旧名称→ 12.7cm単装高角砲
No.048 | ||||
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![]() | 12cm単装高角砲 | 小口径主砲 | ||
装備ステータス | ||||
火力 | +1 | 雷装 | ||
爆装 | 対空 | +3 | ||
対潜 | 索敵 | |||
命中 | 回避 | |||
射程 | 短 | |||
装備可能艦種 | ||||
駆逐艦 | 軽巡洋艦 | 重巡洋艦 | 戦艦 | |
軽空母 | 正規空母 | 水上機母艦 | 航空戦艦 | |
備考 | ||||
開発解禁日:2023/11/02、改修不可、入手方法 | ||||
標準的な対空高角砲です。 量産に向いた構造で経済性も高く、後期の駆逐艦や海防艦、輸送船などにも搭載されました。 襲いかかる敵機に蟷螂の斧ですが対抗します。 |
ゲームにおいて
- 睦月型駆逐艦改の初期装備の高角主砲。非常に弱いので、あえて入手を狙う必要性はかなり低い。
入手し易く強い「12.7cm連装高角砲」や「10cm連装高角砲」を使えば良い。- 本装備は主砲だが、名前が似ている「12.7cm連装高角砲」は副砲。夜戦装備の際には勘違いしないよう注意。
- 実装当初のステータスは「火力+1」のみ。高角砲と名乗っておきながら対空値が上昇しない対空0、射程も短と全砲中最弱の性能を誇った。入手難度の高さの割には性能があまりにも低いため「幻の産廃兵器」というあだ名もついてしまった。
- 装備ロック機能が実装されるまでは、本装備のもっとも有用な使い途は「12.7cm単装砲の誤廃棄防止」だった。
- 2024年3月1日のアップデートで、12cm単装高角砲+25mm機銃増備の改修必要装備に設定される。
入手方法について
アップデート履歴
- 2013/06/05:夕張改が持参する初期装備として実装。夕張砲と呼ばれていた時期もある。
- 2014/10/24:本物の夕張砲が実装された。
- 2014/05/23:対空+2に上方修正された。
- 2014/09/12:対空+3に上方修正された。が話題には挙がらず
- 2018/08/17:第2期開幕に合わせ、「12cm単装高角砲」に名称が変更された。
- 第一期時代の名称は長らく「12.7cm単装高角砲」だった。
- 第一期時代の名称は長らく「12.7cm単装高角砲」だった。
- 2020/06/19:上位装備である「12cm単装高角砲E型」が実装された。
- 2023/11/02:ひっそりと開発可能になった。潜水艦、潜水母艦で(10/10/10/10)から開発可能。
- 2024/02/28:派生装備として12cm単装高角砲+25mm機銃増備が実装。
- 2024/03/01:宗谷(特務艦)に装備可能になった。
小ネタ
- 元ネタは「45口径十年式12cm高角砲」の単装砲版である。実際に夕張が載せていた。
- この「12cm高角砲」の生産は旧式化を理由に1939年に35門という少数生産で終了したとされていた。
- しかし古鷹型、青葉型、高雄型は各4基装備なので32門、妙高型は6基装備なので24門、赤城や加賀は竣工時連装6基12門で24門と搭載艦と搭載数を単純計算しても80門以上である。
戦前製造分が35門というのは何らかの間違いである可能性が高い。 - 太平洋戦争の勃発&軽量で生産も簡便なことを理由に小改修を加えられ1942年から1944年までの間に実に2100門以上が生産され、陸上基地や大量建造された海防艦に搭載される……といった複雑な運命を辿っている。
- 睦月型では既存の12cm砲からの換装が計画されていたが、実現しなかった。
- 第2期において睦月型改の初期装備になったのはこの計画が反映されたものであろう。
- 第2期において睦月型改の初期装備になったのはこの計画が反映されたものであろう。
- しかし古鷹型、青葉型、高雄型は各4基装備なので32門、妙高型は6基装備なので24門、赤城や加賀は竣工時連装6基12門で24門と搭載艦と搭載数を単純計算しても80門以上である。
- 弾丸重量34kg、最大射程16,000m(仰角45°)、最大射高10,000 m(仰角75°)、発射速度は毎分6-8発で、初速は825 m/s。砲の俯仰・旋回は電気油圧式。
- 結局のところ上に撃てるだけの駆逐艦の主砲と言ってよい代物で指揮装置などと機械的な連動はしておらず、高角砲としての能力は無いような物である。
- 結局のところ上に撃てるだけの駆逐艦の主砲と言ってよい代物で指揮装置などと機械的な連動はしておらず、高角砲としての能力は無いような物である。
- 聡明な諸兄にはあえて説明するまでもないだろうが説明文にある蟷螂(とうろう)とはカマキリのこと。
蟷螂の斧とはカマキリが相手の大きさを問わず鎌を振り上げ威嚇しようとする様を例え「弱い者が自らの力量を省みず相手に立ち向かおうとする」様を指す故事成語である。
仮にも兵器なのにこんな成句が当てられてしまうとは、まったくもって産廃泣ける話である。- 蟷螂の斧呼ばわりされているが飛ばす弾は20kgも有る。ちなみにアハトアハトが8kg。こんな代物も「ちっちゃくて使いやすいよネ」という評価を受けていた。大艦巨砲主義恐るべし……。
- 妖精さんがアイスキャンディーを食べているが、これは対空砲火のことを「アイスキャンディー」と俗称していたという説からか?
- 曳光弾が飛ぶ様が、鮮やかな柑橘系アイスキャンディーに見えたから、この俗称となったらしい。
- 曳光弾が飛ぶ様が、鮮やかな柑橘系アイスキャンディーに見えたから、この俗称となったらしい。
- 上述の通り第2期投入で名称が差し替えられたが、イラストは「40口径八九式12.7cm高角砲B1型改4(の防盾なし)」のまま。特徴は海上自衛隊第一術科学校(旧海軍兵学校)敷地内にて展示されている橘型駆逐艦「梨」の一番砲とほぼ一致する。
- 実際の外観はというと、ファインモールドから発売されている1/700艦船模型用グレードアップパーツ「ナノ・ドレッドシリーズ 日本海軍 12cm単装高角砲&8cm単装高角砲」のパッケージアート中央と右端の砲がそれである。
- なお12.7㎝単装高角砲自体は2017年春イベ時に12.7cm単装高角砲(後期型)として改めて実装された。後期?
- 余談になるが、大戦末期にこの砲を陸軍の九七式中戦車(チハ
たん)の車体に無理矢理搭載した「海軍(長)十二糎自走砲(ケーニヒスチーハー)」なるものも試作されている。- 第一期で海域選択画面で表示される南西諸島防衛線にイラストがあった。
この装備についてのコメント
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