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10cm連装高角砲

Last-modified: 2018-11-26 (月) 18:19:04
No.003
003.png10cm連装高角砲小口径主砲
装備ステータス
火力+2雷装
爆装対空+7
対潜索敵
命中回避
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
改修不可
一部駆逐艦の改造後の初期装備
防空型駆逐艦の主砲です。
画期的な長砲身半自動装填砲を動力砲塔に備えた「長10cm」と呼ばれた新型の防空用高角砲で、
「秋月」型駆逐艦に搭載されました。
複雑な構造のため量産には不向きでしたが、敵機の跳梁を抑える艦隊防空の切り札の一つです。




ゲームにおいて Edit

  • 色こそ対空砲(緑)だが、図鑑説明にあるように対空砲の機能を兼ね備えた主砲12.7cm連装砲12.7cm連装砲A型12cm単装高角砲の完全上位互換。
    • コモンの朝潮型・陽炎型駆逐艦を改造するとこれを持参してくることが多い。比較的入手が容易な割に、序盤からずっと使い続けられる超優秀な装備。
    • 2018年8月17日の第二期移行以前は初期実装組の駆逐のほとんどの改装備だったが、移行後は「改」で所持している駆逐艦が大幅に減っている模様。改修素材分を牧場で賄おうとしていた諸提督は気を付けられたし。
    • 初期装備艦は下表の通り。
    • 改修工廠システムの実装により(12.7cm連装砲と比べた場合)対艦砲撃面では必ずしも上位ではなくなった。
      とはいっても、改修工廠を扱えるようになるまではこの砲が汎用性に優れるのは間違いない。
      対空迎撃に優れるこの砲と、強化によって対艦戦闘に有利となる12.7cm連装砲シリーズ、うまく使い分けよう。
  • 対空砲同士で見た場合、対空値は12.7cm連装高角砲(対空+4)を上回るが、こちらは小口径主砲、12.7cm高角砲は副砲という明確な違いがあり、互換性はない。
    • 名前の後ろに(砲架)の付いた10cm連装高角砲(砲架)も主砲ではなく副砲に分類され、ステータスも命中が+1火力が-1されている。
    • 入手性に差があるが、同じ主砲分類で対潜・命中・回避が+1、対空-2となる12.7cm連装高角砲(後期型)もある。
  • 2014年11月14日アップデートにて、史実で砲塔版のこの砲を搭載していた秋月が実装された。その後、
    姉妹艦の照月初月涼月も実装されたが入手方法がいずれもイベントに限られているため、実装時の海域突破報酬以外での入手は困難である。
  • 駆逐艦は勿論、軽巡など砲撃戦を重視しない補助艦艇にもこの装備は有用。
    対空値を高めれば航空戦で敵攻撃機を撃墜し、開幕航空攻撃の火力を低下させることができる。
    • もし敵空母の攻撃機を全滅させることができれば、砲撃戦で空母を無力化できる。
      ただし、改二になっていない殆どの駆逐軽巡は元の対空値が低すぎて、これを3基積んだ程度では全滅ラインに届かない場合が多い。
      無理に全滅を狙うより、より火力のある主砲や魚雷を持たせた方が良い結果を出す場合もよくある。
  • 改修工廠においては、この装備自体を改修することはできないものの、割と多数種の改修素材として消費される。
    • 詳しくは改修消費装備一覧ページを参照してほしい(「装備名」が「10cm連装高角砲」のところ)。
      初めて見る時には「素材を要求する装備」と「合計必要数」の多さに驚くことだろう。

小口径主砲の性能比較表(装備最大値/小口径主砲上位早見表/テーブルより転送) Edit

性能比較表。長いので閉じています。

小ネタ Edit

  • 元ネタは「65口径九八式10cm高角砲」。装甲空母大鳳と偵察軽巡大淀砲架版が、秋月型防空駆逐艦に砲塔版が搭載された、日本海軍の傑作高角砲である。
    • 長砲身であることから「長10cm砲」という呼び方もある。口径は約3.9インチで表記通り10cmぴったりである。
    • 伊168などの潜水艦用高角砲は50口径八八式10cm高角砲であり別物。つまり、長10cm砲という呼び方は、本来50口径10cm砲と区別するためのものである。
  • 最初期から実装されている優秀な砲なのだが、搭載艦がいずれも未実装と言う悲劇が長らく続いていた。
    大鳳は大型建造で入手可!大淀は2014夏E2、秋月も2014秋E2の各突破報酬として先行実装!
    • え?……秋月のは彼女の高射装置分も加味されてるし別物じゃないかって?だから、こまけぇこたぁ良いんだよ。
  • 40口径八九式12.7cm砲に比べ、最大射程・最大射高・連射速度ともに1.4倍で、口径の違いから砲弾一発辺りの威力は半分ほどだが、被害半径を勘案すると12.7cm高角砲のおよそ8割程度で、12.7cmの威力と大差無いとして採用された。
    • 射撃速度については揚弾速度の関係上毎分15発が限度なので砲手はそれを目標に訓練に励んだ。しかも実戦では毎分15発すら難しかった。ただし、即応弾があるので一時的には15発/分の発射も可能なのかもしれない。
    • 砲弾の初速も12.7cm高角砲が720m/sだったのが本砲では1000m/sと格段に上がり、高速移動する航空機を狙うには都合が良かった。
    • 砲塔の旋回速度も2倍近く速くなり、旋回が遅くて追従性が悪かった12.7cm高角砲の欠点を解消している。
    • この砲の優秀さには海軍も期待をかけており、一時期は大淀型の船体に本砲12基24門を搭載する防空巡洋艦計画が存在した。しかし現実は…それよりも優先度が高いと思われていた改阿賀野型や仁淀(大淀型二番艦)がキャンセルされていることから察してほしい。
  • 欠点としては、説明文にもある通り量産に不向きなこと。
    • かねてより生産性の低さが強調されがちだが、実は八九式12.7cm高角砲と動作機構はほぼ同一で生産性を比較してもそれより少し低い程度である。
      諸々の事情で搭載艦が限られた数に終わり、開戦後には陸上配備のものも八九式よりさらに旧式の高角砲の生産が優先されたため、この砲の生産数もそれらと比較すれば少数だった。
      このことが生産性の低さを実際以上に印象付けてしまっている。
    • 砲身の寿命が短かったことや、揚弾設備(砲弾を弾薬庫から引き上げる装置)の能力不足で、砲塔内の即応弾を使い果たすと射撃速度が落ちる事なども挙げられるが、それでも12.7cm高角砲よりは高い発射速度を持つ。
      • 砲の命数は350発程度と言われている。つまり理論値の連射速度は毎分19発もあるこの砲の場合、350÷19で計算されるまともな継戦可能時間は18分。*1
        砲身の寿命が短く交換の頻度が増えることから、砲身は簡単に交換できるようにし、予備砲身を艦に常備していたと言われていた。
      • しかし、実際には開発段階で砲身交換は技術的に困難である、として放棄されている(要目簿にも予備砲身の記載はない)。
        どう見ても艦内工作能力でどうにかなるような代物ではない。
      • ちなみに砲身命数の少なさは心配されていたことにはならず、運用上は1000発程度の命数はあった模様。
        日本では砲身命数の基準(初速-5%)が極端に厳しく、海外の砲と比較などには注意が必要。
  • 対艦用途で見た場合は従来の五〇口径三年式12.7cm砲に比べると射程は同等で初速が早く弾道直進性は良好。しかし炸薬が0.948kg、炸薬は下瀬*2であることを勘案してもおよそ1.1kg*3と炸薬威力で劣っている。砲弾重量が半分しかないので時間当たりの投射弾量も大体半分。ただし、上記で述べた通り実際のところ総合的な威力は12.7cmの8割程度であり、そこまで対艦性能が低いわけではなかった。
    ついでに高初速軽量弾のお約束*4で砲戦距離での散布界*5が12.7cm砲の1.8倍も広くなってしまい、水上目標への命中率が劣ったという話が残っている。本砲はあくまでも高角砲であり、対空特化されたものなのでその辺は仕方がない。12.7cm連装高角砲に命中が負けているのはそのためか
    • ちなみに駆逐艦は基本的に通常弾=榴弾しか搭載しないため高初速故の貫通力はあまり関係ない。ただし高初速ほど弾道直進性は安定する。
      • しかし、12.7cmに劣るとはいえ十分に威力はあり、実戦でも第三次ソロモン海戦時に照月が砲門数を活かしてアメリカ駆逐艦に猛射撃を行っているが威力を問題視する報告は見ない。
  • 砲の責任ではないが、照準をつけるための高射装置の不具合と取扱の難しさもあった。
    • 九四式高射装置・・・年式から誤解されがちだが、1934年に開発が始まり完成したのは1936年である。
      順次改良によって新鋭機に対応できるようにしたのだが、高射機*6の部分と射撃盤*7が分離しており、互いのチームワークが不可欠であった。さらに言うと射撃盤で示された仰角、方向角、信管秒時を射撃盤要員が砲操作員に直接伝達する手順を踏む。つまり、それぞれの練度に左右されやすい。また、精密機器の塊であり保守整備が難しく、さらに生産された装置ごとの精度にガタ付きがあり、ある装置では部品精度が不十分、ある装置は水平を検出するジャイロスタビライザーの精度が低く命中率の低下を招くということもあった。しかし、艦艇に搭載された九四式高射装置は長10cm高角砲、長8cm高角砲、12,7cm高角砲と共に対空戦闘で使われ、決して悪く無い撃墜戦果を挙げているのも事実である。
      ミッドウェー海戦後に海軍は九四式高射装置の後継機を開発しようとしたが、そもそも九四式高射装置自体バカにならないほど高価で値段はなんと当時のレート136000円。零式艦上戦闘機より高価で月産でたったの5基。そんな状況もあり新開発には消極的であった。戦局の悪化により簡易で安価な高射装置を量産しようと四式高射装置を開発したが、これは機銃統制用の九五式高射装置を改良しただけである。結局のところ純粋な高射砲用の装置は九四式高射装置で最後だった。
      • 九四式高射装置自体は米軍の調査レポートによれば計算誤差12分、信管調定秒時誤差0.02秒と劣らない精度を発揮していると評価している。
  • 中華民国に賠償艦として引き渡された「丹陽」は、旧2番&3番主砲の位置にこの砲を搭載している。
    • このことから、長10cm高角砲を陽炎型や、陽炎型と船体規模のよく似た夕雲型に搭載可能であったことを証明している。
    • 因みに1番主砲の位置に搭載されていたのは八九式12.7cm連装高角砲であった。
      つまりやろうと思えば日本海軍の駆逐艦は主砲を全て高角砲もしくは両用砲にする事が出来たのだ。
      • 具体的には、12.7cm連装砲B型(夕立の改二砲ではない)との重量差は1トン程度で、改良でどうにでもなる範疇。
        更に12.7cm連装高角砲12.7cm連装砲よりも軽く、丹陽のように組み合わせれば重量増加分はカバー可能。揚弾機構のサイズや重量がまるで違うことを無視すればの話だが
    • この砲の出所に関しては秋月型駆逐艦10番艦「宵月」のものとする説、高雄の防空砲台に設置されていたものを使用したという説がある。
      • 引き渡し前の1947年に撮影された宵月の写真では全ての砲を撤去しており、台湾回航後に移設する事は不可能であるが、1945年の敗戦後の時点で、戦闘艦艇の武装撤去が順次行われており、外された武装が戦時賠償艦となった宵月とセットで*8輸送艦等によって台湾に送られた可能性がある。
  • 丹陽に搭載されていた同砲のシールドは、現地で製造された角張った形状で、本来秋月型が使用していたシールドとは形状が全く異なっており、『丹陽が搭載したのは高雄市の防空砲台として設置されていたものである』とする説を補強する根拠ともなっている。
    しかし陸上の固定砲台には、艦艇からの砲撃に必要な自艦の速度・進路・揺動等の計算に必要な計算機等が省略されているため、宵月の主砲本体や射撃指揮装置等と現地製造の防盾をを組み合わせた可能性もある。
  • 公式4コマ28話で対空機銃扱いされている砲は恐らくこれ。
    単行本でも修正されなかったが、本来これは機銃でも副砲でもなく主砲である。

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • まさかクォータリー廃棄任務でロケランではなくこっちを選ぶ日が来るとはなあ。2、3ヶ月前までは沢山持ってたはずなのに今じゃ1桁台だわ -- 2018-09-01 (土) 06:11:09
    • 今日、ゼロになった(涙 -- 2018-10-16 (火) 00:24:57
  • 出るときは出る。出ないときは出ない。先週デイリー廃棄の機銃集めでちょいちょい開発したら20回ほどで6個くらい出た。まあその以前は100回ほど出てなかった時期もあったからいいも悪いも偏りってやつなんだろうけどな -- 2018-09-02 (日) 11:40:20
  • あまりに出なくて開発資材もったいないからE5-Cマスに拾った駆逐6隻入れてレベリング 他にレメインでベリングしたい艦がいるとか艦載機の熟練度上げたいとか、勿論開発資材をせつやくしたいとか...3つ4つ利点が重なるならありかも -- 2018-09-27 (木) 02:27:26
  • 勘弁してほしいな、イベの前の備蓄で牧場で止めてた浜風とかイベ後の育成で「?なんで」になった -- 2018-10-16 (火) 00:23:17
    • わかるw -- 2018-10-27 (土) 19:22:56
  • ここに来て更にA型改三改修にも必要になったか...これと三連装機銃はいくつあっても足りないなあ -- 2018-10-27 (土) 19:22:35
    • そしてまず間違いなく、B型改四に改修が来ても必要になる。まぁ、必要になるのが何か予測が付くっていう意味ではいいのかもしれんが -- 2018-10-27 (土) 20:28:33
    • 長10センチ砲や三連機銃以外にも41センチ砲、零戦52型、瑞雲、22号電探、紫電改二はいくつあっても足りなくなるよね -- 2018-10-27 (土) 20:37:40
  • 月曜から今日まで日課の開発で10/10/30/10で回して1個のみ開発出来た、確率1/24ですか(溜息) -- 2018-11-02 (金) 22:20:13
  • 単品狙いだと厳しいね。デイリーでコツコツ集めるしかないか。 -- 2018-11-07 (水) 16:14:53
  • この装備集めてると駆逐の装備変えるの凄くめんどい、連装砲×10とか折りたたみ式にならないかな? -- 2018-11-12 (月) 16:58:25
    • 出撃してない子にのせっぱでええやん -- 2018-11-12 (月) 17:12:00
      • すでに改修連装砲とかB砲とか13号とかおにぎりとかいっぱいよ -- 2018-11-12 (月) 18:43:25
      • 詰んだ -- 2018-11-12 (月) 19:46:00
  • うん?威力5割で危害半径が8割なのはそうなんだがなんで威力も8割とか言う話が付け加えられたんだ?危害半径8割=体積は0.8×0.8×0.8=0.512だろ? -- 2018-11-13 (火) 16:24:09
  • 朝雲・山雲を除く朝潮型改、陽炎型では(陽炎・不知火・黒潮・舞風)の改と(磯風・浜風)の乙改が持って来るのか…少なくなったなー -- 2018-11-21 (水) 15:54:19
    • 確かに持参艦は大幅に減ったが牧場に困るか?と言われると所詮はよくドロップする朝潮型と陽炎型なんでそうではないし、逆に持参しない艦はB砲やら爆雷やら三連装酸素魚雷やら持ってくるので結論から言えば悪くない修正だったと思う -- 2018-11-24 (土) 01:31:45
  • ようやく秋月砲の改修ができるようになったので毎日やってたら、4本目が★9になったところで約40個の在庫がすべて消えた。開発しようと思ってデイリー回してたけど全然出ないなーと思ってたら、間違えて弾薬を30にしてた。アホだった。 -- 2018-11-22 (木) 10:48:44
  • 41cm砲の例に基づいて、改修消費先の記述を専門ページに投げました。 -- 2018-11-22 (木) 12:41:59
    • リンク先が大口径主砲のラベルになっていたので、小口径主砲に差し替えておきました。 -- 2018-11-22 (木) 13:19:59
  • 一覧表がありがたい -- 2018-11-24 (土) 00:58:03
  • 荒潮改、不知火改、磯風乙改、浜風乙改は持参装備変更無しかチェックがまだ済んでいないので、確認できた方はチェックシートを更新してもらえるとありがたいです。 -- 2018-11-24 (土) 06:29:57
    • 7-1と1-5で拾えるその辺の駆逐の改はだいたい試したけどダメだった子はいなかったから多分大丈夫なはず、不知火は確実にやったと思う。かといえきっちり艦名見て記録したわけじゃないので追試します。5-5で上げてるから多少時間かかるので申し訳ない。 -- 2018-11-24 (土) 07:20:03
  • これがストックに無いと、素材用に牧場したB型砲が無印12.7と一緒に誤廃棄されるというしょーもない事故が時々起こる。 -- 2018-11-26 (月) 10:01:33
    • 12cm単装高角砲さえあればそんな事故とはおさらばよ -- 2018-11-29 (木) 14:02:05
      • あったなぁ!そんな装備www うちじゃ多分、水無月が持ってきたのを最後に見てないわ。もう二年くらい? -- 2018-12-10 (月) 13:16:45 New
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*1 一応実戦では15発が限度だったので20分以上は戦える。ちなみに12.7cm連装高角砲は1分当たり14発の連射速度で1000発までは持ち、3倍も差がある。
*2 TNT比1.2倍
*3 50口径三年式12.7cm砲及び八九式12.7cm高角砲の砲弾は炸薬がおよそ炸薬は下瀬で1.8kg。TNT比に直すとおよそ2.2kg
*4 近距離の貫通力が高い代わりに砲身命数低下、砲身が「しなる」ことによる散布界悪化、一定距離以上の砲撃威力低下(いくつかの要因からなるので詳細は省略)。この高初速軽量弾を対艦砲でやらかしてしまったのが英国戦艦のネルソンの16インチ砲
*5 ある場所を狙って射撃した際に着弾点のばらつく範囲
*6 いわゆる照準装置
*7 いわゆる計算装置
*8 宵月とその武装のセットで戦時賠償艦とする