【赤き大地の双王子】

Last-modified: 2019-03-21 (木) 09:50:09

・バージョン4ストーリー

【遥かなる故郷へ】 - 【栄光の勇者と消されし盟友】 - 【赤き大地の双王子】 - 【砂上の魔神帝国】 - 【うつろなる花のゆりかご】 - 【遥かなる未来への旅路】

概要

Ver.4.2のメインストーリー。
 
前章で言及があったオルセコ王国のある1300年前(正確には1287年前)の【オルセコ闘技城】を中心に、当時のオーグリードで暴れていた【悪鬼ゾンガロン】やオルセコの【ギルガラン王子】【グリエ王子】らを巡る物語が展開する。
 
Ver.4のストーリーは過去のクエストやエンドコンテンツと設定がリンクするのがお約束となっているが、今回は【邪神の宮殿】について多少の補足が入った。
また、サブストーリークエストも健在で、シリーズクエスト【赤き大地の迷い人】も展開されるほか、サービス開始当時から言及・示唆されていた多くの伏線が解消される。
可能であれば新規キャラを作って【ランガーオ村(ストーリー)】をプレイしておくとよりストーリーが理解できる。

内容

悪鬼ゾンガロン復活

意識を失っていた【ファラス】が目覚めたが、彼は記憶を失っており、しばらくはグランゼドーラに滞在することとなった
そこに【グレン城下町】の上空に【終焉の繭】が出現したという報告が入り、主人公は【バグド王】に会いに行く。
 
グレン城では【黒衣の剣士】らしき人物がロンダ岬に現れたという情報が入る。
急ぎ【賢者エイドス】と共に向かうものの、一足遅く黒衣の剣士により悪鬼ゾンガロンの封印が解かれてしまい、ゾンガロンはオーグリードを滅ぼすと宣言して去っていく。
ゾンガロンに対抗する手掛かりを求め、主人公は約1300年前のオーグリード大陸に時間跳躍した。

ゾンガロンの正体

当時オーグリードは戦国時代であり、大陸南部ではオルセコとドランドの2大王国が対立していた。
そんな中、突如として現れたゾンガロンはドランドのオーガ達に呪いをかけて乗っ取り、オルセコをも滅ぼさんと攻め込んでいた。
主人公は突如現れたことをギルガラン王子に訝しがられるが、グリエ王子の取り成しにより処分は免れる。
そして単身【鬼岩城】に乗り込んだギルガランをグリエと共に追い、現れた【チャコル】の助けにより追いつくと、かつてのドランド国王の成れの果て【狂鬼ドランド公】を討ち果たした。
挑発のために姿を見せたゾンガロンに対してギルガランが【ラーの鏡】を掲げると、鏡は【先王ゾルトグリン】の姿を映し出す。
 
主人公は当時の宮廷記録を求めて一度現代に戻り、廃墟となった【古代オルセコ闘技場】で捜索を行う。
記録によれば、ギルガランが自分の命と100年の時をかけてゾンガロンに封印術を施したという。
さらに主人公はグリエの子孫である【エリガン】から、先祖から伝わるというガズバランの印を託される。
 
そんな中グレンが襲撃されたとの知らせが届き、主人公は応援に駆けつけ襲撃者【原獣プレゴーグ】を破る。
するとゾンガロンがその場に登場。自分の縄張りを荒らすプレゴーグに激怒し、押し潰して頭からかじり付き、咀嚼して呑み込んでしまう。
これにより封印による消耗が一気に癒えたゾンガロンは最終調整をするべく再び空に消える。

封印手段を求めて

100年も待つことはできないため、別の封印方法を求めて再びオルセコ王国に向かう主人公。
ギルガランと共にゾルトグリンについて調べると、ゾンガロン誕生の真相が判明する。
ゾルトグリンは子供たちに戦争を引き継がせないため、自分の代でドランドを破るチカラを求め、【雄峰ランドン】に眠る戦神へと縋った。
しかしその神とはオーガの種族神【ガズバラン】に封印された【戦禍の邪神】であり、ゾルトグリンはその罠に嵌って悪鬼と化し、邪神がオーガへ復讐するための道具にされてしまったのだ。
 
その後、グリエは主人公が持ち込んだガズバランの印の助けによってオーガの心を呼び覚ます戦の舞を発見、主人公と共に単身ゾンガロンへ特攻したギルガランを追う。
主人公はギルガランと共にゾンガロンを抑え込み、駆け付けた獅子門の避難民たちの戦の舞によってゾルトグリンは心を取り戻す。
彼を完全に救うことはできなかったものの、邪神に植え付けられた邪悪な意思が弱まっている隙にギルガランが斧の一撃を放ち、捨て身の術に頼ることなく封印に成功した。
しかし、グリエはギルガランを庇ってゾンガロンの爪に倒れ、皮肉にもギルガランの命を救ったがためにグリエが身代わりになるという結果になってしまった。
 
こうして歴史は変わり、この時代の王はグリエではなくギルガランとなった。
獅子門の避難民にはゾンガロンの封印を見張る勇士の村【ランガーオ村】を作るよう命じる。
主人公はラーの鏡によって正体を取り戻したチャコル=【メレアーデ】と共に現代へ戻る。

現代での決着

戦の舞という対策を得て現代に戻った主人公は、1300年前の借りを返そうと息巻くゾンガロンと対峙。
しかし、ここに来てゾンガロンに異変が起きる。ゾンガロンの腹の中でプレゴーグが動き出し、内側から食らいだしたのだ。
こうして悪鬼は食らった獲物に逆に食われるという哀れな最期を迎え、プレゴーグは新たな姿【喪心獣ゾンテドール】へと化した。
 
無邪気にして邪悪な口調でゾンガロンのチカラを振るうゾンテドール。
しかし、バグド王達が現代に伝承された戦の舞を踊ると、ゾンガロンごと食われたゾルトグリンの良心が再び覚醒。
これによってゾンテドールはチカラを封じられ弱体化、隙を突いた主人公の手で完全に倒された。
その亡骸はこれまでと同じように終焉の繭へと吸収され、繭は何処かへと転移していった。
 
直後、一部始終を眺めていた黒衣の剣士は主人公を危険視して襲撃。
しかし、その場にファラスが割って入り、黒衣の剣士との斬り合いで重傷を負いながらも主人公を救うことに成功した。
その際、主人公の名を聞き動揺した黒衣の剣士は頭を押さえ苦しみつつ撤退していった。
そして黒衣の剣士を見たメレアーデは断言する。黒衣の剣士は彼女の叔父【パドレ】であると。

アフターストーリー