MH2より登場したスキル。MHXX以前ではSP+10で「砲術師」が発動する。
MH2の時点ではスキル系統名が「砲術師」だった。
MHP2でスキル系統名が「砲術」に成るのと合わせて上位スキルが追加され、SP+15で「砲術王」が発動する。
さらにMH4, MH4GではSP+20で「砲術マスター」が発動する。
MH2の派生に当たるMHFではスキル系統名が「砲術師」のままで、
「砲術師」に加えてSP+20で「砲術王」、SP+35で「砲術神」が発動する。
目次
概要
- 迎撃兵器の大砲やバリスタの威力をアップさせるスキル。
MHP2以降はガンランスの砲撃や竜撃砲、ボウガンの徹甲榴弾、
MH4からはチャージアックスの榴弾ビンにも適用され、
それらの使い手にとっては寧ろそちらの印象の方が強いと思われる。
そして、MHXからは武器内蔵弾である竜撃弾や大砲弾、連爆榴弾にも適用されるように。
更にMHP2G以降の作品では、砲術王以上のスキルに竜撃砲の冷却時間が短縮される効果がある。
- 使う機会が限られるスキルだが、ガンランスを使うなら別。
通常のクエストにおいては実質的に「ガンランス専用のスキル」と言える。
砲術王が発動している状態での竜撃砲は、かなりの破壊力がある。
最も強力な砲術神では砲撃ダメージを1.3倍、竜撃砲や爆竜轟砲の威力を1.4倍にするほど。
また、バリスタや大砲を中心に戦うことになるジエン・モーランやダレン・モーラン戦では、
他の武器種でも発動を検討する余地は十分にある。
- 砲撃主体で戦う場合は採用したいスキルであるが、一方で他のスキルとの両立は少し厳しい。
装飾品こそ1スロットで+2と高効率ではあるものの、砲術王の発動には8スロットも必要。
ガンランスにとって有用なスキルは多いため、悩みどころである。
- ガンランスが登場しないMH3では、大砲やバリスタが存在するにも拘わらず削除されていた。
登場当初こそガンランスとは無縁のスキルだったが、
MHP2以降はガンランス向けスキルというイメージが強くなっていったようである。- 似たような例としては笛吹き名人が挙げられる。これもMH3では角笛があるのに削除されていた。
笛吹き名人は後に完全に狩猟笛専用スキルとなったが、砲術は前述のように他にも対象となる武器が追加されている。
- 似たような例としては笛吹き名人が挙げられる。これもMH3では角笛があるのに削除されていた。
MHP3
- ガンランスと共に復活し、MH3Gでも揃って続投されている。
お守りに高ポイントの砲術スキルがつくこともあるため、過去作より発動させやすくなった。
しかし、MH3Gでも竜撃弾は対象外である。
MH4
- 砲術王の上に、最上位スキルとして「砲術マスター」が追加された。
砲撃やバリスタなどの威力を1.3倍、榴弾ビン・徹甲榴弾の威力を1.4倍し、
更に竜撃砲の冷却時間を80秒にまで短縮する。
本作では発掘装備にのみ砲撃Lv5が存在するが、砲術マスターを発動させることで
3GのG級武器すら超える砲撃ダメージを叩き出すことができる。
MH4G
- 同じ効果で続投。
今作では戦闘街やシュレイド城で戦うクエストがいくつか追加され、
バリスタや大砲を利用する機会・意義が増えた。
戦闘街での戦いに於いてはフィールドの広さに対してモンスターが小さい場合もあり、
大砲が当てにくいこともあるが、代わりにバリスタの弾に強化版があるため、
これを使うなら是非発動させておきたいスキルとなっている。- 有志の検証で、チャージアックスの榴弾ビンに限り、
砲術師で1.3倍、砲術王で1.35倍、砲術マスターで1.4倍というよくわからない仕様であることが判明した。
更にネコの砲撃術の効果は1.15倍であり、「ネコスキルと砲術スキルは重複するが、最大で1.4倍」
という尚更わかりにくい仕様であることも、攻略本で明かされた。
つまり、チャージアックスに於いては砲術師+ネコの砲撃術で強化の上限に達し、
ネコスキル抜きで考えてもそれ以上はポイント当たりの強化率が落ちる*1。
その結果、砲術師で止めてオンラインに出るチャージアックス使いが増えたが、
「どうして砲術王や砲術マスターにせずに、砲術師にしている人が多いのだろう」と思った人もいるだろう。- 勿論いつでもネコの砲撃術をつけられるとは限らないので砲術王以上にする意味はゼロではないが、
高レベルギルクエ等では下手なスキルよりネコのド根性をつけるのが最も安定する場合が多く、
野菜+酒でネコのド根性をつけると基本的にネコの砲撃術も一緒につく。
砲撃術がつかない場合といったらネコの○属性得意がどうしても必要な場合くらいのものなので、
基本的に砲術師止めで問題があまりない。
- 勿論いつでもネコの砲撃術をつけられるとは限らないので砲術王以上にする意味はゼロではないが、
- 有志の検証で、チャージアックスの榴弾ビンに限り、
MHX
- 登場しているが砲術王までで、砲術マスターは削除されている。
といっても、MHXは発動スキル数がMH4Gと比べ大きく減少するよう調整されている。
そのため、マスターがあっても他に必要なスキルと併用して使うのはなかなか難しかっただろう。
- もともと当スキルの必要性が高かったガンランスではヒートゲージ追加に伴い更に需要が増した。
砲撃威力強化に加えてヒートゲージの減少を抑え、
さらにゲージ赤突入時の砲撃によるゲージ上昇を抑える効果も加わり、
格段にゲージ管理がしやすくなるからである。
加えて、竜撃砲を撃ってゲージを固定する際のゲージの後退も少なくなるため赤ゲージ固定がしやすい。
竜の息吹との併用もロマンがあり、通常型フルバーストを叩き込めば大ダメージが狙える。- また今作にてようやく竜撃弾が強化対象になった。
MHXX
- ラオシャンロンが復活したため、本スキルが砦の設備を使用する上で大きな助けになるだろう。
MHWorld
- 登場しているが、今作ではこの「砲術」スキルに迎撃兵器は対応していない。
迎撃兵器に関しては後述の砲撃手スキルが対応している。
高性能の古龍防具にはスキルがつかないため、基本的には装飾品か護石での発動が主になるだろう。
最大は3レベルでこの時点で威力1.3倍。護石をフル強化すれば護石だけで最大までもっていける。
MHW:I
- Lv1~3までの効果自体は変わらないが、
EXゾラマグナシリーズのシリーズスキルとして「砲術・極意」が追加。
このスキルによりスキルレベルの上限が解放され、Lv4・Lv5が追加される。
Lv4で砲撃系の攻撃力が1.4倍、竜撃砲の冷却時間が60%短縮。
Lv5で1.5倍、冷却時間を70%短縮と従来作よりも更に高い性能を発揮できる。
- シリーズスキルはEXゾラマグナシリーズを3部位装備する必要があるが、
砲術がLv5の分までしっかりついており、3部位揃えるだけで砲術Lv5が発動可能となっている。
それに加えて2部位でシリーズスキルとしてガード強化が発動するEXガンキンシリーズがある。
EXガンキンシリーズも入れ換え部位だけでガード性能がLv4までついているため
一式揃えるだけでガンランスに必要とされるスキルがほぼ揃うテンプレ装備が誕生した。
防具の頭文字からゾゾガゾガなどと略されることも。
ゾラマグナの呪いとも言う。
…唯一の問題点は極意を内包している装備は悉くストーリークリア後での解禁という点だが。
- スキルや砲撃LVとは別の話だが、マスターランクでは上位の砲撃の補正(1.2倍)が撤廃されている。
武器の強化伸張による砲撃LVの上昇に伴い、基礎ダメージも上がるので最終的にはダメージで劣ることはないが
上位の砲術Lv3が1.3×1.2=1.56倍だったのと比べると砲術Lv5でも倍率自体は僅かだが下がっている。- また、起爆竜杭の追撃には砲術スキルは適用されず、砲撃型と砲撃Lv、砲撃方法によってダメージが
決定するようになっているため「起爆竜杭反応範囲での砲撃によるトータルダメージ」に限っては
砲術スキルの影響が相対的に低下する。勿論これは比率の話であり、常に起爆竜杭の反応範囲で
戦えるわけでもないので砲術スキルはあるに越したことはなく、高スキルLvで発動できるほうが良い。
- また、起爆竜杭の追撃には砲術スキルは適用されず、砲撃型と砲撃Lv、砲撃方法によってダメージが
- マスターランクに伴い、装飾品の入手性が改善された。
マカ錬金にて調査団の錬金術が実装。
期間限定イベント中に蒸気機関管理所を行うと、銀の錬金チケットを入手できる。
これを調査団の錬金術に使用することで、上位までの装飾品のほとんどを入手できる。
その中に砲術珠があり、それも十分に期待できる確率で入手できるようになった。
砲術珠に悩んでいる人はこちらを利用してみてもよいだろう。
また、スロット4の装飾品の実装に伴い、砲術珠IIが実装。
これらの要素により、防具や護石で無理に砲術をつけなくても十分に発動できるようになった。
- アップデートにより追加されたブラキウム防具のスキル『砕竜の闘志』でも砲術・極意が発動する。
こちらは4部位発動とゾラマグナシリーズより必要箇所が多くなってしまっているが、
ブラキウムシリーズ自体がスキル・スロット共に優秀。
また、(極意を発動させないと意味が無いが)αシリーズの腕と腰を装備するだけで
簡単に砲術Lv5に到達するため、前作でガンサー達が血眼になり求めた砲術珠の価値はかなり落ちてしまった。
- 最終アップデートで追加されたドラゴン防具は、砲術・極意を含めた全ての極意スキルが発動する。
スロットが多い上にスキルも非常に優秀で、KO術やスリンガー装填数、真・業物/弾丸節約など、
砲術スキルと併用したいスキルも積みやすいため、ほかの大部分と同様に砲術関連の防具もほぼこちらに更新された。
なお、スロットは軒並み高レベルだが、装備自体に砲術スキルのポイントは割り振られていないので、
これまであまり重要視されてこなかった砲術珠II【4】の価値が大きく上がることとなった。
次いでに砲術珠もLv5に微調整する目的でお呼びが掛かる程度には需要が復活している。
MHRise
- ガンランスは竜撃砲の冷却時間自体が200秒と極長になったため、
このスキルだけではLV3まで積んでも冷却に100秒はかかる。
- Ver.2.0から追加されたバゼル脚は砲術2ガード性能1にLV3スロットが1つとかなりの高性能を誇っているため、
構築の際にお呼びがかかることも多い。
MHR:S
- 今作の登場人物、ルーチカの防具である砲術隊シリーズ、及びアルロー教官の重装騎士シリーズに付与されている。
得意武器を反映してか前者はボウガン向け、後者がガンランスとチャージアックス向けのスキル構成となっている。
- 1個でLvを2上げられる砲術珠II【4】が追加された。
今作では最終的に防具で砲術を付ける事があまりなくなるため、これと【2】の珠で発動させることがよくある。
MHNow
- MHNowにもガンランスと共に実装。
本作ではスキルレベルが5段階に分割されている。- LV1:ガンランスの砲撃と竜撃砲、チャージアックスのビン攻撃、徹甲榴弾のダメージが10%UP
- LV2:ガンランスの砲撃と竜撃砲、チャージアックスのビン攻撃、徹甲榴弾のダメージが15%UP
- LV3:ガンランスの砲撃と竜撃砲、チャージアックスのビン攻撃、徹甲榴弾のダメージが20%UPし、
ガンランスの弾、チャージアックスのビンの数が1つ増える - LV4:ガンランスの砲撃と竜撃砲、チャージアックスのビン攻撃、徹甲榴弾のダメージが30%UPし
、ガンランスの弾、チャージアックスのビンの数が1つ増える - LV5:ガンランスの砲撃と竜撃砲、チャージアックスのビン攻撃、徹甲榴弾のダメージが40%UPし、
ガンランスの弾、チャージアックスのビンの数が1つ増える
- 特筆すべきはLV3以降の強化幅だろう。
LV3から更に引き上げるとダメージの増加量が5%→10%になる上、増弾スキルも内包してくれるようになる。- ガンランスは、本作では砲撃アクションが主軸と言えるような操作性の為、本スキルの重要度はかなり高い。
実装当初では、防具のバサルシリーズの胴(LV2)と脚(LV1)にしか無い為、その恩恵は最大限受けられない……のだが、
実はイビルジョーのガンランスには砲術LV1が付与されており、砲撃主体なら他の武器よりも一歩リードしている。
特に溜め砲撃の破壊力たるや、G8で約1900、G9で約2500、
G10で3000超えと叩き出す。もちろん通常の砲撃の威力も、G9到達時点で1000を超える。
一方、竜杭砲には攻撃力、属性値、会心率といった要素は影響があるが、砲術スキルの効果は発動しない。
- ガンランスは、本作では砲撃アクションが主軸と言えるような操作性の為、本スキルの重要度はかなり高い。
- チャージアックスは、従来通り榴弾ビンにのみ効果が発揮される。
通常属性武器が幅を利かせている環境で強属性ビンに対して取りがちだった後れを取り戻せるだろう。
ビンの数が増える効果は、チャージする際の数ではなく、ビン自体の最大数が5→6に増える仕様。
赤だと6つチャージするようになった。
MHF
- MH2の設定を引き継ぎ、スキル系統名は「砲術師」のまま。
サービス開始当初は、スキル効果もMH2と同じく迎撃兵器のみであったが、
シーズン2.0中のリファインにてガンランスの砲撃・徹甲榴弾もスキルの対象に。
さらに、シーズン8.0から排熱噴射機構も強化対象になり、
MHP2から砲術王を輸入、さらなる上位スキルとして砲術神が導入、
そればかりか、砲撃、竜撃砲、徹甲榴弾、排熱噴射の威力が上方修正されるという至れり尽くせりな環境下に。
砲術神装備ガンスでアカム変種がアオンアオンひるみまくるほどに強化がなされた
(ただし、徹甲榴弾は王・神にしても火属性部分の威力が強化されるだけなので砲術師でも十分)。- ちなみに砲術神排熱弾の威力は竜撃砲涙目の破壊力であり、
保温オイルの追加もあいまって、クエスト開始直後にオイルで内部温度ゲージを上昇させ、
排熱弾を撃つ砲術ヘビィガンナーが増えたと言う。
すぐに撃てる超速射と比べると即戦力にはならないが、
フォワード.3のリファイン後は威力が凄まじいことになっている。
徹甲榴弾にとっては砲術スキル自体が実用性に乏しかったが、
真冥雷銃【金糸雀】が登場したことにより一変した。 - 固定ダメージの常として、ガンランスの砲撃は武器性能のインフレに取り残される傾向が強いが、
ガンランスの砲撃についてはMHF-G5で「砲撃レベル9」までが思い切って追加され、
MHF-G7ではその根本的な威力がさらに引き上げられたため、
掛け算式の砲術師スキルの恩恵も非常に大きいものとなっている。 - また、穿龍棍の龍気穿撃のダメージ及び気絶値を増加すると言う効果もある。
こちらは「砲術スキルでダメージ・気絶値を増加する」というより、
「砲術スキルでダメージ・気絶値が入るようになる」と言うほうが正しい。
詳しくはこちらを参照のこと。
また、嵐ノ型のEX溜め突きに付与される衝撃波の威力や、
穿極解放の爆発ダメージをUPすることができる。
前者は特に効果的なスキルであり、嵐ノ型使用時の重要スキルに数えられている。
- ちなみに砲術神排熱弾の威力は竜撃砲涙目の破壊力であり、
- MHF-GGで登場した「紅焔の威光」スキルには砲術スキルが含まれている。
紅焔の威光+1で砲術王、紅焔の威光+2で砲術神と同等の効果がある
(砲術スキルとは重複せず、より効果が高いものが適用される)。
関連スキル
砲撃手
- MHWorldで新たに追加されたスキル……だが、実情は砲術と効果を分離させたものである。
このスキルが強化するのはバリスタや大砲といった迎撃兵器のみ。
元々こちらが砲術のスキルだったはずなのだが完全に追い出された形に…
最大LV2で、最高1.2倍まで強化する。撃龍槍にはやっぱり効果は無い。- 迎撃兵器にしか適用されなくなったとはいえ、もともと迎撃兵器しか効果が得られなかった武器種には関係なく、
むしろ軽い負担でつけれるようになったといえる。 - ちなみに、今作で迎撃兵器を使うのはほぼゾラ・マグダラオス戦のみで、
上位以降では彼の素材集めぐらいにしか使わない。
そのためか、このスキル持ちの防具はかなり少ない。
とはいえ、一応ゾラ戦に間に合うタイミングで作れはする。 - 後に追加されたマム・タロトに対しては、エリア1では大砲をメインにダメージを与えるため出番が増えた。
特に野良であれば2回に分けてクリアすることも多いので、1回目では本スキルを付けていくのもよいだろう。
落石がメインダメージだから大砲なんて使わないとか言わない。 - 後に登場した歴戦王ゾラ・マグダラオス戦では短い制限時間や、
自力で撃退しないと先に進まないまま時間だけ過ぎていくネルギガンテ乱入などがあり、
慣れないと最後の迎撃兵器を使う段階にたどり着いたら残り時間がカツカツ、という場合も。
大砲の威力アップがギリギリでクリアと制限時間オーバーとを分ける場合もあるため、
砲撃手の需要は上記2つよりも高い。 - ちなみにMHWではボマーや状態異常強化など、
一つで複数の要素に介入するスキルの多くが、複数のスキルに分割されている。
そのどれもが、旧作と比べて一つの効果だけをつけるなら負担が軽く済むように調整されている。
元のアイテムがリストラされたパターンよりはマシだろうか。
- 迎撃兵器にしか適用されなくなったとはいえ、もともと迎撃兵器しか効果が得られなかった武器種には関係なく、
- MHW:Iとの同期を兼ねたVer.10.11でこのスキルにも調整が入り、
Lv1で1.5倍、Lv2で2倍という超強化を施された。
装飾品の手軽さは変わらず、Lv1を付けていくだけでも劇的に効果を実感できる。
歴戦王ゾラ・マグダラオス戦でも、ネルギガンテ撃退とチャージブレス妨害に
気を配らなければならない点は変わらないが、NPCが弾を込めた大砲だけを
順次撃ち続けるだけでもかなり余裕をもってクリアできるようになった。- が、肝心のマスターランクのストーリー上では大砲やバリスタを使えるクエストは
なんとたった1回のみである。
ストーリークリア後も、ゾラ・マグダラオスのマスターランククエストが実装されなかった為、
使用機会が訪れる事はなかった。 - 後日、マスターランクのマム・タロトが配信されたことで、再びこのスキルが日の目を浴びる……
かと思われたが、クエスト自体の大幅な改修により肝心のエリア1が省略されたため、
このアップデートでも活躍には恵まれなかった。 - 長らく日陰者だったが、大型アップデート第5弾で一躍脚光を浴びる事となる。
最後の追加モンスターであるミラボレアス戦では大砲やバリスタが配置されており、
これらの兵器を駆使してダウンを奪ったりダメージを稼いだりする事が重要になる。
特に第一形態の大砲や第二形態以降の移動式速射バリスタは有効な攻撃手段であり、
それらのダメージを引き上げるこのスキルはPT内でも1~2人は発動させたい重要スキルとなった。
- が、肝心のマスターランクのストーリー上では大砲やバリスタを使えるクエストは
- ちなみに、砲術の装飾品は砲術珠、砲手の装飾品は砲手珠である。
名前が似ているどころか色まで同じであり、ガンサーやチャアク使いを始めとして、
砲手珠の方は名前がややこしいハズレ装飾品として名高い。- MHW:Iではスロット4の装飾品として、砲術珠IIに加えて砲手珠IIも登場してしまった。
ガンサーや榴弾ビンチャアク使いの苦難は終わらないのであった。
なお、砲術珠IIの方のレア度が下げられているほか、砲術スキルが付いている防具も増えたため、
装飾品集めに関しては少しだけ楽になっている。
- MHW:Iではスロット4の装飾品として、砲術珠IIに加えて砲手珠IIも登場してしまった。
- MHRiseには百竜夜行という狩猟設備だらけの特殊クエストが常設されているのだが、砲撃手スキルはまさかのリストラ。
元の砲術スキルもMHWの効果のままであるため、当作に狩猟設備を強化するスキルは存在しない。
ネコの砲撃術
- MHP3で初めて登場したネコスキルの一つ。
大砲、バリスタ、ガンランスの砲撃、ボウガンの徹甲榴弾のダメージを上昇させる。
MH4以降はチャージアックスの榴弾ビンの爆発ダメージ、MHWorld以降はボウガンの竜撃弾も対象になった。
- 効果は基本的に1.1倍*2。
装備の砲術スキルより倍率は低いが、効果は重複するので両方を発動させても問題はない。
特にガンランスは砲撃ダメージを上げる手段に乏しいので重宝される事が多い。
しかし、ネコスキルの発動は基本的にランダムなのでそれに悩まされがち。
スキルを確定発動させる高級お食事券を安定供給できるようになれば解決するが……。- MHR:Sでは跳び竹串を使用する事でLvが変動し、
Lv1では1.05倍、Lv2では従来通りの1.1倍。Lv3以降は基本の倍率は変わらないが低確率で1.15倍になり、
Lv4ではさらに低確率で斬れ味消費半減効果、ボウガンは弾無消費効果が追加される。
ただ、MHR:Sでは謹製おだんご券を使ってもLv2すら90%で確定にならず
Lv4は券を使っても70%しかない。その為、Lv2か確定発動できるLv1を使う者も多い。
- MHR:Sでは跳び竹串を使用する事でLvが変動し、
- ちなみに、MHW(:I)では砲術と砲撃手で対象が分離されているが、
このスキルは相変わらず迎撃兵器にも武器にも効果がある。
なお、MHR(:S)では砲撃手が削除されたのに伴いこちらも迎撃兵器が対象外になっている。
余談
- 前述のように、MH2で初出した段階では「迎撃兵器のみ」という、非常に限定された効果だった。
MHP2では適用範囲の拡大とともにスキル系統名も微妙に変更されたことから、
元々のスキルとは別物のように思っている古参ハンターもいるかも知れない。
- 英語版では砲術師はArtillery(砲兵)にNovice(初心者)と名付けられている。
砲術が得意なニュアンスとは真逆な意味だが上に王、マスターが存在するのでまだまだ未熟という感じだろうか?