霊泉に満ちた、緋色の古戦場
獄泉郷
終極 災禍の郷
輪廻 冥府の泉
廻天 運命の獄
アップデートVer3.00で追加された、MHRiseに登場するフィールドの一つ。
目次
概要 
- 禍々しい雰囲気に包まれた、謎の決戦場型フィールド。
現時点では2つの高難度クエストとイベントクエストでしか使用されておらず、非常に謎の多いフィールドである。
- 龍宮砦跡とシルエットの似通った建造物がフィールド奥に確認できる…のだが、付近の様子があまりにも異質。
紹介ムービーで真っ先に目に飛び込んでくるのは、血のような色をした真っ赤な川だろう。
この川は建造物のある高台から流れ出ており、岩壁を伝う液体の周りには硫黄のような黄色い物体が付着している。
地面からも何らかの気体が噴出しており、いたるところに墓標と思われるものが刺さっている。
また、川の付近には意味ありげに積み上げられた石がある。そしてBCには大量の風車が刺さっている。
もうお分かりだろう、ここはまさに地獄を体現したようなフィールドなのである。- 川の付近に積まれた石も、おそらくは賽の河原の石積みをイメージしたものだろう。
- 昼と夜で空模様が変わる。
昼は薄雲に覆われた空に太陽が昇っており、黄色っぽい光を注がせているのだが、
夜になると空全体が濃い紫で覆いつくされ、禍々しさに拍車を掛ける。 - BCには赤い旗や倒れかけた石灯篭などが配置されており、この時点で物々しい。
また、端から下をのぞき込むと真っ赤な川と水没した建物が見られる。
戦場へは付近にいる大翔蟲を使って向かうことになる。- この大翔蟲の奥には壊れた橋がある。かつてBCのある場所と戦場とを結んでいたものだろう。
- BCからはハンターたちが武器を振るうことになる平地と、朽ちた城のような建物を下から望むことができる。
- BCにいる時点で「霊泉に満ちた、緋色の古戦場」という固有BGMが流れ始める。
このBGMは発覚・未発覚に関わらず常に流れる他、モンスターの専用BGMを上書きする。
なお、BGM周りの仕様は曲以外本作の闘技場と同じものとなっている。
- ちなみに決戦場扱いされているものの、歴代の決戦場とは異なる点が多い。
- 実は罠が設置可能である(従来作の場合罠が設置できないタイプの決戦場が多い)。
溶岩等によるスリップダメージが発生する場所も無いため、
決戦場よりは塔の頂や秘境のような扱いなのかもしれない。
もっとも、ヌシや古龍が相手の場合罠を置けても効かないことは忘れずに。 - 決戦場系のフィールドからは乙るかモドリ玉を使わない限り脱出できないのがお約束で、
本作でも支給品にしっかりモドリ玉が入っているが、実は普通にファストトラベル可能。
なのでシステム側に狩猟中とみなされないタイミングであれば、
いつでもキャンプに戻ってアイテム補充、食事・装備の変更などが可能である。- また、ドキドキノコとケムリの実が採取できるため、
モドリ玉を現地調合することも可能だということは頭の片隅に置いておくといつか役立つかもしれない。 - 単体や同時クエストの場合はあまり意味のない仕様であるが、ヌシ大連続狩猟クエストの場合は
インターバルの度に戻る事ができる。次に出現するヌシ対策スキルを積んだ装備や
属性耐性食事などを切り替える事で大幅に難易度を下げる事ができる。
- また、ドキドキノコとケムリの実が採取できるため、
- 実は罠が設置可能である(従来作の場合罠が設置できないタイプの決戦場が多い)。
- モンスターと戦うエリアへはベースキャンプの隅にいる大翔蟲を使って移動するが、
マルチプレイだと乙って復帰するときにモンスターの攻撃が飛んできて着地狩りといった事故がたまによくある。
大翔蟲の糸から手を離した瞬間から空中回避や疾翔けができるので危ないと思ったら着地位置をずらそう。
クエストについて 
MHRise
- Ver.3.0が配信された当時のここでのクエストは、
どちらも集会所★7の高難易度クエストを全てクリアすると出現する高難度の大連続狩猟クエストで、
リオレウス・ディアブロス・マガイマガドが登場する「猛者たちの酒宴」と、
リオレウス・タマミツネ・ジンオウガの3体のヌシが登場する「ヌシの名を戴くもの」という二つのクエストのみ。
集会所の最後を飾る非常に難易度の高いクエストである。
- 後にイベントクエストとしてジュラトドス、イソネミクニ、
タマミツネの3体を狩猟するクエスト「水清ければ月宿る」が配信される事となった。
こちらは報酬として重ね着装備が貰える通常のイベクエで、
参加条件もHR4以上という上位入りたてのハンターでも獄泉郷に赴けるクエストとなっている。
しかし高難度クエスト(特にヌシ3連)の印象が大きい影響か、そちらのクエストをやり込んだ
ベテランハンター達にとってはこの三体が獄泉郷に出現するのは少し場違いに感じるかもしれない。
- 更なる高難度イベントクエストとして、「称号・ヌシの心」も配信される事となった。
こちらはアオアシラ、リオレイア、ディアブロスの3体のヌシが獄泉郷に現れるという、
「ヌシの名を戴くもの」以来のヌシ3頭連続討伐クエストとなっている。
ヌシ・ディアブロスは非常に強力な上、強化個体となってはいるものの、
それ以外の面子は先のクエストと比べても控えめになっているのでそれほど難しくはないだろう。
因みにこのクエストの登場でヌシは全員が獄泉郷に出現できると言うことが明らかになった。
- また、その後にはアオアシラとヨツミワドウがターゲットのクエストも配信され、
リオレイアとヤツカダキ(とツケヒバキ)も登場するなど、
獄泉郷でのクエストも出現するモンスターも順々と増えている現況である。
モンスター達の観光地として広まっているのでは
- さらに、強化個体の奇しき赫耀のバルファルクがターゲットのクエスト、「高難度:赫耀動乱」も配信された。
ただでさえ世紀末のような様相を呈していたが、ついに古龍まで進出を始めた模様。- この様子なら、ドス古龍3体を相手する大連続討伐クエストといった無茶振りもあるかもしれない…
…などと言っていたらその後、2022年3月4日に
本当に3体のドス古龍の大連続討伐クエストが配信されてしまった。本当に何なんだこのフィールド。
- この様子なら、ドス古龍3体を相手する大連続討伐クエストといった無茶振りもあるかもしれない…
MHR:S
- エルガドからは遠いせいか、
Ver.10.0.3時点でのサンブレイクには当フィールドに赴く新クエストは一つも存在しない。
同様にカムラの里近辺にあると思われる闘技場は相変わらず盛んに活用されているのだが…。- しかし、サンブレイク公式サイトのロードマップ
を見てみると、
第2弾アップデートに登場するモンスターのシルエットの背後に、獄泉郷の風景が広がっている。
この為、アップデートにおいて獄泉郷に赴くクエストが登場する可能性は高いだろう。
- しかし、サンブレイク公式サイトのロードマップ
登場モンスター 
- 大型モンスター
- アオアシラ(通常種/ヌシ)
リオレウス(通常種/ヌシ)
リオレイア(通常種/ヌシ)
ディアブロス(通常種/ヌシ)
ジュラトドス
タマミツネ(通常種/ヌシ)
イソネミクニ
マガイマガド
ヌシ・ジンオウガ
ヨツミワドウ
ヤツカダキ
オオナズチ
クシャルダオラ
テオ・テスカトル
奇しき赫耀のバルファルク
余談 
- 作中では一切語られることなく、高難度クエストと共に突如として現れたフィールド。
そのため、地理的情報はもちろん過去に何があったかも不明。- ロケーションのモデル自体は恐らく恐山。ゲームのそれと同じく風車や積み重なった石などがみられるが、
それらは有毒ガスへの対策であるとされている。
血のような色の水も非現実的なものではなく、鉄泉と呼ばれる鉄分が豊富な水(あるいはお湯)の可能性が高い。
- ロケーションのモデル自体は恐らく恐山。ゲームのそれと同じく風車や積み重なった石などがみられるが、
- 飛行しないモンスターが追加で登場する際は、地面を掘り返したり空から降り立つようなことはせず
壁面に空いた横穴から出てくる。
- アップデートの告知では新規の決戦場型フィールドの追加が告知されていたが、
多くのプレイヤーはイブシマキヒコ・ナルハタタヒメの追撃戦に関連するものだと考えていた。
しかし実際にはあくまで龍宮砦跡の新規エリアという形で決戦の場が設けられたため、
おそらくはこの獄泉郷こそが告知されていた決戦場型フィールドに該当すると思われる。
- 霊泉とは霊験あらたかな泉、あるいは不思議な効能のある温泉のこと。
池から湯気が立ち込めていたり、硫黄のような物体が壁面に付着していることを考えると、
このフィールドにおいては恐らく後者の意味で使われていると思われる。
- 火山活動が活発な地域では硫黄ガスの影響で草木が育ちにくく、
岩肌が露出した殺伐とした景観になる。
日本においてはこういった場所を「地獄」「地獄谷」「地獄地帯」などと呼ぶことがあり、
このフィールドの名称もそれを参考にしてつけられたものではないかと思われる。
- フィールド紹介ムービーにて、琵琶法師の語り(ページ最上部のアレ)の最後の文字を逆向きに縦読みすると
綺麗に「獄」「泉」「郷」となる。
関連項目 
フィールド/龍宮砦跡
BGM/獄泉郷戦闘BGM
クエスト/猛者たちの酒宴
クエスト/ヌシの名を戴くもの
クエスト/水清ければ月宿る
クエスト/赫耀動乱
クエスト/称号・ツワモノの心