概要
【Ver.7.0】で初登場した人物。CVは川村万梨阿*1。
【果ての大地ゼニアス】を守護する女神で、【創造神グランゼニス】の娘にして【女神ルティアナ】の姉。
姉である以上ルティアナよりもさらに年上の神であるはずだが主人公たちに接するときの物腰は柔らかく、威厳のある話し方をしていた妹と違って「です」「ます」調の丁寧語で話してくれる。
なお、DQ9に登場する【女神セレシア】との関係は現時点では不明。
【マギエル】の昔話によると、グランゼニスはある者に過ちを正され、その者が去った後にゼネシアとルティアナを生み出し、娘たちに互いに補い助けあえと命じたという。
【誓約の園】の神殿の間の名前から二つ名は「威光の女神」とわかる。
【未来への扉とまどろみの少女】(Ver.7.0)
大昔の戦いにより実体を【大樹の鳥籠】に封印されており、主人公たちに【星封の結晶】を授け各地の人々を助けて【星のオーラ】を集めるよう依頼する。
オーラを集めた主人公たちが鳥籠にたどり着くと、何万年かぶりに封印から解き放たれる。
しかし、封印解除直後で本調子ではないためか、【創失】の呪いを一時的に防いだり神獣【ラキ】をも拘束したりといった神の権能自体は行使できるものの、その度に疲弊して休息に入るという場面が多くみられる。
【ジア・クト念晶体】のゼニアス侵略に対してルティアナが人類の大半を連れて脱出し、グランゼニスが創失の呪いという捨て身の手段に出たのに対し、残るゼニアスの神であるゼネシアはDQ7の【メルビン】のように後事を託すべく封印されていた模様。
【ゆりかごの守り人】(Ver.7.1)
【ポルテ】に「ネーしゃま」というあだ名をもらったお礼に「ポルるん」というあだ名を考えた。
【主神グランゼニス】を目覚めさせるためゼニアス各地の守護天使を捜すことを依頼し、その手助けとして彼女が祈りを捧げるとゼニアス中に神気が満ち溢れ【聖天のつばさプリズム】などのドルボードでフィールドを飛べるようにしてくれたが、チカラを使い果たしてしばらく休憩が必要になった。
その後、主神グランゼニスが創失の呪いを自らの存在ごと消そうとしたところに現れて阻止しようとするがグランゼニスに制止される。
グランゼニスから滅びかけたゼニアスをよみがえらせるためには王笏と王冠、そして新たな主神として【継承者グランゼニス】を迎え入れることが必要だと伝えられた。
父が残した王笏を用いてラキの額に刻印をきざんでいつでも連絡ができるようにしたあと、自身は王冠を探すので主人公たちには継承者グランゼニスを連れてきて欲しいと頼んだ。
【ゆりかごの語り部】
Ver.7.2クリア後のクエストで彼女の人間に対する考え方の一端が垣間見られる。
性善説的なルティアナとは対照的にゼネシアは性悪説的な考えのようで、【神獣ゼナベスティア】の脅威によって人々を治める可能性があったことを創造神グランゼニスは書き記している。
【王冠を継ぐ者たち】(Ver.7.3)
【グランゼニス】から自身はゼニアスのことを余り知らないので、ゼネシアが主神になるべきだと提案されて王笏に加えて王冠を手にする。
「……オーブは 現れぬか。」と意味深な発言をしたあとグランゼニスに近づき、「お父様の名を授けるとは ルティアナは さぞや あなたを可愛がったのでしょうね……。」と言ってから、耳元で「……なんと おぞましい。」と発言してグランゼニスを突然石化させる。
グランゼニスをルティアナの石像前に移した後、いずこへと姿を消した。
クエスト「ゆりかごの語り部」の不穏さ、中の人のイメージから豹変を予想していたプレイヤーも少なくなかったが、この先の動向や彼女の真意は次バージョンにて明かされる事となる…。
【遥かなる友の故郷へ】(Ver.7.4)
ここに来て前章より徐々に見え始めていた彼女の内面がついに完全に露呈する。
その本性はゼニアス主神の座に執着して自身が正しいと思い込み、また妹ルティアナへ極度のコンプレックスを抱く独善性と自己顕示欲と劣等感の塊であった。
自身が主神となりゼニアスを統治することこそが在るべき姿であり世界を守護することに繋がると本気で考えており、そのためなら他の何が滅びようが構わず、特に邪魔する者は滅ぶべき不遜な輩と信じて疑わない。
また、ルティアナについては元々二人で主神の座を継ぐことを想定して生み出されたことや自身と異なり深い慈愛を持っていることから、自身の不完全さを裏付ける存在としてコンプレックスを抱くようになった模様。
他の悪役と比較するなら単に全てを破壊しつくすだけの【破壊神シドー】や【ダークドレアム】よりタチが悪く、独善的な姿勢はあの【キュロノス】や【ジア・レド・ゲノス】にすら匹敵する。
ゼネシアはゼニアスが平和だった頃より自身が慈愛以外は妹より優れ一人で主神を継ぐに相応しい存在であると証明しなければならないと思い込み、ゼニアス主神の証である【継承者のオーブ】を手にしようと躍起になっていた。
その一環として、自身が守護者としてのチカラを備えていることを示す目的でわざとゼニアスにジア・クトを呼び込んだ。
最初にゼネシアが呼んだジア・クトはあくまで雑兵だったため簡単に撃退できたが、それが呼び水となりジア・クト本隊の襲撃を誘発させることとなってしまう。
つまり、彼女はジア・クト首領のゲノス共々ゼニアスとアストルティアの様々な問題の大本となる全ての元凶と言っていい存在であった。
なお、既に語られた通りゼネシアは共通の恐怖によって人々に団結を促すという名目でゼナベスティアを創造したことがあるが、今回のやらかしについてはそうした大義名分すら存在しなかったことが語られている。
そもそも彼女がジア・クトを呼ぶ直前のゼニアスは平和であり、そうした目的で神が人類共通の敵やら恐怖やらを作り出し干渉する必要など存在しなかったのである。
よって、この件についてはゼネシアが自身の実力や実績を父に認めさせたかった(そして相対的にルティアナの思想や実力が甘いことを示したかった)といった動機しか考えられず、そのためにマッチポンプを画策した挙句神々の手にも余る敵を呼び寄せてしまうという思慮や倫理観の欠如は擁護しようがない。
これに対して創造神グランゼニスは【マギエル】から処刑を求められるも、ある人物(DQ9の女神セレシア?)に罪を正された自身の過去を踏まえた上で、幽閉して悔い改める機会を与えるという裁定を下す。これがゼネシアが封じられていた真の理由だった。
ゼネシアのやらかしや処分はグランゼニスとごく一部の側近天使の間でのみ共有されており、彼女に言いくるめられる恐れがあるため神獣ラキにも伏せられていた。
しかし父の温情で罰を軽くされたにもかかわらず、ゼネシアは己が主神になるべきという思想を変えなかった。
封印解除からしばらくのゼネシアは継承者のオーブの顕現条件を知らなかったため、改心した様子を(表面的にでも)父に見せてオーブを入手するために父グランゼニスを目覚めさせる必要があり、その目的のためにルティアナの子らである主人公達にも丁寧に接していたと思われる。
しかし父の自死によりそれが叶わず、Ver.7.0~7.1の期間中に【キュロン人】である【ロッキュネ】の航界船が【タービア草原】に不時着し、【時渡りの術】の存在を知った事でオーブを過去の時代の父から直接入手するという方向に舵を切っていったと思われる。
ルティアナが新たな星で立派に主神の務めを果たし、さらにその子の眷属たる主人公にジア・クト首領討伐の功績を奪われたことを知ったとはいえ、ルティアナとその直接の子を含む【アストルティアの神々】の大半は死亡するなどして実体を失っており、ゼニアス主神の座を狙う自身の邪魔になる可能性はほぼ存在しなかったゆえ、精神的な余裕もあったと推察できる。
しかし、人間の神グランゼニスが実体を取り戻したことで話が変わった。妹の子であり、父の名を継ぐに相応しい立派な神に育った彼を見て主神の座を奪われるかもしれないと危機感を覚えると共に自尊心が傷つけられ、それを切っ掛けについに腹の内を明かして動き始めたといったところか。
人間の神グランゼニスに石化の呪いをかけた後の彼女は、時渡りの術を会得してゼニアスがジア・クトに半壊させられるという歴史を改変することで再び自身のチカラを示し、今度こそ主神の座に就こうと目論む。
そのためにゼニアスに迷い込んだロッキュネを殺害・吸収し、彼に化けて主人公たちの【キューロピア】探索に同行することで、時渡りの術を習得し膨大な時渡りのチカラを吸収した。
キューロピアでの用が済んだあとは主人公一行に腹の内を明かし、ロッキュネについて「おいしくいただいた」「野菜のようにシャキシャキしてておいしかった」と冗談めかして語りポルテ達を戦慄させた。
そして【キュレクス】の時間停止爆弾によりキューロピア上空に封じられていたジア・クトの一部を解放して時渡りのチカラを試した後、本命であるジア・クト侵攻当時のゼニアスへのタイムスリップを実行。
過去のゼニアスに時渡りしたゼネシアは、グランゼニスおよび彼女を追ってきた主人公と【キュルル】の目前にて時間停止からの攻撃により二つある【魔眼の月】のうち一つを破壊してチカラを示し、自身の罪が贖われ主神に相応しい存在になったと認めるよう父に迫る*2。
しかし、その行いは父グランゼニスから「罪を贖うために罪を重ねている」と否定され、さらに彼女にとって慈愛以外自身に劣ると思っていたルティアナの功績を引き合いに出して叱責されてしまう。
元々抱えていた劣等感という地雷を踏み抜かれたことにより余裕を完全に失ったゼネシアは、「あの出来損ないと比べるな。オーブを渡さなければ誓約の子共々殺す」と暴走して父たちに襲い掛かるが、共闘する三人には敵わず敗北。
その後グランゼニスは創失でジア・クトを迎撃したのちに呪われし自身を封じるために去るが、それらに追われてしっかり死亡確認する余裕がなかったためか、ゼネシアは辛うじて致命傷を免れて生き延びていた。
そして再び立ち上がり主人公へ怒りを向ける彼女だが、その場に突如【創失を招くもの】が姿を現し弱った隙を突かれて吸収されてしまった(キュルルによればまだ生きている可能性もあるにはあるが、十中八九死んでいるだろうとのことである)。
主人公からこの顛末を聞いたポルテ、ラキや【メレアーデ】は彼女の本心も末路も簡単には受け入れられず、困惑して落ち込んでいた。
年下の兄弟への嫉妬に狂い、時渡りでの問題解決に固執するあまり罪を重ね、同じ時渡りの能力者に敗れ、食う側から食われる側へ転落する。
Ver.4シリーズに絡む掘り下げをメインとした本章であったが、ゼネシアの末路もまたVer.4シリーズの悪役たちをなぞらえたかのようなものであった。
妹へのコンプレックスと主神の座への執着のためだけに、ジア・クトの呼び込みをはじめ罪を重ね続けた彼女に「ゼニアスの大地に資格者として認められねば顕現しない」という継承者のオーブに認められるなど到底ありえない事だろう。
グランゼニス本人もかつて長女セレシアに止められるまで人間を滅ぼそうとしていた頃の自分の生き写しになってしまったと嘆いていた。
なお、Ver.4の物語を振り返れば分かる通り、時渡りによる歴史改変というものは修正力は強いもののプクラスが過去に渡航してしまった原因である未来のアストルティアが壊滅した後の宇宙船アルウェーンという大規模な歴史すら変えることができる。
中でも【永久時環】による因果律操作など膨大なコストとリスクを背負えば特定の対象(キュロノス)だけを世界から取り除き世界の時間を巻き戻すなどの常軌を逸した行為も行える。
本来この歴史改変行為は時空崩壊を招く危険性があることがキューロピアの試練場で触れられており、これがグランゼニス達が禁忌と語る理由であると考えられる(事実歴史改変を繰り返したため増殖獣というタイムパラドックスが生じてしまっている)。
ただ、ゼネシアにそこまでのチカラと覚悟、そして自身の所業への後悔やゼニアスとそこに生きる者たちへの慈愛が真にあるならば、同じく罪を重ねてまで歴史改変を試みるにしてももっとマシな方法を思いつき実行していただろう。
本作の時渡りにおいて過去の自身を説得なり妨害なりしてジア・クト召喚自体を取り止めさせるということが可能かどうかは不明だが、少なくともゼニアスにジア・クト本隊が到着する寸前に遡行して大被害が出る前に全力で迎撃しゲノスに侵略を断念させるといった選択肢は存在したはずである。
しかし、ゼネシアはルティアナが去りグランゼニスも創失の発動直前まで追い詰められた時期に遡行し、しかも当時ゼニアスに襲来していた二つの魔眼の月のうち一つしか破壊しないという根本的な問題解決を目指す気がまるで感じられない動きを見せ、実際に残りの一つは介入前の歴史と同じくグランゼニスが創失の呪いで迎え撃っているため何の問題解決にもなっていない。
邪推も混じるが、そんなゼネシアの言動は「自身の汚点をなかったことにしたい」といった動機ですらなく、追い詰められた父の前でチカラを示しながらも敢えて一気にジア・クトを撃退しないことにより「オーブを譲れば残り一つの魔眼の月も処理してやる」「最悪の事態を招きたくなければ大人しく言うことを聞け」と示威・脅迫して主神の座を奪い取ることこそが目的であったように感じさせる。
ゼネシアが創生した存在がゼナベスティアと本章のボス戦で召喚した即席の配下くらいなこともあり、主神になってどのような世界にしたかったのかといった根本的な動機には未だ不明点が残る。
ただ、こんな性格の彼女がゼニアスを作り直したらそれこそゲノスの思想に染め上げられたジア・クト一族と同レベルの星や文明が生まれかねないので、本格的に創生をする機会を得る前に滅ぼされて正解だったとも言えるだろう。
【創失を招くもの】(Ver.7.5)
なんと彼女は生きていた。*3
しかも反省も挽回も微塵もする気がなく、色んな意味でタチの悪さが増している。
詳細は【創失の主神ゼネシア】を参照。
【扉の向こうへ】(Ver.7.6前期)
前章で創失を招くものにより創失させられ【創失の世界】へ落とされた彼女だったが、主人公と同じく己の名前を忘れながらも自我を保ち存在していた。腐っても女神の身であるということだろう。
当初はポルテの衣装に似たローブでフードを目深にかぶった小柄な姿で素性は明かさずに、主人公を原初のポルテの元へとそれとなく導く。
女神として再登場するのはラスボス【創絶の崩界竜】戦後。
アストルティアが創失し、主人公しか助けられなかった己の力不足を嘆く原初のポルテの声を受けて、
あなたは精一杯 がんばりましたよ。
というセリフとともに姿を現す。
ポルテの涙が継承者のオーブへと変化し目の前に現れ、それが砕け散ったのを見届けた後、王笏と王冠のチカラで創失の呪いに侵されていないアストルティアを創生し直した。
私たちの作ったアストルティアを……
なんて……美しい…。
消えかかっていたポルテも元の姿で創り直され、自分が誰だか混乱しているところに名がポルテであること、そしてアストルティアの化身であることを伝える。
自我を取り戻したポルテから「ありがとう! えっと…… 優しいお姉さん!」という感謝の言葉をかけられると一瞬だけ寂しそうな表情をするもすぐに笑顔で応え、最後までポルテを見つめつつ前述の台詞を呟きながら安らかで満ち足りた表情で創失の闇の底へと消えていった。
新たに創り直されたポルテは調査隊メンバーや主人公の事は憶えているが、女神ゼネシアのことだけは忘れている。
ゼネシアを創失させた創失を招くもの(=創絶の崩界竜)はすでに主人公に討伐されている段階のため、ゼネシアはあえて自身のことを抜きにした状態でポルテを創生し直したととれる。
創生後の世界では、イルーシャは「二人で新世界の神となれたことをルティアナが喜んでいる」、マギエルは皮肉交じりに「ゼネシアに一かけらだけ生まれた慈愛の心がアストルティアを救った。女神たちは二人で一人だった」という旨の発言をしている。
また、クエスト【芽生えのゆりかご】クリア後のプクフルは、自分の来歴を振り返りつつ「ポルテが付けたネーしゃまのあだ名によってゼネシアは別の自分に生まれ変わり、ポルテが信じた優しい女神になれたのかもしれない」と語る。
ゼネシア側も「私達」という言葉を使っているため、作中人物は皆ゼネシアが最後に善性を見せて再創生に関わったことでアストルティアは二柱の女神で創生した美しき世界になったと認識している模様。
Ver.7.3ラストからVer.7.5にかけて、彼女の悪行の数々を見せられたプレイヤーとしては「最後の最後で突然改心するな」と思う人も少なくはないかもしれない。
ただ、改心したと言うよりは最後の最後まで「自分が主神にふさわしい」という思想は一貫しており、ルティアナでは成しえなかった「創失の呪いが存在しないアストルティアの創生」を行った自分の成果に誇りを持ちながら創失していった、とも解釈できる。
もちろん、作中人物と同じようにゼネシアの最期の行いを善意によるものと肯定的に捉え、数度の死を経てようやく二人は理解し合えたと解釈することもできる。
この解釈においては父神が切望していたゼネシアの更生、そして「女神二人が協力してひとつの世界の主神となる」という願いもやっと叶ったと言えよう。惜しむらくは片方は肉体を失いもう一方は創失の闇に消えて行ってしまったことだろう。
先述の通り、作中では近しい人物達による推論や感想しか出ておらず、ゼネシア自身が本心を語った訳ではないため、最後にゼネシアがどう思ったかはユーザー各々の考察と解釈に委ねられていると言える。
嫉妬深く、暴走しやすい性格から神としてのふるまいがなっていなかったことがストーリー中の行動・結果・そして登場キャラクターたちの評価につながったといえよう。
しかし、彼女の暴挙がなければ、ジア・クトがゼニアスに攻め込むこと自体なくなり、それはルティアナがアストルティアを創世するきっかけも生まれないことになるため、皮肉なことに主神グランゼニスの願いはアストルティア創世の際に叶ったともいえなくもない状況になっている。
また、主人公らアストルティアの民にとってもジア・クトと同じく誕生のきっかけになった重要なキーパーソンという複雑なキャラクターである。
ドラゴンクエストX春祭り2026
【アストルティア拾遺譚】の「とこしえの棺」にて過去が語られた。
この頃は感情的であれどゼニアスの民へ情愛は深く、ゼニアスの民が苦しんでいる現状を心苦しく思っており、ルティアナと二人で主神になることも否定的では無かった。ジア・クトの襲撃で壊滅したゼニアスの再創生を父に訴えるも、「それも世界の歴史なので世界に手を加えず、神として見守れ」と断られる*4。
ある時父が何度も干渉を禁じている下界に出かけ、理由を明かさないが為に父への不信感は強まり、父の行き先である雨の島、そしてかつて犠牲となった女神セレシアの事を探り当てた。
尾行すると木となったセレシアに語りかける父がおり、セレシアを守れなかった悔恨を立ち聞きしてしまい、「最愛の娘セレシア、お前こそ主神の後継者に相応しき者であった」という独り言を聞いてしまう。これにより、父は自分達姉妹やゼニアスの民ではなくセレシアしか見えておらず、だから父はセレシアの眠るこの世界に手を加えるなと自分に言ったのだと誤解してしまう。
この時点で守りの結界を破壊し、ジア・クトを呼び寄せて父に力を証明する事を目論んでいた(それでも、妹が成長するまで待っていた)。
ジア・クトとの交戦前に父によって大樹の鳥籠に封印されても尚、「もし父がゼニアスの再生を受け入れていればジア・クトを呼び込まずに済んだ」「ジア・クトを倒せていた」「死んだセレシアの事を忘れ、父が自分達を愛してくれていたなら」と恨み辛みを募らせてしまっていた。
上記のエピソードを見ても、ルティアナへの配慮からジア・クトを呼ぶタイミングを調整するなど、初期の姉妹仲は良好であったことがわかる。
そこから本編のように至るまでの過程を想像すると、ルティアナが成長するにつれて神としてのスタンスの違いによる隔たりが生まれたり、「二人合わせて完全な女神になる」という父の理想を曲解して一人で完全な神たりうると示さなければならないと強迫観念に駆られる中で、徐々に妹の存在が仲間から邪魔者に変わっていったというところだろうか。
ユーザー参加型の「桜の園に灯る花 ~アストルティア幻章~」では画面が暗転した後に登場。
妹と創造主の座を巡る事となり、ユーザー間で多数決をとる(観客は席を立ち、ニコニコ視聴者は『ノ』コメント)が、ゼネシア派のユーザーも少なからずいた。
この時の声音はかなり穏やかな物となっており、憑き物が落ちたかの如く本編での狂気はなりを潜めている。冗談めかしに「私に投票しない者は石にしますよ」と語る。本編視聴済みの身からすると冗談に聞こえない。
最終的には負けはしたもののルティアナの「ただ1人の主神であるよりも姉様と二人で主神の方が良い」との言葉に正直になれないながらも嬉しさを感じ、受け入れた。
最後は抱擁を交わし、数万年に及び紆余曲折あったが遂に仲睦まじかった姉妹として和解を果たしたのであった
ボス「女神ゼネシア」
使用技
- 通常攻撃:対象周囲への範囲攻撃
- 【ジゴデイン】:1300程度の雷呪文
- 【ジゴスパーク】:自身周囲に950程度の雷属性ダメージ+【マヒ】
- 【ディバインボール】:対象周囲ランダムに420程度の光属性ダメージ×6回
- 【光のころも】?:自身に【ひかりのはどう】+状態異常耐性上昇+10秒ごとに1000回復(永続)
- 【創生のチカラ】?:ゴーレム・創かギガンテス・創かウパソルジャー・創×4を呼び出す
- 【女神の裁き】:キャラ3人に750程度の光属性ダメージ+【全属性耐性低下】。複数の範囲内にいるとその分ダメージを受ける
- 【神罰の光輪】:キャラ一人の周囲に安全地帯とその周囲広範囲に予兆ができ、数秒後に予兆上に1050程度のダメージ+【幻惑】+【攻撃力低下】2段階+【守備力低下】2段階+【行動間隔延長】2段階+全属性耐性低下
- 【いてつくはどう】:ゼネシアが向いている方向全体に強化消去
- 【いてつく雷鳴】:床に帯電を設置。数秒後に爆発し、上に乗っていると500程度の雷ダメージ+強化消去
- 【時よ静寂に沈め】:全員の強化消去+時を戻し戦闘開始からやり直し
- 【時よ消し飛べ】:全員の強化消去+召喚消去+CTチャージ
- 【雷神閃】:前方直線状に通常攻撃程度の雷属性ダメージ+【感電】(10%)
- 【創世の雷】?:戦場の端にワープし、女神ゼネシアの後方以外の戦場全体に予兆が発生。数秒後に予兆上に9999の雷属性ダメージ
- 【痛恨の一撃】:1700程度
- 【ジャンプ斬り】
- ウパタックル:ダメージ+ノックバック
攻略
戦闘BGMは【戦いのとき】。
この戦闘ではなんと【創造神グランゼニス】がNPC戦闘員として加わる。
創造神グランゼニスは【雷刃剣舞】、ジゴスパーク、ギガデインなどの雷属性の技を使用。【ザオリク】も使う。
HPも火力もかなり高く、全属性に50%の耐性とマヒや感電への耐性もあるが、属性耐性低下への耐性はない。タフだと思っていると女神の裁きからのジゴデインなどで倒れたりもするので注意。
また、攻撃対象にならないNPC戦闘員として、【キューボ】に憑依したキュルルとも共に戦うことになる。
キュロノス戦と同じく【マジックバリア】、【ベホマラー】、ザオリクで援護してくれる。
最初は女神ゼネシアは中央から動くことはない。
光と雷属性の攻撃を使用。ディバインボールや女神の裁きは光属性、ジゴデインやジゴスパークは雷属性といずれも強力な攻撃が揃う。
少なくとも致命傷を避けられる程度には耐性を盛りたい。料理を使うのもあり。
近接職はジゴスパークを喰らった時のためのマヒ耐性も欲しい。
序盤は範囲攻撃になっている通常攻撃とジゴデイン、ディバインボール、ジゴスパークを使用。
しばらくダメージを与えるとセリフが入り、創生のチカラでゴーレム・創を生み出す。
それ以降は技が増える。女神の裁き、神罰の光輪、いてつくはどうを使うようになる。
神罰の光輪はキャラ一人の周囲が安全地帯になる。発動が早いため、神罰の光輪の文字が見えたら即座に味方の位置を確認すること。
さらにダメージを与えていくと光のころもを纏う。
光のころも状態だと状態異常がほとんど通らなくなる上、10秒ごとに1000ずつ回復されてしまうようになる。
創生のチカラも定期的に使うようになる。混戦になりがちなので注意。
HPを50%まで削ると、時よ静寂に沈めを発動し時間を戻して最初から戦いなおしになる。
実質的に連戦である。ちなみにここで難易度選択が再度可能になるので、ここまでは難易度を下げていても問題はない。
このタイミングで戦闘BGMが【悪の化身】に切り替わる。
強制終了を挟むとは言え戦闘の途中から流れる、原典に近い使われ方と言える。
再戦時は最初から光のころもを纏っており、使用技がさらに増える。
創世の雷は戦場の端にワープし、女神ゼネシアの後方以外全てに9999の雷ダメージを与える技。予兆は長めに出るので、ワープしたらすぐ女神ゼネシアを探して近づこう。Aペチもあり。
雷神閃の感電も厄介。神罰の光輪でどうしても一か所に集めさせられるため感電ダメージが嵩む。すぐに治すか、回復を手厚くしよう。
時よ消し飛べで強化消去や召喚消去もされてしまうので、油断しないようにしよう。
再び50%まで削るとまた時間を戻そうとするが、キュルルが阻んでくれる。
それ以降はギミックの変化はない。敵の攻撃は激しいが、しっかり対処していこう。
25%まで削ると、創造神グランゼニスがはげしいいなずまを放ち女神ゼネシアをスタンさせ、光のころもをはがしてくれる。
あとはラストスパート。最後まできっちり戦い切ろう。
余談
シナリオ中のメインキャラにもかかわらず【アストルティア・クイーン総選挙 大予選会!】にはエントリーされた経験がない。
上記の通りVer.7シリーズ中盤から悪役としての本性を見せる役回りであるため、半端なタイミングでこの手のイベントに出演させるのは憚られたのだろう。
ただ、過去には完全な女性悪役である【ジア・ルミナ】が推薦枠で本選入りした実績もあるため、中身を全て曝け出した後なら(実際のプレイヤーからの得票数は別として)出場機会を貰えるかもしれない。
…と思われたが、時期的にVer.7.6前期ストーリーが完結してゼネシアの出番も完全終了しているはずの、2026年クイーン総選挙においても彼女はエントリーされなかった。