バリスタを使う際に必要になる弾。バリスタが使用可能なフィールドでのみ入手できる。
概要 
- アイコンはボウガンの弾と変わらないが、実際は巨大な矢のような形状をしている。
支給品専用のアイテムなので、余った分を持ち帰ったりはできない。最大で10個まで持てる。
また、支給品に入っている分で全てというわけではなく、特定の場所から採取する事で補充できる場合が多い。
ただし大砲の弾と同じく、1つのポイントから採取し続けると
そのうち取れなくなり、復活するまで一定時間を置く必要がある。
- 上質な木材で作られた支柱の先端に、鋼鉄の鏃が付けられている。
バリスタの弦の力で射出されたそれは、強固な古龍種の甲殻さえもぶち抜く威力を誇る。
防衛クエストなどでは重要かつ強力な戦力となる。
- バリスタを発射する度に矢は二発射出されるが、2本で1つのセット扱いなのか、
消費されるアイテムとしての「バリスタの弾」は1発分の消費のみ。
その両方に攻撃判定があり、肉質に関係なくダメージを与えられる。
ラオシャンロンの背中やジエン・モーランの牙など、剣士では破壊する事が難しい部位を狙うのがセオリーである。- MHWorldからは肉質の影響を受けるようになった。
また、今までを超える速度での連射が出来るようになった。
ただしバリスタの弾が無くなっても、ボタン連打を続けているとそのまま単発式拘束弾まで放ってしまう。 - バリスタを撃つ場面では殆どの場合超大型モンスター相手なので気にする事は殆ど無いが、
相手のサイズによっては2本中1本しか当たらないと言う事も起こり得る。
その場合はちゃんと1本分のダメージしか与えられない。
- MHWorldからは肉質の影響を受けるようになった。
- MHRiseでは大砲の弾と同様アイテムとしては登場せず、自動で装填される仕組みになった。
過去作とは異なり1発で1本しか発射されないが、
翡葉の砦のバリスタは砦レベルの上昇に伴って1発当たりの射出数が2本、3本と増えていく。
竜宮砦跡のバリスタの方は射出数も常に1本だけだが、発射速度がより速い。
- MHP3以降のオトモアイルーは、自分でバリスタの弾を採取して撃つ事がある。
またMHXでニャンターを操作する時も、弾を持っていればちゃんとバリスタが使える。
但し基本的にアイテムを使えないためか、ハンターのように複数種の弾を任意に撃ち分ける事が出来ない点は注意。
- ちなみに大型探査船に搭載されたバリスタは最新の技術を用いており、
手動での弾装填無しで自由に連射可能なため、必然的に「バリスタの弾」というアイテムもない。
これまでのバリスタよりも単純な連射力が上がっており、
バリスタの弾をいちいち採取する手間も一切ないということから非常に快適な仕様となっている。
- 以前はこの「バリスタの弾」一種しか存在しなかった。
しかしMH3以降では下記のような特殊なバリスタ用の弾が登場している。
水中用バリスタ弾 
- MH3(G)に登場する。
海底遺跡に沈んでいるバリスタでのみ射出する事が出来る、特殊なバリスタの弾。
地上のものと同じく「二本同時に発射されるが消費されるのは一回の射撃につき一発分」と言う仕様。
因みに陸上や撃龍船に備えられたバリスタで使う事はできない。
海底遺跡のバリスタは、現代技術のそれとは異なる構造の代物なのかもしれない。
- バリスタの弾にしては珍しい支給品専用ではないアイテム。
しかし自然にできる物では無いので、普通のフィールドでは入手できない。
かと言って雑貨屋やギルドストアでも売っていない。
入手は基本的に交易でのみである。
また、海底遺跡に沈んでいる箱を漁ってみると、高確率で入手できる。- MH3GのG級昇格クエストのナバルデウス亜種はなかなかの強敵であり、
G級を目指す者つまり上位装備のハンターが四人がかりでも軽くなぎ倒されることも多い。
そこで水中用バリスタ弾が支給品でないことを利用して一度海底遺跡でかき集めておき、
全員でナバル亜種戦に持ち込んで交代でバリスタを四人分40発+現地で拾える弾を叩き込んでおくと
だいぶ勝利が近づいてくる。まさかこれを想定した救済策だったのだろうか。
- MH3GのG級昇格クエストのナバルデウス亜種はなかなかの強敵であり、
- 水中で重力の働きが弱かったり水の抵抗があったりするためか、その他の一般的なバリスタとは違い、
飛んでいくスピードがやや遅く、なおかつ遠くまで飛んでも重力によって照準より下に落ちていくことはない。
使い勝手がいつもと違うため、使用する際は気を付けよう。
バリスタ用拘束弾 
- MH3から登場した撃龍船のバリスタで使う事が出来る弾の一種。
ジエン・モーラン戦およびダレン・モーラン戦でのみ支給される。
構造自体は通常のバリスタとほとんど変わらない。
しかし矢羽の後ろにあたる部分に頑丈なロープが結わえられており、
直撃の瞬間から凄まじい力で巻き取られ、突き刺さった超大型モンスターの動きを拘束する。
- これと同じ機構の拘束弾が撃龍船と並走する砂上船団にも搭載されており、撃龍船の合図と共に一斉に発射される。
拘束弾が当たった瞬間、四方八方から飛び出して来るロープがこれである。
これによりしばらくの間はモンスターの動きを拘束する事が出来る。
しかし文字通り山のような巨躯を誇る彼らを完全に捕縛する事は出来ない。
拘束できるのはほんの数秒間である。
しかし撃龍船への攻撃を食い止め、反撃のチャンスを作るには充分有効となる。
一度使うと3分間使用できなくなるので、使いどころは慎重に見極めよう。
- この拘束弾にもダメージを与える効果はある。
こちらも肉質を無視するが、威力自体は非常に小さくほとんどダメージにはならない。- それだけに、この拘束弾で止めを刺すと、自分で仕留めたような仕留めていないような
なんとも言えない気分になること請け合い。PTプレイ時では尚更である。
非常に珍しい体験ではあるので、実際に拘束弾で討伐できたときは貴重な討伐映像を目に焼き付けておくべし。
- それだけに、この拘束弾で止めを刺すと、自分で仕留めたような仕留めていないような
- 支給品ボックスには一個しか入っていないが回数制限は無く、時間さえ経てば何度でも使用可能。
しかし、採取で追加入手できないため、PTプレイでこのアイテムを持つと責任重大である。
間違っても取り忘れたり、うっかり捨ててしまったりしないように。
- MH3Gの神域には、通常のバリスタの他に、拘束弾専用のバリスタが設置されている。
戦闘開始から一定時間が経過すると使用が可能となる。
主に怒り時に滞空したアルバトリオンを撃墜するのに使用されるほか、
地上にいる状態でもほんの一瞬だが動きを拘束できる。
なお、弾は最初からセットされているのか、拾う必要はない。- アルバトリオンが氷塊落としに移行する状態では、命中しても全く効果が無い。
ただし、氷塊落としをするための移動中であれば撃墜できる事がある。
- アルバトリオンが氷塊落としに移行する状態では、命中しても全く効果が無い。
単発式拘束弾 
- MHP3より登場したバリスタの弾。上記のバリスタ用拘束弾の単発版。
アイコンはオレンジ色の弾。
バリスタ用拘束弾が一斉射撃によって動きを封じるのに対し、こちらはロープ一本でモンスターを捕える。
ただし、近年は一斉射撃を行うことの方が多い。
また、使い捨てなのでクールダウンの時間も必要なく、再度構えればすぐに発射が可能。
- 基本的な特性はバリスタ用拘束弾と同じだが、
撃ち込む弾が1発だけなので拘束する力は弱く、また弾数制限が存在する。
何度も撃ち込んでいるとモンスターも対処法を悟り、拘束時間は当てる度に短くなってしまう。
因みにこちらもダメージは発生するが、やはり微々たるものなので期待してはいけない。
- MH4ではシュレイド城でも単発式拘束弾を採取することが可能となった。
命中させるとミラボレアスをダウンさせることができ、頭や翼など位置が高く狙いにくい部位を攻撃する
絶好のチャンスとなる。
- MH4Gではなんとゴグマジオスの尻尾を部位破壊した時にこれを落とす。
背中の撃龍槍のように、武器庫を漁った時に尻尾に絡まったのだろうか。
- MHXでは、オストガロアのクエストで使用できる。
支給品に2発入っている他、ダウンしたオストガロアが起き上がる時に、
後述の古びたバリスタ弾の代わりに落とす事が稀にあるようだ。
- MHWorldではゾラ・マグダラオスを障壁前で迎え撃つ際に使用する。
通常の誘導クエストではそれほど使う必要がなく、影が薄くなってしまっているが、
歴戦王戦では障壁の耐久力を大幅に削るチャージブレスの使用頻度がかなり上がっており、
これを適宜発射してブレスを阻害しなければまずクリアできないため、
通常戦と比べてかなり存在感が増している。
一発で拘束可能な上、NPCの調査班リーダーもたまに発射するので、
発射タイミングが被らない様にほんの少し様子を見計らってから撃とう。
- MHW:Iではストーリーで通常のバリスタを使用する機会が無かったのだが、
イベントクエストでの兵器置き場にバリスタが設置されたため、
本アイテムも古龍相手の拘束用に配置された。
使用すれば大ツタホバク時のモンスターのようにかなり長い時間拘束が出来る。
古龍相手には大ツタホバクが効かなかったので、なにげにレアモーションである。- Ver.15.01にて追加されたシュレイド城にも配置された。
こちらは2発分配置されている。
- Ver.15.01にて追加されたシュレイド城にも配置された。
拘束用捕獲弾 
- MHF-Gで登場。大型探査船に搭載されている特殊なバリスタから発射できる。
基本的に第3形態になり、場外で暴れるシャンティエンを無理やり甲板に落とすのに使う。
銅鑼の横にある箱から採取でき、待機時間も無い。これを使わないと戦闘が長引くので早急に撃ち込もう。
ちなみに、無限に採取できるが所持上限は10発。
要塞防衛式弩砲弾 
- MH4Gに登場する。
戦闘街にあるバリスタで使える特注弾で、普通のバリスタの弾の2倍の威力を持つ。
支給品ではなく、狂竜ウイルス研究所で旅団ポイントと交換することによって手に入れることができる。
残念ながら戦闘街以外のバリスタで使うことはできない。
- 入手するためには、まず村をエンディングまで進め、
集会所にある依頼主が研究所所長のクエストを全てクリアする必要がある。
長い道のりだが、巨龍砲を起動するために必要な高密度滅龍炭も交換できるようになるため、
ゴグマジオスの登場までには是非ともクリアしておきたい。- 数を使うアイテムだからか1個50ptと他の研究所販売アイテムに比べれば安価だが、
それでも現金ではなく旅団ポイントなので時と場合によっては高いコストとなる。
ゴグマジオスもこの特注バリスタ弾が無いと劇的に難易度が変化するというほどでもないので、ご利用は計画的に。
- 数を使うアイテムだからか1個50ptと他の研究所販売アイテムに比べれば安価だが、
古びたバリスタ弾 
- MHXの集会所下位及び上位のラスボス、オストガロアの骨に紛れていた古びたバリスタの弾。
触腕にダメージを与えて引っ込ませる、本体ごとダウンする、本体から離れた所に触腕を突き出すなどの行動で
触腕のあたりの地面にポロポロ落ち、2~5個まとめて拾うことが出来る。
オストガロア自身の落とし物として出現している扱いだが落とし物回数が無限であり、
条件を満たす限りいくらでも落とすため、
理論の上ではオストガロア戦ではバリスタの弾が尽きる事はない。
- 古びてはいるものの、通常のバリスタの弾と同様にバリスタで使用可能。
やはり古びているせいか、通常のバリスタの弾と比べると半分の威力となっているが、
通常のものよりなぜか連射速度が速く隙が少ないという利点がある。
まぁ肉質無視なだけある意味大した物だろう。
もしかすると、このフィールドに残っていたバリスタに本来適合する弾はこちらなのかもしれない。
茶色い弾のアイコンになっており、やはり風化した様相を呈している。
- ちなみに支給品扱いではなく、精算アイテム扱いとなっている。
ただし、価値は1つにつき10zと非常に低い。攻撃に使える前代未聞の精算アイテムである。
食用という明確な用途が判明しいているキノコやミソが50zで引き取られる事を考えると、
低いは低いが、「価値はある」と見なされているのが伺える。修繕して再利用でもするのだろうか。
まぁ古龍に引っかかっていたバリスタ弾というのは確かに一部で需要がありそうである。
その他 
その他のバリスタ名義のアイテムやギミック。
ネコバリスタ 
- MHFラヴィエンテ戦でのみ使用可能。
使用するには、気球にいるオリオールよりCPで購入する必要がある。
使用した場所にバリスタが設置され、アイルーが現れる。
そして、ラヴィエンテに対して、バリスタを乱射する仕組みとなっている。
バリスタに振り回されるアイルーは、見ていてとても可愛らしい。
余談 
- 戦闘中は処理の都合もあってか着弾後少し経つと刺さった弾は消えてしまう。
- 世界観描写が詳しくされるようになったMHWorldでは、バリスタの弾の様子もムービーで詳しく映されている。