【バーサーカー】

Last-modified: 2026-07-05 (日) 07:30:25

概要

DQ2で初登場したモンスターの一種。
片手で【鉄の斧】を軽々と振り回す亜人の狂戦士で、服装のセンスが、後の作品に登場するDQ3の勇者に結構似ている。
赤髪と赤マントと緑の服。顔は黒い時と黄色い時がある。
色違いに【くびかりぞく】、亜種に【とうぞくこぞう】【デスパイレーツ】がいる。
【バーサー化】は似ているが関係無い。
 
DQ2に登場して以来は長らく本編での出番が訪れず、そのDQ2にしても作品内での立ち位置は他のモンスター共々微妙だった。
しかしマイナーなモンスターかと言われたら実はそんな心配は皆無で、むしろドラクエファンの間では割と知名度が高いモンスター。
恐らくは彼を「誰彼構わず滅多矢鱈と暴れ回る」という強烈な個性でもって【ドラゴンクエスト4コママンガ劇場】で愛用した【きりえれいこ】による功績が大きいと思われる。
御多分に洩れず、本編での扱いがイマイチなモンスターが暴れ回る【不思議のダンジョン】シリーズでは、同時に初登場の【ドッグスナイパー】共々超凶暴化され、さらなる強烈なインパクトを残した。
 
元ネタは北欧神話に登場する、主神オーディンの神通力を受けて野獣の如く忘我となって戦う戦士達。
「ベルセルク」という発音もあり、日本では「狂戦士」と訳されることもある。
他のファンタジー作品にも同名のモンスターやジョブ(職業)が登場することも多い。
 
スーパーライトでは、亜種として【ローレシアの王子】のコスプレをした【勇者バーサー】が味方限定で登場している。
モンスターズにも参戦しているが、【バーサーカー(スキル)】【バーサー化】とは共演できていない。

DQ2

【ロンダルキアへの洞窟】の3F以降や【ハーゴンの神殿】3Fに出現。
通常攻撃オンリーという、実に分かりやすい特攻野郎。ただし、首刈り族と違って【集中攻撃】を行い、最高でも一度に2体までしか出現しない。
本作と次作では、カラーリング以外にもグラフィックに差がある同属モンスター同士の最大出現数に違いがあるパターンが多い。
また、新たに盾を装備した上に服のデザインも違って凝っている。しかし、リメイク版では……。
 
攻撃力自体は高いのだが、悲しいことに同フロアの【ハーゴンのきし】【ドラゴン】には数値で負けている。
【キラーマシーン】よりは僅かに攻撃力は上だが、あちらは【2回攻撃】【痛恨の一撃】を繰り出すので、トータルでのダメージでは当然負ける。
一度に2匹までしか出現しないことも考慮すると、それ程恐れる敵ではない。
こいつが弱いというよりは、4匹組で出現するドラゴンなど、他のモンスターが軒並み強過ぎるだけなのだが。
あまり強くないこいつに出現数制限が掛けられているのは集中攻撃を持っているためか?
 
とはいえ、一応こいつのアイデンティティともいえる高い攻撃力による集中攻撃は結構危険で、素早さも意外と高いため、【ちからのたて】で回復する前に殺されかねない。
狙われた仲間は防御を使ってやりすごそう。
【ラリホー】【ザラキ】は効きにくいが、攻撃呪文は確実に効くので、総合的な耐久力は(ロンダルキアへの洞窟後半の敵の中では)低く、倒しやすい部類に入る。
他の敵と一緒に現れた場合は【ベギラマ】【イオナズン】を使って真っ先に倒そう。火力が高めで耐久面が脆い敵は、先に倒すのが鉄則。
また、【いなずまのけん】さえ取れれば、【ローレシアの王子】の一撃でもほぼ倒せる様になる。
【マヌーサ】も効きやすいが、FC版では効いても欠陥品なので他の行動を取った方が無難。
 
出現場所が悪かったのか、強豪揃いのロンダルキアへの洞窟においては微妙な存在。
悪夢の【無限ループ】フロアでは【メイジバピラス】と同様、出てくるとむしろホッとするくらいの類である。
ただ、単独~単独グループ出現率はそこまで高くなく、ドラゴン2匹と同時に出ることもある。危なすぎるので絶対にドラゴンから先に倒すこと。
ハーゴンの神殿3Fに【あくましんかん】に2匹連れられて出てくる固定パターンもあるが、どちらかと言うと2Fにいるキラーマシーンやドラゴンの方が強いだろう。
明らかに【ザラキ】【イオナズン】を操るあくましんかんの方が危険であり、仮にこいつらを先に片づけても【ザオリク】で蘇生されたりして面倒くさい。後回しにするのが吉。
 
なお、結構な確率で【おおかなづち】を落とす。
その手に持っているのは斧じゃなかったのかと思いきや、システム上DQ2の武器には「斧が存在しない」のだった。
使い道は無いので単なるお荷物でしかない。持てる余裕があるなら金策に役立てよう。
アイテム欄の圧迫が気になる時期や場所ではあるので、換金するまでもなく捨ててしまっても問題ない。
とりあえず同じくお荷物でしかない【はがねのたて】(キラーマシーンが落とす)よりは2倍高く売れるが、ここまで来ていれば市販品を買う用などないので五十歩百歩だろう。
「斧を持っているのに落とすのは金槌」という特徴は後にDQ4で【ライノソルジャー】に受け継がれる。こちらはちゃんと斧武器が存在しており、その斧は下位種が落とすため代わりが宛がわれたので事情が違う。
 
MSX版では3体同時に出現することもある。

リメイク版

バランス面でテコ入れが入ったリメイク版では補助呪文の耐性が低くなってしまい、中耐性だった【ラリホー】が確実に効くうえ、【ザラキ】で簡単に倒せてしまう。
自慢の攻撃力もキラーマシンに抜かれ、HPも下げられるという有様。
守備力だけ23→53(公式ガイドブックには63と誤記)と2倍以上になり盾を装備したイメージにも合うが、味方サイドの攻撃力も上がっているので目立たない。
おまけに集中攻撃の仕様も変わって個性も無くなってしまった。
呪文の威力も上がっているため、【ベギラマ】+バギ辺りで一掃されてしまうのも悲しい。
イオナズンなら一発。

HD-2D版

ロンダルキアへの洞窟とその周辺に出現。
1~2回行動するようになり、新たに【まじん斬り】【バイキルト】を習得した。
攻撃力も見た目通りとても高く、バイキルト→攻撃のコンボで即死させられることもある。その一方で、まじん斬りを外したり、MPの低さゆえにMP切れで行動を無駄にしたりなど付け入る隙も多い。
事故を防ぐなら【アストロン】でやり過ごすのも手。
 
ドロップアイテムは【てつのオノ】。盗めるアイテムは【どくがのこな】

小説版

「魔物」と書かれたり「蛮族」と書かれたり、要するに何なのかはっきりしない存在。恐らく魔物のような蛮族ということだろう。
【ハーゴンの神殿】の入口で【アトラス】に率いられ集団で登場するが、アトラスの棍棒攻撃の巻き添えを食って吹き飛ばされた。

DQ7

これの前作【トルネコの大冒険2】にて何人もの【トルネコ】を慘殺して(後述)その凶悪さを十二分に知らしめたのち、満を持して本編に約13年ぶりの久々の登場。
過去【レブレサック周辺】【魔物の岩山】に出現する。
 
くびかりぞくの使ってきた技はそのままに【みなごろし】を修得して狂戦士らしさを出してはいるのだが、防御力が低く打たれ弱いのは相変わらず。
最大2匹のDQ2と違い、くびかりぞくと同様に4匹まで登場できるようになった…とはいうものの、実際はバーサーカーが約1年間もトルネコ狩りに勤しんでいる間に、上がりに上がった【主人公(DQ7)】達のとてつもない攻撃力の前に散る運命だった。
なお【マヌーサ】に強耐性、【メダパニ】に完全耐性があるが、大半の攻撃呪文とブレス攻撃が素通しなので、補助呪文など使う必要はなく、先手を取られた場合の「みなごろし」しか危険要素を持たない。
紛い物の【バーバリアン】の方が活躍する始末である。
 
ドロップアイテムは【くさりがま】
なぜか【鉄のオノ】ではない。持っている斧ではなく隠し持っていた鎌を【宝箱】に入れていたのだろう。見た目に反して几帳面な狂戦士である。
 
モンスター職には【バーサーカー(職業)】が存在し、中級職への足がかりとしてそれなりに重要。
の入手率は低いのだが、宝箱や【ラッキーパネル】で出るために、バーサーカー狩りの話はあまり聞かない。

リメイク版

ポッと出の【デスパイレーツ】に最上位種の座まで奪われてしまった。
 
心は相変わらずラッキーパネルでも出るため、バーサーカー狩りの話も(他の心持ちモンスターに比べて)聞かないが、【すれちがい石版】なら【熟練度】稼ぎのついでにはなるので、プレイヤーによっては沢山狩られるようになった。
 
【ドロップアイテム】はPS版と同じくくさりがまだが、すれちがい石版のボスにした時の討伐報酬には【鉄のオノ】も含まれている。

リイマジンド〈削除〉

それなりに知名度のあるモンスターであるにもかかわらず、種属ごと削除され、心およびモンスター職も当然登場しない。

DQ8

怪人系。【サザンビーク国領西】に頻繁に出現。
終盤でも大して出現率が減らず、西部の昼間では寧ろ出現率がUP。何たる逞しさか。
 
彼の趣味に何が起こったのか、盾のデザインが自分の顔を模したピンク色のかわいらしい盾に変わった。
それを反映したかのように、ドロップアイテムは通常枠が何と【キトンシールド】(1/32)。
一応レアで【鉄のオノ】(1/128)も落とすようにはなった。
 
攻撃は、通常攻撃と武器を振り回す連続攻撃のみ。呪文耐性も相変わらず低く、【ザキ】で簡単に倒せる上に、【ラリホー】【マヌーサ】が高確率で効く。
相変わらず【メダパニ】【おたけび】は効かないが。
スカモンとして【バサマン】も居るが、あまり役に立たない。基本的にあまり本編では活躍できないようである。
 
【三角谷】においては善良な彼が村の入り口で出迎えてくれるため、そちらの方がよほど印象的なのだが。
 
なお、北米版では黒人差別への配慮からか顔が黄色に変わった。
その割にDQ4の【ブラックマージ】はそのまんま輸出されており、その辺りあちらの事情はよく分からない。

3DS版

三角谷のあいつにボイスがつき存在感が増した。彼らしいテンションの高い喋りは印象に残る。
顔の色は北米版準拠の黄色に変わった。

DQ10オンライン

Ver.4.0より登場。【かぶとわり】【あばれまわり】を使う。盾のデザインは無地に戻った。
詳しくはこちらを参照。

モンスターズシリーズ

キャラバンハート

意外にもコンシューマのモンスターズ出演は本作のみ。【悪魔系】Bランク。
HPと守備力もそれなりに伸びたり、ロンダルキアへの洞窟からムーンブルク地方に左遷させられたり、【ねむりこうげき】【みかわしきゃく】【もろばぎり】と本編と無関係の技ばかり覚えたりと、最早原形をとどめていない。

ジョーカーシリーズ以降

くびかりぞくが出演したがこいつは出演できず、【バーサーカー】というスキルの名前に落とされてしまった。
さらにジョーカー3・3プロに至ってはくびかりぞく共々出演できず、【バーサー化】という特性に名前の面影を残すだけとなってしまった。

DQMSL

くびかりぞくの転生先で、悪魔系Aランク。
リーダー特性は「悪魔系の会心率+5%」。特性は【会心出やすい】のみ。
特技は【もろば斬り】【アサシンアタック】

トルネコシリーズ

トルネコ2およびトルネコ3では先述の【きりえれいこ】【4コママンガ】と同様、バーサーカーという名に恥じぬ凄まじい凶暴化を見せる。
特殊能力は【常時バーサーカー状態】で、倍速1回攻撃かつ近くの生物を敵味方関係なく攻撃する。また、【ぐんたいアリ】系統同様に壁を破壊する能力も備えている。
【風来のシレン】シリーズにおける「キグニ族」や「ミダレウッチー」のポジションに該当するが、そいつらは倍速能力や壁掘り能力までは持っておらず、バーサーカーほどのインパクトは持たない。
トルネコシリーズに輸入されるにあたって、同じポジションのモンスターが大幅にパワーアップされたのだ。
そりゃあ「狂戦士」だとみんなから恐れられて遠巻きに言われるのも無理は無い。こいつの居るフロアは本当に「文字通り」の無法地帯になる。
 
なお、こいつが出現する階ではバーサーカー同士の殺し合いを見る局面も多々ある。お互いバーサーカー状態なのでシステム上、当然と言えば当然の光景なのだが。
いずれにせよ、バーサーカー同士が戦い一方が倒された場合でも、勝ち残った方が強くなる仕様なので、勝った方がプレイヤーの敵になるだけ。危険であることに変わりはない。
 
凶暴なのはトルネコシリーズのみ。少年ヤンガスでは同士討ちをしなくなり、【三角谷】のバーサーカーみたいにまともな性格になった。
 
本編ではマイナーだったのにトルネコ2以降で凶悪化したモンスターとしては、概要欄の通り他にも【ドッグスナイパー】がいる。
トルネコシリーズでは色違いがおらず系統の中で単独出演していることや、倍速状態なこと、同士討ちでパワーアップしやすいという点もバーサーカーと共通している。

トルネコ2

最大HP35、攻撃力10、防御力15、経験値55(レベル1のステータス)。
【迷いの森】の最終層、11~13Fで初登場。
 
何気無くダンジョンを捜索するのに歩いていると、突然

シャーマンは ちからつきた
 バーサーカーは レベル2に 上がった!」

がいこつ剣士は ちからつきた
 バーサーカーは レベル3に 上がった!」

くさった死体は ちからつきた
 バーサーカーは レベル4に 上がった!」

……と、同じフロアの別の場所で勝手に【レベル】をどんどん上げていく。
いきなりレベルアップしたバーサーカーから逃げようとして慌てて【階段】へ向かおうとすると、縦横無尽に物凄いスピードでこちら側に近付いてきて、

「バーサーカー9から
 292ポイントのダメージを受けた。」

ひとつ前の【火吹き山】でアイテムの持ち込みが可能になり、まだ合成こそできないもののメイン装備を携えて冒険ができるようになった時期にこの仕打ちである。
トルネコのHPが満タンでも、まだ盾が十分に強くないはずなので普通は即死確定である。当然持っていた全てのアイテムも消滅する。理不尽といっても過言ではない。
敵がレベルアップするときのMEはトルネコと共通であるため、本来トルネコの幸せのために用意されているMEが恐怖の象徴と化してしまう。
 
また、レベルが上がっていくとそれに比例して【攻撃力】が2倍され、【経験値】が加算する形で上昇する。
つまりレベル2でダメージと経験値は2倍、レベル3で経験値3倍でダメージは4倍、レベル4では経験値4倍でダメージ8倍………と、仮に受けた際のダメージはある程度の予測できる。
レベルアップ前提のモンスターだからか、レベル1の時点では他のモンスターより攻撃力が低く、レベル2でもまだなんとかなる攻撃力だが、レベル3以上のバーサーカーは非常に脅威。
レベル4にもなると、盾を装備していなければ70前後のダメージを受け、殴り合いすらままならなくなる。【Vジャンプブックス】では、このレベル4が危険視されている。
バーサーカーのレベルは最大で9まで上がり、うっかり斧で攻撃されると並大抵の盾では即死してしまう。
とは言え、さすがに【ロトの盾+99】を装備しているのなら1ダメージに抑えられるのだが……。
 
一方で【HP】【守備力】は増えないので、強くなったバーサーカーを上手く倒せれば多大な経験値が得られる。
ただ、レベル9のバーサーカーを倒しても得られる経験値は495ポイント。数フロア先に登場する【ホイミスライム】が経験値500な点を考えると、お世辞にも多いとは言えない。
遠距離攻撃で撃った【矢】や投げた【草】等が外れたりするとやっぱり瞬殺されてしまうので、無理に倒さずとっとと階段を降りるのが賢明。
倒す手段、【風】【満腹度】に余裕があるならば、通路を歩いて階段を探すことはせず今いる部屋で待ち伏せするのも手。
どうしても通路を歩かざるを得ない、または【ガーゴイルの店】があってこのフロアを長居したい場合は、【いかずちの杖】等の攻撃が命中するとレベルも判別できるアイテムを所持しておきたい。崩れていくマップや壁のグラが壊れるエフェクトにも気を配ること。
【レミーラの巻物】が余っているならこいつのいるフロアで使おう。加えて【モンスターハウス】の有無も分かる。
 
不思議のダンジョンシリーズのバーサーカーは【ゾンビ系】に分類されており、トルネコ2、トルネコ3ではゾンビ系の共通する特殊能力として倒しても一定確率で【お墓】を遺す。
そしてそのお墓に他のゾンビ系が隣接すると、次のターンであろうことか復活してしまうのだ。
お墓から復活した場合は生前のレベルは引き継がないが、復活した次の瞬間、自身を復活させてくれた恩人にいきなり襲い掛かる
しかも自身もゾンビ系のくせに、他のゾンビ系のモンスターを復活させようとはしない。何たる恩知らずだ。
 
トルネコを含めあらゆる生物を見掛けるや否や発見次第襲い掛かるので、【身代わりの杖】の効果や【身代わりコンボ】を崩してきたりする。
また、【不思議のダンジョン】限定だが【神父】を斬殺したり、【教会】の十字架を破壊したりして、次の瞬間に天罰を食らって勝手に自滅する場合もある。
しかし神父は容赦せず斬殺するのにもかかわらず、なぜか店主の【ガーゴイル】には一切攻撃しようとはしない。こいつ、分かっていてやっているのだろうか?
いざという時逃げるための最終手段として、【ミミック(アイテム)】を故意に出現させて【身代わりの杖】を振り【ルーラ草】で逃げるという手があるが、高レベルのバーサーカーになるとミミックですら一撃の元に葬ってしまうので時間稼ぎにならない。
 
【もっと不思議のダンジョン】以降では、【バーサーカーの杖】【バーサーカーのたね】で、フロアに存在する他のモンスターやトルネコ自身に同じ能力を付加できる。
【戦士】なら【バーサーカー(特技)】で無理矢理バーサーカー状態にもできる。
 
ちなみに、レベル5以上のバーサーカーに倒されると【冒険の記録】に記録される。
割と簡単に達成できるので、冒険の記録を早埋めしたい場合はわざと狙ってやっても良いだろう。
持ち込みありダンジョンではアイテムを失うリスクが大き過ぎるので、狙い目は持ち込み無しダンジョンか。

トルネコ3

最大HP30、攻撃力12、防御力12、経験値50(レベル1のステータス)。
【密林島の発掘場】【封印の洞くつ】【まぼろしの洞くつ】【異世界の迷宮】に出現(GBA版では【新界の試練】【テーマ別モンスターハウス】のゾンビハウスにも出現する)。
常時バーサーカー状態の性質はおおむねトルネコ2と変わらず。
ただしシステムの関係上、同士討ちで上がるのはレベルではなく攻撃力のみ。
 
本作の仕様として、敵の攻撃力の上昇は前作に比べて緩やかであり、一匹倒した程度ではさほど強くならない(ダメージ1.3倍)。
その分倒せば倒すほど指数関数的に上がっていき、4匹倒したあたり(5.1倍)で死が見えるので注意されたし。
最終的な攻撃力は8匹以上倒したところで打ち止め(40倍)となる。
なお本作では敵モンスターが強くなった場合、攻撃力が上がるのではなく、相手に与えるダメージに倍率をかかる。
よって最高防御力の【ロトの盾+99】を装備していたとしても、8回強化されたバーサーカーからは最低でも40ダメージ前後を受ける。
トルネコ2と違って強くなったバーサーカーを倒しても得られる経験値は変わらないので、無理に倒す価値は無い。
このバーサーカーの攻撃力が指数関数的に上がっていく仕様に関しては発売前は公表されておらず、前作みたいに特定の倍率で乗数的に上がっていくんだろと初見で油断して散ったプレイヤーも少なくないという。
 
トルネコと遠く離れた場所にいるバーサーカーが運悪く【モンスターハウス】を発見してしまうと、あっと言う間に攻撃力が超強化され、手が付けられなくなる。
「モンスターハウスの中のモンスターを倒してくれるからありがたい」……と思っていたら大きな間違い。
そんな甘い考えを抱いたプレイヤーは、バーサーカーの真の恐ろしさを知らない。
通路に出た瞬間にバーサーカーから予期せぬ奇襲を受けて、

「バーサーカーから
 トルネコは 490ダメージ受けた。
 トルネコは ちからつきた。」

……と、あんまりにも唐突かつ理不尽極まりない冒険失敗(終了)のお知らせが虚しく表示される。
トルネコ目線からしたら「部屋を一歩出ただけなのに死亡」という非常に残酷な状況である。
多くのプレイヤーから「マゾゲー」と名高い本作だが、あんまりにもこれは酷過ぎる。
数回レベルアップされれば、あっという間に3桁のダメージに到達するだろう。
 
まぼろしの洞くつでは5、20、35、45、55、65、75、85Fに出現する。
常に「最大HPが15」で進まねばならないこのダンジョンでは、この「倍速1回攻撃」という特性がかなり危険。
他のモンスターを倒してくれるのは上述のモンスターハウスの例と同様に、このダンジョンにおいてはメリットなのは事実。
しかし、壁破壊による奇襲や【変化の石像】でプレイヤーが変化させられた挙句、モンスターを攻撃して反撃され強制的に冒険失敗と「理不尽な死に様」を演出する憎い存在である。
また、20、45、75、85Fは通路での視界が2マスなので、【レミーラの巻物】【地獄耳の巻物】【レミーラの杖】でモンスターの位置を把握しておきたい。
それが無理なら、少々勿体無いが【変身の巻物】【レムオルの杖】で、透明状態になる等の対策を取りたい。
 
ちなみに、特性の『バーサーカー状態』は絶対に解除されない。たとえ【万能の杖】を振ろうが、バーサーカー状態は治らない。
また、内部処理上では常に『封印状態』で行動するという特殊な扱いになっており、命令ができず逆に封印状態にも絶対にならない。
【封印の杖】【メイジももんじゃ】【くちをふさぐ】【デスマシーン】系の『封印をかける』・【封印のワナ】【弱化のワナ】の封印効果を無効化する。
 
仲間にした時のデフォルトネームは「バース」で、成長タイプは【攻撃・晩成】
……殺戮の限りを尽くす彼の名前が「BIRTH(誕生)」とは、皮肉にも程がある。
仲間にするとやっぱり全力で仲間モンスターや雇い主の【ポポロ】を攻撃するため、基本的に役に立たない。
命令も会話もできず、全仲間モンスターの中でコイツだけはポポロから通常攻撃することができる。
仲間にしたまま連れ歩くのが、もはや【縛りプレイ】になるモンスター。
一応、レベルアップさせなければ元々の攻撃力が控えめなので【裏切り】には発展しにくい。
【毒草】【どくやずきん】で弱らせたり、防御力が高く【回復定数】が少ない打たれ強い仲間モンスターを近くに置けば、脅威は減らせる。
世の中にはバーサーカーを異世界の迷宮の最下層99Fまで連れて行ってそのままクリアした猛者も存在するのだから驚きである。
 
また、仲間になったバーサーカーが完全に役に立つシチュエーションが皆無とは言えない。
「向こうも攻撃してくる上にこちらも攻撃ができる」とは言え、一応「仲間」には違いない。
なので、普通の移動で普通に位置の入れ替わりもでき、勿論「冒険から外す」で「はい」を選択すれば、いつでも解雇もできる。
仲間モンスターの攻撃対象にならず、逆にバーサーカーは上述の特性上、ポポロや仲間モンスターを攻撃し放題。
なので、仲間の【バブリン】系を倒させて【異種合成】したアイテムを回収するのに好都合だったりする。
【ようがん石】【もろはの杖】を使う等、バブリン系からアイテムを取り出す手段は他にもあるが、それよりも手軽。
ただし、【ベホマスライム】【キングスライム】【スライムエンペラー】等を連れていってはならない。
【ゾンビ系】に分類される関係上、本来はHPが回復する【ベホマ】【ベホマラー】でダメージを受け、間接的に倒されるからだ。
 
……それにしても、全モンスター中バーサーカーだけ「雇い主のポポロからも直接攻撃できる」とはどういう仕様なのだろうか?
一応仲間モンスターなので、敵モンスターが居れば倒してくれるし、何も会話こそしてくれないが、しっかりレベルアップもする。
「敵味方問わず攻撃する」仕様上、非常に扱いにくいモンスターなのは事実だが、流石にこちらから攻撃するのは可哀想である。
それを理由にこちらから攻撃するのなら、起き上がっても最初から仲間にしない方がポポロにとってもバーサーカーにとっても良い。
なお仲間にしなかったら「バーサーカーは さみしそうに 去っていった……。」とメッセージが出る辺り、バーサーカーにも心があるのは事実。
もしうっかり仲間にしてしまったら、上述の通り「冒険から外す」でお別れしよう。
 
なお、本作においても強くなったバーサーカーに倒されると【冒険の履歴】に残る。
ただし、条件は前作より大幅に緩くなっており、一段階でも強くなっていれば条件を満たせる。
狙い目は【ルーラ】の移動先にあり、セーブポイントからもダンジョンが近い密林島の発掘場か。
また、まぼろしの洞くつに頻繁に挑戦するプレイヤーは、意図せずともこの項目が埋まるかもしれない。
 
なお、前述の通り仲間にしても会話はできないが、内部データにはバーサーカーとの会話が存在する。
そのセリフは以下のとおりである。一部は少年ヤンガスで使い回されている。
・元気
「お前!オレの目の前に 立つな。なぐられても しらねえぞ!」
「お前 敵か敵か?……なに ちがうのか!なんでもいい なぐらせろ!!」
・負傷
「自分のケガなんて どうでもいいんだ。とにかく なぐらせろー!」
「残りの体力?半分くらいは あるようだが そんなことは どーでもいい!」
・重傷
「残りの体力なら もう 残ってないようだ。死ぬ前に もっと なぐらせろ!」
「ああ?オレが 死にそうだって?関係ないね そんなことは!」
・レベルアップ
「レベルが 上がるよりも なにかを なぐってる方が 楽しいんだよ!」
「レベルアップ? そんなの しなくてもいいから もっともっと なぐらせろ!」
 
とにかく多少のケガ程度でひるまない(暴勇や蛮勇と紙一重の)勇猛さは結構なのだが…
…レベルアップ時のセリフが、斧のサビにされたモンスターがあまりにも報われないという話である。
やってることと言ってることが愉快犯的通り魔そのもの。
まあ「バーサーカー」という存在の在り方としてはある意味正しいのかもしれないが…。

少年ヤンガス

最大HP180、ちから72、まもり15、かいひ12、うんのよさ13(レベル1のステータス)。
【盗賊王の大宮殿】深層のゾンビ系フロアなどに出現する。
今作では敵味方問わず攻撃しなくなり、トルネコシリーズの強烈な個性は失った。
何気に【テンション】を上げたりするが、同じフロアには【かげのきし】【ゾンビマスター】【しにがみ】と、もっと危険な奴らがいる。
 
成長限界はレベル30。レベル8で【いなずまぎり】を習得する。
デフォルトネームは♂が「バーカス」、♀が「バーシャ」。
配合方法は【キラーマンティス】or【メダパニシックル】×【シャーマン】系など。
【エリミネーター】との配合で【デスストーカー】が生まれる。
 
特筆すべきはカスタマイズ性の高さ。なんとスロット数は8であり、特性を一切持たないので8つの特技を自由に付けられる。
【ゾンビ系】共通の【まもり】の伸びづらさには目をつむって、接近戦でのアタッカーとして育成してみよう。成長は非常に速い。
愛があるなら【配合】で強化したり、【やくそう】系の草・【まもりのたね】等を使って、成長を助けてあげよう。
または【まもりの指輪】【はぐれメタルの盾】【黄金の盾】等の贈り物配合で、まもりを一気に高めて打たれ強くしてあげても良い。
 
♂は信頼度低い時とレベルアップのセリフがそれぞれ、トルネコ3の没データの元気時とレベルアップのセリフがそれぞれ使い回されている。
♀はレベルアップ時に「エンドレス!」とか叫ぶのは序の口で、信頼度を上げると、どんどん理性も溶けていっているようなセリフに変化していくので妙に怖い。
「いろんな魔物 いる。なぐったカンジも いろいろ。楽しい! エキサイティングっ。」
「わかってる。ヤンガスだけは なぐらない。でも 他は ぜんぶ なぐる。」
「お前と組んでると、なぐりほうだい!」
「よりどりみどり!パラダイス!」
 
バーサーカーとは(本来は)こういう種族であることを雄弁に物語る恐ろしいセリフである

バトルロード1

第1章から登場。
ステータスはHP:669 ちから:90 かしこさ:12 みのまもり:54 すばやさ:85。
技は「かぶと割り」と「ギガスラッチュ」。
前者は敵単体を攻撃し、守備力を下げることができる。
後者は【ギガスラッシュ】を真似た技で、雷属性を持つ全体打撃攻撃である。
また、【勇者】と組むことで、かぶと割りが「ギガディーン」に変わる。
会心率は高めだが、かぶと割りの方が使える機会は多い。
とは言え、威力は高いので、メンバーに合わせて技を考えよう。
 
回避や攻撃性能から、なかなか使い勝手の良いモンスターである。また、属性攻撃全般に耐性がある。
しかし、かしこさの低さ故に弱点ではないものの、呪文によるダメージは覚悟した方がいいだろう。
 
【シャーマン】【くさった死体】と組むと必殺技【ゾンビパウダー】を使うことができる。
これはまるでトルネコシリーズのような狂気そのもののバーサーカーが大暴れする。
というかこいつらは奇しくもトルネコ2本編でバーサーカーと初めての遭遇となるであろう、迷いの森にて同階層に出現するメンツである。

ビルダーズ2

【ムーンブルク島】【獣魔兵団】の船周辺と氷の塔までの道中に出現。また、【ムーンペタ】での戦いにも参戦する。
今作では同じムーンブルク島での戦闘に【くびかりぞく】も登場するため、ちょっとややこしいがイベント戦闘で出現するのがくびかりぞく、平時に雪原に居るのがバーサーカーである。
高い攻撃力に低いHPという特効野郎。速攻を仕掛けてさっさと倒そう。
基本はくびかりぞくと同じだが、力を溜めた後に斧を振り回しながら回転移動するという大技を使用してくる。
しかし溜め動作中に殴れば中断させられる。また、攻撃後は目を回して無防備になるという間抜けな一面も。
落とすアイテムはくびかりぞくと全く同じ。【生肉】【油】【ひも】×2。
 
【ヒエヒエ島】では強敵として高台に出現。
ジャンプ攻撃で守備力を下げられるとつらい。また、回転攻撃はその場で回り続けるため移動はしないのだが目を回して隙を見せることも無くなった。
守備力低下に気を付けていればそれほど強い相手ではない。むしろ同じ場所に出現する【まほうつかい】【スターキメラ】がひたすら邪魔をしてくる方が問題。
なお、強敵版の方は通常版のモーションを使いまわした影響なのか足元の攻撃判定が非常に薄く、ただ密着して殴っているだけでもほとんど攻撃が当たらなかったりと、ちょっと抜けたところもある。
倒した際には【バーサーカーの像】を落とす。

トレジャーズ

お宝として【バーサーカーの像】が登場。

モンスターパレード

あくま系Bランクモンスターとして実装。初期とくぎはやはりというべきか【みなごろし】
実装時は、初の初期Bランクモンスターとして実装されたこともあってか注目度が高かった。
ステータスは典型的な戦士型で、HPと攻撃力に優れる。せわしなく動く見た目からは想像つかないがすばやさはかなり遅い。
行動頻度が異常なまでに高く、遅めの【エスターク】が1回行動するまでに3回以上行動することもあり数値以上のポテンシャルを持っていた。
ステータスだけでは強さを測れない典型というかお手本のようなモンスターであり、モンパレは彼が輝いた作品の一つである。
 
つままれる際のグラフィックはなんと足を持ち逆さ吊りにするというもの。
バーサーカー本人も不満なのか、つまんでいるハンドに攻撃しようとする有様。

どこパレ

サービス初期から入手可能なSランクモンスターの1体で、たんけんスカウトから入手できる。固有特性は【ときどきテンション】
こちらでも攻撃力だけに特化したパワーファイターで、すばやさもそれなり。
代わりに耐久力は失ってしまったが、状態異常全般を無効化できる長所がある。これはSランクでも他は【キラーパンサー】くらいしかいないレアな耐性。
レベルを上げることで【フバーハ】を使えるがこいつにサポートは似合わないだろう。

ライバルズ

スタンダードパックに共通レアカードとして収録されている。

6/2/5
前列の中央にいる場合攻撃力+7

配置によって制限されるが攻撃力9というのは非常に高く、敵リーダーのライフをごっそり削ることができる。
一方コストに対して体力が低めで、その上効果の関係上敵の攻撃に晒されやすいので生き残らせるのは難しい。
長所も短所も漏れなくバーサーカーらしいデザイン。

ドラけし!

常設最終ステージ、【希望の国エスペランド】の一部のステージで稀に登場。
ドラけしは星4の赤属性で、スキルはZ字の範囲を物理攻撃しつつ行動を遅らせる「ねむりこうげき」。

勇者アバンと獄炎の魔王

【ヨミカイン遺跡】に多数生息し、集団で侵入者である【アバン】達に襲いかかるも【ロカ】の鉄拳を喰らったことで退散する。

ロトの紋章

【ジャガン】率いる鬼兵団の一員として登場。
【オリビアの岬】の水門と関所を守っていた。