モンスター/【ツインタニア】

Last-modified: 2023-11-24 (金) 14:33:28

FF5

ギガフレアの秘密・・・
この魔法はパワーを溜めるときに一瞬無防備になる。
(アパンダの部屋にある魔道士の書いた本)

・通常時
Lv39、HP50000、MP10000、種族:魔獣。
攻撃力90、物理倍率14、素早さ35、魔力7(魔法倍率5)。
防御力30、回避力0、魔法防御16、魔法回避10。
弱点属性:聖・水。無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:暗闇、沈黙、スロウ、ゾンビ、リフレク。
行動:

  • 6回行動するごとにギガフレア準備態勢に移行。
    1ターン目:アトミックレイ/ふぶき/たたかう
    2ターン目:アトミックレイ/ふぶき/たたかう
    3ターン目:マインドブラスト(対象はパーティ全体)
    4ターン目:かまいたち
    5ターン目:かまいたち
    6ターン目:ギガフレア準備態勢に移行
  • 魔法に反撃:メガフレア/何もしない/何もしない。
  • 魔法以外に反撃:タイダルウエイブ/何もしない/何もしない。

盗み:通常枠フェニックスの尾/レア枠フレイムシールド。落とすアイテム:ティンカーベル(6.25%)
ボス系耐性持ち。
獲得ABP:24。


・ギガフレア体勢時
Lv30、HP50000、MP10000、種族:魔獣。
攻撃力90、物理倍率15、素早さ70、魔力72(魔法倍率12)。
防御力0、回避力0、魔法防御0、魔法回避0。
弱点属性:聖・水。無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:蛙、石化、即死、ストップ、暗闇、沈黙、スロウ、ゾンビ、リフレク。
麻痺耐性あり
行動:ギガフレア→通常時に移行。
盗み:通常枠巨人の斧/レア枠なし。落とすアイテム:村雨(6.25%)。
ボス系耐性なし


ここまでだ…
この先の「無」の封じられた空間にはいかせん!!


次元の狭間次元城のラストに登場するケンタウルスの様な形態の化け物。
カウンターでメガフレアタイダルウエイブといった強力な攻撃を連発してくる。
通常時はアトミックレイかまいたち吹雪マインドブラストなどを使い、パワーをチャージした後、まともに喰らえば全滅必至のギガフレアを放つ。
珊瑚の指輪を装備し、リフレク状態にしておけば大抵の攻撃を防ぐことが可能である。

  • アトミックレイとマインドブラストはリフレクで反射可能。「かまいたち」の威力は極小でこちらの魔防が0でも250ダメージ程度。
  • 第1世界のビブロスが魔法倍率5であるため、ツインタニアの使うかまいたちもそれと同威力でしかなく、魔法倍率15のアパンダの1/3程度にとどまる。
  • こちらが全体化マインドブラストを食らっても、麻痺はすぐに治る。デスクローやブラスターによる麻痺の1/3の持続時間。

タイダルウエイブは物理攻撃、メガフレアは魔法攻撃に対してのカウンター。カウンターする確率は1/3で、何もしないことも多い。

  • カーバンクルでアトミックレイやマインドブラストを反射するとそれに対してカウンターメガフレアを使い、それを反射されてさらに被ダメージというマヌケな行動を取ることがある。

対策や行動パターンさえわかれば大した事ないが、何も知らずに戦っているとタイダルウエイブやメガフレアを凄まじい頻度で放つ、鬼のようなボスになる。
事前情報なしの初プレイの場合は恐らく次元の狭間でもトップクラスに手ごわい相手。


ツインタニアの行動は5ターン周期のローテーション。パワーアップするタイミングは一定。
目安としてはカーバンクルを召喚して、その効果が切れてもう1度召喚した直後くらい。


魔法倍率12とFF5最強のギガフレアの使い手であり、のちのGBA版でもアルケオデーモン(魔法倍率9)や神竜改(使用する本体は魔法倍率7)、エヌオー(使用部位は魔法倍率9)など使用者が増えたが、彼以上の威力の持ち主は現れなかった。


○入手アイテム一覧表

形態通常盗みレア盗みドロップ
通常時フェニックスの尾フレイムシールドティンカーベル
パワーアップ時巨人の斧なし村雨

アイテムコレクターのみなさん、がんばれ!


「ギガフレアのためにパワーアップ!」のメッセージでパワーアップを始める(画面がフラッシュする)。
無防備になるのは本当にほんの一瞬。極端に素早いせいで、ウィンドウが出た後にコマンドを開いたんでは手遅れ。
とにかく対処法を最終決定する準備をしてからパワーアップを迎えるのがいい。

  • 実はメッセージが出る少し前からパワーアップ版との入れ替え処理がされている。
    かまいたちを二回撃った後、「たたかう」でターゲットを合わせておくと入れ替わった瞬間にカーソルが戻る事で目視は可能。

ギガフレアのチャージ時には即死・石化攻撃が効いてしまう。
が、チャージ時のみ盗める巨人の斧、非チャージ時のみ低確率でドロップするティンカーベルの兼ね合いもあり、強さよりも安全に「ぬすむ」ためのタイミングとアビリティ編成が問題になるボスである。
特にティンカーベルはここで手に入れるしかないため、彼は何十回と殺され続けることになる。合掌。


巨人の斧を盗みたいならば、チャージ時にはトードor蛙の歌が効くのでお勧め。カエルにしてしまえばギガフレアは無効化される。
トードと蛙の歌は非必中なので、確実に蛙化させたいなら「調合」の「かえるのキッス」(ダークマター乙女のキッス)が必中。
チャージ中は超スピードで行動するため、真っ先にストップやカエル化で無力化する事。


チャージ中は愛の歌ストップも効くようになるので、まず初手でストップ状態にして確実にカエル化させる。
一発で盗めなかった時やデスクローに失敗した時は、ストップを上書きすれば安全にチャージ状態を引き延ばせる。

  • ボス系耐性が消失しているため色目も効くが、「うたう」の体力の歌でリジェネ状態にしたいので、わざわざ色目にする必要はないだろう。

具体的な状態異常耐性の違いについて:

  • 通常時:暗闇・沈黙・スロウが有効。
  • チャージ時:上記に加えてカエル・石化・即死・ストップが有効。さらにボス系耐性(いろめ・斬鉄剣・居合抜きetc...への耐性)が消失する。

ギガフレアは最大3000ダメージ程度なので、通常のレベル進行だと一撃全滅もありうる威力。
非チャージ時に倒すなら、ドロップアイテムとの兼ね合いでチャージ時にデスクローを使うのが定番だが、無防備中も麻痺耐性があるので、デスクローで瀕死にはなるが、麻痺にはならない。ギガフレア封じにはカエル化の合わせ技が必要。
 
よって「ギガフレアのためにパワーアップ!」が出たら愛の歌かストップを使って安全を確保し、同時にカエル化させ、カエルになったらデスクローを成功させる。
巨人の斧を盗み、ギガフレアがカエル状態で不発になったのを確認した後、通常状態に戻るのを待って1発殴ればカタがつく。
盗みやデスクローに失敗した場合はストップを上書きする。
ティンカーベルの入手を狙うならこれが一番安全かつ手っ取り早い。

  • デスクローは命中率が低め。万一操作ミスなどで瀕死にさせるのに失敗した場合はカウンターを誘発しないよう下手に手を出さず、またパワーアップするまで回復しつつじっと待つ。
    カエル化に成功していればとりあえずは安全であるため、まずはストップとカエル化を優先し、成功した場合に巨人の斧を盗んでおく。通常枠なので盗賊の小手があればほぼ確実に盗める。
    • デスクロー係は1人、多くて2人いれば充分。ギガフレアへの保険としては定番の「隠れる」が役に立つ。
  • マイティガードを習得しているなら最初に唱えておくと、ギガフレア以外の攻撃の被ダメージも大幅に軽減してくれるのでお得。通常の攻撃ならリジェネでも間に合うぐらいになる。ギガフレアもシェルで被弾は半減する。

パワーアップ時には、もう一種類のツインタニアと入れ替わる処理が施されている。
パワーアップ時に入手可能なアイテムが異なったり、有効な状態異常が増える、有効なレベル系青魔法が変わるのはこれによるもの。
パワーアップ時には物理・魔法共に防御力と回避率が0になるが、魔力と素早さは大幅に上昇している。
魔力は72(通常時の約10倍・魔法倍率12)、素早さは81(神竜に次ぐ全モンスター中2位)。
レベルは5の倍数(30)になるのでレベル5デス有効。


単純に倒すだけならエクスカリバーディフェンダーあたりの二刀流ホーリー剣乱れ打ち+サムソンパワーなどのドーピングで一撃を狙える。
巨人の斧を狙うつもりがないのならばティンカーベルドロップまでの回転数を上げるのに有効な手法。

  • Lv40前後だと防具で力を目いっぱい上げて最強ブレイブブレイドに魔法剣ホーリーを使っても6600程度なので、まず一撃必殺は無理。魔法剣をかけるターンでドーピングをしてレベルを60~70程度まで上げた方がよい。何も考えずに乱れ打ちするとタイダルウエイブが数回来たりする。
    MAXまで育てたチキンナイフがあればLv40でもカンストダメージになるのでドーピングは不要。
  • 聖属性攻撃・魔獣特効武器レベル3フレアなど通常状態でも弱点・攻め手だらけ。
    HPは高いがスティングレイのようなタフさは感じない。

旧スマホ版限定で、モスフングスの「はなつ」によるデジョンが必中・耐性無視であるため、開幕放って一撃死させられる。
リメイク後では巨人の斧よりも強力なアースブレイカーが後で手に入るので、巨人の斧が不要ならばとても楽。


普通のボスは倒しても特段の演出もなくマップグラフィックが消えて終了だが
こいつは撃破してもすぐには消えずバッツ達の前からいったん退き
次元城屋上~ラストフロア入口間の空中で大爆発を起こす。


GBA版までは入れ替わりによってステータス異常は解除される=非チャージ時に戻ると蛙状態は解除される。
パワーアップ中に巨人の斧が盗めずもう一度弱体化するのを待つ場合、再びカエルにしないとギガフレアが飛んでくるので、トードは毎回かける必要あり。

  • GBA版の場合、蛙状態になっていない通常版と入れ替わるため、蛙状態が解除されたように見える。
    そして再びチャージ版が登場する際には、チャージ版の蛙状態が解けていないため、プレイヤーからすると、何もしていないのに突然蛙になったように見える。
    しかし「ギガフレアのためにパワーアップ!」のメッセージ出力直前に状態異常を解除するため、再び蛙からツインタニアの姿に戻る。……という、実に忙しい挙動を見せてくれる。
    どちらにせよ、メッセージ直後にトードをかけなおす必要があることには変わりない。

SFC版・GBA版は小人・蛙中に大ボス用の消滅エフェクトが発生すると、轟音と震動が鳴り響く中こびとやカエルになったボスが消えずにそのまま残る。
弱体化中にカエル化→デスクローで瀕死化→ダメージとすると簡単に確認できる。

  • ブレイクや斬鉄剣などで倒すと特殊消滅演出が入らないので注意。
    カエルが有効なボス自体がレアな上に、ガルラなどは通常消滅なので、弱体化ツインタニアが一番カエル死亡大ボスバグを確認しやすい。

天野氏のデザインではゲーム画面のものよりスリムで、サイケデリックな体色を誇る。尻尾が割れて二匹の蛇になっている。

  • 天野氏へのデザイン発注文章を見るとわかるが、この魔物の設定として「すべての生物が凝縮してできあがった」
    とあるので、これを重視した氏によって部位ごとに彩色が(キメラ的な意味で)塗り分けられたと思われる。
  • よく見ると右腕も(恐らく)存在せず、肩から鳥類の翼らしきものが生えている。せっかく凝ったデザインなのに、ゲームで別物になってしまったのが勿体無い。

上述のデザイン発注文書によれば、ツインタニアのパワーの源は、融合した別生物同士の拒絶反応らしい。
体内に溜め込んだ免疫反応エネルギーをブレスでブッ放す、斬新なバイオ兵器だったのだ。


様々な生物を取り込んだ最強の合成生物、得意技はギガフレア、隠し持っているティンカーベル、出現場所は塔のてっぺん。
天野氏デザインのため化け物の姿をしているが、元ネタは1989年にスクウェアが発売した魔界塔士サ・ガの最強仲間モンスタータイタニアか?
(フレアを得意とする妖精。魔界塔士の仲間モンスターはさまざまな魔物の肉を取り込んで成長するが、その終着点の一つがタイタニアだった)

FF5(GBA版)

亡者の巣窟にも4グループの最後に登場。
ただでさえ高いHPがさらに上がっており(HP55000)、正攻法で倒すには少し時間がかかる。もちろん、チャージ時の隙を突けば一撃。

  • 亡者の巣窟ではアイテムは手に入らないようになっているため、巨人の斧やティンカーベルの量産は不可能。無駄な時間を費やさないように。

アドバンス版の攻略本では、誤記で巨人の斧が盗みのレア枠の方になっている。
実際には、ゲーム中ではちゃんと通常枠で盗める。


一度蛙状態にすると、GBA版限定で、二度目以降のチャージ直前に一度勝手に蛙の姿になり、すぐに通常グラフィックに戻るというバグが見られる(SFC版では発生しない。スマホ版では一度蛙になるとずっとそのまま)。


SFC版では固有グラフィックだったが、GBA・旧スマホ版では色違いとしてアルケオデーモンが登場した。

FF5(iOS/Android版)

モンスターの入れ替わりが起こっても状態異常が継続するようになった。
一度蛙にしてしまえばもう一度パワーアップしてもずっと蛙のまま。

FF5(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版でも状態異常が継続する。
蛙にしてしまえば後はティンカーベルのために倒すタイミングを調節するだけである。

  • マインドブラストを反射するリフレクは使わないほうがいい。
    デスクローの後は稀に、スリップダメージが継続しパワーアップ状態で戦闘不能になることがあるからだ。
    そうでなくてもアトミックレイを反射→カウンターのメガフレア反射の繰り返しでテンポが悪くなる。

FF12

パラミナ大峡谷の特定の場所にしか出現しない敵。
同じ場所では、エイビスエンペラも特定の場所にしか出現しない。

  • マップに二体出現するため、一体しかいないエイビスエンペラよりはハントカタログを埋めるのが楽。

FF14

レイド「大迷宮バハムート」の邂逅編5層にボスとして登場。ワイバーン的な飛竜に古代アラグ帝国による拘束具が嵌められた姿。
新生FF14発売当初の高難易度のラスボスにあたり、多彩なギミックでプレイヤーを苦しめた。

  • TVドラマ「光のお父さん」でも、原作ブログと同じくラスボス役を務めた。劇場版にも登場し銀幕デビューまでしている。

その縁から最高難易度レイドの「絶バハムート討滅戦」では先鋒として現れる。


のちに友達紹介キャンペーンで手に入るマウントにもなった。詳しくは省くが入手するにはそれなりにハードルが高い。
しかし多くのプレイヤーを苦しめた「ダイブボム」が使えるだけあって当時は話題を呼んだ。


余談だが、FF5版ツインタニアの見た目のモンスター「アルケオタニア」もいる。
こちらは漆黒のヴィランズエリアに特定条件で出現。高台での戦闘となり、タイダルウェイブで場外に押し流そうとしてくる。
メガフレアかまいたちマインドブラストといった原作準拠の技に加え、残りHPが僅かになると「ギガフレアのためにパワーアップ!」してギガフレアの詠唱を開始する。
討伐時に入手できる角を集めると、ティンカーベルや変わった外見装備と交換できる。

PFFNE

AREA20-1の3戦目に1体登場する。