モンスター/オストガロア

Last-modified: 2024-01-26 (金) 13:09:52
種族
古龍種(古龍目 骸龍亜目 オストガロア科)
別名
骸龍(がいりゅう)
英語表記
Nakarkos
危険度
MHX・MHXX:★8
登場作品
MHX, MHXX
狩猟地
竜ノ墓場

目次

生態・特徴

無数の竜の骸が堆く積みあがった「竜ノ墓場」に潜む異形の超巨大古龍。
死骸の山の中で蠢く姿から《骸龍》と称され、『怨嗟の慟哭』、『奈落の妖星』等の異名を持つ。
ココット山の麓や古代林周辺に伝わる伝承では「双頭の骸骨龍」と呼ばれ、
山の如き胴体から骸のような頭蓋を備える一対の長大な頚を生やした怪物とされる。
この外観がとある地方の伝承に登場する特異な龍を彷彿させるものであったことから
一時期はハンターズギルドから『双頭の骸』とも呼ばれていた。
しかし、伝えられていたその姿と特徴があまりに現実的には考えにくいものであったために
以前はその出現が噂として流れても、与太話としてまるで取り合わないハンターや研究者も少なくなかった。
貪欲なまでの捕食欲求を持ち、出現地域一帯のモンスターの悉くを貪り尽くすことで
現れた地の生態系に壊滅的なダメージを与える。
正体こそ判明していなかったものの、目撃情報自体はかねてよりあらゆる地域で存在しており、
粘液らしきものを用いてモンスターを絡め取る生態が確認されていた。
捕食領域は極めて広く、探査船や飛行船、果ては沿岸部の村々にさえも被害報告が存在しており、
一夜にして幼子を含めたほぼ全ての村人が貪り尽くされた」という凄惨な記録も残されている。
また、捕らえた獲物やその一部を自らの巣に持ち帰る性質が確認されており、
骸龍の棲家となる洞窟には捕食された数多の生物の骨や死骸が散乱している。
潜伏が確認された地下洞窟に『竜ノ墓場』の名が与えられたのは、この光景が由来である。
その正体は、古龍種の中でも群を抜いて異様と言うほかない。
外見的な特徴としては、海生軟体動物を思わせる超巨大な頭部、そして一対の「触腕」が挙げられる。
天に立ち昇る柱の如きスケールの触腕はそれそのものが恐るべき凶器であり、
振り下ろせば大地を揺るがす衝撃と共に獲物を叩き潰し、地中から突き上げれば地面ごと獲物を吹き飛ばす。
時には直接獲物を絡め取るようにして捕獲してしまうこともある。
巨大な頭部に裂け目のように開いた口には「喰砕牙」と呼ばれる無数の棘状の牙を有し、
飛竜の骨を易々と破砕する威力でもって捕らえた獲物を噛み砕く。
また、背中及び側面には粘液を外界へと放出するための穴があり、
凝縮した粘液を大砲の如く射出し、上空を飛行する、あるいは遠距離に存在する生物を狙い撃つ。
しかし本種の最大の特徴は、捕食した生物の骨を纏うという生態を持つ点である。
身体に纏う骨の規模はダイミョウザザミやシェンガオレンといった甲殻種を遥かに上回り、
頭部は勿論のこと、背部や巨大な触腕まで、正しく全身を骨で覆い尽くしているに等しい。
一見すると、巨大な骸が意志を持って動いているかのようである。
前述した一対の触腕の先端には朽ちた竜の頭蓋骨を装甲のように備えているが、
これこそがかつて本種が「双頭の骸」と見做された要因である。
触腕先端の排出口からは凝縮した粘液を濁流の如く放つことが可能で、
傍からはあたかも「竜頭の口内から何らかの液体が射出されている」ように見える。
なお、前述した粘液には獲物を拘束する粘着性の他、骨素材の腐食や劣化を防ぐ効果が備わっており、
これによって骨を変質・硬質化させることで、極めて強固な防御力と圧倒的な破壊力を獲得している。
特に頭部に装着した巨大な頭蓋骨は尋常ならざる硬度をもち、相当な業物ですら傷をつけるどころか刃毀れしてしまう。
獲物を発見した段階では、頭部を地面に埋めて背部と腕を対象へ相対させる体勢を取る。
これは「索餌形態」と呼ばれる獲物の探索と捕獲に特化した形態であり、
触腕での叩き付け、粘液による砲撃やブレス、突進といった単調な攻撃に終始する。
圧倒的な力を持つ超巨大古龍にしてみれば、獲物を捕獲する程度ならばそれで十分なのである。
事実、小山の如き巨体から繰り出される突進は進路上の全てを薙ぎ倒し、
接触したハンターを紙の如く吹き飛ばす程の威力を誇る。
だがそれらの攻撃では始末できない生物が現れた場合、
竜骨を纏っていた触腕の先端に「骨塊」と呼ばれる特殊な性質を持ったモンスターの骸を装備し、
その性質を用いた攻撃を繰り出すようになる。
纏う骨塊には凄まじい破壊力を備えるもののほか、大規模な爆炎を巻き起こす骨塊、
爆発性の粘液を纏った骨塊、激しい電撃を発生させる骨塊などが確認されており、
それらを巧みに使い分けた大規模な波状攻撃によって獲物を抹殺する。
また興奮状態に陥ると全身の粘液が発光、更にそれに呼応した周囲のプランクトンが不気味に光り始め、
骸龍を中心とした一帯はこの世のものとは思えない幻想的な風景に様変わりする。
触腕に多大なダメージを負った場合、禍々しい咆哮と共に地中に潜んでいた本体が姿を現す。
この状態は「捕食形態」と呼ばれ、本格的に獲物を殲滅しにかかる極めて危険な状態である。
捕食形態に移行したオストガロアは本体に宿した超膨大な龍属性エネルギーを解放し始め、
全身から赤黒い稲光が迸り、周囲一帯に粒子を発生させるほどの龍属性エネルギーが発露するようになる。
触腕先端から放出する物体は粘液から龍属性エネルギーに転じ、
溢れ出るエネルギーを光線の如く連続で照射し、前方一帯を巻き込む大規模攻撃を繰り出す。
そしてこの捕食形態における最大最強の攻撃が、『瘴龍ブレス』と呼ばれる離れ業である。
口内に集約したエネルギーを超極太の龍属性ビームとして解放するこのブレスは
広大な洞窟の天井の一部を超巨大骨の残骸ごと貫通して崩落させ、空を覆う分厚い雲を吹き飛ばすほどの驚異的な破壊力を誇り、
そのまま周囲を薙ぎ払うことで並み居る障害物や外敵を悉く滅却してしまう。
あまりの威力からオストガロアの巨体をもってしても後退を余儀なくされるため、
発射直前に触腕を地面に食い込ませて本体を固定させることで反動を軽減する。
上記の通りかねてより神出鬼没に出現し、粘性を持つ体液で獲物を捕獲する姿が目撃されていたが、
此度は古代林深奥に出没したことが確認され、多様な生物を内包する古代林の生態系が崩壊する恐れがあった。
更に古代林近辺の飛空艇消失の原因は飛行艇を餌と認識したオストガロアの捕食行動と判明、
緊急事態と見た龍歴院とハンターズギルドは、この種の撃退・討伐を最優先事項と決定した。

概要

  • モンスターハンター初となる、下位と上位の2階級で同一個体と戦うことになるラスボス。
    下位では撃退して鎮圧することになるが、上位になると再び捕食活動を開始。
    古代林を壊滅させかねないほどの被害を齎すことが予見され、龍歴院が討伐に踏み切る事を決議する。
    • MHXのPV第3弾ラストで登場した双頭龍の正体がこのモンスターである。
      PV公開当初より設定集などでのみ掲載された双頭龍との類似が指摘されていた。
      とはいえ、MH世界で従来確認されていたモンスターと比べて突飛すぎる外観であり、
      発売前はその正体、および作中での立場について注目が集まっていた。
    下位の段階では事前に公開されていた通り「双頭龍」を思わせる姿だが、
    ラスボスとして登場する上位緊急クエストでは驚愕の正体が明らかになる。
    フィールド全体から漂うこの世ならざる不気味な雰囲気、そして異形ともいえるその姿形は、
    クトゥルフ神話に登場する名状しがたき邪神を彷彿とさせる。
  • 龍属性が最大の弱点になっており、火属性もその次に効きやすい。
    ただし、胴体にはあらゆる属性が効かないようである。
  • ランスの突進に対する特殊な耐性を全身に持っており、心眼があっても弾かれモーションを取ってしまう
    そのためランスで挑む場合は突進は封印せざるを得ない
  • なお、上位最終(HR解放直前)のラスボス戦「奈落の妖星」を受注するに至るまで
    実は、獰猛化個体とは一度も戦わなくて良い*1
    これは、裏を返せば獰猛化素材を用いた武器や防具の最終強化を施さなくても、
    その直前の強化段階で充分に討伐できると言う話でもある。
    どの装備であっても安定的に狩猟できる、などと言う甘い話でも無いものの
    進行状況に応じた適切な強化さえ順当であればソロでも勝利できる程度に調整はされているので、
    ラスボス戦とは言え己の実力と装備を信じて憶する事無く挑めば良い。
    HR解放後の最終装備だと余裕で乱獲されてしまう哀しい性の由縁でもあるが…。
  • 気になるその大きさについてだが、
    モンスターハンター15周年記念として制作されたサイズ比較ムービーによれば3547.57cmと、
    魔獣ベヒーモスに近い大きさであり、ウカムルバスより一回り大きい。
    いえどもそれは本体部分のみのサイズであり、高く掲げられた双頭を合わせたその威圧感は、
    実際かなりのものである。

MHX

索餌形態

  • 所謂第一形態であり、下位ではこの形態とのみ戦える。
  • その外見は、地中から骨を纏った龍の頭が2つ突き出て、
    その後ろにさらに堅い殻に覆われた胴体らしきものが控える、という異様極まりない姿。
    また、攻撃すると何故か甲殻種のそれと共通する青黒い血を流す。
    大体の古龍は赤い血を流すはずだが…?
    • しかし、クエストによってはオストガロアからも「古龍の血」が手に入る事から、
      全く違うように見えても他の古龍と同様に未知なる成分を含んだ血液であるようだ。
  • メインの攻撃方法となるのが、上述した粘性の高い青い体液
    双頭はこれを弾状やビーム状にして吐き出してくる他、
    本体も数カ所にある噴出孔から、
    大量の粘液を大砲のように発射してきたり、ガス状にして周囲に撒いている。
    この粘液ガスに触れると体力をどんどん奪われてしまうので、これが出ている時は本体には近づかないのが無難。
    なお、テオ・テスカトルの龍炎やダラ・アマデュラの胸部の発光現象によるスリップダメージと異なり
    暑さ無効」では防げないので注意。暑さによるものではないので当然ではある。
    • これらの粘液攻撃を食らうと、粘液まみれという特殊な状態になってしまう。
      この状態で地面を転がる行為(回避・被弾による転倒等)を行うと全身の粘液に足元の骨が付着、
      骨まみれ状態へと悪化してしまう。雪まみれと同じ仕様だが、水たまりで回避行動を行うと即解除が可能。
      粘液まみれ状態自体は地面を転がらなければマイナス効果は無く、
      同じく水たまりでの回避か時間経過で元に戻る。
    • スキル「だるま無効」を発動させても粘液まみれ状態は防げないが、
      その状態で地面を転がっても骨まみれ状態にならなくなる。余裕があれば発動させたい。
      • ちなみに地面を転がることで纏わり付くため滑るように移動するステップ回避・鬼人回避、
        若干地面から浮くように回避するジャスト回避、
        そして空中で1回転するエア回避で敵を踏んでジャンプした時等では骨まみれにはならない*2
    • 尚、粘液やられとガスによるダメージを利用すれば「死中に活」と「逆恨み」を最大限に活用出来る。
      その2つのスキルが揃うのが、他ならぬオストガロアの防具一式なのだが……
    • ニャンターは粘液まみれ状態になるが、なぜかオトモはならない。
  • 双頭はブレス以外に、それ自体を伸ばして噛み付く叩き付ける攻撃も仕掛けてくる。
    このモーション自体は一直線の軌道なのだが、後述のフェイントがあるため回避の難度はやや高い。
    しかし、回避できれば双頭はしばらく隙を晒す。
    この間に肉質の柔らかい先端部を攻撃してやろう。
    • 双頭を伸ばした後にそのまま薙ぎ払うというフェイントめいたパターンも存在。
      特にブシドースタイルにとって危険で、初撃をジャスト回避したところに薙ぎ払いを食らいやすい。
  • オストガロア本体がこちらの側面をとるように動きつつ、
    連続で双頭を叩き付ける攻撃を繰り出してくる事もある。
    これも慣れるまでどこを攻撃してくるか読みづらい。
  • 巨体が半ば地面に埋まっているとは思えないほどのスピードで突進してくる事もある。
    派手な準備動作と咆哮があるため事前にわかりやすいのだが、
    あまりの判定の巨大さから普通に回避しても避けられない
    • また、ガードしても本体とすれ違う形になるため、粘液ガスに触れてしまう。
      多くの場合は1発分のガードの削りダメージ+粘液まみれだけで済むのだが、
      運が悪いと粘液まみれの直後にもう1発喰らって尻餅をつかされ骨まみれにされ、加えて直撃まで喰らう事がある。
    ぎりぎりまで軸合わせをしてから突進してくるため、予兆が見えたら距離をとり、
    突進に合わせて進路から逃げる必要がある。
    怒り時にはUターンして再度突進してくるためさらに危険。
  • 時折、地面に潜ってからフィールド外周の水辺に現れる事がある。
    この水辺を悠然と泳ぎつつ、双頭や噴出孔から粘液を撃ち出してくるが、
    この時の様はまるで幽霊船のような風貌となっている。
    双頭を船首、噴出孔が大砲と見たてればわかりやすいか。
    この間は剣士の攻撃が届かないため、フィールドの2箇所にあるバリスタを利用しよう。
    ただし、バリスタ使用中に狙われると回避ができないため、ソロ時は迂闊に使えない*3
    • 水辺にいる状態で時間が経つと、双頭は粘液の代わりに、
      何と龍属性の赤いビームを放ってくる。
      …が、このビームはあくまで「序の口」。真の威力は、まだ下位の時点では発揮される事は無い…。
  • 双頭を覆っている甲殻はとても脆く、粘液ブレスを出す時や怯んだ時に面白いように剥がれ落ちていく。
    また甲殻が剥がれる度に古びたバリスタ弾を二つ落とす。
    恐らく捕食した飛空艇の搭載物と思われ、前述したバリスタで撃つ事が可能。
    通常のバリスタの弾より威力が低いが、発射後の硬直は短くなっている。
    • 古びたバリスタ弾も通常のバリスタ同様、砲術で威力を上げることが出来る。
  • 一方で本体の背中や、その後ろにある「巨大外殻」*4は非常に硬い。
    一応部位破壊は可能なのだが、報酬を得るには3回もの破壊が必要。
    まともに殴り壊せる硬さでは無いので、バリスタなど肉質無視の攻撃で狙った方がよいだろう。
  • 双頭は先端部を破壊してやると地中に引っ込み、少しの間だが現れなくなる。
    この間にもう片方も潰してやると、本体が転倒し、背中にある虹色に光る弱点を曝け出す。
  • 双頭を破壊した時にその頭骨の下にあるものが一瞬見えるが、ぬるりとした細い形状はおよそ龍らしくない。
    そもそも頭骨を破壊されてもしばらく後には何事も無かったかのように復活。
    さらには自分で頭骨を付け替えるなどという攻撃パターンすら存在する。
    • また、よく観察すると本体の後ろの部分から龍の首との共通点が見られる管の根本が観察できる。
      まるで首に多数の眼があるようにも見える不気味なパーツだが…?
  • 当然のことながら双頭の前に立つと攻撃を喰らう可能性が高いため、開き直って背中に回り込んで
    エリアルスタイルのガンランスでフルバーストをひたすら放つという攻略法もある。
    体が非常に大きいことや、他の武器では堅い背中に攻撃することも少ないため、意外と巻き添えは少ない。
  • 下位では「不気味な正体不明のモンスター」のままで撃退して終了になるため、
    正体が判明するのは上位になってからとなる。

捕食形態

  • 上位からはこの形態を取るようになる。いわゆる第二形態であり、BGMも変化する。
  • 上位クエストでも、序盤は索餌形態の姿で、同様の攻撃を仕掛けてくる。
    が、順調にダメージを与えていくと、骸龍がついにその異形の正体を現す
    やはりというか双頭の龍は骸を装着した触腕であり、
    今まで胴体と思っていた部分が本体の背中の外殻であったこと、つまり今までは背を向けていたことが判明する。
    顕になった真の姿は超巨大な軟体動物そのものであり、目元こそ龍らしいが口はイカやオウムガイのそれに酷似している。
  • 武器として使用する~と上述されている通り、
    この形態から様々な骨塊(オストガロアに捕食された竜の骸の一部)を地中から引きずりだして武器として利用してくる。
    使用する骨塊は以下の4種類。
     
    骨塊の種類素材効果
    炎骨塊ディノバルドの頭・尾火属性やられ
    爆骨塊ブラキディオスの頭殻粘菌設置
    爆破やられ
    雷骨塊ラギアクルスの背電殻麻痺
    雷属性やられ
    重骨塊ウラガンキンの顎振動
    ぶっ飛び【特大】
     
    • 炎骨塊は触腕の頭蓋骨に青黒いクチバシの様なパーツが装着され、
      叩きつけと同時に時間差で炎が走る導火線を放射状に敷いてくる
      溜めてから叩きつける攻撃の際にはブラキディオスの直線爆破のように、炎が一直線に連鎖爆発する。
    • 爆骨塊は、触腕の頭蓋骨に緑の粘菌の詰まった頭殻が追加され、
      叩き付けや薙ぎ払いの際に爆発性の粘菌を撒き散らす様になる。
      溜め叩きつけの際は通常より多く粘菌をばら撒く。
    • 雷骨塊は触腕の先端付近に青いトゲが装着され、
      叩きつけ時に時間差で強烈な雷を放つトゲを横方向に3つ設置する
      薙ぎ払い時には頭骨が通った位置にずらっとトゲを設置するためさらに危険。
      また、炸裂前のトゲは直近のトゲ同士を結ぶように放電しており、
      これに触れると麻痺状態になってしまう
      溜め叩きつけの際はより巨大なトゲを設置し、放電も大きくなる。
    • 重骨塊は触腕の頭蓋骨にそのまま顎がくっつき、
      触腕攻撃の威力が上がる上、当たり判定が拡大し、さらに振るう度に震動が発生するようになる
      またこの時の叩きつけが直撃すると、ハンターは勢いよく横にふっ飛ぶ*5
      溜め叩きつけの際には岩盤砕きを伴うようになり、震動の範囲もかなり広くなる。
      何故か溜めを挟むことで各種攻撃が強化されている。
      重骨塊はともかく、他3種はどういう原理なのだろうか
    これらの骨塊全ては特定の攻撃時に捨てられる他、触腕を攻撃したり音爆弾を使うなどして怯ませる事で解除が可能。
    特に音爆弾で怯ませた場合は自爆ダメージが入るので、
    効果的に使っていけば被害防止と火力増強の2つの効果が見込めておいしい。
    当然ながら狩猟笛の高周波やニャンターの超音波笛などでも可。
    • なお、下位でも終盤は炎骨塊と爆骨塊の2つのみ使用してくる。
    骨塊のラインナップはディノバルドブラキディオスラギアクルスというパッケージモンスター達が並ぶ中で、
    まさかのガンキン主任というチョイス。その妙な存在感がたまにネタにされる。
    とはいえ、脅威度的には雷骨塊と並んで危険。フレーム回避をきっちり成功させないと、
    叩き付けで「今の当たってないだろ」が多発する事になる。
  • 口を攻撃し怯ませれば大ダウンを奪えるのだが、双頭と思われていた触腕が両方共出ている間は、
    粘液ガスが漏れ出しているだけでなく頭部の肉質も硬化しており、
    更に全ての属性が効かなくなっているため、そのまま攻撃を行うのは得策ではない。
    後述の大技の準備に入るか触腕をどちらか1本でも暫く行動不能に追い込むと粘液ガスが消え、安全に攻撃できる。
    ただし重骨塊や爆骨塊の触腕が残ったままだと口の前まで容易に攻撃が届く。
    ガスが消えたからと口に殺到する前に、状況判断は怠らないようにしよう。
    • 大ダウン後は背中を登っての対巨龍爆弾の設置や、背中の虹色の部位(弱点)への直接攻撃、
      素材の採掘が可能。
      1クエ中3回まで採掘することができ、レア素材の残魄玉も結構高い確率で出るので、是非とも狙おう。
      正体を現している間は触腕を攻撃して撃退してから本体の口を狙い、
      ダウンさせて背中の弱点を狙うのが主な流れとなる。
    • 触腕の部位耐久値は骨を纏い直す度に復活するため、破壊王スキルが非常に効果的。
      特にソロの場合は口を攻撃して大ダウンを狙える機会が増えるので、
      下手に火力スキルを追加するよりダメージを稼ぎ易く狩猟時間の短縮にも繋がる。

瘴龍形態

  • 戦闘が進むとオストガロアが発していた粘液ガスが消え、代わりに赤黒い龍属性エネルギーが口元に走りはじめる。
    この状態になると、戦闘と並行して口元に膨大な龍属性エネルギーを溜め始め、チャージが完了すると後退、
    瘴龍ブレスと呼ばれる極大の龍属性ビームを発射する。
    公式攻略本によると、このブレスのモーション値はなんと驚愕の250
    更にガード強化が発動していてもガードできない上、ブレイヴスタイルのイナシまで貫通する。
    その上多段攻撃*6なのだから驚愕も驚愕である。
    流石はラスボスと言ったところか。
    • モーション値が攻撃の脅威性をそのまま示すものではないとはいえ、
      MHP2Gにおけるヤマツカミの吸い込みが200紅龍ミラボレアス滑空攻撃が230であったことを考えると、
      まさしく驚異的なモーション値と言える。
      MH3以降はモンスターのモーション値が全体的に引き下げられたこともあり*7
      250という桁外れの数値はプレイヤーの度肝を抜いた。
      • MHX以来長らくモーション値1位を堅持していたが、2020年10月にMHW:Iにて伝説の黒龍が再臨。
        最終形態のミラボレアスが放つ青いチャージブレスは瘴龍ブレスも真っ青な威力300を誇り、
        あろうことか50もの差を付けられての2位陥落と相成った。
        そしてMHRiseにてラスボスであるナルハタタヒメの必殺技の「霹靂神」における
        最後の大爆発前の雷球の威力が280であった事によりさらに降格し歴代3位の値となった。
        MHR:Sではラスボスであるガイアデルムのド派手な必殺技
        「淵劫冥撃」の威力が250であったため、3位タイの値となった*8
    • 付け加えておくと、MHWorld以降は防御力の概念を一切無視してプレイヤーを即死させる攻撃が多数存在しており、
      単純にモーション値が高い技よりも「強制即死の超大技」の類が主たる脅威として認識されている*9
    角度はそこそこといったところだが少しずつなぎ払うので、
    ブレス中に横から殴る感覚で頭に張り付くとオチかねない。
    ローカルによるマルチプレイなどで全員初見の場合は最悪4オチという現象が起こることも…
    側面に避難するか発射前に口元へ捕獲用麻酔玉をぶつけることで回避は可能なのだが、
    溜めている最中もオストガロアは普通に移動・攻撃を行う上、溜め始めから発動まで時間を要するため、
    つい夢中に口を攻撃して撤退の機会を逃し、消し炭と化すハンターも多い。
    特に初見プレイヤーは、「口をひたすら斬っていたらBCにいた。ちょっと何を言ってるのか(ry」という事故に遭うことが
    多くあるので注意が必要。
    ちなみに上位では、龍耐性の高いセルタス一式をレベル4まで強化し、
    体力を最大値である150にすると体力1で耐えきることができる。リアル根性である。
    属性耐性の力恐るべし
  • 最大の大技だけあって、以下の通り派手な予備動作が複数存在する。
    • 頭部に被った巨大外殻の内側の色(正面から見える部分)が赤色に固定される*10
    • 口元を中心にある程度の範囲の胴体に、通常より激しい龍属性の雷が奔り始める
    • バインドボイスを伴わない咆哮を放つ
    • 後ろに大きくバックジャンプする(最初からフィールド端にいる場合はこの限りではない)
    • 反動を軽減するため、修復前でも触腕を出して両方揃える
    特に龍属性の雷については初見で見てもチャージ中のそれより激しい、というのがわかる程の変化なので、
    見逃さなければ発射段階に入ったのを確認するのは難しくない。
    触腕の予備動作に関しては少なくとも片方を破壊していなければわからないため過信は禁物だが、
    触腕も瘴龍ブレス発射専用の動作を取るため、観察を重ねればそれだけで判別できるようになるだろう。
    • 実は、瘴龍ブレスのチャージ段階は巨大外殻の角度によって見極めることもできる。
      初期状態では巨大外殻の角度は地面とほぼ平行になっているが、
      チャージが進むにつれ次第に上に向いていき、最大まで溜まるとほぼ垂直になる。
      チャージの進み具合を段階的に知ることができる数少ない手段であるため、
      うまく活用すれば退避のタイミングを計りやすくなる……かもしれない。
      なお、このチャージは大ダウンを奪うと中断させることができるため、
      臆せず口元を攻め立ててダウンを奪うと発射自体させないことも可能である。
    • また先述した通り、発射寸前に口内に捕獲用麻酔玉を2個投げ込むことで昏倒やられを狙える。
      しかし麻酔玉を受けつける時間は短いうえに、成功する度に次回ダウンを取るのに必要な麻酔玉の数が増える
      ソロだと特にシビアなので、素直にオストガロアの横に逃げた方がよい。
    • 薙ぎ払うというのを逆手に取り、ある程度距離を離して緊急回避すれば簡単に回避できる。
      距離を離されても諦めずに対処しよう。なお発射前に正面に立たないように。
      最悪、阻止も回避も無理だと思ったらいっそモドリ玉一時撤退するのもアリだろう。
      また、二本の触手より後ろ側は完全な安地である。回り込めれば触手を殴り放題にできる。
    • 因みに、怯みを取るタイミングとプレイヤーの位置取りの調整によって、
      フィールド全体を凪ぎ払わせる事も出来、
      BC以外に逃げ場の無い絶望的空間を自身の手で作り出す事も可能。正に誰得。
      事故によって発生する危険もあるが、必要条件が厳しいので早々起きないだろう。
  • 瘴龍ブレス形態では、触腕から放つビームが粘液ではなく龍属性ビームとなる。
    捕食形態では、触腕を潜らせて地面から粘液の柱を発生させるという攻撃を行うのだが、
    やはりこちらも龍属性の赤黒い光柱となる。
    無論、両者とも当たると龍属性やられになるので注意。
  • 瘴龍ブレス形態時に大ダウンを取った場合、基本的には索餌形態又は捕食形態に戻るのだが
    瀕死になっていると、再び瘴龍ブレス形態となりチャージを開始する
    ここまでくればもうあと一押しであるため、怖がらずに防御を解いた口を攻め立てるべし。
    勿論、瘴龍ブレスには細心の注意を払うように。
    • また、瀕死状態では瘴龍ブレスを放ち終わった後、エネルギーを残したまま潜ってエリアの反対側に移動し、
      再び触腕で固定した後2発目を発射するようになる
      幸い全力で追いかければオストガロアの側面に退避してやり過ごせるのでブレスが終わったらすぐに移動しておこう。
      なお、1発目の発射直後に被弾して力尽きた場合、すぐに戦闘エリアに復帰すると
      正に瘴龍ブレスが薙ぎ払われているところに飛び降りるハメになることがある。
  • 見事討伐すると、オストガロアは最後の力を振り絞り瘴龍ブレスを発射。
    が、それをハンターに向けて正確に狙い撃つだけの余力は既になく、
    発射されたブレスは広大な竜ノ墓場の天井を撃ち抜き、オストガロアもそのまま事切れる。
    この際、洞窟の天井と空を覆っていた雲がまとめて吹き飛ぶことにより、
    フィールドの空は晴れ、戦場には光が差し込む……という特殊な演出が入る。
    • 空の様子はベースキャンプに移動することで確認できる。
      なお、討伐時にベースキャンプにいた場合、天井が崩れ空が晴れてゆく瞬間を見ることができる
      (演出上の問題か、戦闘エリアから発射されたビームを見ることはできない)。
      • 言うまでもないことだが、これを見るためにベースキャンプで待機するなら気心の知れた仲間内でやろう。
        野良でプレイしている時に無断でこのような事をしては地雷行為と認定されても文句は言えない。
        じっくり見てみたいという方は、モンハン部Twitterのこちらの添付動画をどうぞ。
    • 恐らく、絶命する前の最後っ屁として宿していた龍属性エネルギーを全解放したものと思われるが、
      「絶命寸前まで弱ったことによって龍属性エネルギーが暴走し始めた」という見方もできないでもない。*11
      どちらにせよフィールドを覆い尽くしていた分厚い雲すら一掃するほどの威力であるため、
      本種が規格外の龍属性エネルギーを有していることは間違いない。
  • 絶命する時に触腕を破壊しておくと骨を纏っていない触腕がよく見える。
    触腕を見たいと思う物好きなハンターはやってみるといいだろう。
  • サイズ故だろうか、4シリーズのラスボスたちと違い耐久力そのものは並で、
    ソロならともかくそれなりの装備を整えた4人パーティだと適当にやっていても10分針くらい、
    貫通ガンナーが集まると0分針で倒してしまうこともしばしばである。
    そのため最後の断末魔として放つもの以外ではブレスを一発も撃つこと無く終わってしまうケースも少なくない。
    その上素材がとても高く売れるため、過去作のアカムトルムなどと同様に金策クエストとして名を馳せている。

MHXX

  • 今作で追加された上位の村クエストを進めバルファルクを討伐し、
    エンディング後も村☆10のクエストを進めると、ある緊急クエストが舞い込んでくる。
    その内容は何とオストガロアの討伐まさかの村緊急クエストへの抜擢である。
    最高ランクとはいえ、無印の集会所ラスボスが続編でいきなり村クエ登場などという例はそうそうない。*12
    • ちなみに、同時にアカムトルム・ウカムルバス・アマツマガツチの村クエストも解禁される。
      これほどまでに危険な面子が、それも同時に現れたとなると、
      世界レベルでなんらかの異常事態が起こっているのではないかとすら思えるが……。
    • そしてこの4種のクエストを全て制すると、今度はなんと』が襲来する
      前座が超豪華だっただけあって、控えていたのは真打ちに相応しい存在であった。
      …というか、ここまでくると本当に世界滅亡クラスの危機である。
    • この5連クエストを全て制すると、G級相当の高難度クエストが解禁される。
    • このクエストの追加により、集会所でも村でも上位オストガロアと戦えるようになった。
      が、どちらが倒しやすいかは人それぞれなので、自分にあった方を選ぼう。
      と言うのも、同じモンスターの単体クエなら村個体の方が体力が少ないというのが今までの通例だが、
      このオストガロアに関して言えば、体力そのものは村個体でも集会所個体でもほぼ同じ
      違うのは攻撃力の高さ(当然集会所個体の方が高い)、サブターゲットの有無(集会所クエの方はサブタゲ無し)、
      支給品の数(村クエはバリスタの弾は10個しか無いが、集会所クエは20個ある)。
      自身の武器よりも砲術師をつけてバリスタを主力に戦うスタイルの場合、
      集会所の方が倒しやすいという事もあり得るので注意。
  • 太刀の狩技「妖刀羅刹」が登場したことで、青い煙を出している口元に張り付くことができるようになった。
    煙が出てないときと同じく大ダウンを奪うことも可能。
    とはいっても煙が出ている間の口元は肉質が硬くなっている上に属性も全く通らなくなるので、
    そこまでして頭を攻撃するメリットがあるかと言われると微妙なところ。
    それでもやりたいと思った貴方は決して間違ってはいない。
  • G級討伐クエストは、ラスボス討伐(=ハンターランク解放)後、HR50に到達すると出現する
    (同時に猛り爆ぜるブラキディオスの狩猟クエストも解放)。
    前作でラスボスだったためか、上記の村クエ勢の中では最も早い登場である。
  • そのG級個体だが、なんとクエスト開始直後から既に捕食形態で待ち構えている。
    瘴龍ブレスの頻度も多くなり、より一層気を抜くことが出来なくなっている。
    • この変更に伴い、戦闘中の形態変化は捕食形態→索餌形態→捕食形態の順となり、
      フィールドの外周を悠然と泳ぐ行動はオミットされている
    • 加えて体力が大幅に強化されており非常にタフ
      驚くなかれ、その体力値はなんとクシャルダオラやテオ・テスカトルの2倍以上である
  • G級の新規行動としては、捕食形態時に頭のヤドと触腕を同時に叩きつけてくる行動が強化され、
    二回連続で打ちつけてくるようになった。
    一回の時もあるため、安易に攻め込む隙が少なくなったといえる。
    ただし、一回目の叩きつけに被弾した場合は二回目をやり過ごせるため、今まで以上に隙は大きくなる。
    • また、触腕から放つビームが全体的に太くなっており、
      特に前方を∞の字を書く様に放つ両触腕ビームは元々の避けづらさもあって
      ガンナーにとっては脅威の攻撃になるので注意が必要。
    • 触腕を地面に潜らせて柱状のビームブレスを放つ攻撃は、なんと3連続で行うようになっている。
      どう見ても2本の触腕では足りないような撃ち方をしているが…。
      ハンターの位置を正確に狙う仕様は変わっていないため、全て避け切るためには歩き続けないといけない。
  • 特筆すべき点として、G級個体は瘴龍ブレスを1発放つまで討伐することができない
    体力が残り僅かになるとフィールド端へ移動し、すぐさま瘴龍ブレスを放ってくる。
    捕獲用麻酔玉によるダウンも不可能になっているので中断させることはできず、
    いくら攻撃してもストッパーが掛かっているのか討伐は不可能。
    一発撃った後潜行し、移動してすぐさま2発目を放ってくるのだが、この段階で討伐が可能になる。
    たとえ防具をG級強化しようと防げない圧倒的威力は健在で、
    上位感覚で「おっ、もう少しかな?」と詰めに来たハンター達を問答無用で消し飛ばす、
    まさに最期の一撃となっている。
    • ストッパーが掛かるのはHP1の状態になった瞬間であるらしく、
      瘴龍ブレスを一度放った後はどの攻撃であろうと当てれば討伐できる。
      即行討伐できないので面倒と批判的な意見も多いが、逆にこの仕様を利用して
      キックや石ころで撃破という誰もが一度はやってみたいロマン締めを狙いやすいというメリットもある。
  • G級個体の形態変化の順番が弄られているのは上述の通りだが、
    G級個体にはこれが原因と思わしい、ある致命的なバグが発生している。
    そのバグの内容とは、索餌形態時に一切触腕を展開しなくなり、ひたすら突進を繰り返すというもの。
    バグが発生したが最後、ダメージを与えられる弱点部分がなくなり、
    左右への大きな回り込みと追い討ちをかけ辛いホーミング突進を捌きつつ
    ロクに攻撃が通らない外殻かヒレを形態変化までひたすら殴り続けなくてはならない
    剣士で発生した場合はほぼ詰みなので、マルチの場合でも大人しくリタイアするか
    サブターゲット帰還に切り替えた方が無難だろう。
    尤も、サブターゲットの左右噴出孔破壊も動き回る形態だと攻撃することすら難しく、
    剣士はリーチが短い武器ではエリアルでないと届かないのだが…。
    • この件について有志がCAPCOMに問い合わせたところ、
      オストガロアが索餌形態になっている際に、一方の触腕が破壊されている状態で
      もう片方の“触腕”と“触手の先についている骨塊"を同時に破壊すると発生するとの回答があったとのこと。
      G級オストガロアの狩猟に際しては、触腕の破壊タイミングに気を配る必要があるだろう。
    • このバグを期せずして発生させてしまった時に備え、支給品のバリスタは可能な限り索餌形態まで温存したいところ。
      ただし4人でバリスタをありったけ撃ち込んでも形態変化させるには到底足りないため、
      結局は突進で追い掛け回されながら外殻やヒレを攻撃することになる。
  • なお、開幕から捕食形態になっているということは、ダウンさえ取れればすぐに背中が採掘できるということである。
    要は支給品のバリスタを開幕顔面に撃ち込みまくればいい話(砲術王をつけておくのがおすすめ)で、
    採掘してお目当てのものが見つかれば3乙、見つからなければ即刻リタイアのマラソンが可能。
    ブラックXシリーズ作成の為に濃粘液集めをする際はとても有用な手段である。
    上位同様かなりの確率(公式ガイドブックによると15%)で残魄秘玉が掘れるのもありがたい。
  • G級クエスト『骸まとう龍』の依頼文は、モンハンでもトップクラスで重い
    ラスボス級の強さのモンスターであれば人里を消し去ったなどの依頼文は珍しくないが、
    共に暮らした仲間たちも、生まれたばかりの幼子も、みんな奪われてしまったという生々しい表現に加え、
    依頼主はこの襲撃からただ一人生き残ったという骸の様な容貌の老人なる人物であり、
    これが「奴を文字通り骸に変えてくれ」と頼んでくるという具合で、
    出てくるゲームを間違えたかのような陰惨な雰囲気を漂わせている。

考察及び裏設定

  • 雑誌『ニンテンドードリーム』2016年7月号にオストガロアに関するインタビューが掲載されていた。
    それによると、草案は「ドラゴンゾンビ」であり、
    骨を纏った超巨大モンスターというアイデアからスタートして、
    スタンダードな龍が骨を纏ったものではファンタジー色が強すぎてモンハンの世界観と合わないと難航。
    そんな中、ディノバルドの「恐竜」など、古代世界をイメージしたMHXの世界観が成立していったことから、
    アンモナイト」というオストガロアのイメージが形成され、頭足類型モンスターとして作られていったようだ。
    なお、オストガロアの擬態姿が「双頭の龍」となったのは、
    「(竜の首に擬態する)触腕が一本だけでは、頭足類として不自然で、二本以上の方が必然」ということからであり、
    1本首擬態のボツ案や、逆に3本首以上の姿に擬態したボツ案なども掲載されていた。*13
    • ちなみに、このドラゴンゾンビ案に近いものとして『ハンター大全4』の105ページには
      シャガルマガラの原案の一つとして「墓場のスカルドラゴン」というものが掲載されている。
      ドラゴンゾンビ案の源流はMH4時点から存在していたようだ。
    • 草案であるドラゴンゾンビについて、そのイメージに近いのは
      巨戟龍ゴグマジオス屍套龍ヴァルハザクである。
      両者ともに全身が腐敗しているかのような風貌を持ち、
      前者は不死身とも思える膨大な体力値、後者は死骸に関連する生態などがゾンビを彷彿とさせる。
      また骨を纏ったモンスターに関してもラドバルキンへとアイデアが活かされる事となった。
  • 上述の通り、オストガロアの全体的な見た目はイカなどの頭足類に近いものであり、
    出血のエフェクトも甲殻種同様の青黒い物である。
    また素材に烏賊骨がある(祖先は貝殻をもっていた?)事などから、
    古龍種である理由がキリンやヤマツカミと同じ「分類がよく分からない」タイプなのかもしれない。
    • 一応外見からでも確認できる脊椎動物の要素を備えているヤマツカミと違い、
      こちらの見た目はどう見ても軟体動物である。
      しかし正体を現した後や大ダウン時に本当の背部をじっくり観察すると、
      在るべき場所から生える後脚に相等する器官が確認できる*14ため、
      ヤマツカミと同様普通の四足動物から独自の形態へ進化したとも考えられる。
      尤も現実世界のイカのエンペラ(ヒレ)と同じ只の突起の可能性もあるので断言はできないが。
    • ちなみに下位でも後ろ側にいることで、怯み時に目の存在を確認することができ、
      本当の頭部がどこにあるのか推測することが可能である。
      尤も、位置の関係でガンナー(ならびにニャンター)でないと狙って見るのは難しいが。
      更なる余談だが、擬態中のオストガロアはなんと目を完全に閉じている
      現実世界のイカは眼が極めて発達しており、行動に必要な外界情報の多くを視覚から得ているのだが、
      オストガロアは視覚以外の五感、あるいは古龍の特殊能力で視覚を補っているのだろうか…
      また、効きにくいが毒状態にすると、毒エフェクトは本当の頭部から出る。
  • 大ダウンをとった際ののけ反り時と討伐モーションでは、普段隠れている腹側を見ることが可能。
    それを見る限りでは、脚に当たる器官は前述の触手とヒレだけで、尻尾は存在しないか退化した模様。
    • モンハンフェスタ’16のオフィシャルパンフレットにはデザイン画が掲載されており、
      「エンペラを前ビレに、触腕を双頭に見立てて首長竜に擬態したイカ型モンスター
      としての全身が判明している*15
  • 更に同資料によると、水中を泳ぐ際には体の噴出口の部分から、
    水をジェットのように噴射して素早く水中を移動するという(これはイカの漏斗を使った泳ぎと同じ仕組みである)。
    仮に水中戦可能な作品にオストガロアが実装された場合、かなりの機動力を持つ強敵になりそうである。
    上位クエ後半での軸合わせの異常な速さから、この能力を空圧ジェットに転用している可能性もないではない
    (風圧が発生していないなど怪しい部分もあるが)。
  • 上述のインタビュー記事曰く、大海へ餌を求めて狩りに出た際のオストガロアは、
    触腕から出る特殊な粘液の匂いで魚を呼び、
    それに釣られた中型の海竜種を捕らえるという狩りを主に行なっているらしい。
    稀に大型の海竜種が釣れることもあり、そうした場合は壮絶な戦いを繰り広げるそうだ。
    また、同ページには大海龍ナバルデウスの亜成体を捕らえているイメージスケッチが掲載されており、
    オストガロアはナバルデウスの幼体を捕食対象としているらしいという裏設定が明かされた。
    • それまでもラージャンやイビルジョーなど古龍(の一部)を餌としている疑惑のあるモンスターは登場していたが、
      遂に公式設定で古龍自体その物を捕食対象としているモンスターが登場したことになる。
      MHWorldでは古龍自体その物を捕食対象としているモンスターとしてネルギガンテが登場した。
    • 現実世界のダイオウイカは、巨大なサイズにもなるとマッコウクジラと死闘を繰り広げる場合がある。
      マッコウクジラがダイオウイカを襲い、ダイオウイカがそれに抵抗するという捕食・被捕食の関係なのだが、
      ダイオウイカの反撃により手傷を負わされたマッコウクジラがしばしば確認されている。
      ナバルデウスの幼体を襲うというオストガロアの設定は、この構図を意識したものかもしれない。
    なお、成体のナバルデウスや亜種とオストガロアとの関係性は現時点では不明。
    ただ、わざわざ捕食対象を幼体と限定しているところを見ると、
    流石のオストガロアも成体や亜種を食料と見做してはいないようである。
    • 同資料によると、オストガロアは慎重かつ狡猾な性格のため、
      捕まえた獲物はいったん全て巣に持ち帰って食べるようにしており、
      そのため竜ノ墓場にあそこまで大量の骨が集まったようだと考えられる。
      • 「仕留めた獲物を住処に持ち帰る」という生態は、
        ミラボレアスの「倒した獲物の亡骸を戦利品として住処に持ち帰る」という逸話と共通している。
        食性といった生態がほとんど明らかになっていないミラボレアスだが
        もしかしたら、シュレイド城深部で山積みとなった獲物の亡骸を背後に、
        人知れず食事や胸殻の強化を楽しんでいるのかも知れない。
    また、MHXXのG級クエストの依頼文により、海に面していれば人里を襲う事もあることが判明した。
    文字通り食べられるものならばなんでも食べてしまうということであろう。
  • 狩猟場である竜ノ墓場はかの有名な「象の墓場」を彷彿とさせるが、
    ギルドマネージャーの言を聞くに、オストガロアの食い散らかした死骸が積もり積もって出来た場所のようである。
    • 象の墓場とは、巨大な体格を誇る象の死骸の目撃例が皆無であった事から生まれた一種の都市伝説で、
      死期を悟った象は群れから離れて象の死骸が集まっている墓場で死を迎えるのだ、
      皆人目に付かない場所に行ってしまうから死骸を見かけないのだ、というもので、
      実際はそのようなものは存在しない。
      死骸を見かけないのは象が動物の中でも屈指の体格を誇る上に群れをなすことが多く並の肉食獣では敵わない存在で、
      しかも寿命が70年前後もあるため、象が死ぬ事そのものが珍しいのが理由。
      加えて、たまに死ぬ象がいてもサバンナには死骸を食べる動物が多数生息するため死骸が残る時間も短い。
    • 竜ノ墓場は多数の死骸が積もっているが、
      自然界には肉や草を食べるものよりは少ないとは言え、骨まで食べる動物も存在する*16し、
      食べられなくても時間がたてば風化して消えていくものである。
      にもかかわらずあれだけの量の骨が積もっているという事は、
      「オストガロアの捕食量が骨の風化を遥かに上回る膨大な量」
      「竜の墓場には死骸狙いの他の動物が一切来ない」
      という事が分かる。
      後者については古龍の住処なので誰も来ないのは不思議ではない(来ても捕食されてしまう)が、
      前者については脅威と言う他ない。
      オストガロアの体液によって硬質化した骨ならあるいはいつまでも風化せず残るのかも知れないが、
      自身が身に纏う訳でもないあれだけの量の「ただのゴミ」が全てコーティングされているとは考えにくい。
    • また、骨が残るという事から、オストガロア自身は生物の肉の部分を食べても骨は食べない食性である事が分かる。
      上述の通り骨は中の骨髄を取り出す事ができれば食する価値があるだけの栄養価を持つが、
      骨がほぼ原形を留めたままの形で残っているため、骨髄は手付かずの可能性が高い。
      強靭なモンスターの甲殻をものともせずに捕食できるオストガロアがただの動物の骨を砕けないはずも無いので、
      ただ単純にオストガロアが食べずに捨てているだけと言う事になる。雑食なのかグルメなのか
      • ただし、骨髄は骨というカプセルに守られているため、肉とは違って腐りにくいという特徴がある。
        ハイエナの仲間には、食べ残しを巣穴や土の中に隠す習性を持つものが居るが、
        そういったことが出来るのも骨髄のアシの長さ故である。
        その為、竜ノ墓場の骨は、オストガロアがラドバルキンのように
        保存食として残しておいていたものという可能性もある。
    • 純粋な海竜といった感じのラギアクルスについてはともかくとして 、
      他の3体は全員身体が何らかの鉱石で覆われているか、鉱石のように変質しているため、
      お世辞にも食料にするには向かないようにも思える。
      その丈夫な牙で以って多少まずくてもお構いなしに食べてしまうのか、
      鉱物性の外殻諸共食することで何かの栄養素として利用している、
      オストガロア自身に多少の鉱物食が備わっているといった可能性もある。
      あるいは、堅い外殻が武器になりそうだと判じた上で襲った可能性もあるか。
    • また、彼らは皆水属性もしくは龍属性を弱点とするモンスター*17であり、
      両方共オストガロアが得意とする属性になっている。
      ただ闇雲に生物を襲うのではなく、こうした相性まで吟味した上で獲物を選んでいるとすれば、
      後述の通り相応に高い知能の持ち主であると言える。
      もっとも竜の墓場には尋常ではない骨があるため、手当たり次第食い散らかしていて
      他の大型モンスターも犠牲になっている可能性は否定できない。
      躯を武器として使用するのに適しているのが、
      水に弱い鉱物質を含んだ3体とラギアクルスだったということになるか。
    • このうち、ウラガンキン、ラギアクルス、ブラキディオスは古代林一帯には生息が確認されていない。
      オストガロアは外洋にも出張するようなので、恐らくは出先で獲物を捕獲して巣に帰ってから、
      消化できない骨だけ排出しているのだろう。
      実際に続編となるMHXXでは、オストガロアに襲われ村が壊滅した者からの依頼もあるため、
      餌を求めてかなり遠くまで遠征するようだ。
    • 骨も易々と噛み砕く牙を持っているとされているが、
      これらの武器として用いられているパーツ群は見た目でどのモンスターのものかわかるほど原形を留め、
      粘菌や属性も残存している。いい感じのパーツを見つけると食べずにとっておく習性でもあるのだろうか。
      • ラギアクルスのそれと思しい雷骨塊については、心なしか電殻の色が通常種より青く見える。
        もしかすると、捕食されたのは通常種ではなく亜種なのかもしれない。
        もしそうであるとするならば、ラギアクルス亜種の甲殻には石英の成分が含まれているので、
        先述の「鉱石を身に纏う竜を捕食する」という特徴と辻褄があう事となる。
  • 索餌形態への擬態行動や、擬態や防御のため全身に纏う骨については
    「弱点となりうる本当の頭部を隠して行動するための習性」
    「体液によって硬化した骨が外敵の攻撃を阻む鎧となることを本能的に理解している」という形で解釈できるが、
    触腕に纏わせて用いる骨塊は明らかに各種骨の性質を理解した上で武器として用いている
    インタビューで判明した裏設定では「獲物の骨の部位の性質を把握した上で武器として保存している」とされており、
    更に骨塊は餌となったモンスターの残骸をそのまま使っているのではなく、
    オストガロア自身が改造を加えることで武器や擬態の機能を高めたものであることが明かされている。
    具体的には、複数の骨や他の自然物を組み合わせることで、形状を擬態対象により似せたり、
    武器としての殺傷力を高めたり機能そのものを付随させたりしているとのことで、
    炎骨塊がディノバルドの頭骨と尻尾が合体したものであるのも改造によるものであったようだ。
    雷骨塊は、ラギアクルスの背電殻には蓄電機能があるのみで発電機能は無いことを理解し、
    電気石などの発電機能を持つ他の自然物を自ら合体させたものだと明かされている。
    骨を道具として扱うばかりか、それを基に自らが改造を加えて新たな道具を作り出すとは、
    オストガロアの知能の高さには驚かされるばかりである。
    • ちなみに、オストガロアのモデルとなった生物である頭足類は、
      無脊椎動物でも特に知能が高い生物グループであり、
      その中でも特に知能が高いマダコなどは「ビンの蓋の開け方を考えられる」など、
      人間の乳児なみの知能はあるとされる。
  • 非常に高い知能と戦闘力を誇るオストガロアだが、
    そのスペック故に「擬態などする必要が何処にあるのか」という指摘も時折見受けられる。
    擬態という設定となったそもそもの事情は、生物離れしている草案に近づけるための工夫という
    メタ的な事情もあるのだが、「強力かつ貪欲な捕食者」という立ち位置から推測すると、
    オストガロアの擬態は、「効率的に獲物に接近しつつその正体を悟られないための攻撃用」という形で
    生物的な側面に基づく説明をすることができる*18
    こうした擬態は一般に「攻撃擬態」と呼ばれており、花そっくりの外見のハナカマキリや
    疑似餌で餌をおびき寄せるアンコウなど、現実世界にも数多くの例が挙げられる。
    • 本種のモチーフの一つであるイカには、獲物を待つ際に海底の砂地に潜る習性を持つ種がいる。
      或いはオストガロアも、水草に擬態するチャナガブルのように本体を地中に身を潜め、
      触腕だけを露出させているのかもしれない。
      いずれにせよ獲物を襲う際は擬態を解き、上述の「捕食形態」に移行するものと考えられる。
    一方で、捕食した生物たちの骨を纏うという性質に関しては、
    機動性を損なうのではないかと危ぶまれる程に全身を隈なく骨で覆っている点や、
    弱点であろう頭部を覆う巨大骨がとりわけ堅牢なものであることなどから、
    擬態のためであると共に、「防御」のためでもある可能性が高いと言える。
    上述の通り、海中での狩りに於いては大型の海竜種(ひいてはナバルデウスの幼体)などと
    戦闘になる場合があるとされているため、そういった有事に際しての備えということであろうか。
  • 続編であるMHXXのラスボス:閣螳螂アトラル・カも、
    オストガロアと同様、全く別の生物を思わせる姿に擬態する習性を有する。
    ただし、オストガロアの擬態が獲物を油断させて接近・捕食を狙うためのものであるのに対し、
    アトラル・カのそれは建造物や他の生物を粉砕するという攻撃的用途のみならず、
    超巨大な竜の姿を模すことで生半可な外敵を寄せ付けない、所謂『防御擬態』の側面を併せ持つ。
    同じ擬態ではあるが、両者のそれが期するところは大きく異なると言える。
    • なお、奇しくも「何らかの物体を纏うことで戦闘力を向上させる」
      「自身にとって益になる物体を保存し、武器として用いる」という大まかな特徴は両者共通している。
      しかし、何の因果かその物体は「自然物(骨)/人工物(瓦礫)」と見事なまでに対照的である。
      その対比はまるでハンターの二大武器系統、骨武器鉱石武器かの様。

余談

  • 今までにない形状をしたモンスターである為マップアイコンは専用の物が使用されており、
    大きめの楕円から二つの首らしきものが伸びている…というもの。
    オストガロアは索餌形態と捕食形態で体の前後を入れ替えるが、
    マップアイコンの向きは替わらず、常に2本の首(触腕)が前方を向いている。
    正体が判明する前に見れば巨大な胴体の双頭龍に、
    正体を知った上で見れば巨体と2本の触腕を持つ異形の怪物に見える。
    騙し絵のようで、シンプルながらも秀逸なデザインといえる。
  • ダラ・アマデュラのように、ターゲットカメラ上では身体の複数の部位がターゲットとして認識される。
    2本の触腕+胴体でターゲットが3体同時に存在するというのは初の事態であるが、
    ターゲットカメラのパネルにはスペースの都合上2体分のアイコンまでしか表示することができないため、
    触腕のアイコンをタッチするたびに
    「ターゲットしない→触腕1→触腕2→ターゲットしない……」と入れ替わる特別仕様になっている。
    • ちなみに、モンスターリストには頭側のアイコンがそのまま使われていたダラ・アマデュラと異なり、
      オストガロアはクエスト依頼書及びモンスターリストには
      触腕と胴体が一つのアイコンの中に描かれたものが使われている。
      同一のモンスターに3種類のアイコンが用意されているのも初めての事である。
  • 古龍種は何かしらの「自然現象や自然物」を象徴しているとされているが、
    オストガロアの場合は外見的な要素は「死体や死骸(骨)」であり、
    自然災害としては「外敵による捕食活動」、自然現象としては概念における「死」を象徴しているのだと思われる。
    モンスターリストを見ても、オストガロアは生態系を破壊するほどの捕食活動を行うとされており、
    (理由などの細部は異なれど)基本的にはイビルジョーと同様の性質を持つモンスターである。
    • 知性に優れており古龍種故に周りの生物より圧倒的に優位、何より他の生物を積極的に狩って利用していることから、
      見方によっては(生態系から見た)人類による狩りや開発、
      その中でも大規模や無秩序なものが引き起こす人災を表しているとも言える。
    • 同作での危険度はイビルジョーが★6であるのに対しオストガロアは最高の★8であり、
      人間にとっての危険度は本種の方が遥かに高いと見做されているようだ。
      体内に龍属性を保有する点もイビルジョーと共通しているが、
      オストガロアのそれは全モンスターでも屈指の規模を誇っており、やはり両種の力の差は歴然だろう。
      イビルジョーは桁違いの危険生物とはいえ古龍ではない大型モンスターであり、
      対してオストガロアは正真正銘の超大型古龍種であるため、当然といえば当然ではあるが。
  • 上述のインタビュー記事によると、名前の由来はオスト(ost)+タンガロア(Tangaroa)。
    比較的分かりやすい由来のためか、公開以前からユーザーからはこの事が予想されていた。
    • 「オスト(ost-)」は「骨~」を表す英語の接頭語で、oyster(牡蠣)の由来でもある。
    • 「タンガロア(Tangaroa)」はポリネシアに於ける創造神で、「カナロア」とも呼ばれる。
      貝殻を持ち、何もない空間から天地万物を生み出したという。
      タンガロアは、ハワイでは巨大なタコやイカの姿を持った悪魔として語られることがあり、
      そのためオストガロアの名前の由来となった。
      なお、タンガロア神は「冥府の神」という側面もあり、竜ノ墓場に蠢くオストガロアのイメージとも合致している。
  • アンモナイトをモチーフの一つとしているが、
    その外観は現実世界のタコブネ、もしくはカイダコの別名で呼ばれるアオイガイにも似ている。
  • 「複数のヘビ型モンスターのように見えて、実は一体の頭足類型モンスターの触手だった」
    「触手で獲物を次々を捕らえては貪り食っていく」
    というのはモンスターパニック映画『ザ・グリード』に登場する怪物・オクタルスを彷彿とさせる。
    実際にもギルドマネージャーはオストガロアの捕食活動を「貪欲に捕食して」と称しており、
    (「グリード」とは、「七つの大罪の"貪欲"」や転じて「貪り食う」を意味する)
    もしかすると参考にされたのもかもしれない。
    • 他にもこの「グリード」は、同じく暴食で有名な怒り喰らうイビルジョーの防具名
      同モンスターの素材を使用したガンランスにも使われていたりする。
  • 頭足類に似た姿を持つという点で、同じ古龍種に属する浮岳龍ヤマツカミと共通する。
    ただし、ヤマツカミはほぼ常時浮遊しているのに対し、オストガロアは地面に潜り移動する。
    またヤマツカミは特殊なエネルギーや環境干渉能力などは持たないが、
    オストガロアは凄まじい龍属性エネルギーを有し、周囲一帯を蒼く染め上げるなど、より超常的側面が強い。
    ヤマツカミは独特な大口と巨大な臼歯を持つが、オストガロアはイカやタコ類特有のカラストンビを持っており、
    本種の方がより頭足類に近い外見を持つ。
    またヤマツカミの血液は他の古龍種と同様赤色であるが、
    オストガロアの体液は甲殻種と同じ青色である。
    しかし、両者には後足の存在や口腔内に複数確認できる針状の歯、口の周辺に生える触手等、
    シルエット以外にも共通点が少なからず見うけられ、その関係性は今のところ不明だと言わざるを得ない。
    • 超大型モンスターにして捕獲用麻酔玉が効くという部分も一応共通している。
    • また、捕食規模が非常に大きいという点も共通している。
      オストガロアについては既に述べた通りであり、
      ヤマツカミも狙いは不明だが吸引で湖や森林ごと丸呑みするという、
      こちらもこちらでまたとんでもない捕食方法である。
      • 生態樹形図を見る限り、現状オストガロアとヤマツカミが
        近い関係にあるとは考えられていない様である。
        研究が進めばまた変わってくるかも知れないが。
  • MHXのメインモンスター、通称四天王の中には龍属性持ちは存在しない。
    オストガロアはその穴を四天王の後に潜むもの、つまりラスボスとして龍属性を埋めた格好にもなる。
    尤も、四天王が4属性を網羅したのを見て
    「ラスボスが龍属性を使うのだろう」と推測した人は少なくないだろうが。
    • なお、モンハンでは龍属性を使うモンスターは龍属性が弱点であることが殆どで、
      ラスボスはMHP2Gのウカムルバスを除き龍属性が弱点のため属性に関しては予測は容易だった。
      次回作MHXXはラスボス双璧の1頭共に龍が効かない奴ばかりである。
    • 粘液ブレスは属性やられにはならないが、公式ガイドブックによれば水属性の攻撃である。
      自身が龍と水の属性を扱い、更に骨塊により火と雷の属性を使えるため、
      オストガロアは氷以外の属性攻撃は全て使用できることになる。
      加えて粘液まみれに骨まみれ、爆破やられ、麻痺まで引き起こすことから、
      属性・状態異常攻撃のレパートリーは他に類を見ないほど豊富であると言える。
  • 通常時、怒り時、討伐後でそれぞれ背景が切り替わる性質から、
    同作にも登場するアマツマガツチの演出を思い出した人も多い。
    なお、絶命時は身体の青い斑点が白くなる。
  • ちなみに、10周年記念サイトの一瀬氏のお祝い色紙にオストガロア(の触腕)によく似たモンスターが描かれている。
    実際、とあるインタビューにて、この色紙に書かれたイラストがオストガロアの元ネタになったことを
    一瀬氏が示唆している。
  • 正体がイカだったということもあり、
    今後配信されるコラボクエストであれこれといった作品とコラボして欲しいという願望の声も多い。
    特に後者は色のついた液体を操るところも共通している。
  • 一部のハンターの間では、その見た目がイカにそっくりなことから重鎧玉集めやオストガロアの素材集めのために、
    乱獲することをイカ漁と呼んだりする。
    足して売れる素材も高値なためアカムと同じく銀行扱いされている。
    • 今までにない骨格故に初見殺しな要素が多く、
      特に初対面時はどこを殴っていいのかわからず混乱したハンターは多いはず。
      その一方で、最大の大技の瘴龍ブレス以外のダメージは全体的に控えめで、
      流れさえわかってしまえば「奈落の妖星」の方の個体はそこまで苦労しない。
      • 流石に、イベントクエスト「死を喚ぶ妖星」に登場する方は強化個体ということもあって、
        油断するとベテランハンターでも苦戦する。
        もっとも、やること自体は同じなので劇的に難易度が違うと言うほどでもないが。
  • 発見されてからしばらくの間、身体の向きが勘違いされていたという点は、
    現実の古代生物「ハルキゲニア」と共通する。
    一番最初に描かれた復元図が後になって上下が逆だと発覚、
    更に暫く経ってから前後も逆であると判明した、なかなかに不憫な生物である。
    オストガロアも龍歴院の研究者達からは触腕と頭部を勘違いされており、
    プレイヤーの中でも触腕はともかく、前後まで見分けられた者は一体どれだけいただろうか。
  • 龍の姿をしていない古龍種には前述のヤマツカミやキリンなどある程度前例はあるものの、
    そのイカっぽい姿といい、被攻撃時に発生する血飛沫が青色である事といい、
    生物種として異質な古龍種の中でも、とりわけ異彩を放つモンスターと言える。
    体躯の巨大さ、生物としての異常さでは足元にも及ばないが、古龍種という分類に限って言うならば、
    あのダラ・アマデュラに勝るとも劣らない異質さなのではないだろうか。
  • 滅尽龍ネルギガンテとは、「古龍を捕食対象とする古龍種」という、大きな共通点を有している。
    しかし、ネルギガンテが特殊な属性やエネルギーを持たず、怪力と異常な再生能力を宿した肉体のみを武器とし、
    捕食対象として古龍を積極的に狙うため、古龍種の密集する新大陸において、結果的に生態系を維持する自浄作用のような一面を持った存在であるのに対し、
    オストガロアが周辺を一変させる程の膨大な龍属性エネルギーを持ち、他の生物の死骸すら己が武器として扱い、
    捕食活動によって多種多様な生物を貪り尽くし、結果的に生態系を破壊する存在である。
    古龍をも捕食対象にするということ以外にも悪魔的なモチーフが取り入れられている、
    (全てのモンスターに言えることではあるが)善意や悪意ではなくあくまで種の性質として捕食を行うなど共通項もあるものの、
    両者は同時に対照的な特徴も持っている。

素材

素材について

  • オストガロアの素材は、体の表面に纏っている骨から得られる素材(以下、骸素材)
    討伐した本体から剥ぎ取れる素材(以下、本体素材)の2タイプに分かれている。
    • 骸素材は下位でも上位でも手に入り、「(堅/尖)骸○○」という漢字3、4文字の名前が付く。
      またこれを端材化すると「骸の(上)端材」となる。本体素材は上位でのみ入手可能で、
      「骸龍の~」という他のモンスターと同様の命名則に則ったネーミングである。
      端材も「骸龍の上端材」となる。
  • オストガロアは下位は撃退、上位は本体の討伐となる都合上骸素材は剥ぎ取りでは出ず、報酬でしか入手できない
    その為、骸素材武具を作る際は「招きネコの幸運」は発動させておきたい。
    • なお、オトモは骸素材をぶんどってくることがある。
      データ的には下位個体の剥ぎ取りテーブルが設定されており、そこに骸素材が存在しているためである。
      また、ぶんどりには「一定確率でワンランク下の剥ぎ取りテーブルを参照してしまう*19
      という仕様が存在しており、
      上位個体からのぶんどりで下位の骸素材が入手できることもある。
  • オストガロアの武具も、骸素材を用いたもの本体素材を用いたものの2種類が存在する。
    詳しい説明は関連項目をご参照頂きたい。
  • クエスト「双頭の骸」は確定報酬で古龍骨が、確率報酬で古龍の血が入手できる。
    骸素材の入手の兼ね合いで当該クエストは常時解放されている為、
    ある意味これ等の素材の救済クエストと見る向きも有る。
    • また、上位以降は1段目で本体素材
      2段目で骸素材が手に入るようになる兼ね合いで古龍の血や古龍骨は入手不可能になる。
      本体素材は剥ぎ取りで入手が安定しており、骸素材目当てでヤツの妨害に遭った場合は本体素材が有り余るため、
      本体側の報酬に混ぜてくれてもいいじゃないか、と思ったあなたは間違っていない。
  • 蛇足だが、「オストガロアが纏う骨は彼が捕食した獲物のもの」
    「オストガロアは人間を獲物とすることもある」という二つの情報から考えると、
    骸素材の中に人骨が混ざっているという可能性も否定しきれない。
    流石に人骨を武具に使うというのは倫理的にまずいと思われるので
    剥ぎ取りか加工の段階でそれと分かったら取り除かれ、適切に弔われていると信じたいが…。
    …しかし実は既に他の装備で人骨が使われてしまった例が存在している。現実は非情である。

部位破壊

  • 外殻部位破壊を達成すると、骸素材が手に入る。
    逆に外殻を壊しても本体素材は骸龍の残魄玉を除いて出ない。
  • 破壊可能部位は、背中、側面の噴出孔、巨大外殻、そして本体部の頭部(口腕およびクチバシ状の牙)である。
    背中と巨大外殻、本体頭部は二段階破壊で、噴出孔は左右それぞれの破壊で個別に報酬が得られる。
    ご覧のように本体部は頭部しか破壊できない。
    • …だが、背中は弱点を晒す時間が短く、
      巨大外殻は肉質が極端に硬く、
      噴出孔は粘液ガスが立ち込めているせいで剣士では近づけない上に位置も高いため、
      どの部位も武器での破壊は至難を極める
      つまり基本はバリスタで狙撃する事となるのだが、都合良く狙い易い位置にオストガロアがいるとも限らないし、
      バリスタの放物線状の弾道も相まって、慣れていないと破壊したい場所に当てることすらままならない。
      オストガロアに部位破壊限定の素材は存在しないため、無理して狙う必要は無いだろう。
    • ちなみに、口腕を破壊した際は普通の部位破壊の音がしない代わりに、
      オストガロアが何とも言えない絶叫をあげる
      初めての際は何が起こったか分からず困惑するだろう。
  • ちなみに、触腕はいくら破壊しても報酬は出ない。
    討伐のために何度も破壊しなくてならない部位のため、当然と言えば当然なのだが。

素材一覧

骸体殻
骸龍の体を覆う外殻。武具の素材として使用されるが、性質には謎が多い。
上位個体からは「堅骸体殻」、G級個体からは「重骸体殻」という素材が取れる。
纏った骨に体液が何らかの作用を起こし、硬質化したものとされる。
骸棘殻(がいきょっかく)
骸龍の体を覆うとがった外殻。
骨のように硬く、頑丈で強度の高い武具となる。
上位個体からは「尖骸棘殻」、G級個体からは「剛骸棘殻」という外殻が取れる。
経年の性質変化と体表との癒着により独特の性質を得たのだという。
骸頭骨
見るものを震えあがらせる恐ろしい形状の骨。何やら不吉な雰囲気をかもしだしている。
G級個体からは、見たものが卒倒するほど恐ろしい形状をしているという「重骸頭骨」が入手できる。
骸椎骨(がいついこつ)
聞くものを震えあがらせるおぞましい音を奏でる骨。
意外と軽く、加工しやすい。
G級個体からは「重骸椎骨」が入手できる。
こちらはかなりの重みがあるようだが、加工のしやすさは変わらないらしい。
  • 重骸椎骨は入手方法が噴出口破壊(15%)かクエスト報酬(10%)の
    2つしかないかなりのレア素材となっている。
    武器によっては強化に4つも要求されるため、
    要求数が少なく入手方法も多い残魄秘玉よりも集めづらいという人もいる。
    必ず1枠2個セットで出るのが救い。
骸龍の青斑皮(せいはんぴ)
外殻をまとっていたオストガロア本体の持つ、青い斑紋が美しい皮。
伸縮性が高く、とても破れにくい。
より鮮やかに色付いた最上質なものは「鮮青班皮」と呼ばれる。
骸龍の口腕甲
オストガロアの口腕にある角質化した皮膚。硬いだけでなく粘りもある。
硬さや粘りを増し、それに応じて悍ましさも増したものは「恐口腕甲」と呼ばれる。
  • 「口腕」とは刺胞動物のクラゲ類に見られる器官で、
    餌を取り込むために口の周りに存在する腕のような突起のことである。
    本来イカには存在しない部位であり、オストガロアも触腕があるので
    餌を口部に運ぶのは難しくないと思われるが、
    大喰らい故に少しでも効率を良くするため発達したのかもしれない。
    • オストガロアのそれはイカにおける「腕」、俗に云う「ゲソ」の発達した物で、
      こうした腕の内、口の上の2本は巨大外殻を内側から支え、
      下の2本は退化して痕跡を残すのみとなっている。
      (但し、口腕として扱われているのは口の両側面に生える物のみである。
      一方で口腕は基部に後述の喰砕牙が生える空間が有る等の特徴から、
      元々は上下2本で一組の腕として現在と同じ役割を担っていたが、
      やがて一本の腕として癒合した物と思われる)。
骸龍の喰砕牙(しょくさいが)
オストガロアの口内にある無数の刺状の牙。飛竜の骨すら軽々と噛み砕く。
骸龍の烏賊骨(うぞっこつ)
オストガロアの体内からとれる白くて硬い骨。
「骨」と呼ばれてはいるが、近年の研究によって実際はオストガロアの「貝殻」である事が判明した。
より大きく発達し、強度も増している最上質なものは「烏賊巨骨」と呼ばれる。
ダウンしたオストガロアの背中にピッケルを振るうと採れる場合もある。
  • ちなみに、烏賊骨とは実在するイカの用語およびイカの部位の一部で、
    コウイカの仲間の体内にある硬くて細長い骨のような部位のことである。
    これは骨ではなく、イカの祖先が退化させた貝殻の痕跡が正体で、
    人間の身体でいう盲腸みたいなものである。
    イカが「アンモナイトやオウムガイなどの貝類から派生した動物」であることが分かる部位といえる。
    ちなみに「コウイカ(甲烏賊)」の「甲」とはこの烏賊骨のことである。
    • なお、スルメイカなど多くのイカの体内にある「軟甲」という軟質プラスチックのような部位は、
      この烏賊骨が更に退化して痕跡すら消失しかけたものである。
骸龍の残魄玉(ざんぱくぎょく)
鯨飲馬食のオストガロアの体内で様々な生物の痕跡から精製される玉石。
体表に露出していることがあり、オストガロアに乗った先でピッケルを振るうことでも入手することが出来る。
特に強大な個体からは「残魄秘玉」と呼ばれるものが入手できる。
その生成には食べた獲物も関係しているという。
  • 「魄(ハク)」という言葉は聞き慣れないだろうが、これは中国道教や日本の陰陽道の用語で、
    メンタル面を構成する気である「魂(コン)」に対なる、フィジカル面を構成する気のことである。
    この魂と魄の二つの因子で生命の霊魂は構成されていると考えられていた(「魂魄」という単語はこれが由来)。
    中国式のゾンビであるキョンシーは、魂を失った死体に魄だけが宿った存在である。
    オストガロアの場合は「喰らった生物の死骸にされていたが凝縮されたかのような宝」という意味だろうか。
  • この手のレア素材は大概がトンデモ説明文を持つことで有名だが、
    オストガロアに関しては珍しく至って普通の説明文となっている。
発光する粘液
骸龍からとれる粘液。青白く、ぼんやり発光していてなにやら禍々しい。
討伐した骸龍からは「発光する上粘液」という素材が取れる。
下位では正体不明だったが、オストガロアの粘液であるとともに
骨素材の腐食や劣化を防ぐ効果があるらしいことが分かった。
近年ではより濃度を増し、性質も強化された「発光する濃粘液」も確認されている。
液体の素材であるためか、端材交換の分類では骸、骸龍どちらとしても扱われない。
戦闘中の採掘を除き基本的に報酬での入手になるため、どちらかと言えば骸寄りと言える。
  • ちなみに下位素材の粘液は実は非常に集めにくかったりする。
    その理由は背中と噴出孔破壊か下位クエストの報酬でしか入手出来ないため。
    そして部位破壊での確率がそれぞれ30%に15%、報酬でも26%と中途半端なため、出ない時はとことん出ない。
    ちなみに公式もこれは流石にまずいと思ったのか、
    イベントで配信された「死を喚ぶ妖星」では確定報酬を除いて確率が最も高く32%に設定されている。
    • ちなみに他の下位素材は上位報酬でも手に入る。
      こうなると何故発光する粘液だけ上位報酬に入っていないのかが謎である。
      これに関しては下位クエが「撃退クエスト」である為、
      入手できる素材がクエスト後の検分時にフィールドから回収された物「のみ」である事と関係していると思われる。
      下位の粘液はフィールドの残留物と思われる為、回収までの間に変質していたとしてもおかしくは無い。

関連項目

武器/ガロア武器 - オストガロア素材を用いた武器へのリンクあり
防具/骸装甲・屍装甲シリーズ - 骸素材の防具
防具/アスリスタシリーズ - 本体素材の防具
BGM/オストガロア戦闘BGM
クエスト/骸まとう龍 - G級クエスト
フィールド/竜ノ墓場 - 専用フィールド
シリーズ/モンスターハンタークロス
世界観/クリプトヒドラ - 双頭や墓所といった共通点から関連があるのではと囁かれていた

モンスター関連

モンスター/ヤマツカミ - オストガロアと同じく頭足類に似た姿をした古龍
モンスター/ネルスキュラ亜種 - 捕食した生物の素材を身に纏う生態を持ち、別名が骸蜘蛛である
モンスター/ヴァルハザク - 死骸を纏う生態を持つ古龍種
モンスター/ラドバルキン - 骨を纏う生態を持つ獣竜種
モンスター/イビルジョー - 本種と同じくとてつもない捕食欲を持ち、生態系の崩壊を招く程の暴食を行う
モンスター/ナバルデウス - 幼体が捕食対象とされている
モンスター/ギルクゥザ - 外伝オリジナルモンスター。別名が「骸竜(むくろりゅう)」と酷似している


*1 R装備の解放など、獰猛化クエスト達成がフラグとなる要素を利用できない難点は発生する
*2 踏みつけられなかった場合、地面を転がり骨まみれとなる
*3 水辺の遠いところに居る時に納刀すると、オトモも戻ってきてしまう
*4 名前からは場所が分かりづらいが、双頭竜の「尻尾」に相当する部位。下位のサブターゲットはコレの破壊
*5 闘気硬化状態時のラージャンのパンチや、部位電荷状態のライゼクスのブレスなどと同じリアクション。ぶっ飛び【特大】と呼ばれる。
*6 金剛身で無理やり耐えてみると確認できる
*7 モーション値の代わりに攻撃値が高い、という例が増えた。
*8 なお、この順位はあくまでも被弾可能な技としてみた時である。MHW:Iのミラボレアスの劫火には即死判定に加えてモーション値500という異次元の数値が設定されていることが判明しており、かつ瘴龍ブレスと同様に多段ヒット攻撃となっている。
*9 強制即死系攻撃は根性やアイテムはおろか回避や吹っ飛びによる無敵状態なども通用せず、特定の手段に拠らなければ絶対に回避できないため、そうした性質の面でも通常攻撃よりも危険である。
*10 チャージに入ると同時に巨大外殻が防具カラーの虹色と同じように様々な色に変わり始めるが、発射が近くなると色が赤色で固定され、完全に撃ち終わるまで変化しなくなる。ただしオストガロアは触手叩きつけ等での移動を繰り返すため、いつでも確認できるわけではない。
*11 実際、交戦中に放つ同ブレスと違い「抑えきれていないように見える」「発光箇所が不規則に点滅している」「一気に全エネルギーを放出している」と言った様子がうかがえる。
*12 MHP2でラスボスとして登場後、MHP2Gで村クエで出現したアカムトルムという前例が存在するのみ。
*13 当該インタビューでは別名のルビが「むくろりゅう」となっていた。
*14 骸をかき分けスムーズに移動するためか、船のオールのような形状であり外見に触手の要素は無い。
*15 当パンフはイーカプコンで通販中。
*16 骨髄は栄養価が非常に高く、骨を割る・消化する手段を持っていればその手間をかけてでも食べる価値がある部位である
*17 ラギアクルスは龍属性も通るが第一弱点は火
*18 擬態状態につけられた「索餌形態」という名称からも、擬態が捕食用の工夫であると推測できる
*19 上位個体からは下位の剥ぎ取り、G級個体からは上位の剥ぎ取りという具合。