    • ダメージフリップでのレッドジョーカーはシビアダメージ+1ダメージ
    • ダメージフリップでのブラックジョーカーはダメージ0(ブラストなし)だが、ダメージ以外の効果は発生し、トリガーは発動する。