MH4Gで2014年10月31日配信のエピソードクエスト第一弾。
概要 
- MHP3のキャラクターが登場するエピソードクエスト。
クエスト名は全て、実際にあることわざから取られている。
外伝:猫の手も借りたい配達 
- 最初に登場するのは転がしニャン次郎。
湯治客や観光客の増えたユクモ村で団体客を迎える準備のために働いていた所、
運んでいた荷物を砂漠のメラルーたちに盗まれてしまったとして、その奪われた荷物の奪還を依頼してくる。
- クエストの内容はRARE1の武器を装備してメラルーの秘密のポーチ10個を納品すること。
既に手持ちの武器を全て強化していた人は急遽武器屋か加工屋でRARE1の武器を調達する羽目になる。
このクエストでは砂漠のあちこちにメラルーが出るようになるため、メラルー探しには苦労しないし、
例えRARE1の武器でもメラルーはすぐに倒せるので、ポーチ集めもそんなに時間はかからないだろう。
むしろ周りにいるヤオザミやガレオス、アプケロスなどの方がはるかに邪魔かもしれない。
武器制限がかかってるのは自分のミスが原因なのにメラルー達が過度に傷を負うのは気が引けるからとのこと。
- クエストの性質上、メラルーはそこらじゅうに出るがアイルーは少ない。
唯一、エリア11のアイルーの巣の中にはアイルーがおり、倒しても沸いてくるが、
アイルーの方を叩いてもポーチを落とさないので、大人しく屋外でうろついているメラルーを探そう。
外伝:飛んで網に入る雷の虫 
- 次に登場するのはドリンク屋。
爆発ユクモ的に増加したユクモ村の客にドリンクの生産が追いつかずドリンクの原料を切らしてしまい、
原料調達のため各地を渡り歩いていた所、転がしニャン次郎から我らの団ハンターの話を聞いて
バルバレに赴いたと語り、ハンターにドリンクの原料となる超電雷光虫の捕獲を依頼してくる。- この時点でニャン次郎は既にタルにガタが来そうになるほど忙しいことを語っており、
「それでも仕事はやりきってみせる」となんだか悲壮感漂う状態になっていたりする。
- この時点でニャン次郎は既にタルにガタが来そうになるほど忙しいことを語っており、
- クエスト内容はアイテムを持たず、ジンオウガから超電雷光虫を3匹採ってきて納品すること。
曰く「アイテムを使わせるなんて水くさい、こっちで用意するので安心してくれ」とのこと。
そのためアイテムは支給品ボックスからの物のみだが、肝心の虫あみはというとボロ虫あみしかもらえない。
ドリンク屋のお古なのだろうか。
こういう依頼ならグレートとまで言わずともせめて頭に「ボロ」がつかないやつをよこせ
クエストの進め方はジンオウガを転ばせ、そして虫あみで背中の超電雷光虫を採取して、
それを納品するというものになっている。- パーティで行くと転ばせた後に四人で一心不乱に網を振り回した後、
モドリ玉でトンズラするハンター達という中々シュールな光景が見れる。 - 持ち込み禁止なのはメタ的な事を言うと、精算アイテムでないものを納品ターゲットにする以上、
アイテム持込を不可にしないと、自前の超電雷光虫を持ち込んで即納品→クエスト終了
となってクエストの意味がなくなってしまうからだろう。
- パーティで行くと転ばせた後に四人で一心不乱に網を振り回した後、
- MH4Gでは乗り攻撃によりモンスターを転ばせることは比較的容易になっているが、
いざ転んだジンオウガから虫あみで超電雷光虫を取ろうとしてもアレが発動してしまうと、
超電雷光虫ではなく堅殻や帯電毛の方が取れてしまうこともしばしばあったりする。
あのセンサーが心配な場合は高速収集や気まぐれ(またはネコの道具倹約術)を発動させると、
採取の機会が増え、虫あみも壊れにくくなるので活用しよう。- 支給でもらえる虫あみはボロではあるがそれなりの数がもらえるので、
よっぽど酷くセンサーが発動したり途中で無駄遣いしたりしない限りは
超電雷光虫が3匹取れるまでに尽きてしまう事はまずない。 - ジンオウガをうっかり倒してしまった場合でも、死体が消えた後またすぐ別の個体が出てくるので
クエスト失敗になったりはしない。安心しよう。 - 余談だがこのクエストの支給品はさり気なくとても豪華である。
クリアしてしまうと受けることができなくなり、一度しか見れないので一見の価値あり。 - ガンナーがソロで挑む場合は少し注意が必要。
転倒させるには動き回る脚を集中攻撃せねばならず、
(ガンナー本来の戦い方からすれば)効率の悪い戦い方を強いられる事になるが、
アレの邪魔もあると弾切れが普通に起こり得る。
Lv2通常弾もいつもより多めに支給に入っており、ついでに何故か貫通弾もあるが、
それでも調合素材分(特にカラハリ)が持ち込めないのが痛い。
転倒させやすさ重視で後脚を狙っていた場合、距離によってはジンオウガが起き上がるまでに
虫あみが間に合わない事もある。
- 支給でもらえる虫あみはボロではあるがそれなりの数がもらえるので、
外伝:乗りかかった輸送船 
- 最後にやってくるのはコノハ。
超ユクモ的に増え続けるユクモ村への観光客に対応するため、さらに物資を寄越してもらおうと
輸送船をチャーターするも、その航路上にセルレギオスが出没するようになったとして、
こちらもニャン次郎とドリンク屋の紹介で我らの団ハンターに狩猟を依頼される。- 一方、ニャン次郎とドリンク屋の状況はさらに悪化しており、
ドリンク屋は我らの団ハンターを初めとする各地のハンターが材料を集めたにも関わらず、
大人気過ぎてユクモ農場にまで押しかけられ、遂に材料が底を突き始めたと嘆き、
ニャン次郎に至っては忙し過ぎて寝不足になっており、
虚ろな様子で「輸送船チャーターの話は自分の願望が見せた夢ではないか」と語り始めていた。
- 一方、ニャン次郎とドリンク屋の状況はさらに悪化しており、
- こちらは特に条件はないが、フィールドがなんとイサナ船の上。
フィールドとしてのイサナ船はゴア・マガラ戦以来であり、もちろんバリスタや大砲、撃龍槍なども利用可能。
しかし、ただでさえゴア・マガラ以上にキビキビ動くセルレギオスを狭い船上で相手取らねばならず、
バリスタや大砲の弾の採取中にもセルレギオスは鱗を飛ばして攻撃してくるため、かなり戦い難い。
とはいえ、配信当時はマルチプレイで上位個体のセルレギオスに挑める唯一のクエストであったため、
上位の千刃竜素材をマルチプレイで集めたいという人からはそれなりの需要があったようだ。
狭いエリア&仲間&セルレギオスでもみくちゃになることは目に見えているのだが贅沢は言えない。- その後、2014年12月5日に天空山で上位セルレギオスと戦闘する「ソニック・千刃竜への疾走」が配信。
フィールドの構造上遥かに戦闘しやすいため、現在ではPTで上位セルレギオスに挑む場合は
こちらを利用するという人が多い。
ただし、こちらは途中で狂竜化するため要注意。ウチケシの実などのウイルス対策を忘れずに。
まあ所詮上位であるからG級ハンターならば村ソロでも何ら問題は無いと思うが。 - 狭くて戦いにくい船上戦だが、実はゴア・マガラの時と同様にマストより奥に入ってしまえば、
刃鱗飛ばし以外の全ての攻撃がこちらに届かなくなる。
(厳密には尻尾振り回しなどの先端が届く事が稀にあるが、ほぼ無いと言って差し支えない)
なのでガンナーだとマストの後ろに引きこもってしまえば一方的に攻撃できてしまう。
もちろん刃鱗は食らうのでノーダメージとは行かないし、セルレギオスの機嫌や
オトリオトモの働き如何によっては刃鱗を食らう回数も多くなるので回復薬は必要だが、
耐性スキルなどで裂傷による余計なスリップダメージを防ぐ手段さえ講じておけば、
多くの場合は支給品にあるノーマル応急薬だけで足りてしまう程度。
セルレギオスが突破できないマストも何故かガンナーの弾は素通りして撃ち放題なので、
ガンナーソロで上位セルレギオスの素材を集めたいならばこちらが断然楽。
ただし、ソロだとセルレギオスが殆どこちらを向いている関係上、
頭や翼の破壊は楽だが尻尾がまず切れないので、尻尾を必要とする武具を作る場合だけは、
正直に前に出てセルレギオスともみくちゃになろう。
- その後、2014年12月5日に天空山で上位セルレギオスと戦闘する「ソニック・千刃竜への疾走」が配信。
- ちなみにこのセルレギオス、船の足場の外、つまり大砲やバリスタで狙う滑空時の時に閃光玉を投げると、
閃光こそ効くものの、なんと頭を振り、翼をばたつかせながら、眩しそうにしつつも滑空し続ける。
そしてすぐさま体勢を整えるあたり、海に落ちたら一溜まりも無いという事が分かっていると思われる。
ちなみに閃光効果が終わった後、滑空時に放ってくる鱗飛ばしを行わず、普通に船に飛んでくる。
しかし、怒り状態は一回目の閃光状態が終わった後、鱗飛ばしをもう一回飛ばしてくる。
なので、一回閃光状態にして、復帰した後もう一回閃光状態にすれば、鱗飛ばしを行わない。
これを利用して、滑空時に飛ばす鱗攻撃を回避しつつ、バリスタで狙うのも良い。
しかし、怒り時は滑空時から鱗攻撃までの時間が短くなるので、慣れが必要。- なお、輸送船の話が出ているのにイサナ船が舞台となる事で疑問を抱くかも知れないが、
このクエストは輸送船の護衛ではなく、
輸送船の航路上にセルレギオスが出没するようになったので排除してほしいという依頼である。
普通に我らの団がイサナ船を出して狩猟に赴いたものと思われる。
どうやら、飛行船形態と通常船形態は入れ替えることが可能な設計になっているようだ。
タイトルが「乗りかかった輸送船」なのでややこしい事は確かではある。
- なお、輸送船の話が出ているのにイサナ船が舞台となる事で疑問を抱くかも知れないが、
- クエスト中、コノハが「心なしか、セルレギオスが弱ってきたような…」と助言してくれることがある。
その後「勘違いでした!すみません!」と訂正するのだが、実は勘違いなどではない。
捕獲の見極めを発動させてクエストに行くとわかるが、捕獲可能になる少し前あたりでこのセリフが入る。
とはいえ罠が設置できないフィールドなので、捕獲はできずあまり意味は無い。
クエストが終わる目安くらいにはなるだろう。- ちなみに、コノハのなりきり装備はシリーズを通して捕獲の見極めが発動する。
- 変わった活用法として、セルレギオスが海上にいる時に体力を削りきるということがやりやすくなる。
と言ってもその場合は体力が必ず1残る仕様のため、海に墜落するセルレギオスは見られない。
墜落されて剥ぎ取れなくなっても困るが。
キックで止めを刺したい気分の時にでも試してみよう。
- なお、この時チャーターした輸送船であるが、いざユクモ村へのルートが確立されると
客はこぞってこの船に乗り込むようになり、もはや輸送船ではなく客船になってしまったと語られている。
それってただの密航なのでは?逆に料金をきちんと取っているのであればユクモ温泉の自業自得だし…。
また、客船扱いとなった後にも時折セルレギオスが航路上に現れるらしく、
前2つのクエストとは違い、最後のクエストに関しては本エピソードを選択さえしていれば、
何度でも受注することが可能となっている。- この結果、ドリンク屋はウルトラユクモ的に忙しくなってしまい、ニャン次郎も物資を運ぶ手助けになるはずが
客が乗る用になったので仕事が減らないという何とも言えない事になってしまった。
- この結果、ドリンク屋はウルトラユクモ的に忙しくなってしまい、ニャン次郎も物資を運ぶ手助けになるはずが
- なぜセルレギオスが海上に現れたのかは不明。原生林にでも渡ろうとしていたのだろうか。
報酬 
- これら3つのクエストを全てクリアするとコノハがルームサービス要員として我らの団に常駐してくれるようになり、
マイハウスのルームサービスに話しかけ、ルームサービス変更を選択するとルームサービスがコノハに変わる。
今が最も人手の要るであろうユクモ村に帰らなくて大丈夫なのか? まさか逃げてきたんじゃ…いや…まさか…?
ササユはコノハの分の仕事を押し付けられて今頃悲鳴をあげてるんじゃなかろうか…
- ちなみにコノハとの会話でベッドの隙間に熟成されたインナーが挟まっていることが判明する。
やはりそういう所はズボラなのだろうか。
- また、このエピソードクエストに属するクエストをクリアすると報酬としてユクモチケットが入手できる。
このチケットを使うことで竹銃槍、吹吹茶釜、竹取ノ弓といったP3初登場のユクモ村由来の武器の他、
新たにパティシエシリーズという防具や、
転がしニャン次郎などユクモ村のアイルーになりきれるオトモ装備が製作可能となる。
ユアミシリーズ?なにそれおいしいの?
余談 
- ちなみにMH4Gの時期のユクモ村では方言になっているのか、3人とも爆発ユクモ的とか、超ユクモ的とか、
ついにはウルトラユクモ的といった、ユクモを使って上昇する様を表現している。- なお、爆発ユクモ的の説明の際に各地の村長を招いたお祭りの話が出てくるので、
ユクモ的の基準はあのお祭りらしい。 - ところが、のちにMHXでユクモ村が再登場した際には特にこういった表現は行われなくなっていた。
この方言(?)の存在は完全になかったことにされてしまったようだ。
あるいは村の宣伝の一環として、他の地域に出向いた際にのみ使用する表現に過ぎず、
村内での普段の生活ではほとんど使わない言葉なのかもしれない。
- なお、爆発ユクモ的の説明の際に各地の村長を招いたお祭りの話が出てくるので、
- 一部のハンターは、
「このクエスト群をクリアすればベースキャンプにニャン次郎が現れてタル配便サービスをしてくれるのでは」
という、願望に近い予測をしていたが、当然ながらそんなうまい話はなかった。
まあ忙しいから仕方ない