モンスター/【ツインタニア】

Last-modified: 2023-02-04 (土) 12:14:42

FF5

twintaniaff5.png
ギガフレアの秘密・・・
この魔法はパワーを溜めるときに一瞬無防備になる。
(アパンダの部屋にある魔道士の書いた本)

・通常時
Lv39、HP50000、MP10000、種族:魔獣。
攻撃力90、物理倍率14、素早さ35、魔力7(魔法倍率5)。
防御力30、回避力0、魔法防御16、魔法回避10。
弱点属性:聖・水。無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:暗闇、沈黙、スロウ、ゾンビ、リフレク。
行動:

  • 6回行動するごとにギガフレア準備態勢に移行。
    1ターン目:アトミックレイ/ふぶき/たたかう
    2ターン目:アトミックレイ/ふぶき/たたかう
    3ターン目:マインドブラスト(対象はパーティ全体)
    4ターン目:かまいたち
    5ターン目:かまいたち
    6ターン目:ギガフレア準備態勢に移行
  • 魔法に反撃:メガフレア/何もしない/何もしない。
  • 魔法以外に反撃:タイダルウエイブ/何もしない/何もしない。

盗み:通常枠フェニックスの尾/レア枠フレイムシールド。落とすアイテム:ティンカーベル(6.25%)
ボス系耐性持ち。
獲得ABP:24。


・ギガフレア体勢時
Lv30、HP50000、MP10000、種族:魔獣。
攻撃力90、物理倍率15、素早さ70、魔力72(魔法倍率12)。
防御力0、回避力0、魔法防御0、魔法回避0。
弱点属性:聖・水。無効化・吸収属性なし。
有効な状態異常:蛙、石化、即死、ストップ、暗闇、沈黙、スロウ、ゾンビ、リフレク。
麻痺耐性あり
行動:ギガフレア→通常時に移行。
盗み:通常枠巨人の斧/レア枠なし。落とすアイテム:村雨(6.25%)。
ボス系耐性なし


ここまでだ…
この先の「無」の封じられた空間にはいかせん!!


次元の狭間次元城のラストに登場するケンタウルスの様な形態の化け物。
メガフレアギガフレアタイダルウエイブといった強力な攻撃を連発してくる。
珊瑚の指輪を装備し、リフレク状態にしておけば大抵の攻撃を防ぐことが可能である。

  • 他にはアトミックレイかまいたち吹雪マインドブラストなど。
    アトミックレイとマインドブラストはリフレクで反射可能、「かまいたち」はダメージ極小。
  • なぜならこのかまいたち、アパンダの3分の1で第1世界のビブロスのそれと同威力でしかない。

タイダルウエイブは物理攻撃、メガフレアは魔法攻撃に対してのカウンター。
ただしカウンターする確率は1/3で、何もしないことも多い。
カーバンクルでアトミックレイやマインドブラストを反射するとそれに対してカウンターメガフレアを使い、
それを反射されてさらに被ダメージというマヌケな行動を取ることがある。


ツインタニアの行動は5ターン周期のローテーション。パワーアップするタイミングは一定。
目安としてはカーバンクルを召喚して、その効果が切れてもう1度召喚した直後くらい。


対策や行動パターンさえわかれば大した事ないが、何も知らずに戦っていると
タイダルウエイブやメガフレアを凄まじい頻度で放つ鬼のようなボスになる。
事前情報なしの初プレイの場合は恐らく次元の狭間でもトップクラスに手ごわい相手。

○入手アイテム一覧表

形態通常盗みレア盗みドロップ
通常時フェニックスの尾フレイムシールドティンカーベル
パワーアップ時巨人の斧なし村雨

アイテムコレクターのみなさん、がんばれ!


「ギガフレアのためにパワーアップ!」のメッセージでパワーアップを始める(画面がフラッシュする)。
無防備になるのは本当にほんの一瞬。
既出の通り極端に素早いせいで、ウィンドウが出た後にコマンドを開いたんでは手遅れ。
とにかく対処法を最終決定する準備をしてからパワーアップを迎えるのがいい。

  • 実はメッセージが出る少し前からパワーアップ版との入れ替え処理がされている。
    かまいたちを二回撃った後、「たたかう」でターゲットを合わせておくと入れ替わった瞬間にカーソルが戻る事で目視は可能。

ギガフレアのチャージ時には即死・石化攻撃が効いてしまう。
が、チャージ時のみ盗める巨人の斧、非チャージ時のみ低確率でドロップするティンカーベルの兼ね合いもあり、強さ云々でなく「ぬすむ」タイミングが問題になるボスである。
特にティンカーベルはここで手に入れるしかないため、彼は何十回と殺され続けることになる。
合掌。


非チャージ時に倒すなら、チャージ時にデスクローを使うのも良い。
あとはギガフレアを使った後に1発殴ればすぐにカタがつく。
ティンカーベルの入手を狙うならこれが一番手っ取り早い。

  • 過剰にレベル上げをしなかった場合、ギガフレアは最大3000ダメージ程度と一撃全滅もありうる威力。
    何らかの形で、ギガフレア対策はしておいたほうがイイかも。
    • 定番の「隠れる」でおk。デスクロー係は1人(多くて2人)いれば充分。
    • マイティガードを習得しているなら最初に唱えておくと、ギガフレア以外の攻撃の被ダメージも大幅に軽減してくれる(リジェネでも間に合うぐらい)のでお得。
  • 無防備中も麻痺耐性があるので、デスクローで瀕死にはなるが、麻痺はしない
    ギガフレア封じにはカエル化の合わせ技が必要。

巨人の斧を盗みたいならば、チャージ時にはトードor蛙の歌が効くのでお勧め。ギガフレアは無効化される。

  • GBA版までは入れ替わりによってステータス異常は解除される=非チャージ時に戻ると蛙状態は解除される。
    パワーアップ中に巨人の斧が盗めずもう一度弱体化するのを待つ場合、再びカエルにしないとギガフレアが飛んでくるので、トードは毎回かける必要あり。
    • GBA版の場合、蛙状態になっていない通常版と入れ替わるため、蛙状態が解除されたように見える。
      そして再びチャージ版が登場する際には、チャージ版の蛙状態が解けていないため、プレイヤーからすると、何もしていないのに突然蛙になったように見える。
      しかし「ギガフレアのためにパワーアップ!」のメッセージ出力直前に状態異常を解除するため、再び蛙からツインタニアの姿に戻る。……という、実に忙しい挙動を見せてくれる。
      どちらにせよ、メッセージ直後にトードをかけなおす必要があることには変わりないが。
  • SFC版・GBA版は小人・蛙中に大ボス用の消滅エフェクトが発生すると、轟音と震動が鳴り響く中こびとやカエルになったボスが消えずにそのまま残る。
    弱体化中にカエル化→デスクローで瀕死化→ダメージとすると簡単に確認できる。
  • ブレイクや斬鉄剣などで倒すと特殊消滅演出が入らないので注意。
    カエルが有効なボス自体がレアな上に、ガルラなどは通常消滅なので、弱体化ツインタニアが一番カエル死亡大ボスバグを確認しやすい。

色目も効く。一発で盗めなかった時チャージ状態を引き延ばせる。愛の歌やストップも効くのでそれで充分なのだが。
具体的な状態異常耐性の違いについて:

  • 通常時:暗闇・沈黙・スロウが有効。
  • チャージ時:上記に加えてカエル・石化・即死・ストップが有効。さらにボス系耐性(いろめ・斬鉄剣・居合抜きetc...への耐性)が消失する。

パワーアップ時には、もう一種類のツインタニアと入れ替わる処理が施されている。
パワーアップ時に入手可能なアイテムが異なったり、有効な状態異常が増える、有効なレベル系青魔法が変わるのはこれによるもの。
ちなみに、パワーアップ時には物理・魔法共に防御力と回避率が0になるが、魔力と素早さは大幅に上昇している。
魔力は72(通常時の約10倍・魔法倍率12)、素早さは81(神竜に次ぐ全モンスター中2位)。
ちなみにレベルは5の倍数(30)になるので…


こちらが全体化マインドブラストを食らっても、麻痺はすぐに治る。
デスクローやブラスターによる麻痺の1/3の持続時間。


何も考えずに倒すならエクスカリバーディフェンダーあたりの二刀流ホーリー剣乱れ打ちでらくらく沈む。
巨人の斧を狙うつもりがないのならばティンカーベルドロップまでの回転数を上げるのに有効な手法。

  • 聖属性攻撃・魔獣特効武器レベル3フレアなど通常状態でも弱点・攻め手だらけ。
    HPは高いがスティングレイのようなタフさは感じない。
  • 何も考えずに乱れ打ちするとタイダルウエイブが数回来たりする。Lv40前後だと防具で力を目いっぱい上げて最強ブレイブブレイドを使っても6600程度なので、まず一撃必殺は無理。まずホーリーを撃ってから乱れ打ちした方が良い。

スマホ版限定だが、モスフングスの「はなつ」によるデジョンが必中・耐性無視であるため、開幕放って一撃死させられる。
リメイク後では巨人の斧よりも強力なアースブレイカーが後で手に入るので、巨人の斧が不要ならばとても楽。


普通のボスは倒しても特段の演出もなくマップグラフィックが消えて終了だが
こいつは撃破してもすぐには消えずバッツ達の前からいったん退き
次元城屋上~ラストフロア入口間の空中で大爆発を起こす。


天野氏のデザインではゲーム画面のものよりスリムで、サイケデリックな体色を誇る。尻尾が割れて二匹の蛇になっている。

  • 天野氏へのデザイン発注文章を見るとわかるが、この魔物の設定として「すべての生物が凝縮してできあがった」
    とあるので、これを重視した氏によって部位ごとに彩色が(キメラ的な意味で)塗り分けられたと思われる。
    • なにそれ、ネオエクスデスみたいな設定なんだね。

上述のデザイン発注文書によれば、ツインタニアのパワーの源は、融合した別生物同士の拒絶反応らしい。
体内に溜め込んだ免疫反応エネルギーをブレスでブッ放す、斬新なバイオ兵器だったのだ。


様々な生物を取り込んだ最強の合成生物、得意技はギガフレア、隠し持っているティンカーベル、出現場所は塔のてっぺん……
天野氏デザインのため化け物の姿をしているが、元ネタは1989年にスクウェアが発売した魔界塔士サ・ガの最強仲間モンスタータイタニアか?
(フレアを得意とする妖精。魔界塔士の仲間モンスターはさまざまな魔物の肉を取り込んで成長するが、その終着点の一つがタイタニアだった)


FF5最強のギガフレアの使い手。のちのGBA版でもアルケオデーモンや神龍改など使用者が増えたが、彼以上の威力の持ち主は現れなかった。

FF5(GBA版)

亡者の巣窟にも4グループの最後に登場。
ただでさえ高いHPがさらに上がっており(HP55000)、正攻法で倒すには少し時間がかかる。
もちろん、チャージ時の隙を突けば一撃なのだが。
ちなみに、亡者の巣窟ではアイテムは手に入らないようになっているため、
巨人の斧やティンカーベルの量産は不可能。無駄な時間を費やさないように。


アドバンス版の攻略本では、誤記で巨人の斧が盗みのレア枠の方になっている。
実際には、ゲーム中ではちゃんと通常枠で盗める。


一度蛙状態にすると、GBA版限定で、二度目以降のチャージ直前に一度勝手に蛙の姿になり、すぐに通常グラフィックに戻るというバグが見られる(SFC版では発生しない。スマホ版では一度蛙になるとずっとそのまま)。

FF5(iOS/Android版)

モンスターの入れ替わりが起こっても状態異常が継続するようになった。
一度蛙にしてしまえばもう一度パワーアップしてもずっと蛙のまま。

FF5(ピクセルリマスター版)

ピクセルリマスター版でも状態異常が継続する。
蛙にしてしまえば後はティンカーベルのために倒すタイミングを調節するだけである。
ただし、マインドブラストを反射するリフレクは使わないほうがいい。
稀にデスクローの後、スリップダメージで(パワーアップ状態で)戦闘不能になることがあるからだ。
そうでなくてもアトミックレイを反射→カウンターのメガフレア(これも反射されるが)で繰り返しのテンポが悪くなる。

FF12

パラミナ大峡谷の特定の場所にしか出現しない敵。
同じ場所では、エイビスエンペラも特定の場所にしか出現しない。

  • マップに二体出現するため、一体しかいないエイビスエンペラよりはハントカタログを埋めるのが楽。

FF14

レイド「大迷宮バハムート」の邂逅編5層にボスとして登場。ワイバーン的な飛竜に古代アラグ帝国による拘束具が嵌められた姿。
新生FF14発売当初の高難易度のラスボスにあたり、多彩なギミックでプレイヤーを苦しめた。

  • TVドラマ「光のお父さん」でも、原作ブログと同じくラスボス役を務めた。劇場版にも登場し銀幕デビューまでしている。

その縁から最高難易度レイドの「絶バハムート討滅戦」では先鋒として現れる。


のちに友達紹介キャンペーンで手に入るマウントにもなった。詳しくは省くが入手するにはそれなりにハードルが高い。
しかし多くのプレイヤーを苦しめた「ダイブボム」が使えるだけあって当時は話題を呼んだ。


余談だが、FF5版ツインタニアの見た目のモンスター「アルケオタニア」もいる。
こちらは漆黒のヴィランズエリアに特定条件で出現。高台での戦闘となり、タイダルウェイブで場外に押し流そうとしてくる。
メガフレアかまいたちマインドブラストといった原作準拠の技に加え、残りHPが僅かになると「ギガフレアのためにパワーアップ!」してギガフレアの詠唱を開始する。
討伐時に入手できる角を集めると、ティンカーベルや変わった外見装備と交換できる。