武器/【キラーボウ】

シリーズによく登場する弓。初出はFF3。
FF2ではボツアイテム扱いでデータのみ存在している。
名前の通り（「Killer Bow」）、即死や力の上昇など、攻撃的なボーナスが付加していることが多い。

FF2

没アイテムとして登場。
開発段階でボツになった武器らしく、改造やバグ以外では入手できない弓。
攻撃力・命中率ともに0と、一見入手したところで特に使い道は無いように見えるが、実は追加効果に即死という凶悪な効果が付いている。
アイテムの説明欄にはご丁寧にも『バグです…』と書かれているらしい。

• 追加即死の関係上で没になったからというわけではなく、もともとこの命中率と攻撃力であったと考えられる。
  • 攻撃力0、命中率0はかのブラッドソードと同じ。
    割合吸収のブラッドソードがあれだけ壊れ扱いなのだから即死効果のこれが実装されていたら…。

追加効果で即死効果を持っている。
FF2は仕様上、通常攻撃の追加効果を耐性で防ぐことはできない。
つまり、これを使うと敵をあっさり倒せる。皇帝陛下も倒せる。
入手・使用は自己責任でどうぞ。

• クアールの即死攻撃が身につく、と考えるとわかりやすい。ダメージ0でも当たれば死ぬ。
• 自己責任も何も、入手・使用は改造でしか不可能なので普通のプレイヤーには全く関係ない。
  没アイテムのはずのこれを普通に入手して使える人間の方も、凶悪性能のこの武器がかわいく思えるレベルのチートを使いまくれるので、注意しても特に意味はないと思われる。

ひっそりとGBAのデータにも残っていたりする。
説明文は「このメッセージをみたら バグ です」
氷の弓と与一の弓の間にある。

• PSP版もキラーボウのデータが存在します。（チート使用）

FF3

初出となる（2のバグアイテムを除けば）。
攻撃力15、命中率85%の弓。
ゆみ、グレートボウは狩人以外のジョブも装備可能だったが、このキラーボウ以降の弓系武器は狩人（+忍者）専用の武器となる。
FF3の仕様として弓自体に特殊効果などは一切ないため、名前の通りの即死効果もない。

古代人の村で2000ギルで購入できる。
また、ドワーフの洞窟、アーガス城でも手に入るが、前者は火のクリスタル奪還後、後者はシーフを先頭にして鍵を開けた先にあるため、いずれもサラマンダー撃破後の入手になる。

• 魔法の鍵があれば撃破前に入手可能。狩人がいないので当然役には立たないが。

狩人にジョブチェンジしてすぐに向かうハインの城でルーンの弓が手に入るので、活躍の期間は短め。
2人以上狩人を使うようなプレイをしているのならば活躍の機会もあるのだろうが…

• ルーンの弓が置いてあるのは城のかなり奥。城内で狩人を使いたいなら、キラーボウは必携なので念のため。
  ことFC版の場合、どのみちハインとの戦いに狩人はほぼ貢献できない。城内の探索中はともかく。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

攻撃力が26にアップしたが、命中率が65%にダウン。更に、重量+1の補正もかかる。
入手方法もFC版と同様だが、値段が倍の4000ギルに値上がりした。
FC版のジョブに加えて、すっぴん、戦士、黒魔道師、赤魔道師、たまねぎ剣士も装備できるようになった（但し、忍者は装備不可能に）。
この時点ではまだ狩人がいないので、より無難な設定なのかもしれない。

• 狩人以外のジョブが装備できる弓はここまで。これ以上強い弓は全て狩人専用となる。

FC版でこれと同命中率だったグレートボウも同様に命中率が85%→65%に下がっているため、FC版と同様に命中率はグレートボウと仲良く全弓中最下位のまま。

グラフィックはエウリュトスボウやセレーネボウの色違いで、此方は赤色が基調。

今回はシーフになれるタイミングが早まったので、
早い段階でアーガス城のキラーボウが拾える。

FF3(ピクセルリマスター版)

殺傷能力を高めた弓

攻撃+32、命中率+85の弓。入手時期は変わって無いが、DS版よりさらに強力。
FC版準拠のためかこれ以上の弓は狩人(と忍者)専用。
下位のグレートボウよりかなり攻撃力が高く、弓矢の仕様の強化も相まり
これを装備した狩人は中々強力。
残念ながら次のルーンの弓までは長くなった。

FF4

攻撃力40、命中率50%の弓。力が5上昇する。店で売っている中では最強。
セシル(パラディン)、ローザ、リディア、ギルバート、シド、パロム、ポロム、フースーヤが装備可能。
これもFF5と違って即死の追加効果は無い。
次に手に入る弓であるエルフィンボウが手に入るまでに結構間があるので、お世話になる期間は長い。
だが、シナリオ攻略だと『矢が勿体無い』という理由で弓を使わないプレイヤーもいるようだ。

• ローザが使う分には命中率の低さはさほど問題にならない。
  だがローザには杖があるので種族特効を突くときくらいしか使われない……。
  • そもそも杖はロクな攻撃力を持たないので、種族特効がなくともローザに物理攻撃を行わせるなら弓一択である。
• 「矢が勿体無い」と感じるかどうかはこの武器の評価とは結びつきにくいと思う(弓全般を各プレイヤーがどう扱うかと言った方が確かかと)。終盤にて手軽に竜特効を狙いたいときは、「アルテミスの矢」をローザ・リディア・セシルで斉射すると、苦労しない割に効果的。その場合、たいていこの弓が1つ必要になる。

アルテミスの弓を未入手の状態でセシル・ローザ・リディアの三人共に弓を使わせたいのなら、与一の弓・エルフィンボウの次に強力なこれを最後まで使うことになる。
命中率の低さを補うことを考えると、「狙う」を持つローザにこれを持たせるのが最も安定する。
もしくはセシルの攻撃回数の多さでカバーするのもいいが、ダメージがやや不安定になるので注意。

購入はエブラーナの町とトメラの村にて3000ギルで。
また、バブイルの塔4Fの宝箱でも拾える。

FF4イージータイプ

名称が「ひっさつのゆみ（必殺の弓）」となった。命中率も60%にUPしたが、それだけ。

FF4(DS版)

他の弓と共にローザ専用装備になった。
性能面は命中率75%にアップした他、能力補正が素早さ+4に変更されている。

FF4TA

力+5の弓。
ポロム編チャレンジダンジョン内の宝箱から手に入るほか、カイン編では店売りしている。

FF5

ケルブの村で5000ギルで購入するか、ロンカ遺跡で出現するハイドラのレア枠から盗める弓矢。
攻撃力は49とそこそこだが、8％という低確率で即死の追加効果を発動する。
SFC版では即死が発動した際、クリティカルと同じように画面がフラッシュする。「ねらう」でも即死させられる。

キラーボウの追加効果は死神の剣・ブラスター・ホワイトホールらと同じ「非デス系の即死効果」である。
よってアンデッドにも吸収されず即死できる。
リボン等の即死耐性で防げる。

• デジョンとも属性が異なる。デジョンは即死耐性では防げず、グラビデ等と同じくボス系耐性（竜の口づけ）で防げる一撃死技である。

第一世界で入手出来る弓矢はぎんのゆみやが攻撃力38、炎・氷・雷属性の三色弓矢が攻撃力39。
キラーボウは頭一つ抜けた攻撃力となり、ロンカ遺跡で盗めれば狩人にとって大きな戦力アップに繋がる。
盗みの通常枠はなくレア枠のみだが、ハイドラは強力なモンスターであるのに加え、「あやつる」不可で睡眠やストップも無効と、無力化が難しい。
さいわい麻痺が有効なので、召喚魔法の「レモラ」を連発して安全に盗もう。

• 麻痺させれば比較的簡単に盗める。弓矢装備自体がABPの軽いアビリティであり、ラミアのティアラ同様、複数個粘る価値はある。

キラーボウとカウンターの相性は結構いい。雑魚モンスターに即死耐性持ちが少ないので運が良ければ反撃で葬ってくれる。
後列配置で被ダメージが抑えられるのもメリット。狩人やモンクで組み合わせるといいだろう。

FF5(GBA版)

即死させた時、何もエフェクトが付かなくなった。

FF5(iOS/Android版)

旧スマホ版全般の仕様どおり、「ねらう」では即死効果が発動しない。

旧スマホ版ではデスと同じエフェクトがつくようになり、「デス系の即死」に変更された。
ジョブ特性「アンデッド」を持つ味方のネクロマンサーが全回復し、SFC版では即死していた「即死耐性のないアンデッド」であるエクスデスソウルも即死しない。ティラザウルスに即死を発動させても見かけ上の変化がない。

• 砲撃士の「ほうげき(砲撃)」の即死効果と同じ変更。

ただし、魔法デスが追加発動するのではないため、敵の魔法回避の影響を受けることはない。

FF5(ピクセルリマスター版)

iOS版ver1.0.8および家庭用版では追加効果のエフェクトが出ない。即死効果が非デス系に戻った。「狙う」でも追加効果が出る。

FF11

狩人専用のクロスボウにして、「鎮魂武器」と呼ばれる武器群のひとつ。
ミシックウェポン「ガストラフェテス」の取得と、
ミシックウェポンスキル「トゥルーフライト」習得の際に必要になる。
武器としては弱く、目だった特殊効果もない。名前だけ引っ張ってきたようだ。

詳細はこちら→キラーボウ

FF12

両手弓の1つ。
攻撃33、CT36。『弓装備2』(IZJS版では『弓装備3』)のライセンスで装備可能。
一般的な性能の弓だが、運良くルース魔石鉱のトレジャーから入手すれば主砲として活躍できる。

FF12RW

敵専用の武器。ゲーム上では名前が出てこない。*1
『暗殺者が好んで用いる　毒矢を放つ弓』
即死効果ではなく猛毒の追加効果で、使用ユニットは弓使い。
猛毒の効果がある弓はこれだけなので出来ればフランにも装備させて欲しかった。

FFCCRoF

レシピ「鋼鉄の武器」と鉄×1、金剛石×1で合成できるセルキーの弓。
攻撃力+32。

• ナッシュの初期装備になっている。
  入手時点で弓矢最強なので、武器屋で他の弓を購入していても無駄になります。

FFL

弓の1つ。

PFF

レア2の弓。
最大まで強化して力＋35。飛行特攻2.5倍。
即死効果は無い。
セルフボウから進化し、エルフィンボウになる。
クエストでもドロップする。

FFRK

FF5、FF12から弓として登場している。
いずれも低確率で即死の追加効果あり。

• 「キラーボウ【V】」
  レア4。FF5共鳴。狩人の専用必殺技「狙い撃ちII」付き。
  Lv15のステータスは攻撃51、魔力20、精神20、命中92。
  ヒストリーダンジョンのバロン城のマスタークリア報酬で1つは入手可能。
• 「キラーボウ【XII】」
  レア5。FF12共鳴。フランの専用必殺技「咬撃氷狼波」付き。
  Lv20のステータスは攻撃105、魔力26、精神26、命中95。
  FF12イベント「交錯する思惑と決意」で追加された。

FFEX

弓矢の1つ。
暗黒の双角1個、闘神の馬具1個、風の大魔性10個と3003ギルで作成可能。

サポート効果は、追加:即死+5。

• 呪力を込めた矢を射る弓。
  急所を射抜くと、敵を即死させる。

説明文だとクリティカル時に即死？と勘違いしそうだが常時即死の可能性を生む弓。
その性質上、雑魚でもとんでもない耐久力になる敵の強さ◯%アップオプションのときに真価を発揮する。

見た目は紺色の悪魔の翼を模したようなデザイン。
禍々しくもかっこいい弓で、サポート効果と合わせて雑魚散らしにもってこいかも知れない。

FFBE

弓の名手が好んで使うという熟練者向けの弓。空中の魔物に抜群の効果を発揮する。
その名の通り、殺傷能力を極限まで高めてあるため、正確な狙いを定めることができない者に持たせると非常に危険。
そのため、地域によっては、この弓の所持を制限しているところもある。
自在に扱うことができれば、達人の粋に達したと言えるだろう。

攻撃力+60でプラントキラー・ムシキラー・バードキラーのアビリティ付きの弓。
ブラキオレイドスの初討伐報酬で手に入る。
キャラの固有アビリティや幻獣を利用してさらに特効を増やすことも出来る。