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94式高射装置

Last-modified: 2018-11-03 (土) 23:59:35
No.121
94式高射装置94式高射装置高射装置
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+3
対潜索敵
命中回避+1
射程
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修可
吹雪改二摩耶改二の初期装備
改修更新
91式高射装置94式高射装置(二番艦が秋月型、吹雪改二) → 10cm高角砲+高射装置
(二番艦が摩耶改二) → 12.7cm高角砲+高射装置
比較的新しい高角砲対空射撃用の高射装置です
本高射機は測距儀がパッケージされており、高角砲の有効な対空射撃をサポートします。
新造大型艦や、防空駆逐艦「秋月」型に搭載されました。




ゲームにおいて Edit

  • 2014/11/14アップデートで実装。91式高射装置と同じく火器管制装置なので単体での強化値は低い。
    高射装置そのものの特性・検証は91式のページに集積されているのでそちらを参照。
    • シナジーやカットインとの関係等詳細な効果は現在検証中。91式に比べ、カットイン発動率(もしくは優先度)が若干上昇している模様。
    • 実装当初の入手方法は91式からの更新のみだったが、2015/1/9アップデートで吹雪改二が、2015/3/13アップデートで摩耶改二が実装され、現在はこの2艦の初期装備として入手可能。
      • 量産について、現状では「吹雪牧場」が最も早い。レベルが5高い分必要経験値は多いが、札対策などで複数持ちの恩恵が高めな「摩耶牧場」も選択肢。


  • 改修に必要な二番艦は秋月照月初月涼月・吹雪改二・摩耶改二のいずれか。
    二番艦により★+6以降の改修で必要な装備と、★maxからの更新先も変わる。
    なお、二番艦により★maxからの更新先が分岐する初の装備である。
    • ★+6以降の改修と更新に必要な装備は、秋月型or吹雪改二なら10cm連装高角砲。摩耶改二なら12.7cm連装高角砲。それ以外の消費資材はすべて同じ。
      • 改修だけなら駆逐艦用主砲として優秀な10cm連装高角砲より、12.7cm連装高角砲を使った方がお得だろう。
    • 装備更新は秋月型or吹雪改二なら10cm高角砲+高射装置。摩耶改二なら12.7cm高角砲+高射装置になる。
      • いずれに更新した場合も、本装備より装備可能艦が減ることに注意。もっとも両方作れば大半の艦種には対応できる。
        ただし、12.7cm高角砲+高射装置は副砲なので、弾着観測射撃への影響に注意。


  • この様に上位装備への改修元・消費装備として捉えられがちな装備だが実は改修で得られる補正が大きく多岐にわたると言う特徴がある。
    • 改修で増加する補正が火力、命中、対空、艦隊防空と多く補正の係数も高め(艦隊防空の係数などは対空電探よりも高い)で最大まで改修した場合の補正値は火力+3.1、命中+3.1、対空+5.2、艦隊防空+7.3、回避+1となり高性能電探と比べてもなかなかの数値である。
      • ただしその性質上、高角砲系列と同時に装備した場合汎用対空カットインで最弱性能の固定撃墜2というカットインが発動してしまう。他に高性能な対空カットイン艦がいる場合その艦のカットインを阻害してしまう可能性があるので使い所には気を付けたい。また電探と違い索敵能力やうずしお軽減効果も無い。
      • 使い所としては敵航空戦力が無い、若しくは少ない場所で赤色小口径主砲とセットで駆逐に積む、高角副砲をあまり装備することの無い重巡の4スロっと目などに積み火力、命中、艦隊防空を増強する、と言った使用方法になるだろうか。いずれにせよ使い方の難しい装備である。
  • 1番手前の妖精さんは秋月? ということは他の2人はまさか……!?

小ネタ Edit

  • 絵では3人の妖精さんが持ち運んでいるが実物は大きい。全高はおよそ1665mm、左右には4.5m対空立体視式測距儀が突き出ている。
    大きな円筒形のカバーの内部中央にはターンテーブルが据えられ、その中央上部に高射機があり、周囲には7名分の座席が取り付けられ、操作器具と各種ハンドルがずらりと並んでいる装置で、ちょっとした物置小屋ぐらいの大きさはある。
  • 対空射撃はただばら撒けばいいものではなく、当てる為に計算しなければならないことが非常に多い。
    計算しなければならないのは敵機の距離・移動方向・速度・自分の弾速・弾速に影響する大気密度の計算・自分の移動速度・縦揺れ横揺れの高さ・角度差etc...といった具合である。
    • 高射機は航空機を観測し、上記のようなデータを割り出すものだった。絵では各種カバーが省略されているが、内部にはいろいろ装備されていた。
      • 特徴的な左右に突き出た4.5m測距儀は敵機との距離を測るものである。
      • 縦動揺眼鏡では水平線を観測し、艦の縦揺れを割り出す。
      • 横動遥眼鏡も水平線を観測し、横揺れを割り出した。
      • 俯仰眼鏡は計測する敵機の俯仰角を追尾、ハンドルで操作して高射機の角度を保持する。
      • 旋回眼鏡では敵機の左右方向への移動を追尾し、ハンドル操作により高射機を旋回させた。
      • もちろん一人じゃこんなものを全部計測できないので、一人ずつ操作手がついた。残りの二人は測距発信手と測距修正手である。
  • 得られた距離や角度のデータは、高射射撃盤と呼ばれるカム装置や歯車を精巧に組み合わせた機械式計算機によって処理された。
    • 具体的には、高角砲がどの方向へ何度旋回し、俯仰し、何秒に信管を合わせるべきかといった数値を算出したのである。さらに風力修正、自速修正、空気比重差、動揺修正なども数値に組み込んでなるべく正確に見越し位置を割り出したのであった。
  • この装置の能力としては、本装置と八九式高角砲の組み合わせで「射程8000m以下で撃墜1機辺り高射砲150発が必要」という数字が算出されている。
  • と、ここまで書くと凄い装置にも思えるが、実際は連合国側の火器管制装置に比べれば劣るものがあり、以下のような欠点が挙げられた。
    • 91式のような完全な機械式の場合、情報伝達に通信機や伝令を用いる必要があり、時間がかかった。
    • 距離などのデータは測距儀で観測者が目で測るため、目分量の個人差、測距儀自体の精度などで誤差が出ることが多い。
    • 機械式の歯車やカムには遊隙誤差*1が生じ、さらに正確性を落としている*2
      • とはいえ、米軍の調査レポートによれば計算誤差12分、信管調定秒時誤差0.02秒と劣らない精度を発揮している。
    • 一人が統合して全てのデータを扱っているわけではないため、旋回担当と俯仰担当、測距担当がそれぞれ別の敵機を測っているのに誰も気がつかない、なんてことが91式では多かった。
    • また、この装置自体が非常に複雑なため習熟には時間が必要だった。そのため戦争後半の新兵が多い状況になると94式の自動追尾を使わないなどその性能を生かし切れないことが多かった。
      • なお、戦争末期には生産性向上の為に指針自動追尾機能自体外されてしまった。
  • 同じような問題に当たった米国では電子技術の進歩によって計算の高速・高精度化を推し進めたり*3、砲弾自体の高性能化(VT信管)*4、対空戦闘システムの進化(戦闘指揮所(CIC)コンセプトの導入等)、マニュアルの整備などで補っていた。
    • 一方の日本では基礎工業力や技術力の格差、思想の違い等で対空戦闘の進歩では劣勢を強いられることとなった。
    • 勿論海軍自身もこの装置で満足しきったわけではなく、更なる改良を目指して後継の高射装置も開発していた(ただし制式採用には至っていない)し、その他試みは5500t型の防空艦化など多数あったのだが、劣勢を挽回するまでには至らなかった。
    • そもそもこの当時の対空火器は撃墜を第一目的としていたが、「弾幕を張って近づけなくする」為のモノでもあり、現代のような「確実に敵機をブチ落とす」というシロモノが出現するのは時代も大きく下って1960年代の話である。この当時は「敵機を落す」のは戦闘機の仕事であり米軍でもそう評価されている。
      • 要するに、爆撃機や雷撃機のパイロットからすれば「自分を正確に狙って弾をバラ撒いてくる砲台」には近付きたくなんかないわけで、攻撃を諦めさせれば目的は達成されるし、肝が据わったパイロットであっても敵に撃たれている状態で正確な投下の狙いをつけるのは困難である。
      • その意味で、照準の正確性よりとにかく広範囲に弾子をまき散らす三式弾は日本の工業技術力を考えれば発想自体は正しい兵器だった。しかし実戦での活躍は・・・・・・
      • 伊勢日向の対空戦闘を考えれば使い方さえ間違えなければ日本の対空火器でもその効果は十分に発揮できた。
  • 気になる生産台数は終戦まで80基。精密機構のため製造の手間がかかる上に非常に高価なため当時の日本では量産することができなかった。*5
    • 代わりにたくさん作ったのが4式高射装置。だがこれは機銃制御用の95式高射射撃装置を改良したもので性能は雲泥の差があった。しかし94式の数が足りなかったので松型駆逐艦や信濃がこれを搭載した。
  • で、例によってこの手のミドルウェア的装備の常で陸軍の方が開発に熱心だった。
    陸軍の高射装置は基本的に固定された砲台の為のモノであり、海軍のそれと直接比較するのはナンセンスな面もあるのだが……
    陸軍の高射装置

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • すみません、二期に入ってから摩耶と吹雪を改二にした方いらっしゃいますか?持参装備が軒並み変わっているので、94高射装置がどうなるのか気になるのですが、あいにくレベリングが追い付かず。大変申し訳ありませんが、どなたか教えて頂けないでしょうか? -- 2018-08-20 (月) 17:11:56
    • 今の所初期装備変更があったのは駆逐艦の「改」しか確認されてないみたいなので改二は大丈夫みたいよ? -- 2018-08-21 (火) 11:18:20
      • ありがとうございます。助かりました。これで安心してレベリングできます。 -- 2018-08-21 (火) 11:29:39
    • たまたまレベル68の吹雪がいたので70まで上げて確認してみたけど、改二は変わってないね -- 2018-08-21 (火) 15:25:11
      • 木主です。イベ前の忙しい&備蓄期間だというのに確認ありがとうございます。 -- 2018-08-21 (火) 16:34:29
  • 任務失敗2回目辛い -- 2018-08-23 (木) 08:55:58
  • 一回目は特型駆逐艦以外に砲を持たせて失敗 -- 2018-08-23 (木) 08:56:34
    • 確認しなよと言いたいけどまぁやらかしがちなミスよね…どんまい -- 2018-08-24 (金) 15:38:03
      • せめて特型じゃなくて吹雪型とか記述してくれれば・・・字が小さすぎて読めなぁい! -- 2018-08-26 (日) 22:25:19
  • 結局、改で持ってくるようになった艦はいないのか -- 2018-08-26 (日) 22:42:48
  • やらかしたわー。ただのA型maxじゃなくA型"改二"maxだったわー。しゃーない、ぶっきー拾ってきて改二まで育てるか・・・ -- 2018-08-30 (木) 21:41:30
    • お仲間がいる・・・俺は摩耶育てて25mm三連集中配備も牧場するよ -- 2018-11-15 (木) 00:22:31 New
  • A砲+高射装置が改修可能になったらコレを餌に要求してきそうだなぁ -- 2018-09-04 (火) 22:07:46
  • 俺もやらかしてしまった 数が足りないけど、初秋イベでくれないかなあ -- 2018-09-05 (水) 19:01:51
  • 装備廃棄の更新任務みたいな紛らわしい失敗がありうる任務でこういうことさせるなと思う。切実 -- 2018-09-11 (火) 06:51:49
  • 「駆逐艦主砲の戦時改修」任務で間違って改修MAX12.7cm連装砲A型を装備して廃棄しちゃったよ…。未改修の94式もう一個あるからいいけど、数増やすのめんどいから辛いな -- 2018-09-23 (日) 12:10:36
  • やっと駆逐艦主砲の戦時改修終わったと思ったら…クオータリーか。吹雪牧場から直で高射装置廃棄したから不幸には見舞われなかったが九四式高射装置量産が一番大変だねこれ。 -- 2018-09-28 (金) 01:47:07
  • イベで報酬来ると思ったけど来なかったなぁ・・・流石に入手手段があれだから新クォータリー任務を実装して選択報酬でほしいところ -- 2018-10-01 (月) 10:25:39
  • 改3・改4砲2個ずつ欲しいなと思って94の取り方見に来たけど、改修と持参しかないのかぁ……。ちょうど摩耶様とブッキー育ててる最中だから二個は大丈夫だけど、もう二個はどうしよう。ブッキーの牧場すれば良いんだろうけど、牧場したくないしなぁ。↑の人も言ってるけど選択報酬で来て欲しいですね。でもそのうち来るかもと思うと91式の改修にてが出せない。ぐぬぬ -- 2018-10-09 (火) 21:50:22
    • 秋刀魚イベで来ることに期待してるよ -- 2018-10-09 (火) 22:12:55
  • 「高射装置とか10cm連装高角砲+高射装置があればいらんやろw全部改修更新したろw」→「」 運営は余ってると思ってたんやろなぁ・・・吹雪改二RTAやで -- 2018-10-11 (木) 02:51:43
    • うちも今まさにその状態だわ… -- 2018-10-12 (金) 01:01:14
    • 摩耶様改二と吹雪改二が増えて初秋イベは札対策万全だったよ -- 2018-10-12 (金) 01:06:49
    • 高射装置は確かに余ってるんだ、九一式高射装置が。MAX改修したのも一つあるんだけど、ネジ7個も使って更新する気にはなれないし。 -- 2018-10-27 (土) 08:45:07
    • A型改三のために摩耶様を二人牧場したわ -- 2018-10-27 (土) 08:50:25
  • これからクォータリー任務やろうと思ったら3か月に1回ブッキー牧場なのか…? -- 2018-10-27 (土) 16:47:27
  • 重巡のレベリングはつらい・・・ -- 2018-11-11 (日) 06:40:17
    • いま演習以外にこれといったレベリング場所がないもんね。一期の時は5-4巡回編成に入れておけば幾らでも育ったけど。 -- 2018-11-11 (日) 08:36:15
    • 重巡に関しては今も昔も適した場所は無かったな。どの海域でもMVP取るのは困難だったように思う。 -- 2018-11-11 (日) 09:59:59
      • 艦載機熟練度システム導入前の5-4で戦艦なし編成なら、ほぼ重巡がMVP取ってた気がする。いつの話やって感じだけど。 -- 2018-11-14 (水) 19:45:11 New
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 歯車などには「遊び」=機械を動かすための隙間があるので、その遊びの分目盛が動いて誤差が発生する
*2 遊隙誤差自体は連合国側にも当然あるが、日本側の工業力が低く、この誤差が連合国側より大きかったのが問題。
*3 結実は戦後だが、ベル研究所の電気式アナログ高射装置Mk.8等の成果を反映したMk.IAに射撃盤が更新されている。
*4 従来の砲弾信管が設定時間(=想定接敵位置)で爆発する時限式だったのに対し、VT信管は自らが電波を発振し目標から反射してきた微弱な電波を検知して爆発する近接信管である。敵機の概ね15m以内を通るだけで爆発するため、従来型信管に対し7倍もの命中率を出したともいわれる。
*5 月産5セット
*6 開発時。最終階級は大将。