DQ5
DQ5における仲間になった【ヘルバトラー】。
装備、特技、最終的なステータスが優秀で、一般的にはDQ5の中で最強と評価されている仲間モンスター。
完全無欠とはいかないが、豊富な特技と高い能力値に支えられた、オールラウンダーな点が目玉と言える。
仲間になる確率
| 1匹目 | 2匹目 | 3匹目 |
|---|---|---|
| 1/256 | 1/1024 | |
仲間になったときの名前
| 1匹目 | 2匹目 | 3匹目 | 4匹目 | |
|---|---|---|---|---|
| SFC版 | バトラー | モーゼス | すぎやん | ヘルバル |
| PS2版 | ||||
| DS版 |
覚える呪文・特技
ステータス
| Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初期 | 3 | 147 | 124 | 159 | 71 | 99 | 305 | 75 | 2287 |
| 途中 | 15 | 175 | 154 | 200 | 97 | 183 | 401 | 381 | 704786 |
| 最大 | 99 | 255 | 200 | 255 | 150 | 255 | 511 | 511 | 9216663 |
1レベルあたりの平均成長率および平均必要経験値
| LvUP回数 | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | 経験値 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Lv3→15 | 12 | 2.33 | 2.50 | 3.42 | 2.17 | 7.00 | 8.00 | 25.25 | 58542 |
| Lv15→99 | 84 | 0.95 | 0.55 | 0.65 | 0.63 | 0.86 | 1.31 | 1.55 | 101332 |
耐性
| 強度 | 属性 |
|---|---|
| 無効 | イオ、ザキ・麻痺、ラリホー、メダパニ、毒、休み |
| 強耐性 | ギラ・炎、ルカニ、マヌーサ、マホトーン、マホトラ |
| 弱耐性 | メラ、ヒャド・吹雪、バギ、メガンテ・体当たり |
| 無耐性 | デイン |
解説
【謎の洞窟】でしか仲間にできない(【エビルマウンテン】では固定敵のこいつ含めて全てのモンスターが仲間にならない)上、【はぐれメタル】や【キラーマシン】と並んで仲間になる確率が最も低い【5強】の一角。
仲間にするためには、謎の洞窟上層部で主人公のレベルが41以上、下層部で43以上である必要がある。
ただし、上層部は勧誘を狙うには出現率が低く効率が悪いため、加入率の低さを考えると事実上主人公のレベル43以上は必須だろう。
レベル99までに必要な経験値が9,216,663とトップクラスで、こいつをレベル99にする頃には主人公はとっくの昔にレベル99になっているはず。
このテーブルはリメイク版の【ターク】や【プオーン】にも使用されており、彼らのレベル上げはクリア後のやりこみという位置付けになっている。
魔界に出現する仲間モンスターの中で唯一Lv99まで成長するが、その割に成長曲線は早熟型。
Lv15までは各ステータスの値はそれなりに伸び、その間に特技も最後の灼熱炎まで覚え切るが、Lv16以降は成長が極端に鈍化する。
MPだけはLv5~15辺りで爆発的に伸びて一気に300前後も増えるが、それ以降は悲しいほど伸び悩む。
彼が加入する頃には既に他の魔界モンスターはパラメータがカンスト近くまで伸びていることも多く、よほど運良くレベルが低いうちに加入したとかでなければ、成長途中でのパラメータは意外と見劣りしてしまう。
ヘルバトラーも素早さと賢さ以外のパラメータはカンストするといっても、【グレイトドラゴン】やキラーマシンがはるかに少ない経験値で早々に力などがカンストするのと比べると、最大レベルLv30ぐらいでよかったんじゃないだろうか……。
ヘルバトラーがLv15になる経験値704786での比較
| Lv | 力 | 素早さ | 身の守り | 賢さ | 運のよさ | 最大HP | 最大MP | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ヘルバトラー | 15 | 175 | 154 | 200 | 97 | 183 | 401 | 381 |
| グレイトドラゴン | 28 | 188 | 118 | 176 | 93 | 125 | 396 | 0 |
| キラーマシン | 19 | 205 | 137 | 212 | 40 | 66 | 336 | 0 |
| ギガンテス | 6 | 215 | 222 | 150 | 25 | 90 | 448 | 0 |
| ライオネック | 21 | 136 | 174 | 181 | 186 | 186 | 380 | 236 |
一長一短ありつつも、同一経験値ならほとんど互角のパラメータであることがわかる。
ここからカンストまでの道のりが、ヘルバトラーのみ異様に長い。
同じく最強の一角とされるキラーマシン、グレイトドラゴンと比較すると豊富な特技を覚える点で勝り、メラゾーマ、イオナズン、灼熱炎、輝く息といった最強クラスの呪文とブレスを一通り使いこなす。ベギラゴンはいらないけど。
マホカンタやザオリクで補助や蘇生まで可能だが、そもそもこいつの加入時期ともなると縛りプレイでもなければ【たたかいのドラム】以外の補助要素に価値はなく、死者が出ることもそうそうない。
一応同種3体でラスボスや裏ボスを倒したいなら回復呪文が無いので仲間が死ぬ度にザオリクで蘇生させる戦法になるが。
また、【ふぶきのつるぎ】を装備可能な上に自力で力が255に達するので、【スライムナイト】や【男の子】やキラーマシンらと並び、最終的に【エスターク】への攻撃力はトップクラスになる。
ただ耐性に関しては、ダメージ系耐性は完封できるのはイオ系のみで、あと炎・ギラ系の強耐性の他はあまり高くない。
上記ライバルのキラーマシンは吹雪・ヒャド系、イオ系、バギ系、デイン系の4項目、グレイトドラゴンは炎と吹雪の両ブレス+バギ系をシャットアウトできるのに比べると見劣りする。
もっとも、バギ系については【バギクロス】でも敵使用時は46前後のダメージでしかないしラスボスも裏ボスも使ってこないので弱耐性があれば十分とも言える。
デイン系も、強力な【ギガデイン】はSFC版で【ライオネック】に【モシャス】した【ジェリーマン】というごくごく限定的なシチュエーションを除いて使用者がいない(【ライデイン】も)。
同じくSFC版では【いなずま】がデイン系ではあるが、この時点でさほど強い使い手はおらず、そもそも使い手と戦う機会もほぼ無いだろう。リメイク版に至っては完全耐性のイオ系に変更されている。
よって、バギ系とデイン系耐性に関しては既に重要性が薄いと言える。
吹雪には比較的弱いとされやすいが、本作の輝く息はまだ130前後のダメージなので加入時期的にそこまで怖くはなく、また装備との相性の良さから装備品をきちんと選べば弱耐性と合わせて70~80台程度には抑え込めるので致命的な弱点というほどでもない。
ギラ系に強いのは強みで、灼熱炎のダメージは完封までは行かないものの大幅に軽減できる。同じ装備タイプで逆に装備との相性が悪いキラーマシンとは対照的。
リメイク版ではブレスの耐性貫通力が変更され、強耐性50%→33%に強化されたので価値がかなり上がっている。
HPはキラーマシン以上に伸びるため、トータルの耐久面ではキラーマシンと遜色ないとも言え、人間キャラの完全上位互換の耐性をもつ仲間モンスターの1人。
とはいえ、最大HPは511と遥かに少ない経験値でカンストするグレイトドラゴンや【ゴーレム】とほぼ同等なので、特段高いというわけではない。リメイク版ではタークやプオーンは別として、序盤で仲間になる【さまようよろい】すら最大HP500の縛りを越える。クリア後限定、加入率の低さや必要経験値を考慮したら、差別化を図る意味でもHPの縛りを越えてもよかったのではないだろうか……。
攻撃面では、アタッカーとしては中途半端に高すぎる素早さが問題に。素早さはレベルを上げると200近くまで上がってしまう。
素早さを255にした【ドラム要員】よりも先に動いてしまうことがあるため、【バイキルト】を1回分損することがしばしば見られる。
凍てつく波動を使う相手に対しては、その分だけドラムの使用頻度も高まるので、バイキルトを損しやすい点ではキラーマシンに劣ると言えるだろう。
かと言って、ヘルバトラーをドラム役にするには逆に素早さが足りない。
また成長がとてつもなく遅いので、力が255に達するのも最も遅く、最強の火力を出せるようになるまでには膨大な時間がかかる。
そもそも【ミラーアーマー】を装備できず、どの道エスターク最速ターン討伐の候補からは外れることになる(ドーピング前提のモンスターを除外しても)。
レベル15でも十分強いためリメイク版で【やみのトロフィー】を狙う程度なら活躍してくれるがいかんせん加入率が低い、そもそも加入のためのレベルが高すぎるなど諸々の事情が絡むためこいつが起き上がった頃にはとっくにトロフィーを獲得してるケースの方が多いことは言うまでもない。
スマホ版なら【モンスターブローチ】の追加により1/64まで緩和できるため幾分現実的に登用しやすくはなっているが。
雑魚戦においても、イオナズンや最高位ブレスを使えるのは良いのだが肝心の【はかいのてっきゅう】を装備できない。
【みなごろしのけん】を装備させても、特技が豊富なことが逆に災いしてAIがダメージの低い炎や呪文を優先させることが多々ある。何かとかゆいところに手が届かない。
低レベルでもステータスがかなり高く、無消費の高位ブレスを使えるという点ではリメイク版での【謎のすごろく場】の攻略にはかなり適しているといえる。
レベル自体が低ければそこまで強力なモンスターが出現せず、?マスでの高位モンスターとの強制戦闘もこなせる。
蘇生はできるが回復ができないので、【ちからのたて】や【しゅくふくのつえ】を持たせておこう。
対抗馬は、仲間になりやすく破壊の鉄球を装備可能でレベル上限の低い【ギガンテス】辺りか。
最高レベルが99なので、ギガンテスではできないレベル13前後での幼年時代【ラインハット】周辺のモンスター、レベル25前後での青年時代前半海のモンスターとのすごろく場でのエンカウントと即時殲滅がしやすい。
DS版以降は新規追加された【アークデーモン】も対抗馬となるだろう。
あちらも(無駄に)最大レベルが99なのでカンストに時間が掛かるが、レベル20で全ての呪文・特技を覚えてステータスも十分高くなるというヘルバトラーと似た特徴を持ち、加入率もヘルバトラーよりは高い。
またギーガ同様鉄球を装備可能で、更に【めいそう】による自己回復も可能。
話しかけたときの台詞は「ウデがなりますなぁ。」のみ。街・城にいてもダンジョンの中でもこの言葉以外返さない。
腕が鳴るとは、地獄の闘士という名前の意味に似合う強さを誇る、ヘルバトラーらしい言葉ではあるが、町にいるときでも戦いを欲しているのだろうか。
いやに紳士的でへりくだった物言いな所はbutler(執事)とも掛けていそうである。
小説版ではかなり終盤になって登場。
魔界で【マーサ】によって改心した魔物の一人で、主人公一行たちと戦うこともなくマーサのもとへ案内した。
主人公たちの仲間というよりどちらかといえばマーサ個人の従者としての性格が強い。
【ティミー】は疑いの目を持っていたが、邪魔しに現れた【ゴルバ】や【ガルバ】を叩き潰し、【あくましんかん】を一喝して殴り飛ばす活躍も見せた。
仲間になるのはクリア後限定且つ超低確率ということで、SFC版DQ5発売の約1ヶ月前に発売された『ドラゴンクエストV 導きの書 CD+』内のデータブックおよびモンスターカードでは、5強仲間の【メガザルロック】やキラーマシン、同じくクリア後限定の【ライオネック】と共に隠しモンスター扱いになっている。
三匹目の【すぎやん】は【すぎやまこういち】から取ったのだろうか?