モンスター/【エヌオー】

Last-modified: 2024-02-28 (水) 04:16:53

設定上はFF5が初出だが、モンスターとして実際に登場したのはFF6から。
後に、FF5GBA版にて追加ボスとして登場した。


FF5

「1000年前、強大な悪エヌオーがあった。エヌオーは『無』を操る力を持っていた。 戦いは長い間続いた…人々は伝説の12の武器を使ってエヌオーを倒した… 」

無の力で世界を我が物にしようとした邪悪な魔道士エヌオー…無に吸い込まれ消えた…

エヌオーは不死身でした。しかし無の力を手に入れるのと引き換えに不死の体を失ったのです


1000年前存在した""を操る伝説の暗黒魔道士。
"無"を得るまでは不死身であったが、"無"を得たことで圧倒的な力を誇る一方、不死身ではなくなり伝説の12の武器によって倒された。

  • シナリオ上に登場するのみで戦うことは無い。

英語版での名称は「Enuo」である。
エヌオーを英語にするとNO、つまり無。
だからエヌオーという名前になったのだろうか。

  • ギリシア神話の戦いの女神「エニュオー」から来ているという説も。

長い長いあの封印の神殿を越えてようやくたどり着いた最深部にこいつがいたのは、やっぱり鳥肌ものだった。
正式に本編に絡んでくるわけじゃないし、なんだかんだで戦えてよかったと思ってる。


蜃気楼の町の住人やギードによれば、
不死身→無の力を得て不死身ではなくなる→倒される
という流れだが、実際には「無に吸い込まれて消えた」程度で、後付けではあるものの生きていた事になる。

  • アドバンス版では海底のモアイと同じく、エヌオーとも戦ってみたかったという当時のファンの気持ちを汲んで、実は生きてましたということにしたようだ。

再び世界をどうこうしようとしているようにも、元の世界にもどろうとしているようにも見えず光の四戦士と戦う動機は不明である。
メタ的には製作者からのおまけということなのだろう。


エヌオーとエクスデスはどちらも不死身の魔道士であり、無の力を操って世界を危機に陥れたが、勇者達によって倒され無に取り込まれて消えた、という全く同じ経過を辿っている。

  • GBA版の本人曰く、「真の『無』の力」を持っているらしい。
    エクスデスと違って、無に飲み込まれても元々の自我を保っているようなので単純な表現ではあるが、その通りなのかも。
  • 当時のエヌオー<12の武器を持つ戦士<神竜とオメガ、という関係から、神竜とオメガより強力(という設定と思われる)な今のエヌオーは12の武器を持つ戦士に倒された後に、真の無の力を手に入れてパワーアップしたのかも知れない。
    • 封印された後1000年の永きに亘って無の力の扱いに習熟したとは考えられないかな?
      いくら強大な力であれ、扱い方を知らない覚えたてでは使いこなすことはできないだろうし。
      1000年前ってことは、あの古代ロンカ文明と戦ったのだろうか?
  • 1000年前の戦士達が無の力を封じずに放置してたら、エヌオーでも無に精神を侵食されていたのかも。

FF5(GBA/iOS版)

enuo.png

「見るがよい。かつて世界が恐怖した我が力…。真の『無』の力を!!」


隠しボスとして登場。
デザインは野村氏が描き下ろしている。
元々が設定止まりだったのでエクスデスのように天野氏の原画は無かったようだ。

  • しかし25周年アルティマニアにあった天野氏へのデザイン発注リストの中には名前がある。
    没になってしまったのだろうか?

GBA版公式コンプリートガイドでは、エヌオーの原画が載っている。
デザインを一言で表すと「人型にまとまったネオエクスデス」といったところ。
体から太い触手が出てたり冒涜的な装いから、カッコよさを保ちながらもいい感じにクトゥルフ感が醸し出されている。


Lv97、種族なし、HP60000(第一形態)、MP65000。
攻撃力220、物理倍率30、魔法倍率21(魔力45)、素早さ65。
防御力100、魔法防御30、回避力20、魔法回避120。
第一形態にストップ耐性なし。GBA版限定で仕様的になだめる有効。
第二形態は「なだめる」無効。
盗めるアイテムは第一形態は通常/レア枠共になし。
第二形態からレア枠でボーンメイル(通常枠なし)。
第二形態:Lv97、種族なし、HP60000、MP65000。


ライブラをかけてもHPが「????/????」としか表示されない。
実際はHP60000の形態が2つで、実質HP120000。
ダミーターゲットを2つ搭載している。(彼の左手と持っているに該当)
(ダミーターゲットも魔法を使用するため、リフレクで反射するとダミーのほうにヒットする)
60000ダメージを与えると第2形態と入れ替わり(こちらもHPは60000)、
ダミーターゲットは消滅するが、常時プロテス、シェル状態になりディスペルでも解除できない。
攻撃の種類も一段と強力になる。


行動パターンはローテーション。

  • 杖(ダミーターゲット)
    素早さ25
    1ターン目:2回攻撃
      プロテス・リジェネ・何もしない/ポイズン・アスピル・何もしない
    2ターン目:2回攻撃
      シェル・ヘイスト・何もしない/スロウガ・グラビガ(全体掛け。GBA版スマホ版共に)・何もしない
    3ターン目:2回攻撃
      バーサク・蛙の歌・何もしない/悪魔の瞳・ホワイトホール・何もしない
    4ターン目:不明 味方の一番上が前に出る。ここでジャンプや隠れるでキャラがいないとバグってフリーズ
  • 左腕(ダミーターゲット)
    素早さ20 魔法倍率9
    1~2ターン目:何もしない
    3ターン目:グランドクロス
    4~5ターン目:何もしない
    6ターン目:ギガフレア

第二形態
素早さ76(オメガと同じ)魔法倍率22、攻撃力220、物理倍率30。
得意技:ディメンションゼロ
HP60000、MP65000。防御力100、魔法防御30 永久:プロテス・シェル
1ターン目:2回攻撃
   ディメンションゼロ・メテオ・アルマゲスト
   ディメンションゼロ・ミールストーム・ホワイトホール
2ターン目:ホーリー・フレア・デルタアタック
3ターン目:アルマゲスト・グランドクロス
4ターン目:メルトダウン・ディープフリーズ・ドレインタッチ
5ターン目:レベル3フレア・レベル4グラビガ・レベル5デス
6ターン目:ディメンションゼロ


ネオエクスデス撃破後に現れるダンジョンのボスだけあり、強さも本作随一。
後列でも5000ダメージを超えるディメンションゼロ(必中防御無視1.5倍撃)をくらえば余程レベル上げをしていない限りほぼ一撃死。
伝説の暗黒魔道士らしく各種暗黒魔法を操り、アルマゲストスリップ状態→ミールストームのコンボや、カウンターで死者の踊り、しにがみのつるぎ、ハリケーン、ホワイトホールなども使ってくる。

あの乱れうちが効きづらく、各種ジョブをマスターしたすっぴんものまね師
連続魔などの上位アビリティを用いたとしても、戦闘難易度は高いだろう。
なお素早さは65と、GBA版の追加ボス中第一形態エヌオーのみオメガ(76)より素早さが遅い。
第二形態と他の追加ボスは全員オメガ以上。


弱点属性がなく、防御力特に物理防御力が非常に高いため、ダメージを通すには何らかの工夫が必要。
下記にもある竜の口づけによる弱点付与+飛竜の槍ジャンプがおそらく一番確実。多くの人が一番使いやすいのはチキンナイフ・ブレイブブレイド・アポカリプス・ラグナロク等に魔法剣フレアによる攻撃力上昇&防御力低下効果か。
他にはお馴染防御力無視のみだれうち(第一形態はダミーでダメージが分散される)、むつのかみのクリティカル狙い、斧による防御低下効果、剣の舞で攻撃力2倍にして防御力を大きく上回る、亀の甲羅割りの使用等、およびそれらの併用。
ぜになげは亀の甲羅割りを使用しない限り効かない。


第一形態は竜の口づけで竜属性を付与した後クイック+飛竜の槍二刀流ジャンプ×2で約4万ダメージ。
種族特攻ならば防御100を無視して大ダメージ。プロテスを使われたらディスペルで解除しよう。
第二形態はこちらが与える物理・魔法ダメージが半分になってしまうが、
ダミーターゲットは消滅するので、「魔法剣フレア二刀流乱れうち」で一気に沈めよう。

  • どちらの形態も「調合」エリクサー+りゅうのきばの「巨人の薬」でHPを倍化した後、りゅうのきば+聖水のホーリーブレスでHP分のダメージを与えれば、ダミーターゲットや永続マイティガードを無視して大ダメージを与えられる。

また、第二形態に移行すると調合で付与した竜属性がリセットされる。
装備とアビリティ枠の制約上、第二形態も魔法剣二刀流フレア乱れ撃ち(1万8千ダメージ程度)より竜の口づけとクイック+飛竜の槍二刀流ジャンプ(1万4千ダメージ程度)×2の方が強力。


調合で8回ドラゴンパワーをエヌオーに使用し強制的にレベルを255まで上げレベル5デス、を第1形態と第2形態の計2回やれば簡単に倒すことが出来る。
それでも全滅の危険性は高いので、対策は怠らないようにしておくべし。


死者の踊りやグランドクロスによるゾンビ化への対策に天使の指輪
途中で途切れる心配無くリフレク状態になれるリフレクトリングホーリーフレアへの対策)
65の素早さを持つコイツに対応するためのエルメスの靴、などアクセサリに何を装備するか迷う。

  • こういうときこそ、プレイヤー自身が得意とする戦闘スタイルを自らに問うべきだろう。どんな戦法を得てとしているかわかれば、選択も自然と絞れてくると思う。
  • アクセサリ次第で回復手段も、ひいてはアビリティ構成も変わって来るかも。搦め手なしの真っ向勝負で行くなら毎ターン白魔法連打(ケアルガ・アレイズ)とエリクサーがぶ飲みは必至。

スマホ版ではグランドクロスが強化され、状態異常が耐性のないものから抽選されるようになった。
つまり耐性のない状態異常に必ずかかる。
同時に、竜の口づけのボス系耐性によって命中自体を完全回避できる仕様になった。

  • 物理攻撃役がゾンビになると(補助魔法をかけていた場合消えないこともあり)こちらが壊滅するのでゾンビ回避優先、回復役や召喚魔法役は物理武器を装備しなければゾンビになってもそこまで危険ではないのでそれ以外といったところか。
    役割分担は必須だろう。

エヌオーが使うグラビガはGBA版スマホ版共に全体化している。


エヌオーはラスボスとは違って「倒すと以降は戦えない」ということに注意。
とりあえず全員すっぴんで、魔法剣フレア二刀流乱れうちですばやく倒して(それでも強いが)、
ネクロマンサーのジョブを獲得してからもう一度まじめに挑戦してみよう、
などと思ってる人は考え直した方がいい。
とにかくエヌオー戦直前のデータは別にセーブしておこう。

  • なお、当然のことながらエクストラダンジョンにいるボスは全員一回しか戦えないのでそれも注意。
  • オメガ改に到達するまでにうようよしている元祖オメガは別。
    しかし、このダンジョンでは雑魚扱いである故にエヌオーまで撃破したパーティーなら問題無いだろう。
  • 脇道ではあるもののこのダンジョン攻略もストーリーの一部ということなのだろう。エヌオーを倒せばストーリーが進行し、後戻りできなくなっているだけのこと。
    当然だが本編ストーリーで倒しても無条件で再戦可能なボスはおらず、ラスボスを除けばギルガメくらいのものである。

戦闘BGMはネオエクスデス戦と同じく「最後の戦い」。

  • 追加ダンジョンでは何でもかんでもボスキャラに決戦が使われていたが、ここで最後の戦いを持ってくることだけは間違いではない。

GBA版4でも同じ傾向で使用されていたが、GBA版6ではボスBGMのランクが1ランク落ちている。

  • 4・5と違って6のラスボスBGMはラスボスの笑い声が入ってたりめちゃくちゃ長かったりするため、妖星乱舞は完全なケフカ専用曲みたいな感じ。それまでのラスボス曲は『最後の戦闘曲』な感じだったけど、9を除き6以降は『このキャラがラスボスであるというのをアピールする曲』。

リボンフォースシールドがあれば特に綿密な対策とかしなくてもLv32程度で勝てる。
必然的にアルマゲスト後に生き残るのは一人だけだが、ディメンションゼロへの対策はアルマゲストのたびに他の味方を生き返らせておけばよいだけ。

  • フォースシールドでもディメンションゼロは防げない。
    アルマゲストで一人になったところにディメンションゼロが来たらどうしようもない。
    • ディメンションゼロはブリンクで回避可能。LV32程度ならHP1200前後なので、フォースシールド装備者には前半はシェル(ギガフレア・アクアブレス・ドレインタッチ半減)、後半はブリンクを率先してかけておくと生存率が格段に上がる。フレアは耐えきれない。

神竜やオメガがネオエクスデスより厄介な強さを持つのと同じで、神竜改やオメガ改がエヌオーより厄介な敵であることは意図されたバランスだと思う。

  • 奈落の滝の案内人の言い方では、エヌオーが最後みたいな言い方である。アルケオデーモン、ガーディアンという二体のボスを倒さないと辿りつけないことからも、それが窺える。

GBA版ではゾンビにファイアビュートとリフレクトリングを装備させたチキン戦法を取ることはできない。
この場合バグで10ターンほどで戦闘がすべてストップする。
背景エフェクトやエヌオーの遊弋、音楽は止まらないが、
敵味方全員がATBゲージがいっぱいになっても一切の行動をとらなくなる。

  • 原因はダミーターゲット杖の行動4回目で味方の一番上が前に出る事。
    この時ジャンプや隠れるでキャラがいないとバグる。杖は素早さが25と遅いため 10ターンほどかかる。
  • ゾンビをパーティー先頭に置けばフリーズはしない。ただし、リジェネがエヌオーにかかるため放置で倒しきるのは不可能。放置によってMP切れは発生させられる。
  • スマホ版では修正され正常に戦闘が進行する。

第二形態へのスイッチは本体のファイナルアタックではなく、おそらくダミーターゲットが持っている。
ダミーターゲットの行動時に本体が死んでいると第二形態へ移行するように見受けられます。


GBA版では撃破後にそのままフィールド画面に移るが、iOS版では勝利リザルトが出て勝利のファンファーレも流れるので不意に間が抜ける印象を受ける。
撃破後に直接何ももらえない点は変わっていない。

  • スマホ版ではエヌオー撃破後の勝利リザルト画面での獲得ABPは180であることを確認。オメガ改と神竜改の獲得ABPが150なのはGBAから健在だったが、エヌオーはスマホ版でようやくABPを獲得可能になった。単体の敵の獲得ABPとしてはダントツ。ABPを得られないすっぴんや、ジョブマスター後のものまね師で挑む事が多い為、今まで発見されなかったように思った。吟遊詩人は、累計0ABPからでもこの戦闘1回のみでジョブマスターできる。
    • スマホ版神竜改はABP1のようなので、最終目標がどっちつかずだったのが「神竜改を倒すこと」に固定されたように思える。

第一形態、第二形態共に祝福のキッスの強制バーサクに対する耐性を持つ。
スマホ版でも強制バーサク耐性は健在。


次回作では名前だけ同じのモンスターが登場している。

攻略法

レベル40程度で倒す一例。
以下のアビリティの習得に加え、全員シーフ・モンクはマスターしている前提。


補助役2人と攻撃役2人に分ける。

  • 補助役Aはものまねしで「ちょうごう」「あおまほう」「じくう」
    装備はくろずきん・ミラージュベスト・エルメスの靴、チキンナイフ。
  • 補助役Bはものまねしで「ちょうごう」「しょうかん」「じくう」
    装備はくろずきん・ミラージュベスト・エルメスの靴
  • 攻撃役C・Dは2人ともすっぴんで「じくう」「ジャンプ」
    装備はリボン・ミラージュベスト・てんしのゆびわ、飛竜の槍二刀流。

戦闘の経過は、

  • 1 補助役A「クイック」→「マイティガード」→「ヘイスガ」
    2 補助役B「クイック」→「カーバンクル」→エヌオーに「竜のくちづけ」
    (エヌオーの一回目の行動。ガ系魔法はリフレクでエヌオーに反射)
    (※以下の3~6のドーピングが済むまで攻撃役A・Bは行動せず「防御」でもしておく)
    3 補助役A「クイック」→攻撃役A・Bに「巨人の薬」
    4 補助役B「クイック」→攻撃役A・Bに「竜のくちづけ」
    (ダミーの行動。もしアスピルを使われて補助役のMPが大きく減ってしまったらエリクサーなどで回復させる)
    5 補助役A「クイック」→攻撃役Aに「ドラゴンパワー」×2
    6 補助役B「クイック」→攻撃役Bに「ドラゴンパワー」×2
    (エヌオーの2回目の行動。アクアブレスを喰らっても600~700程度のダメージなので無視)
    7 攻撃役C「クイック」→ジャンプ×2
    8 攻撃役D「クイック」→ジャンプ×2
  • エヌオーが第二形態に移行
    9 補助役A エヌオーに再度「竜のくちづけ」
    10 補助役B 「ゴーレム」を召喚
    11 攻撃役C「クイック」→ジャンプ×2
    12 攻撃役D「クイック」→ジャンプ×2 で勝利
    (クイック中でもエヌオーのカウンターは発動するが、攻撃役は耐性があるので各種状態異常は無効)

第二形態移行後は、全員ヘイストならエヌオーに一度も行動させることなく倒すことが可能だが、
たとえコマンド入力が遅れて11~12の間にエヌオーの行動が割り込んできても、
アルマゲストはシェル状態なら2000程度で済むので攻撃役は生き残れるし、
ディメンションゼロ×2が1人に集中しても、一発目は分身で回避・二発目もゴーレムで防げる。


(補足)
上記の戦闘経過はバトルスピード3で試したもの。
戦闘開始直後、エルメスの靴でヘイスト状態なら、素早さは41もあればエヌオーに先手が取れるようだ。
単に先手を取るだけではなく、行動順が補助役A→補助役Bとなるよう、補助役Aにはチキンナイフを持たせて素早さをプラスしている。

  • 竜属性に飛竜の槍を使った場合、種族特攻で防御力無視となるため、調合「亀の甲羅割り」は不要。
  • 火力的には、ドーピングはレベル70あれば十分。第二形態のプロテスを加味してもHP60000を削り切れる。Lvは60あれば第一形態に一撃9999ダメージを出せる。第一形態にLv40でジャンプ一撃が7000ダメージほど。

第二形態に移行すると攻撃も苛烈になるため、第一形態の時にしっかりと味方へのドーピングを完成しておくと良い。


スマホ版では、クイック中に歌のドーピングが働くほか、力や素早さの上限も250以上まで伸びている。
1人がみだれうちを覚えていれば、調合ほか消費アイテム無しでも全員生存且つレベル20弱で倒せる。

パーティ編成は吟遊詩人・吟遊詩人・時魔道士・みだれうち習得済みのモンクとする。モンクのみ前列。
モンクは死神の剣と死者の踊り対策でボーンメイル・ロイヤルクラウン・天使の指輪を装備。
他の3人はエルメスの靴を装備し、時魔道士にはクイック用に金の髪飾り、残りの装備は素早さ重視。
ワンダーワンドでシェル、魔法のランプでカーバンクル、そしてスピード状態を用意してスタート。

力の歌英雄の歌を限界まで聞かせると、モンクの素手は(201-100)×100で9999ダメージの2連撃となる。
素早さの歌と、モンクの1ターン目用にヘイストも併用して、モンクへのシェル→カーバンクルによってパーティを強化すると同時に、杖パーツが動くまでに、モンクのたたかう3ターン+エヌオー自身の魔法の反射ダメージでHP60000を削り切るのが第一形態での戦術。

まずは吟遊詩人が素早さの歌と英雄の歌を歌い、時魔道士はクイック→(ドーピングが上限に達するまで放置)→モンクにヘイスト→短剣で吟遊詩人のどちらかを攻撃。

  • 時魔道士の物理倍率も20くらいになるので注意。装備する短剣は、吟遊詩人の防具を考慮して決める。
  • 素のモンクとエヌオーの杖パーツは、素早さの値が同じ。待機中にヘイストをかければ先行できる。

この時点で歌の止まった吟遊詩人と、時魔道士自身のATBゲージは1になり、
この2人の2ターン目が1ターン目待機中のモンクに先行する。
吟遊詩人は力の歌を歌い、時魔道士はクイック→(ドーピングが上限に達するまで放置)→モンクにワンダーワンドでシェル→全員に魔法のランプでカーバンクル。
以上をエヌオーの初手までに済ませたら、あとは第二形態に移行するまでモンクがたたかう連打。

第二形態は既にこちらのATBゲージが1なので、相手が動く前にプロテスの上からHP60000を削り切る。
モンクが奇数回→偶数回のカウンターをもらう前提で、みだれうち2ターンの速攻で倒す。
ハリケーンは致命傷にはならず、死者の踊りは天使の指輪で耐性を得られる。
必中の死神の剣はボーンメイルの耐性・ロイヤルクラウンと天使の指輪の魔法防御・シェルの倍率半減で、
(75-13-5-10)×22/2=517ダメージと、乱数込みでもHPが650ほどあれば耐えられる。

  • ホワイトホールの石化だけはどうしようもないので、喰らったら時魔道士がリターン。
    ……と思いきや、好都合なことにワンダーワンドのシェルの次がエスナなので、
    裁きの杖でディスペル→ワンダーワンドで治療できる。クイックも併用すると安全。

みだれうちのダメージは、201×(100/2)/2=5025ダメージの8連撃で40200ダメージ。
ホワイトホールさえ1回凌げれば、どのカウンターが来ても問題なく倒せる。

  • 天使の指輪の代わりにカイザーナックルを装備して、けり→奇数回のカウンター→みだれうちでも、
    乱数やクリティカルの関係上それなりの確率で60000ダメージを与えることはできるが、
    削り切れないときのカウンターが時魔道士にまで及ぶ可能性があるため、ギャンブル性は高い。

チキンナイフを選んでいたなら、上記構成でモンクを忍者に変えれば第二形態のカウンターを喰らわずに済む。
チキンナイフは素早さも倍率に含むのでプロテス状態の相手にも片手9999ダメージに届き、もう片手は道中のダンジョンで拾ったグラディウスで6000弱のダメージとなって、合わせて1回の乱れ打ちでHP60000を削り切れる。

  • これなら忍者はエルメスが使えるし、時魔道士はクイック→カーバンクル→斬りつけ→クイックでOK。
    やや足の遅くなる時魔道士にまずチキンナイフを持たせ、クイック中に弱い短剣に持ち替えて忍者に渡すといいかも。
  • 被弾の心配をしなくていいため、最低レベルもぐっと下がる。
    ただしクイックを2回使うので、そのぶんのMPを得るレベルは必要になる。
  • 逆にこの戦法だと少々厄介なのが第一形態で、
    たたかうだとチキンナイフはカンストするもののとんずらが発動、
    グラディウスは防御力に阻まれ3500~6000程度のダメージとなりなかなか思うように削れない。
    第一形態の間はチキンナイフを5000~8000ダメージの影縫いに持ち替えるか、もしくは、
    2つのダミーターゲットはしょうがないものとして、みだれうち連発でごり押すか。
    みだれうちによる二刀流4セットのうち毎ターン最低1セットずつでも本体に当たれば、
    1セットあたりプロテスなしカンスト2連撃なので、モンク同様3ターンで第二形態に移行させられる。
    影縫い+グラディウスのたたかうで倒すなら、前列時魔道士にかくとうをセットして助けてもらおう。
    2回目のクイック→短剣外してたたかう→たたかうで第一形態のHPを40000削ってくれる。

リボンと天使の指輪があればカウンターのステータス耐性は万全なので、
みだれうちがなくともリボンそうびがあれば、脅威は死神の剣かハリケーンの被ダメのみになる。
第二形態における素手のダメージは(201-100)×100/2=5050ダメージの2連撃で10100ダメージ。
時魔道士が第一形態のうちに裁きの杖でモンクのリフレクを剥がし、以降はレベル99の癒しの杖で全快。

  • この場合ワンダーワンドのシェルは、裁きの杖の後にモンクにかける。

あとはAUTOモードで6ターンぶんを先に稼ぎ出せればなんとか倒せるはず。
体防具はヴィシュヌベストが魔法防御最高。レベルが20あれば死神の剣に耐えられる。

  • アビリティで言うとおそらく必要ABPが最小になるのは踊り子+かくとうだが、HPがネック。
    ローブオブロードが装備できるので非常に硬いが、それでも550ほど削られるので、25前後のレベルは欲しい。

FF6

Lv46、HP4635、MP280、種族:なし。
攻撃力13、防御力50、命中100、素早さ30。
回避率0、魔力10、魔法防御250、魔法回避0。
弱点:聖。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:石化、即死、沈黙、透明、死の宣告、ゾンビ、プロテス、シェル、ヘイスト、レビテト。常時リフレク、スリップ。
行動:

  • 1ターン:たたかう/たたかう/ぬるぬる

モンスターの数が1体以下

  • 1ターン:だいかいしょう/アクアブレス/ぬるぬる

操る:たたかう/だいかいしょう/アクアブレス/ぬるぬる。スケッチ:だいかいしょう/ぬるぬる。あばれる:だいかいしょう。
盗み:通常枠なし/レア枠エクスポーション。落とすアイテム:なし。
変化:成功率12.5%。ポーション/ポーション/ポーション/エリクサー。
EXP:1429。獲得ギル:968。


モンスターとしてのエヌオーの初出はFF6。古代城への洞窟に出現。
その姿は"無"を操る伝説の暗黒魔道士のそれではなく、ドゥドゥフェドゥの色違いの軟体生物である。
ドゥドゥフェドゥはアンデッドかつ魔法生物だが、エヌオーはどちらでもない。


常時リフレク状態で、通常はたたかうか「ぬるぬる」でスロウ状態を引き起こしてくる。
魔法防御力は250と大変高いが、物理防御力が50と低いので、それほど苦戦はしないはず。
残り一体になるとアクアブレス大海嘯といった水属性攻撃をしてくる。

非アンデッドだが魔法防御が高すぎてアスピルのMP回復には向かない。


コロシアムブラッドソードを賭けた場合でも対戦できる(景品は同じ物を返される)。

  • エクスポーションを量産したい場合はお世話になるかもしれない。水属性対策をしておけばまず負けないだろう。

暴れる」で大海嘯、「スケッチ」で更にぬるぬる、「操る」で更にたたかう・アクアブレスが使える。


状態異常は暗闇・毒・カッパ・バーサク・混乱・睡眠・スロウ・ストップに耐性あり。
また、常時スリップ状態でもある。


レア枠でエクスポーションが盗める。
また、ラグナロックで稀にエリクサーに変化する。


個人的にFF5の暗黒魔道士エヌオーが無の力を手に入れる前・後じゃないかなと思ったりする。

  • あるいはエクスデスがかつて一本の木だったように、暗黒魔道士になる前の原型がこんな姿なのかも知れない。

海外版での名称も「Enuo」のまま。FF5のエヌオーとスペルも同じである。

FF6(GBA版以降)

魂の祠の第3グループの16戦目ではサタンフィガロリザードとセットで出現。

FFL

終章・前編から登場。姿はFF6とほぼ同様の軟体生物型。
他の同種族と同じくアンデッドなので聖属性に弱い。
だが、ブレイクがきかなくなっている。


よりによってエレクトラムと一緒に出てくる事があり、
哀れにもケアルガで殺される光景が拝める。

DFF・DDFF

エヌオーが持っていたが武器として登場している。