モンハン用語/一発生産

Last-modified: 2023-02-06 (月) 09:58:27

強力な武器をいきなり加工屋に生産してもらう事。主に上位以上の武器を生産する場合に言われる。

概要

  • モンスターハンターの武器とは基本的に初期武器からコツコツと強化を重ねていくものなのだが、
    たまにその強化ツリーの途中の武器を直接生産できることがある。これを一発生産という。
    派生前からコツコツと…ではなく、強力な武器を即座に入手できるため、即戦力として導入できる。
    生産費用は比較的高めだが、他武器の生産→強化費用を考えれば最終的には安く済む事が多い。
    しかし素材の収集はその分困難で、必要数も多い。レアなどをいきなり要求してくるケースも多々ある。
    財布や素材の在庫と相談しながらどちらの手段で武器を入手するかよく考えよう。
    • レア素材に関しては物によって要求される度合いがかなり異なる。
      例えば、下位から強化していく過程で逆鱗宝玉を要求される武器が、
      上位素材の一発生産だと宝玉や紅玉の1~2個程度の負担で作れる場合もある。
      下手に例のセンサーが発動すれば素材集めの苦労度合いが段違いになってしまう可能性もあるため、
      一発生産が必ずしも順当な強化より作りにくいとも言い切れない。
      また、稀にどう考えても強化より要求素材が(ゼニーを除いて)ヌルいという場合もあるので、
      そういった意味でも一発生産の方が優れていることもある。
  • 一発生産という用語は一般的には「本来必要な派生段階を飛ばせる」ものに対して使われるが、
    派生強化システムがなかったMHP2G以前のボウガンや、「生産後の強化先が存在しない」武器についても、
    一発生産という用語が用いられる。
    前者においては「次の強化段階がある」ものも、「一発生産可能な武器」に含まれる場合がある。
    • MHP2G以前は基本的にボウガンは全て一発生産だった。
      しかしMH3ではボウガンは組み立て式が主流となった上、
      組み立て式でなくなったMHP3以降では剣士武器と同じように素材で強化するようになった。
  • ちなみに、「その作品のメインモンスターの武器」「ラスボス・裏ボス武器」は大抵の作品で
    「一発生産のみ、派生不可」仕様になっていることが多い。
    メインモンスター武器は後の作品で派生強化ルートが解禁されるのが定番となっている。
    • 理由としてはやはり
      「せっかくのメインモンスターなのだから狩猟した後にその性能を確かめてほしい」という考えからだろうか。
      • ただし、MHP2Gのナルガ武器は例外的に全てティガ武器から派生強化可能になっている。
    • ラスボス武器の方はもっと単純に「その武器が作れることそれ自体がネタバレになる」からだろう。
      え?3Gの煌黒の堅鎚?
    • 後述にも仔細はあるが、武器強化のシステムが抜本的に変化したMHXでは
      ラスボス武器のはずのオストガロアの武器が異例の段階的な複数派生ツリーを持つ。
      「索餌状態の撃退」が本筋の前半戦仕様は『白骸シリーズ』
      「捕食・瘴龍ブレス状態の討伐」が本筋の後半戦仕様は『極星シリーズ』
      となり、基本的には『白骸シリーズ』からの派生強化で『極星シリーズ』を作成する流れとなるが、
      中には『白骸シリーズ』を無視して『極星シリーズ』から一発生産できる物も存在する。
  • MHXではその仕様上、完全な一発生産、派生無しという武器は存在せず、
    必ずレベル方式での強化を経て最終強化へと到達する。
    ただし、本来では一発生産であったであろう裏ボス系統の武器は、最大レベル3(最終強化含む)とかなり短くなっている。
    • MHXXではG級派生まで含めると必要な強化回数が膨れ上がる可能性があったためか、
      G級素材と勇気の証Gを用いることで、MHX時点での最終強化段階から生産可能なシステムが搭載された。
      • また、MHXXで追加されたMHXXが初登場の新顔・裏ボス系統以外のモンスター*1は、
        上位段階で作成可能な全ての武器*2*3が初期段階・最終強化段階の両方で一発生産が可能となっており、
        最終強化武器を生産する場合でも特例的に勇気の証Gが必要なく、
        実質的にG級個体を狩るだけで生産可能となっている。
  • MHWでは生産武器のツリーが統合され、一発生産できる武器の数が減った。
    そのため、下位の鉱石武器から地道に強化、ということも多くなった。
    MHW:Iでツリーの途中から生産できる武器が増え、多少は緩和されたものの
    従来のシリーズと比較するとかなり少なくなっている。
    • 一方、アップデートで追加されたモンスターの武器やイベント武器は
      その多くがツリーとは別の一発生産となっている。
      中には、一発生産ながら生産した時点でマスター武器の最終強化、というものも存在する。
  • MHRiseでも強化の途中から一発生産可能な武器は少なめ。
    また、MHWから引き続き可能な強化の巻き戻しにおいては、
    一発生産が可能な強化段階に到達すると、そこから後ろには巻き戻せなくなる。
    百竜スキルを強化前の武器から持ち越すことを考えると、
    一発生産しないほうがお得になる武器も僅かだが存在する。
    MHR:Sでは一部例外を除きほぼ全ての武器がMR最終強化可能になった関係か、
    MRでの最初の段階が強化or一発生産という武器が多くなっている。
    また、MHR:Sの新規モンスター武器はラスボスを除きいずれも何らかの武器から派生する形態を採っているが、
    やはり最初の段階においては一発生産が可能。
    ラスボス武器においては一発生産ながら生産した時点で最終強化である。
    • 本作のアップデート追加モンスターはVer.13までは全て既存モンスターの希少種や特殊個体だったので、
      既存武器からの派生で強化することができるが、一発生産も可能。
      こちらもラスボス武器同様、全ては一発生産ながら生産した時点で最終強化になる。
    • MHR:SのMR武器は一発生産だと大概は天鱗などのレア素材を要求してくるが、
      派生強化の場合はそれらが(当然ながら)要求されない。
      また、その次段階の強化でレア素材を使わないものもそれなりに存在するので、
      一発生産ではなく派生強化にすると、上位のレア素材は必要だがMRのレア素材は不要という武器もある。
      手持ちの素材と相談して決めるとよい。
  • 基本的にこのシステムが広く用いられるようになったのはMHP2からで、
    MH2以前は該当するものが殆どなかった。
    MH2がベースとなっているMHFにおいてはこのシステムを採っているものはボウガン以外は存在しない。
    本来必要な段階を飛ばせるものや、イベント武器などで「強化先がない」ものは存在するが、
    どちらもプレイヤーからは一発生産とは呼ばれない。
    ただしMHFにおいては、G5~G9.1の期間中討伐したモンスターの武器を任意に1つ生産できる
    レベルの素材をもらえるクエストが週替わりで存在しており、
    そのクエストはクエスト名が「HR○~ 武器一発生産!」と銘打たれていた。
    ちなみにククボシリーズにもある程度までの強化素材込みで
    入手可能なクエストが過去に存在しており、こちらの名前も「HR5~ 防具一発生産!」だった。
    また、2019年には「★3武器一発生産【○○】」として、★3辿異種を1度討伐するだけで、
    その辿異種の武器の生産から★3(GR600)段階強化までの必要素材と資金を入手可能なクエストが
    週代わりで3種前後ずつ配信されている。
    このクエストでは対象となるモンスターに有効な保護スキルが自動発動し、初心者にも優しいが、
    それぞれのクエストは期間中1度ずつしかクリアできない。

*1 ディアブロス・バサルモス・グラビモス・ボルボロス・ベリオロス・ネルスキュラ、(やや特殊だが)ドスギアノスとババコンガが該当。
*2 ドスギアノス武器はMHXに登場していなかったギアノスクロウズスノウギアのみ対応。スノークリーヴ、白蛇笛ギアノス、フロスティベイル、バレットシャワー・白も最終強化段階での生産が可能だが、下記の特例が無いため勇気の証Gが必要となる。
*3 ババコンガ武器はレア4のウォードラムとワイルドボウはコンガの武器として扱われているためか、これらの武器の最終強化段階であるハイウォードラムと密林のファルデートは一発生産が出来ない。