概要
DQ7以降の作品に登場する鞭、初登場のDQ7を除き、基本的にムチ系における最弱武器の位置付け。元々は家畜を追うのに使う農具だったらしい。
DQ7
【いばらのむち】の上位武器として初登場。
攻撃力25、かっこよさ13で1300G。【アイラ】も装備できるが時期的に【マリベル】専用装備。
皮製品の癖して何故か【てつのつめ】や【てつのやり】の攻撃力を上回る。
過去【グリンフレーク】と過去【旅の宿】で販売され、モンスターでは【首長竜】がドロップする。
グリンフレーク以降、割と長期間マリベルの武器として使い続けることになるだろう。
序盤での貴重な複数対象を攻撃できる手段として重宝する。
すっかり忘れた頃、【砂漠地方】のシナリオクリア後に報酬として【砂漠の村】の地下宝物部屋で入手できる。
店売りでとっくに【チェーンクロス】が売っている頃に、報酬として登場したコレのガッカリ感は筆舌に尽くしがたい。
【バニースーツ】や【あみタイツ】と組み合わせたいと思ったそこの貴方は何も間違っていない。
リメイク版
マリベルが【イオ】を覚えるようになったため、複数攻撃の火力としての価値はやや下がった。
とはいえMP節約のためにも持っていた方が心強いことは間違いない。
DQ8
茨の鞭との力関係が逆転して鞭系最弱に。
攻撃力+6。売値は85G。装備可能者は【ゼシカ】と3DS版の【ゲルダ】。
ゼシカの初期装備である他、【パルミド地方】の宝箱から手に入る。
敵では【ベロニャーゴ】(1/16)と【だいおうイカ】(1/32)が通常枠で落とす。
意外にも非売品のレアアイテム。
固定で手に入るのは二つだけで、それ以上は敵からのドロップのみ。
一応【あくまのしっぽ】と【聖者の灰】を錬金することで作成可能だが、こちらはどう考えても材料の方がレア。
【竜神族の里】までいけばどちらも安価で購入可能だが、そのころには皮の鞭なんかいらないし。
それにしても、呪いを解くのに苦労させられる装備品にたやすく呪いを復活させてしまうモノの呪いを解いた結果、残るものが皮のムチというのはなかなか意味深長である。
一応【1グループ攻撃武器】だが、攻撃力が6しかないこととゼシカの細腕もあって、このままでは武器としてはほとんど役に立たない。
しかし【うろこのたて】と錬金することで攻撃力が4倍弱(23)の【ヘビ皮のムチ】に化ける。
うろこの盾はこれまでの道中で手に入れている場合がほとんどだし、【船着き場】でも売られているので、彼女の加入直後、【錬金】解禁後即作ることができる。
この武器を作ることで、というかこの武器を作らないとしばらくゼシカはまともに戦力として機能してくれないので、間違っても売ってはいけない。
売ってしまった場合でも、パルミドの宝箱から再入手は可能。
この段階でも「いまさら要らない」という物ではないのだが、やはり機会損失の影響は大きい。
これを機に、「不要となったアイテムも安易に売らない」という手痛い教訓を得た、というプレイヤーもいたことだろう。
ちなみに武器としての有用性のみならず、売却価格も10倍以上の開きが出る。
よって皮の鞭を手に入れたら、すべてヘビ皮に錬金して売るといい。
なお、【バンダナ】と錬金することで【かわのこしまき】が作れるが、まったくもって必要ない。
DQ9
本作でもやっぱり鞭の中では最弱。攻撃力はたったの4。
【主人公(DQ9)】が一番最初に訪れる【ウォルロ村】で販売されているのでレア度もない。
モンスターでは【メーダ】が落すことがある。
また、本作でもヘビ皮のムチの錬金材料となる。材料は皮のムチ1個と【へびのぬけがら】3個。
さらにその上位錬金として【だいじゃのムチ】、【サイドワインダー】への3段階まで強化が可能。
ムチスキルのクエスト【ムチ界のホープのキミに】ではこれの装備が必須となる。
DQ10オフライン
主人公(【魔法使い】、【盗賊】、【スーパースター】)、【ダストン】が装備可能。
魔法使い、盗賊の初期装備は、同じ見た目、同じ性能の【初心者用のムチ】となる。
【出身村】にて50Gで売っている。攻撃力3、みりょく1。
オンラインで武器鍛冶対象外だったため、【ふしぎな鍛冶】では作れない。レシピが無いためうちなおしも不可。
DQ10オンライン
レベル1より装備可能。攻撃力はたったの3だが、Ver.3.5までは【ネクロバルサ】が落としていた(レアドロップは【サイドワインダーの書】だが)。
詳しくはこちらを参照。
ジョーカー1
ジョーカーでは、序盤に手に入る複数を攻撃できる武器として登場する。
【サンドロ島】で販売され、攻撃力+2、価格は380Gとなっている。