【かなしばりのたね】

Last-modified: 2022-12-23 (金) 20:29:16

概要

【不思議のダンジョン】シリーズに登場する「」の一種。
飲むと50ターンの間「かなしばり状態」となり、相手モンスターから攻撃を受けるまで一切身動きが取れなくなってしまう草。
自分からこの草を飲んだ場合は、モンスターから攻撃を受けずに50ターン経過した場合にもかなしばり状態は解除される。
モンスターに【投げる】事でぶつけて飲ませた場合は、こちらから攻撃するまで基本的には永続的にかなしばり状態にできる。
 
少年ヤンガスでは「かなしばり状態が存在しない」理由から【かなしばりの巻物】【かなしばりの杖】・この草は登場しないが、
その代わり、かなしばり状態に近い仕様の効果を持つ「マヒ状態」に加え【マヒの巻物】【マヒの杖】【マヒのたね】が登場する。

トルネコ2

PS版は販売価格1000G、買取価格250G。GBA版は販売価格500G、買取価格250G。
【不思議のダンジョン】【井戸のダンジョン】【もっと不思議のダンジョン】のいずれかで入手できる。
 
上述の概要欄の通り、基本的には【トルネコ】本人が飲んで使用するのでは無く、モンスターに投げつけて使用する。
 
今作では【かなしばりの杖】が登場しない為、この草か【かなしばりの巻物】のいずれかを使用しないと、モンスターをかなしばり状態にできない。
特に転職した場合は戦士巻物を使用できない(【聖域の巻物】を除く)為、唯一この草がモンスターをかなしばり状態にできるアイテムとなる。
もうひとつの唯一のかなしばり状態にできるアイテムは【げんじゅつしの杖】。この杖を投げることでもモンスターをかなしばり状態にすることが出来る。
【モンスターハウス】等で複数のモンスターに囲まれて困ったら、片方の通路の入口にいるモンスターにこの草をぶつけて塞いでやろう。
 
やむを得ずこの草を飲む事で【餓死】を凌ぐ場合には「トルネコの近くにモンスターが存在するか」を必ず確認する事。
自然治癒までモンスターから攻撃されなかった場合、トルネコの【満腹度】が5%回復 → 50ターン経過(満腹度は10または11ターンで1%減少)と【大風】が吹きやすくなるだけの【無駄行動】になってしまうからだ。
 
【シャドー】【バーサーカー】【ドッグスナイパー】等が出現するフロアで【弟切草】【回復の壺】等のHPを回復するアイテムを持っていない場合、通路や【水路】等の向こう側からの奇襲を防ぐ意味でも、可能な限りこの草を飲まない方が良いだろう。
特に後者2匹は、共に倍速攻撃かつ敵味方問わず攻撃する性質上【レベル】が上がると非常に煩雑になる。
よって、逃げ道を確保する為ならばこの草を飲まずに投げつけて使用する方が大いに活躍できる。

トルネコ3

販売価格は100G、買取価格は50G、重さは35。
【いざないの洞くつ】【海竜島の遺跡】【魔物のほら穴】等、様々なダンジョンで入手できる。
 
トルネコ2での効果に加え、この草が「祝福状態」だと15ターンの間「強烈なかなしばり状態」になる仕様に変更された。
強烈なかなしばり状態の間は攻撃を受けてもかなしばり状態が解除されない為、後作の【マヒのたね】等の「マヒ状態」に近い。
ちなみに祝福状態のこの草を飲んでから15ターンが経過すると、通常のかなしばり状態(更に50ターンを消費)になる。
【異世界の迷宮】で未識別の祝福状態のこの草を飲んで何もできずに【スライム】等に殴り倒されるのは、悔しいながら誰しも経験した事だろう。
 
今までの「自分は50ターンでかなしばり状態が解除され、モンスターは永続的にかなしばり状態になる」という性質上【草の神の壺】の中に入れる草として非常に適している。
但し【マドハンド】【ようがんまじん】等の【潜ってかわす能力】を持つモンスターはかなしばり状態にする事ができない。
この特殊な性質により【ブラッドハンド】が出現するフロアではこの草を安易に使用できない。飲んで【満腹度】を増やすのも控えよう。
異世界の迷宮の70F、【魔物の巣】の11Fの【開幕大部屋モンスターハウス】でも出現するので、その間はこの草を使用するのを控えた方が賢明。
マドハンド系、ようがんまじん系は【まどわし草】による幻惑効果を投げられたもの以外回避できないので、草の神の壺にまどわし草をいれると何も出来なくなる。
それ以外の場所では【邪悪な風穴】の12~14F、【封印の洞くつ】の50~54F・64~68F・79~83F等にも出現する事がある。
このフロアでの開幕モンスターハウスの確率こそ低いものの、【階段】を降りた直後に出くわす場合を加味して一応注意した方が良い。
 
【草投げの杖】が持ち物にある場合は、少々勿体無いがこの草を足元に置く事により擬似的に「かなしばりの杖」として使用できる。
また【ふきとばしの杖】をこの草に向かって振る事で、アイテムを拾えない状況下であっても無理矢理かなしばり状態にする事ができる。
 
モンスターの特殊能力を完全に無力化するという点では【まどわし草】に劣るものの、
こちらは【経験値】を稼ぐ場合にはモンスターを追い掛け廻す必要が無い。
また、倒したモンスターを【仲間】にできるという利点もある。
【めつぶし草】とも一長一短だが、複数の草を持ち合わせている場合には状況によって使い分けよう。