【ドッグスナイパー】

Last-modified: 2021-09-15 (水) 23:22:30

概要

DQ6と不思議のダンジョンシリーズに登場するモンスター。
【アロードッグ】の上位種にあたり、こいつは毛皮が青い。日本語に訳すなら「犬の狙撃手」。
背中に【こうもりの羽】の様なものを備え、頭頂部に一本角を持つ太った犬系の獣人で、名前の通り、手にした【ボウガン】での遠距離射撃を得意とする。
 
デビュー作のDQ6ではなんてことない凡モンスターだったが、その射撃の腕前は【不思議のダンジョン】で猛威を奮い、マイナーモンスターの出番救済措置とも言われる同シリーズでも特に存在感を発揮している。

DQ6

【モンストル】【北の山】【アークボルト】周辺に出現する。
たまに矢による【強化攻撃】を行う程度の、ごく普通のモンスター。
呪文も特技も効きやすいので、攻め手に困窮する事も無いだろう。 
見た目の割にはそこそこHPが高く最大4体の集団で出現するが、こちらはちょうど【ムドー】を倒して封印が解かれた【ダーマ神殿】にて【転職】した後に有用な特技を覚え始める頃合い。
【まわしげり】【イオラ】の試し撃ちにされる事になる、文字通りの咬ませ犬である。 
落とすアイテムは【きのぼうし】。かぶっていたのだろうか?

不思議のダンジョンシリーズ

DQ6での地味な印象を吹っ飛ばし、不思議のダンジョンシリーズで堂々とメジャーモンスターの仲間入りを果たす。トルネコシリーズで【犬】という単語が出れば、大概はこのドッグスナイパーの厄介さと危険性の話題である。
DQ6には同じく浮いていて矢を撃つモンスターとして【キラーマシン2】【キラーマジンガ】がいたのだが、あえて地味だったこいつを選出したのがいかにもトルネコシリーズらしい。
 
本編ではマイナーだったのにトルネコ2以降で凶悪化したモンスターとしては、他にも【バーサーカー】がいる。トルネコシリーズでは色違いがおらず系統の中で単独出演していることや、倍速行動なこと、同士討ちでパワーアップしやすいという点もバーサーカーと共通している。

トルネコ2

HP95、攻撃80、防御23、経験値1800(Lv1のステータス)。
【不思議のダンジョン】41F~50F、【魔のダンジョン】26F~35F、【試練の館】7F~10Fなどに出現する。
【邪悪な箱】撃破後、つまりエンディング後でないと遭えないモンスターの1種である。
 
倍速2回攻撃で「カシュン!」という専用SEと共に、高威力の【鉄の矢】を撃ってくる。
特にPS版では矢の効果音が派手で、まるで刃物で刺された様な轟音も相俟ってそのインパクトは絶大。
同じく鉄の矢を撃つモンスターとして【アローインプ】がいるが、脅威度はそいつの比ではない。
 
倍速2回攻撃のモンスターは、周囲の敵より攻撃力が低めに調整されているのが常だが、トルネコ2のドッグスナイパーはそれに当てはまらない。
参考までに、同フロアに出現することが多い【ドラキーマ】【ゾンビマスター】は1回攻撃で攻撃力70、【メイジももんじゃ】【死霊の騎士】は攻撃力80である。
上記の通りドッグスナイパーは遠距離攻撃かつ2回攻撃なのに攻撃力80。単純計算でも同フロアのモンスターの二倍近い火力を離れていても発揮するという、露骨な強モンスターに設定されている。
 
【モンスターハウス】に混じっていた場合も厄介で、「モンスターが他のモンスターを倒すとレベルアップする」「敵キャラ同士で誤射を避けるような行動パターンなど無い」というシステム上、射線上に他のモンスターがいようが矢をぶっ放して次々と射殺、ドッグスナイパーが勝手にレベルアップしていくという悪夢も容易に起こり得る。
本作のモンスターはレベルアップとともに攻撃力が2倍になっていく仕様なので、レベル2になるだけでこいつの攻撃力は160に達する。一応経験値も3600に上昇するが、攻撃力が上昇するリスクの方が大きい。
レベル3以上に強化されてしまったらもはや手に負えない。油断していると、頑丈な盾をもブチ抜いてオーバーキルされる事もある。
 
【リリパット】やアローインプはトルネコが視界内に見えている時にしか矢を撃ってこなかったのだが、こいつや【どくやずきん】はトルネコをサーチする能力が高く設定されており、視界外からでも矢を撃ってくる。
通路の奥から部屋の中に矢が飛んできたりと、お互いの姿が視認できていない位置でも襲われる。
この性質が非常に厄介で、出現階層では常に通路の延長線や射線を意識しなければならない。
【透視の指輪】【レミーラの巻物】などで位置を確認できない場合は、常にHPを高めに保っておきたい。
 
弱点は、浮遊属性なので【ウィンドスピアー】が特効なこと。
HPは周囲のモンスターに比べれば若干低めなので、ある程度強い武器があれば一撃で倒すことも可能。
できるだけトルネコが先手を取れるように動き、矢の連射を受ける前に倒したい。
 
魔のダンジョンでは深層までしつこく出てくる上、魔法使いのトルネコは防御力が0なので、矢一発につき70~80もの大ダメージを与えてくる。
メイジももんじゃに【くちをふさぐ】を受けた状態で出会えば、冷や汗をかくことになるだろう。
【聖域の巻物】も飛び道具には無力なので、他の対策を考えよう。 
【レミーラ】でモンスターの位置を認識し、【スカラ】でトルネコの防御力を高めたい。【パルプンテ】を覚えているなら連発し、「5階降りる」効果でコイツの出現フロアを一気にスキップしてしまおう。
 
魔のダンジョンと試練の館では、困ったことに倍速行動持ちが複数いるフロアにしか出現しない。
倍速の動きから判断してドッグスナイパー対策の行動をとったら別のモンスターだった、というフェイントもあり得る。
【いかずちの杖】は後半では力不足だが、魔法弾を当てれば画面外の敵でも名前が表示されるため、直線状にいる倍速の敵の正体を調べるためには役に立つ。

トルネコ3

HP50、攻撃15、防御15、経験値110(Lv1のステータス)。
【山脈の尾根】6F~10F、【封印の洞くつ】15F~19F、【異世界の迷宮】18F~20Fなどに出現する。
 
倍速2回攻撃で、直線上にいるトルネコやポポロ、仲間モンスターに鉄の矢を撃ってくる。
PS2版では、射線上に並んでいる対象の数が多ければ多いほど射撃の確率が高くなる。
トルネコ2と比べてステータスは全体的に低下し、攻撃力も周囲の敵と比べれば低めに調整されている。
しかしその分出現時期が早まり、エンディング前のダンジョンである山脈の尾根から登場する。
前作同様、メイジももんじゃと共演するダンジョンが多い。
 
【仮眠状態】で出現する可能性が高く、寝ている場合は隣接するまで起きないのでそこまで脅威にはならない。
しかし、起きた状態で発生するとやはり脅威。
壁が存在しない山脈の尾根では、こちらも【杖】や飛び道具で応戦しないと、一方的に狙撃されてしまう。
 
異世界の迷宮では、ゴーレムLv2のような強敵との連戦後の消耗状態で、突如として飛んでくる鉄の矢は恐怖以外の何物でもない。
特筆すべきは20階の大部屋モンスターハウスで、同士討ちによるパワーアップで攻撃力が急増し手が付けられなくなるケースが多い。
そこそこ盾を鍛えたはずのトルネコが一撃で撃ち抜かれたり、外れた矢が【モンスター化のワナ】【地雷】を起動、といった極悪コンボに涙をのんだプレイヤーも数多い。
【砂柱の杖】【火柱の杖】は、ドッグスナイパーの矢をかき消すのに役立つ。
 
本作のシステム上、モンスターの同士討ちで上昇するのは「レベル」ではなく「攻撃力」になっている。
レベルアップするわけではないので、前作と違って経験値は上昇しない。
攻撃力の上昇は前作に比べて緩やかであり、1匹倒した程度ではさほど強くならない(攻撃力1.3倍)。
倒せば倒すほど指数関数的に上がっていき、4匹倒したあたり(5.1倍)で死が見えるので注意されたし。
このあたりは【バーサーカー】の項目で詳しく書かれているので、詳しくはあちらの項目も参照。
 
今作では【浮遊系】の他に【剣系】属性が付加されたので、【水がめ】が有効。
攻撃力を下げたうえで、【水晶】を挟んで無駄打ちさせれば、鉄の矢を安全に稼ぐことができる。
 
撃ってくるのは鉄の矢だが、倒した時に落とすのは何故か【銀の矢】。設定ミスなのかは不明。
 
仲間にした時のデフォルトネームは「ナイパー」で、成長タイプは【防御・晩成】
遠距離火力・機動力・防御力を備えたユニークなモンスターだが、流れ矢による同士討ちが多発するので扱いはかなり難しい。 
余談だが、外見が青色・成長タイプ・倍速2回行動・系統といった点が【ガーゴイル】と共通している。

少年ヤンガス

【盗賊王の大宮殿】の45~51F、【いにしえの闘技場】4F、【魔導の宝物庫】の100F以降に出現。
 
今作では下位のアロードッグも登場している他、ドッグスナイパーの特殊能力も多少変わっている。
倍速1回攻撃で【銀の矢】を撃ち、【ようすをみる】特性でヤンガスから2マス分の距離を保つように動く。
【風来のシレン】に登場したモンスター「ちびタンク」「貫通カート」と能力が似ている。
また、今作では敵のレベルの概念がなくなり、同士討ちで他の敵を倒してもパワーアップしなくなった。
 
倍速2回攻撃だったトルネコシリーズに比べれば弱体化はしたものの、こっちから常に2マス分の距離を保とうとするようになったため、通路や広い部屋で出会うと嫌らしい事この上ない。
相変わらず矢を撃つ頻度が高く、射程内に入るとほぼ確実に矢を撃ってくる。
撃つ矢が銀の矢になっている事も、嫌らしさを感じさせる要因。アロードッグと違って外れた矢を撃ち返すことができない。
振り向き動作が遅いという点も、精神的に嫌がらせポイントである。
いにしえの闘技場4Fのモンスターハウスでは、【サンダーラット】との組み合わせが凶悪。
飛び道具も槍系の武器も無い状況で出会うと、本当に辛い。
3マス先まで攻撃できる【メタルキングのヤリ】を持っていると楽。
 
倒すとそこそこの確率で銀の矢を落とすので、集めておくとなにかと役立つだろう。
 
成長限界はレベル15。デフォルトネームは♂が「ナイパー」、♀が「パーニー」。
配合パターンは【どくやずきん】×アロードッグ。
【ビッグスロース】相手で【マッドドッグ】が作れる。 
♂は仲間にして信頼度を上げると、弓の撃ち方を教えてくれるというが、ヤンガスは元々から弓矢が使えるので不要である。どうせなら主人が【ポポロ】の時に教えて欲しかった。♀はお嬢様風。

DQR

第5弾「勇気の英雄譚」で共通レアとして登場。

3/2/4
ねらいうち
戦闘以外のダメージで敵ユニットが死亡する度、攻撃力+1

アロードッグに遅れて第5弾で実装されたが、商人専用の下位種と違い共通カードとなっている。
大部屋モンスターハウスで放置していると同士討ちでどんどん強くなることを再現したかのような能力。
強化したユニットや武器の攻撃で敵を倒す事が多い商人(=トルネコ)とは相性が悪く、テンションスキルや特技カードで敵を倒す魔法使いなどと相性が良い。
アロードッグはトルネコの心強い味方になってくれたが、ドッグスナイパーには相変わらず苦しめられるトルネコであった。
なお、先んじて実装されたアロードッグの色変えモンスターにも関わらず、実装当初はポリゴンモデルが異様に伸びるバグがあった。