目次
概要
- 水獣ロアルドロスの素材で作られた大剣。吸収の良い海綿質を用いており、
圧縮された水流が堅い甲殻にも穴を穿つ。
MHXの説明文では、無尽蔵に溢れ出す水流が虹色の軌跡を作り出す奇跡の大剣とされている。
- ルドロスの皮を大胆に用いた野趣溢れる外観が特徴的。
ただ、斬れ味は鈍そうで実際あまり良くない。
性能
MH3
- ルドロス素材で出来たドロスボーンソードの段階では属性はない。
ロアルドロス素材で改に強化することで水属性が付き、同時に緑ゲージを得る。- MH3における初心者のトラウマ、ボルボロスに挑む際にはなかなか重宝する大剣。
この時点ではもう一つの弱点である火大剣は作れず、水大剣はこれだけだからである。
- MH3における初心者のトラウマ、ボルボロスに挑む際にはなかなか重宝する大剣。
- 灯魚竜のヒレを用いてカタラクトソードに強化可能。
村ではこれで終わりだが、上位でカタラクトブレイドに強化できる。- 悪くない性能ではあるのだが、斬れ味に癖があることを除き上位互換になる海王剣アンカリウスの壁が厚い。
MHP3
- 本作ではドロスボーンソード改がリストラされたが、
ロアルドロス素材のみでカタラクトソードに強化することが可能になり、さらにカタラクトソード改が追加された。 - カタラクトソードは強化可能になった時点では十分な物理攻撃力・それなりの緑ゲージ・スロット1に加えて
それなりの水属性まである為、村★4か集会浴場★4で火山に行くまではこれ1本で何とかなるスペックがある。
- 最終形のカタラクトブレイドの性能は攻撃力180(ブーストで195)、水属性45、素で青、匠で白の斬れ味、スロット2。
上位序盤で完成する為か、大剣としては攻撃力の低さが目に付くものの、
素の青ゲージが長く、乱入モンスターを討伐しない場合は上位序盤で匠で白ゲージが出る大剣はこれだけなので、
総じてつなぎとしては非常に優秀で、水属性大剣としてもそこまで悪くない。
- 新規参入した水大剣のライバルはレマルゴルダート。
向こうの方が物理性能が高いので、性能的にはあちらの方が優勢と言えるが、
こちらは生産・強化難易度の低さとスロット2で差別化したい。
MH3G
- MH3Gにも登場。しかしながら、
- ドロスボーンソード改が削除され、水属性を得るのがボルボロス戦に間に合わなくなる。
- カタラクトソードで水100と以前に比べて属性値が大幅に弱体化している。
- スロットが1に削られた。
- そもそもカタラクトブレイドで下位止まりになる。
カタラクトブレイドから上はロアルドロス素材で強化できず、フィンブレイドかアイシクルファングになる。
一応フィンブレイドは一発生産出来ないので、その意味では有用だが…。- 通常種武器はあまりにアレすぎる扱いだが、今回はG級亜種大剣がなかなかの活躍を見せている。
MH4
- ロアルドロス自体は登場しないが、素材交換を利用して作成が可能。
カタラクトブレイドが最終強化となる。- 攻撃力は816。まあそれなりの数値だろう。
- 水属性値は480とこれまたそれなりの数値。
- 斬れ味は短めの青、匠で青延長のみと正直微妙。
- スロット1、会心率0%。これまたやっぱり普通。
良く言えば万能型、悪く言えば器用貧乏。というか正直あんまり使えない。
登場の仕方の割に使える奴がほぼ上位互換として存在するので影が薄い。
唯一勝る属性値でも上には上があるというわけで…。
まあ繋ぎ程度には使えるだろう。
MH4G
- G級ゲネル・セルタス素材を追加してカタラクトブレイド改に強化できる。
攻撃力は1200、水属性値は600まで伸び、斬れ味も素では青ゲージだが匠できちんと白が出る。
前作と同じく水大剣の中ではバランス型の立ち位置であり、
物理・属性それぞれに特化した武器に比べるとやや立場は悪め。
MHX
- ロアルドロス復活につき、この剣も当然のように登場。
ボーンブレイドからの派生か直接生産でドロスボーンソードを作り、
そこから派生するカタラクトソードを最後まで強化すれば作成できる。- 攻撃力220。水属性大剣ではトップクラス。
- そのかわり水属性値は24とかなり低い。
- 斬れ味は短い青だが、+1の段階から白ゲージ。
- スロットは2。全体的にスロットの減った今作ではありがたい。
というか属性を抜きにしてもこの攻撃力でマイナス会心もなしというのはHR解放前では冗談抜きでトップクラス。
同等の攻撃力に斬れ味が青⇒白という大剣は他にもいくつかあるのだが、
スロットが2つもあるのはカタラクトブレイドのほかには無属性の剛剣ターロスしかない。
しかもターロスは+1では白が出ない。
ロアルドロス復活を喜ぶかのように優秀な仕上がりになっており、HRを解放するまでや解放直後では頼りになるだろう。- ちなみに今作の炭鉱夫ゴール品と名高い「溜め短縮+5、スロット3」のお守りがあれば、
武器スロットも駆使するとアークS・フィリアS一式に集中と抜刀会心の追加が可能。
剣士でのフルチャージ維持はやや難しいが、「斬れ味レベル+1で白&スロ2持ちの中で最高火力」という
この武器の持ち味を最大限活かすことが出来るので、運よくお守りが手に入ったら組んでみるのもいいだろう。
- また、今作ではカタラクトソードに派生させずにドロスボーンソードのまま強化していくこともできる。
その場合はルドロス素材が主となり、無属性のままである。
勇気の証Gを用いた最終強化でドロスボーンブレイドとなる……のだが、
無属性なのに攻撃力が190しかなく、スロットは1つだけ、
おまけに匠で出る白ゲージも30でカタラクトブレイドよりも短いと散々な性能。
作成が容易なことくらいしか長所はない。
MHXX
- G級の強化先、水斬カタラクドロスが登場。
攻撃力330に水属性28、斬れ味も+1で紫15(+2で40)でスロットも2つと『単体で見れば』悪くない。
- ドロスボーンソード系は究極強化で沫斬ドロスボーンとなる。
攻撃力330、スロット2つ、素で白30・斬れ味レベル+2で紫10といった性能で、
残念ながら真名ネブタジェセルの完全な下位互換である。- 一見小型モンスター素材ばかりで作りやすさは相変わらず…と言いたいが、
究極強化に炎戈竜の特上ヒレを4つ要求されるのが曲者。
特上ヒレ4つ入手している際には他の炎戈竜素材も集まりより高性能なアグナ武器も作れるので、
最後まで強化するのはよく検討しておこう。 - 一方で限界突破時点での性能が攻撃力240、素で白ゲージ20、スロット2つ……と、
G☆1の段階ではかなり優秀。
しかも小型モンスターの素材のみで強化可能なので、G級突入直後の攻略用としては役立ってくれるだろう。
下位からちまちま強化しなくてよくて性能もスロット以外は上回るエルダーブレイドの方が良いけど。
- 一見小型モンスター素材ばかりで作りやすさは相変わらず…と言いたいが、
MHRise
- ロアルドロスの復活と共にこの武器も復活。
ボーンスラッシャーから派生させることでカタラクトソードIを入手できる。
が、ほぼ同時期に作成できるヨリ斬リの方が攻撃力が高く僅かながら防御力ボーナスが付くため、
水属性値はこちらの方が高いとはいえ、下位攻略用としてはあちらの方が使いやすいか。
- 最終強化でカタラクトブレイドになる。その性能は
- かなり低い攻撃力170
- 会心率0%
- これでも水大剣最高値の水属性35
- 斬れ味は素で緑止まり
- スロットはLv2が1つ、Lv1が2つとそれなりの拡張性
- 百竜強化は攻撃力強化III/属性強化【水】II/水やられ特効
- 上位中盤に差し掛かるあたりで最終強化を迎えてしまうため、どうも地味さが拭えない。
リムズバロヴェルトやラスボス撃破までお預けとなるあかねさす紫剣の朝斬までの繋ぎとして使おうにも、
リムズバロヴェルトの生産段階であるリームスクリンガIの時点で会心率-10%・水15ながらも
攻略用としては充分な190という攻撃力と少量の青ゲージを持つため、
これと異なり上位武器までの繋ぎとしても出番があるか怪しい。
ただ、あちらはスロットが1つもないのに対しこちらはLv2が1つ、Lv1が2つあるので、
これを活かせばこちらにも出番はある…かもしれない。
MHR:S
海の果てまで届く斬撃が生む
波しぶきは、太陽に照らされ、
大きな虹を海原に描く。
(水斬カタラクドロス)
- カタラクトブレイド改としてMR帯に侵攻開始。
ロアルドロスがMR★1ですぐ登場するので、本武器も早々に強化できる。
攻撃力240、水属性58と既にRise最終強化を一蹴する性能に覚醒しているが、
MR★1~同緊急後と近いタイミングで解禁されるレッドシザーや蛙式・ヨリ斬リ改より
攻撃力が10低く、属性値もまだそこまで離れていないため、この時点ではあまり目立たない。
- その後、イソネミクニ亜種素材で「水斬カタラクドロス」へ銘を変える。
この頃には他の水属性大剣もMR帯デビューを完了させてくるが、
それを見計らったかのように水属性値は66まで伸びる。
物理攻撃力も290あり、レッドシザー改とはまた攻撃力10の差がありながら
属性ダメージで同等以上になっていく。
- 最終的に傀異化した竜骨を投入することで「水斬カタラクドロス改」に至る。
竜骨はMR20で解禁されるので、最速でこそないがやはり早い段階で入手できる。
また傀異化ロアルドロスが竜骨担当のため、竜骨とカテゴリ素材の確保は同時に行える。
その性能は- 改善された攻撃力330
- 会心率0%
- 最後まで水大剣最高値を独走した水属性84
- スロットはLv3が1つとLv1が2つに拡張
- 斬れ味は素で白60。匠Lv3で紫が出る
- 百竜装飾品スロットはLv3
- どうも地味さが拭えなかったカタラクトブレイドから一転、優秀な水属性偏重大剣として生まれ変わった。
水属性値は次点のあかねさす紫微両断剣改の1.5倍以上と僅差のライバルすらいない状態。
サンブレイクでは亜種モンスターに水弱点が多いことから、その高い水属性値を活用できる機会も増えている。
加えて、入れ替え技で手数重視の流斬り連携が登場したのも追い風。白ゲージが60と長めなのも嬉しいところ。 - 傀異錬成を活用すると、さらに属性値を伸ばすことができる。
大剣である本武器は傀異スロット拡張Lv3で+10、Lv6で+20、属性強化Lv8で+55となり、
最終的に水169まで跳ね上がる。
火の属性値トップと同じく元々百竜装飾品スロットがLv3であるため、錬成を属性に全振りしても問題なく、
素で属性値が100を超えていた雷と龍のトップにも引けを取らない値となった。
その上、恩恵スキルがLv1装飾品になったことで火・水・氷は軽めの負担でより属性値を上げることが可能である。
なお、素で属性値が100超え、百竜装飾品スロットLv3、氷属性であるため鋼殻の恩恵も受けられるという性能から、
群を抜いて属性値を高くすることができるのが瞬間レイトウ本マグロである
- 総じて、本作の属性大躍進の波を見事に乗り切った一振りとなっている。
ハンティングエッジからの溜め落下突きや飛び込みなぎ払い、激昂斬など属性を活かしやすい攻撃を多用し、
水弱点のモンスター達をずぶ濡れにしていこう。
余談
- 「カタラクト(Cataract)」は「巨大な滝、大瀑布」という意味である。
MH3から存在する武器であるが、MHP3以降ロアルドロスが滝で水浴びして疲労を回復するようになったので、
後付けであるがロアルドロスと上手く合致する銘になったといえる。