【マギエル】

Last-modified: 2025-11-15 (土) 10:03:25

概要

Ver.7.1ストーリー【ゆりかごの守り人】で初登場したキャラクター。
CV:松山鷹志(本来の姿の時は高橋英則)

【ゆりかごの守り人】(Ver.7.1)

【果ての大地ゼニアス】【ウォルド地方】にある【ウォルドの聖簾】【守護天使】であり、存命の守護天使の中ではリーダー格である。
ウォルドの守護天使像から【主人公】たちに語り掛け、故あって安全な場所に隠れていることと、自分のほかに三人の守護天使が今も生きていること、残りの三人はゼニアスの各地で長い眠りについていること、そして彼らを目覚めさせ、彼らに託した3つの神器(弓、弦、矢)をそろえるように伝える。
そして自分は「湖の目」で待つと言い残し、メッセージは終わる。
 
三人の守護天使を目覚めさせたあと、【はじまりの地】の湖に浮かぶ小島へ【大樹の弓】【女神の弦】【星封の矢】で作られた「ゆりかごの弓」で矢を放つよう伝える。
主人公がその通りに矢を放つと、小島までつながる光の橋が架かり、【誓約の園】までの道が開ける。
 
その神殿にてついに彼と対面することになるが、その顔はなんと【創造神グランゼニス】とうりふたつ。
言葉遣いも今まで語りかけていた声*1と異なり、おちゃらけた印象の軽い口調になっている。
そのうえ主神であるグランゼニスを「ヘンクツじいさん」、【女神ルティアナ】を「ルティアナちゃん」と、神々に対してかなり馴れ馴れしい呼び方をしているなど、非常にフランクな態度を取る。その一方で雑に呼び捨てされてる人もいるが。
ちなみに顔がグランゼニスにそっくりなのは、かの神から記憶と意思を受け継いだためである。
この記憶と意思をもとに、二柱の女神誕生の理由やジア・クトとの戦いの顛末、創生のチカラと創失の呪いについて語る。
 
その後主人公たちとともに【ゼニスの封宮】へ赴き、目覚めた【バトラエル】【トープス】【ルーミリア】の三人の守護天使を呼び寄せる。
そして【創失】の呪いを断つために三人とともにグランゼニスに創生のチカラを返し、主人公たちに「超絶イケてる」らしい自分の本当の姿を見せられなかったことだけが心残りだと言い残して消えていった。
なお、本当に超絶イケていたのかどうかはともかくとしてグランゼニスの記憶と意思を受け継ぐ前の彼の本来の姿はわからずじまいである。

【遥かなる友の故郷へ】(Ver.7.4)

クエスト【うしろの正面……?】にて【リムネル】の回想の中で本来の姿で登場。
顎髭を生やした金髪の中々のイケメンであり、本当に超絶イケていた。この姿で「ルッティアナちゅわ~ん♪」と言っていたと想像すると若干引く。
 
グランゼニスに【女神ゼネシア】を幽閉ではなく死刑にするよう申し立てをするも、グランゼニスはかつて自身の過ちを正してくれた者がいたように自身も娘を赦さねばならないとその申し立てを拒否。
しかし二度目はないと誓ってほしいとの願いをグランゼニスは聞き入れ、その証としてグランゼニスの姿と記憶を受け継ぐ。その結果、顔も声もグランゼニスそっくりになってしまった。
 
グランゼニスが自らを封印した後は一瞬おちゃらけた雰囲気になるも直ぐにシリアスに戻り、リムネルにゼネシアには注意するよう警告するとともにいざとなったら【聖湖ゼニート】の湖畔に身を隠して創失の呪いから身を守るように指示を出し、自らは創失の呪いがウォルドから漏れ出さないように【峠のほこら】を閉ざし、誓約の園に向かった。
 
なお、グランゼニスの記憶を受け継いだためかこの時点でゼネシアが【時渡りの術】で未来から現れたこと、そのゼネシアの辿った末路を知ったようだ。
つまりは上記の「二度目はない」という誓いはすでに果たされていたということになる。
なお、直前に「女神ゼネシア」と直接口にしていたのに、記憶を受け継いだ直後は「かの女神」と少し抽象的な言い回しをしていた。
敢えて「かの女神」と言い方を変えたからにはゼネシアではなく【女神セレシア】を指しているのではないか、という考察も広がっている。
もっとも、「あんっだけ言っても聞く耳持たねぇとは とんだ親バカじいさんだぜ」*2等の前後の発言を踏まえると、セレシアについて言及しているとは考えにくく、言い方に多少の違いはあれどゼネシアの行いと末路を知ったことへ驚愕しての発言と解釈する方が自然だろう。
メタ的にはプレイヤーへのネタバレを防ぐためにこのような言い回しとなったと思われる。

【創失を招くもの】(Ver.7.5ストーリー)

【女神の果実】のチカラにより他の守護天使と共に復活し、【創失の主神ゼネシア】の攻撃からゼニアスを守った。
同時に本来の姿に戻った。ただあのおちゃらけた口調は健在だった。
その後のシーンで「ゼニアスをメチャクチャにした不良娘」「オーブが欲しいならゼニアス中ほじくり返して探してみろ」「万年反抗期」など、ゼネシアをボロクソに煽っており、前Ver.での彼女への嫌な気分がスッキリしたプレイヤーも多いのではないだろうか。そのせいでブチギレしたゼネシアによって、ウォルド地方北部の山脈が半分消し飛び貫通するレーザーを撃たれることになるが……
そうして退散していった彼女を見送ると、下で見ていた主人公たちに満面の笑みでサムズアップする。
 
その後、ウォルドの聖簾でボヤキつつも、彼女を倒すためには【断罪の剣】が要ると話すが、この時点では【グランゼニス】ごとゼネシアによって石化されているとポルテから告げられ毒づく。しかし、空から【天馬ファルシオン】に乗ってやってきた【勇者姫アンルシア】から解除の手段があると告げられると、その覚悟を問うた。
先んじて誓約の園に戻り、改めてアンルシアに悔いはないか聞いてなお覚悟を決めた彼女の意志を尊重して、祈りを捧げる。

グランゼニス復活後は、誓約の園の南西に青く光る木のある浮島を創生し、【創失のガナン帝国領】への道を開いた。
 
その後は誓約の園で主神となった【ラキ】に仕えている。
クエスト【天使を裁く杯】で登場する天使【サミュエル】は弟子。



*1 ポルテ曰く「るすばんメッセージ」
*2 7.1でも「ゼネシアを眠らせ、ルティアナちゃんを逃がした」ことに対して、「自分の娘にはめっぽう甘い」という一方で、ルティアナに対しては「へんくつジジイの無茶ぶり」を押し付けられたと考えているので、言外に「ゼネシアは甘やかされている」と評している