丸みを帯びた優雅な大剣だが、
抜刀するや両刃が露になり本
来の凶暴な斬れ味を発揮する。
(ザッシュソード)
抜刀時には両眼が開くと言われ
る大剣。装飾だけでなく使い心
地も大幅に強化されたと評判。
(ザッシュブレイド~ジャジャラブレイド)
MH4で初登場の牙獣種モンスター、ケチャワチャの素材を用いて作られる水属性大剣。
本項ではMH4Gより登場したケチャワチャ亜種の素材を用いて作られるファウラーブレイドについても扱う。
目次
概要
- 村クエストを進めていれば、恐らく一番最初に手に入れられる属性付きの大剣。
ケチャワチャの爪や骨で刀身を作り、毛皮や耳、尻尾で装飾を施し、水袋を仕込んである。
強化すると刀身は更に鋭利になり、水の属性値も増す。武器の説明文にもある様に抜刀時、形が変わる。
性能
MH4(G)
ザッシュソード
- アギトからの強化、直接生産で入手可能。
ザッシュソードからザッシュソード改に強化される。
斬れ味は少し緑がある程度だが、この時点としては十分。「凶暴な斬れ味」とは一体…?
序盤の水属性に弱いモンスター、テツカブラやイャンクックの狩猟におおいに役立ってくれるだろう。
改は斬れ味レベル+1をつけると青ゲージが手に入れられる。
- ザッシュブレイドからはブロードブレイドへの強化が可能。
ザザッシュブレイド
- 上位素材を使ってザッシュブレイド→ザザッシュブレイドと強化ができ、見た目も更に格好よくなっている。
強化には大水袋を多用する。
刀身は「奇猿孤の鉤爪」や「奇猿孤の堅長骨」を使用している筈なのだがどう見ても爪や骨には見えない。
- 水属性値は大剣のみならず全武器を見てもトップクラスで、
最終強化のザザッシュブレイドの属性値たるや、かの蛇剣と鮫槍の次に高い680という破格の数値。
斬れ味もまあまあ(匠で白10)で、スロットが2つあり拡張性もある一方で、攻撃力は720と低め。
ティガ希少種やテオなどに挑むには火力不足かもしれないが、
良くも悪くも徹底的な対物理型であるグラビモスにはうってつけ。
大抵の相手には物理重視の蒼刃剣ガノトトスの方が良いだろうが、
グラビモスキラー大剣としてなら右に出るものは無い…かもしれない。
白が頑張っても10しか出ないので亜種に担いでいくと大変な目に遭うのはお約束
ジャジャラブレイド
- MH4Gより登場。G級素材を利用してジャラーブレイド→ジャジャラブレイドと強化できる。
説明文はザザッシュブレイドから変化していない。
ジャジャラブレイドに強化する際はケチャ素材だけでなくガララアジャラ亜種の素材も使う。ジャラ繋がりだからだろうか
- 属性重視の性能は勿論継承しており、
ジャラーブレイドでは730、ジャジャラブレイドでは800と非常に高い。
攻撃力はそれぞれ960に1056と控えめであるが、スロットが3つに増え拡張性に優れている。
斬れ味は素で白が出現するのがジャジャラブレイドとなり、この点では若干不安が残る。
匠で斬れ味を伸ばした場合は白ゲージが延長される。
大剣は属性より物理値が優先されるが、G級序盤の水が苦手なモンスターに有効であることは確か。
MHX
- MHXでもケチャワチャは続投したため、この武器も併せて続投している。
但し、ケチャワチャは上位のみの登場で、この武器も上位になってから生産可能となる。
ザッシュナイダー
秘められし凶暴性を発露させた
ザッシュソード最終型。湾曲
した両刃で獲物を両断する。
(ザッシュナイダー)
- ザッシュソードを派生させずにそのまま強化していくと、LV4にてザッシュナイダーと新しい銘に変化する。
- 属性持ちとしては高めの攻撃力220
- それなりの水属性30
- 斬れ味は素で青10とやや長めの緑
匠+1で白5、+2で白30が出現。 - 会心率0%
- スロットは1
そしてこの条件で考えると、ロアルドロスの大剣カタラクトブレイドが
強力なライバルとして立ちはだかる。
あちらは属性値こそ低いが、攻撃力は同等でスロットや斬れ味ではこちらを上回る。
ならば鈍器運用で、と考えると、今度は流刃剣ガノトトスが立ちはだかる。
この武器の持ち味は獰猛化素材を一切使わない点にあるので、製作難易度で差別化しよう。
ザザッシュブレイド
ザッシュブレイドの最終形態。
絢爛たる装飾から、儀礼用に
用いられることも多い。
(ザザッシュブレイド)
- ザッシュソードLV2で獰猛化狩猟の証Iといくつかの奇猿狐素材を使用して派生すると、
MH4(G)における上位武器の見た目となり、ザッシュブレイドの銘を取り戻す。
最終強化銘はザザッシュブレイド。- 低めの攻撃力170
- 非常に高い水属性68
- 斬れ味は素で青50、匠+2で白20が出現
- 会心率0%
- スロット数はより拡張性の広がる2
ウラガンキンなど水属性を嫌うモンスターはいるが、大剣の需要に合わない性能のため、
使いどころは限られてくるだろう。
MHXX
ジャラーシュナイダー
- ザッシュナイダーから更に強化するとジャラーシュナイダーとなる。
- G級でもトップクラスの攻撃力340
- 余り伸びなかったが低くは無い水属性34
- 斬れ味は素だと極短い白10、匠1で紫が15出る
- 据え置きの会心率0%とスロ1
攻撃力330止まりで斬れ味はほぼ同じなので、物理も属性もこちらのほうが上回っている。
匠1運用が可能な大剣でこれ以上の攻撃力のものは会心率がマイナスだったり匠で出るのが白ゲだったりするので
物理火力だけで見てもかなり高い部類に入る。
第一弱点でなくとも、水が通る相手なら最適解になる可能性が十分にあるだろう。- 頭の部位破壊前は水属性、破壊後は物理が効くリオレウス希少種には特に有効である。
- ちなみに製作難度は低く、獰猛素材もレア素材も必要ないのは大きな強み。
限界突破に必要な天廻龍の剛浄爪以外は通常のケチャワチャを狩るだけで大体揃ってしまう。
- また、HR解放前では雷属性大剣がフル・フルミナントやハイラギアブレイドぐらいしか究極強化出来ない事もあり、
匠が発動できるならアトラル・カとの初戦に担いで行く大剣としても非常に優秀。
雷属性大剣と比較すると本体と闘う時の火力は多少劣るが、墟城形態では抜群の火力を発揮してくれる。
その直前のキークエストでもグラビモスやアグナコトル等の水弱点が続くのでこの武器は都合が良い。
ジャラーブレイド
- こちらはザザッシュブレイドからの強化。
ジャジャラブレイドの名は取り戻さなかった。
- その性能は
- かなり低い攻撃力280
- 水大剣1位で、他属性を含めてもトップクラスの属性値を誇る水属性74
- 斬れ味は十分な白50、ただし匠1では白が伸びるのみで匠2でやっと紫が20出る
- 会心率は0%、武器スロットは更に増えて3に
グラビモスやバサルモスが復活したので使える相手がいないわけではないが、
大剣自体との相性が良くないので拘りが無ければわざわざコレを作るまでもなく別の武器種を担ぐべきだろう。
ファウラーブレイド
美しき毛皮の装飾も見事な剣。
遙か東方の国で名を馳せた
奇術師の一子相伝の技が光る。
- MH4Gより登場したケチャワチャ亜種の素材を利用した火属性大剣。
見た目は通常種の色違い(橙色から青色に変化)で、形は上位版から変わらない。
ザザッシュブレイドから強化生産する他、一発生産も可能。
最終強化・フルファウラブレイドに強化する際はガララアジャラの素材も使う。
- 通常種武器と同じく属性重視の性能を持つ。
ファウラーブレイドでは火属性値730、フルファウラブレイドでは800と非常に高い。
攻撃力は912、1008と控えめだが、やはりスロットが3つ空いており拡張性に優れている。
斬れ味はファウラーブレイドの時点で非常に短い白が素で出現、強化すればさらに伸びる。
匠で斬れ味を伸ばした場合は白ゲージが延長される。
- G級の強力な火属性大剣には輝王剣リオレウスやフレイムミラブレイドがあるが、
作成時期が遅いので攻略には到底使えない。
よってG級序盤で作成できるこの武器は火属性を苦手とするモンスターを攻略する際に役に立つことだろう。
G★2に入りリオレウス亜種が狩猟できるようになったら煌剣リオレウス改に乗り換えよう。
余談
- MHXでは武器強化システムの仕様変更に併せて最終強化した際の武器説明が変化したが、
ザザッシュブレイドは「絢爛な装飾から儀礼用に用いられる」という設定が加わった。- ちなみに、儀礼用として用いられていると説明で謳われる水属性武器は、
他にオーダーレイピアなどがある。
- ちなみに、儀礼用として用いられていると説明で謳われる水属性武器は、
- 一部の武器銘に使われている「シュナイダー」とは
ドイツ語で「裂くもの」を意味するschneiderだと思われる。
某人気モ○ルスーツが追い詰められた際に使用するあのナイフの印象が強い人もいるのではないだろうか。
ジャラーシュナイダー…これだけか!!