序盤でお世話になる剣。
ブロンズソードと間違えやすい。
ロングソードよりワンランク上の武器として扱ってるRPG作品もあるが、FFではもっぱらロングソードよりワンランク下の武器として扱われている。
「ブロード」とは「幅が広い」の意味で、「ブロードバンド」のブロードと同じ意味。
そのため、大抵のRPGでは非常に分厚い刀身をした剣として描かれている。
- 現実のブロードソードはロングソードと比べても大差ない。
この剣が出回りだした17世紀では剣と言えばレイピアのことであり、それに比べて広いというだけのことである。
FF1・2やFF5の攻略本によると、作中に登場するブロードソードは現実のように両刃の剣ではなく、片刃で幅広の湾刀である。
- ただしGBA版FF1から追加されたゲーム内の説明文では「両刃の剣」と明確に記されている。
どうやら昔のFF1の攻略本の設定ではなく、現実のブロードソードの方を参考にして新たに説明文を追加したようだ。
素材はその名前からはうかがい知れない。鉄だろうと思っていると、たまにアイアンソードと共演することもある。
ブロンズソードなのだろうか?
- ドラクエの初期作品でははがねのつるぎの英語表記が「Broad Sword」であった。
FF1
港町プラボカで買える剣。
できるだけ早く戦士と赤魔術士に買ってあげたい。
武器の詳細な性能は攻撃力15・命中率10・クリティカル率6(WSC版のみCT率5)。
クラスチェンジ前は戦士・赤魔術士が装備可能だが、クラスチェンジ後はナイト・赤魔道士に加えて忍者も装備可能になる。
- クラスチェンジ後は3ジョブともこれより強い武器が普通に装備可能なため、実質的には序盤の戦士・赤魔術師用の武器。
港町プラボカでのみ購入可能で、FC版~PS版ノーマルモードまでの値段は1個550ギル。
また、購入する以外に沼の洞窟B2Fの宝箱から1個だけ入手可能。
もうちょっと我慢してレイピア→ミスリルソードが良いと思う。
基本プラボカの武器・防具屋はあまり品揃えが良くない(エルフの町と比較した場合)。
ただし、GBA版以降ではエルフの町からミスリルソードが無くなってしまっているので、ルーンブレードやウィルムキラー等を手に入れるまでは出番がある…かも。
戦士が持つならば、ブロードソードがあればアストスまでの攻撃力としては十分とも言える性能はある。
その後はそれなりに強力な装備が無料で手にはいるので、ミスリルソードを購入するとしても、戦士2人のうち片方を当面のアタッカーにする為や、赤魔の護身用に…程度に考えても十分。
個人的にはそんな潤沢な資金があるなら、早々にポーションや毒消しを買い込んでおいた方が楽になるとも思えるが。
沼の洞窟で拾える…が、沼の洞窟は序盤最大級の難所。そこまでレイピアで踏ん張る気になれるかというと…
ミスリルソードは性能相応に高いので、繋ぎに買っても損はしないと思われる。
海やエルフの町周辺をレイピアのまま粘るのは辛いがミスリルソードまで粘るのも面倒。
そんなプレイヤーにオススメ。
戦士が装備するとLv5から2回攻撃が可能(命中22+10=32のため)。
シミターも同様だが、攻撃力5の違いは大きい(2回ヒット前提ならダメージ+10~20)。
時期や値段を考えると絶妙な性能なので、個人的にはかなりおすすめの武器である。
すぐミスリルソードを買うにしても売れば275ギルになるので、2回ヒットを前借りしたと思えば安い物。
FF1(PS版)
PS版ではイージーモードでのみ550ギル→450ギルと100ギル値下げされ少しだけ買いやすくなっている。
- PS版イージーモードではこれに限らず、他のアイテムもほとんどのものが同じように原作から値下げされているため、武器の立ち位置は何も変わっていない。
FF1(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「はばのひろい りょうばの けん」。
エルフの町にミスリルソードが売られなくなったので買っておきたい。
- GBA版以降ではPS版イージーモードと同じく1個450ギルで買えるようになっているのも追い風。
最序盤で粘ってガーランドからロングソードを入手していた場合は出番がない可能性もある。
もっとも、初プレイ前から事前知識を入手している・縛りプレイ中・2周目以降等でもない限り初回プレイからわざわざ粘るプレイヤーは稀なので、大抵のプレイヤーはこの剣のお世話になることだろう。
- その他にもGBA版以降ではプラボカ北東のこの時点では場違いに強い敵が出る地帯で遭遇できるミノタウロゾンビがロングソードより強いグレートアクスを落とすようにもなっているため、かなり無理をしてこの斧の方を早期入手した場合にも同様に出番がなくなる可能性も。
FF2
最下位クラスの剣。
アルテアの町で買えるが、フリオニール(とレオンハルト)の初期装備であり最初から持っているので、特に買う必要はない。
次に買うであろうロングソードはサラマンドの町かバブスクの町まで売っていないので、それまではこれで我慢するしかない。
- アルテアの町の他にガテアの村でも購入可能。
武器の詳細な性能は攻撃力8・命中率60・回避率1・魔法干渉50。
店ではアルテアの町とガテアの村で購入可能で、FC版~PS版までの値段は1個400ギル。
ゲーム攻略上は最弱の剣でしかないが、何気に竜巻襲来後(ミシディアの塔クリア後)はこれを売っているアルテアとガテアの両方が壊滅してしまうため、その後は二度と購入できなくなってしまう。
秘紋の迷宮のないバージョンではもう二度と入手できなくなってしまうため、コレクターはミシディアの塔クリア前に前もって99個買っておくことを推奨。
- また、秘紋の迷宮のあるバージョンでも、あくまでその後も入手可能というだけで店で普通に購入するよりも入手が一気に大変になるため、99個集めたいというこだわりの強いコレクターの場合には、迷宮のないバージョンと同様にミシディアの塔攻略前にあらかじめ99個買って入手しておくことを推奨。
FF2(GBA版以降)
GBA版以降から追加されたゲーム内の説明文は「あつかいやすい ソード」。
- 前作FF1のものとは違い本作ではかなり簡素な説明文に。
オープニング時の黒騎士戦時にレオンハルトからバックラーとともに剥ぎ取ることができるようになったため、黒騎士に殺される前に忘れずに回収しておくこと。
- ただし、たまに黒騎士の先制攻撃→前列3人死亡で剥ぎ取ることが不可能になることがある。
そうなってしまったら早速リセットする羽目になってしまう(当然ながらレオンハルトのバックラー1個とブロードソード1個が全く惜しくない人は別にリセットせずともOK)。
GBA版以降からは400ギル→100ギルと1/4の値段へと大幅に値下げされかなり買いやすくなった。
上述の通り、GBA版以降からはオープニングでレオンハルトの分を剥ぎ取っておけば開始時から2本入手できるため、購入する意味は薄めになっているが、さらに欲しいプレイヤーや99個集めたいコレクターにとってはありがたい仕様変更である。
GBA版以降の追加シナリオSoRでも、マハノンの町にて本編と同様1個100ギルで普通に購入可能。
- SoR内でもこれより強い武器の大多数が入手できるため、ゲーム攻略の面では購入できる意味はほぼないものの、本編と違いいつでも購入可能なため、コレクターにとってはとてもありがたい仕様である。
FF2(PSP版以降)
上の方でも述べられている通りPSP版では追加ダンジョンの秘紋の迷宮の一部フロアの宝箱からも入手可能になり一応期間限定品ではなくなったが、店で普通に購入するよりも入手が大変になるため、こだわるコレクターの場合には今までと同様ミシディアの塔攻略前に99個買っておく方が良い。
- 迷宮内で入手できるのは唯一「のばら」のフロアのみのうえ、言葉の相性が良い場合のみという限られた条件下でしか入手できない。
加えて1回の挑戦では1個のみしか入手できないため、迷宮内だけで複数入手するとなると結構な手間がかかる。
FF4TA
セオドアの初期装備の剣。
またギルバート編の衛兵ABCの初期装備でもある。
他にセオドア編のミスリルの村でのみ販売している。
FF5
バッツの初期装備の剣。攻撃力15。
序盤で武器が手に入らない段階では一番攻撃力の高い武器になるので頼りになる。
風の神殿でのボス戦直前に二本目が手に入るので、素手だったガラフに持たせたい。
風の神殿の前にトゥールの村で280ギルで買うこともできる。
総合的にはファリスの初期装備であるダガーの方が強いので、ブロードソードを買うにしても1本だけにしておこう。
他に売っている武器はロッドとつえなのでこの時点の販売品では文句無しに最強武器である。
バッツよりレナのほうが素早いので、3人パーティのうちは彼女に渡しておくのもアリである。
ナイフでは雑魚敵を一撃で倒せないため、最初にターンが回るレナに強力な武器を持たせたほうがダメージ的には効率が良い。
Aボタン押しっぱなしで
「レナのブロードソードで一体撃破→バッツのナイフで二体目を削り→ガラフの素手でとどめ」
という流れになる。
攻略本のイラストでは、その名の通り幅広な刀身を持つ片刃の剣。
片刃なので両刃のロングソードより攻撃力が低い、と説明されている。
- 攻略本のイラストは違うが、ゲーム上のブレイブブレイドの振り下ろすグラフィックはブロードソードと同じ。最弱の剣が最強とはなかなか面白い。
FF9
剣として登場。剣の中では最も弱い。
スタイナーの初期装備で、一応マーカスとブランクも装備できる。
性能は攻撃力+12で、『ビーストキラー』が使用・修得可能。
ダリで330ギルで売られている他、プリゾンケージ(2戦目)から盗むことができ、更にイプセンの古城でも1個拾える。
すぐにアイアンソードが手に入るが、ビーストキラーを覚えるので手放せない。
- しかし、仮にも騎士団長の武器がこんな安物ってのは…
- 対魔獣効果に惹かれて習得までこれを使い続けようとすると、与ダメージが悲しいことになる。
しかもアビリティアップがまだないために、覚えるまでが遠い。
前半のスタイナーの操作期間の短さもあり、上位武器を入手したらさっさと換装すべし。
ビーストキラーは後で黒帯で習得すればいい。 - 一応ムーンストーンを一緒に装備すれば、疑似的にアビリティアップ状態となり、多少は習得が早まる。
とはいえこの時点でムーンストーンを得るには相応の根気を要するのだが。
FF11
戦士・赤魔道士・ナイト・暗黒騎士・青魔道士・コルセアが装備できる片手剣。
だが、同レベル帯には競合する武器が多く影が薄い。
この作品ではミスリル素材から製作されていたりするが、
ミスリルソードそのものがもう少し後に装備できるようになる。
詳細はこちら→ブロードソード
FF12
最弱の片手剣…かと思いきや、今回はなんとその下にミスリルソードが存在している。
攻撃力は15(ミスリルソードは13)。『剣装備1』のライセンスで装備可能。
バルハイム地下道にてバッシュが死体から装備を拝借した際にこの剣を装備している…と思いきや見た目こそ同じだがデータ上は「軍用剣」という別物となっている。ついでに攻撃力も21と本武器より強い。
IZJS版では攻撃力が14に弱体化した上に立場が悪くなった。
ヴァンとパンネロの初期武器のダガーは同じ攻撃力にCT21という上位互換の様なものとなっているし、バルフレアとフランが加入する頃にはワンランク上のロングソードが存在している。バッシュとアーシェはそれぞれこれよりも強い武器を初期装備として持っているので誰をナイトに選んでもこの武器を活用する場面が殆ど無い悲しい武器となってしまっている…
FF14
片手剣の一種で、剣術士・ナイトが装備可能。
双剣士・忍者の実装にあたって短剣類のバゼラードから差し替えられたという珍しい経歴を持つ。
単にブロードソードと名前が付いているものはスチール製で、他にも○○ブロードソードという名前のついた武器は存在する。
詳細はこちら→ブロードソード
FF15
ノクトの使用する片手剣の一つ。
振りやすく使い勝手の良い丈夫な片手剣。
コンボのとき、クリティカルヒットが出やすい。
体験版では大剣に分類されていた。
FF16
攻撃力+80、ウィル+80の剣。
FFT
広刃の、断ち斬ることを目的とした剣。一般的な剣で値段は安く攻撃力も低い。
ナグラロクを除けば最弱の剣。攻撃力4、回避率5。
最初期から店で売られているが、すぐに上位の剣が入荷するので無理して揃える必要はないだろう。
戦士斡旋所で雇用した男ユニットの初期装備。
また、魔法都市ガリランドで売られている唯一の剣でもある。
最強の暗黒剣がこれと同名の武器と書かれていたようだ。
FFTA
マーシュの初期装備のソード。攻撃力25。
ソルジャーとウォリアーが「応急処置」を覚える。
攻撃力だけなら下にブラッドソードがあるが、特殊な効果の無い剣の中では最弱。
なお本作およびFFTA2には、実際の(?)「ブロードソード」という武器のジャンルが存在する。
- 言わずもがなそちらの方はこの剣とはカテゴリが全くの別物。
FFTA2
ソードの1つ。これの下位にショートソードと、ブラッドソードがある。
ソルジャーとウォリアーが「応急処置」、魔法剣士が「オイル剣」を覚える。
ほりだしもの「みならい装備D」(ジケット鉛、ファランの花粉)で手に入る。
- 前作と同様ブラッドソードの方は確かにこれより攻撃力こそ弱いもののHP吸収効果の特殊効果があるため、それを考慮すると完全にこれより下といえるソードはショートソードのみといえる。
聖剣伝説
やっぱり最弱の剣。初期装備。
トップルの村で売っているが買う必要すらない。
これ以降に手に入るバトルアックス・鎖鎌・チェーンフレイルが攻撃だけでなくダンジョン内の謎解きのチュートリアルとなっているのに対し、剣は謎解きには何も役に立たない。
基本的な攻撃の動作を覚えるための武器とも見て取れるだろう。
DFF
最弱の剣。ショップで1000ギルで買える。
デュエルコロシアムでトレジャーカードを大量に取りまくっていると(100枚以上?)なぜかPLIZEの所に入ってたりする(当然手持ちにも入っている)。
何故だ。無印版の全コースで確認。
DDFF
装備Lv1以上、ATK+4の最弱の剣。
ショップで500ギルで買える。
サンブレード、アクセルブレード、ブレイズエッジ、暗黒の剣、混沌の爪のトレードに必要となる。
DFFAC
ラムザのスキンセットに設定できるウェポンの一つ。
最初から所持している。
名前の様に幅が広くないし、どうみてもレイピアにしか見えない。
…ディシディアかFFTの世界のレイピアはこれよりも刀身が細いのか?
DFFOO
セオドア
「ブロードソード【IV】」。☆5の剣。
セオドアの相性装備で、相性性能は「父譲りの力」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 89(+17) | 47(+9) | 477(+95) | 154(+30) | 60(+12) | 15 |
相性性能「父譲りの力」により、『セイントブラスト』使用時、以下の効果が発動する。
- BRV威力アップ。
- 「聖なる楔」の2ACTION期間延長。
- 「赤き翼」の3ACTION期間延長。
ドルガン
「ブロードソード【V】」。☆5の剣。
ドルガンの相性装備で、相性性能は「故郷への想い」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 88(+17) | 50(+10) | 477(+95) | 154(+30) | 60(+12) | 15 |
相性性能「故郷への想い」により、『魔法剣ブレイク』使用時、以下の効果が発動する。
- BRV威力アップ。
- 「暁の魔法剣」の期間延長。
スタイナー
「ブロードソード【IX】」。☆4の大剣。
スタイナーの相性装備で、相性性能は攻撃力+36。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+38(+7)、初期BRV+18(+3)、最大BRV+145(+29)、攻撃力+53(+10)、防御力+17(+3)、最大CP+10。
ラムザ
「ブロードソード【T】」。☆5の剣。
ラムザの相性装備で、相性性能は「秘められし力」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+109(+21)、初期BRV+51(+10)、最大BRV+450(+90)、攻撃力+154(+30)、防御力+68(+13)、最大CP+15。
相性性能「秘められし力」により、「さけぶ」の効果アップとバフ付与の期間が延長される。
また、「さけぶ」使用時の行動負荷がダウンする。
FFL
暁の章で販売している剣。
ショートソードよりも一段階強いが、あえて買わずに次のアイアンソードまで待つのも手。
SOPFFO
剣の1つ。
PFF
レア2の剣。
最大まで強化して力+56。序盤のメインクエストでもたまに手に入る。
ロングソードからなり、フレイムタン・アイスブランド・サンダーエッジ?・ティアサーベル?に進化する。
こう書くと便利すぎる気がするブロードソード。
FFRK
FF5、FF9、FFT共鳴の剣として登場している。
- 「ブロードソード【V】」
レア1。レア1の剣では一番弱い。ステータスは下記。()は共鳴時。 - 「ブロードソード【IX】」
レア8。風属性強化【小】の効果を持つ。
マーカスのオーバーフロー神技「神威・マーカス?」付き。
2024/11/8、「クリスタルダンジョン(毒属性)」装備召喚第1弾で追加された。 - 「ブロードソード【FFT】」
レア5。ラムザのレジェンドマテリア「誉れ高き武門の系譜」付き。修得ボーナスは攻撃+10。
Lv20時のステータスは攻撃147、命中95。
2019/6/28、FFTイベント「運命に屈せぬ兄妹」第1弾装備召喚で追加された。