【系統テンションバーン】

Last-modified: 2024-09-11 (水) 07:21:26

ジョーカー2プロ~

戦闘中に【モンスター】が特定の方法で【状態変化】を受けたりダメージを受けたりすると、一定確率でテンションが1段階上がるというシステム。
テンションが溜まったときの変化については【テンション】を参照。
確率は一部を除けば高くない為戦術に組み込むのは難しいが、うまくいけば一発逆転が狙えることもある。
DQMJ3Pでは、パーティに同じ系統のモンスターが複数体いると系統テンションバーンの発動率が上がるようになった。
 
系統テンションバーンに関係する特性として、テリワン3Dではバーン発動率を上昇させる【一族のほこり】が、DQMJ3Pでは相手のテンションバーンが発動しなくなる【絶望のオーラ】が登場した。

各系統のモンスターの特徴

テリワン3Dでは図書館の本に各系統のモンスターの特徴が書かれており、系統テンションバーンの発動条件に関する記述もある。内容は以下の通り(一部省略)。
 

【スライム系】自分達が弱い種族であると言うコンプレックスを持っているらしい。
故に弱体化させられると怒りに震え、テンションが上がってしまうという。
【ドラゴン系】誇り高く、強い敵に出会うと燃えてくるらしい。
故に相手が強化を行うとテンションが上がってしまうという。
【自然系】自然を愛すればこそ本当の癒しが得られると信じている。
故に相手が軽々しく回復すると怒りに震え、テンションが上がってしまうという。
【魔獣系】本能に従い行動する。故に直接的なダメージを受けると、
その闘争本能が刺激され、テンションが上がるらしい。
【物質系】他のどの種族よりも自分の潜在能力に自負を持っている。
故に自分が強化され、その潜在能力を引き出されるとテンションが上がるらしい。
【悪魔系】プライドが高く、相手が自分達より目立つ事を嫌う。
故に呪文などによる派手な攻撃を受けると怒りに震えるという。
【ゾンビ系】戦闘中に誰かが力尽きるとテンションが上がるらしい。
死者の国の住人である彼らは仲間が増え、喜びに打ち震えるのだろう。
【???系】相手が生き返った時にテンションが上がるらしい。
生き返った相手を再び葬れると思い、喜びに打ち震えるのだろうか?

系統別発動条件と確率

系統別のテンションが上がる条件や確率については以下の通り。
なお、表記されている確率はSサイズモンスターのもので、Mサイズなら2倍、Gサイズなら3倍、超Gサイズでは4倍もの確率で発動。
野生モンスターの場合はナチュラルバーンは3分の2、それ以外は半分の確率でしか発動しない。
 
DQMJ3では、Mサイズなら1.5倍、Gサイズなら2倍、超Gサイズでは2.5倍の確率で発動に変更。
また、対戦でもストーリーでも確率が変わらないようになった。
ドラゴン系以外の系統テンションバーンの発生率が引き上げられた中で何故かドラゴンバーンのみ発生率が大幅に低下しているが、これは恐らくストーリーの難易度調整が目的と思われる。
本作は一部の野生モンスターが最初からテンションが2段階(または4段階)上がった状態になっている上にドラゴン系Mサイズの野生モンスターに強敵が多い傾向がある為、ドラゴンバーンの発生率を上げてしまうと、一部の野生モンスターが非常に理不尽な敵になってしまうのである。
特に、最初からテンションが上がった状態になっていることがある上に【暴走機関】を持ち、【メガボディ】なので状態異常も効きにくい【せつげんりゅう】は理不尽の塊のような敵になってしまう。
また、【いきなり○○】等の自動で強化が掛かる特性を持つモンスターも上記のようなモンスターに対しては起用しにくくなってしまう。
しかし、それなら野生のドラゴン系のみテンションバーン発動率を下げればいいだけの話であり、そもそも一部の野生モンスターが特定条件下で最初から強化が掛かった状態で出現する演出を入れるにしてもテンション2段階上昇は明らかに強過ぎであり調整不足である。
また、ドラゴン系でなくとも開幕テンション上昇状態+テンションバーン発動のコンボが凶悪な敵は存在するので(【ポムポムボム】【オクトリーチ】等。特に前者は倒す際に全員を行動不能な状態異常にしてから倒すか全体攻撃で同時に倒さない限りは強制的に発動要件を満たしてしまう)、ドラゴン系だけが割を食う形になってしまっている。
 

スライムバーンスライム系モンスターが該当。状態異常やステータス低下を受けると発動。
不利な効果を受ける為か確率は20%と高いが、【眠り】などの動けない状態異常の場合は意味が無く、
【混乱】に至っては状況が悪化する。
攻略本にはテンション低下は除くとあるが、実際は対象となり、【みがわり】(DQMJ3以降)や【遊び人のマイム】による自発的テンション低下でも発動する。
イルルカの【錬金カギ】やDQMJ3のディスクのボスのメタル系と戦っている際に発動されることが多く、非常に鬱陶しい。
ドラゴンバーンドラゴン系モンスターが該当。相手が【バイキルト】などの有利な効果を受けるか、みがわりや【ぼうぎょ】をすると発動。
DQMJ3では【すてみ】による被ダメージ増加効果もなぜか強化扱いとなっており、相手のすてみでも発動することがある。
強化を許す為か確率は20%と高め。ドラゴン系が相手にいる場合は不用意な味方の強化は控えよう。【いきなり○○】などの特性による強化でも発動するので注意。
DQMJ3では5%まで下がり大きく弱体化。
ナチュラルバーン(~イルルカ)
ワイルドバーン(DQMJ3~)
自然系モンスターが該当。相手が【HP】【MP】を回復する効果を受けると発動。
発動確率は15%。自然系モンスターが相手にいる場合に回復するときは要注意。
DQMJ3では20%とやや上昇。
ビーストバーン魔獣系モンスターが該当。自分が通常攻撃や斬撃系特技、【剣の舞】でダメージを受けると発動。
発動確率は5%と低いが、受ける頻度は高いため結構発動する。
DQMJ3では10%に倍増。
マテリアルバーン物質系モンスターが該当。自分がバイキルトなどの有利な効果を受けると発動。
ドラゴンバーン同様、DQMJ3ではすてみによって発動することもある。
発動確率は5%と低いが、強化した上にテンションまで上がる可能性があるので狙ってみよう。
DQMJ3では10%に倍増。
デビルバーン悪魔系モンスターが該当。自分が【呪文】や息、【体技】でダメージを受けると発動。
発動確率は5%と低く、物理系ダメージほど頻度は高くないのであまりありがたくないかもしれない。
なお、【マホトラ】などによってMPにダメージを受けた場合でも発動することがある。
DQMJ3では10%に倍増。
ゾンビバーンゾンビ系モンスターが該当。敵味方問わず、誰かが【死亡】すると発動。
発動確率は10%で、こちらに発動すればダメ押しだが、相手に発動すると泣きっ面に蜂。
DQMJ3では20%に倍増。
発動条件の都合上ストーリーの雑魚戦では結構な確率で発動するが、その分敵側にも発動しやすいので注意。
DQMJ3(無印版のみ)では【メタル系】が逃げた際にも発動することがある。
ブレイクバーンDQMJ3以降のブレイク系モンスターが該当。味方の誰かが【会心の一撃】を出すと発動。
発動確率は20%だが、完全ガードで防がれた場合や魔力の暴走(呪文会心)では発動しない。
こちら側なら勢いに乗れるが、相手にする場合はより危険になる為注意が必要。
ワンダーバーン???系モンスターが該当。敵味方問わず、自身を含め誰かが復活すると発動。
発動確率は20%と高いが、相手には復活を許してしまう事があるので期待しないほうがよい。
発動タイミングは復活した後なので、自分が【リザオラル】【天使のきまぐれ】で復活した時にも発動する。
DQMJ3ではなんと50%に増加。Gサイズ以上、もしくは一族のほこりを持っている場合は必ず発動する。