- 種族
- 蛇竜種(蛇竜目 蛇竜亜目 ガララアジャラ科)
- 別名
- 絞蛇竜(こうだりゅう)
- 英語表記
- Najarala
- 危険度
- MH4・MH4G・MHX・MHXX:★4
- 登場作品
- MH4, MH4G, MHX, MHXX
目次
生態・特徴
- 現大陸南東部の密林地帯にて発見された、巨大な蛇のような姿をしたモンスター。
近年ではアルコリス地方やクルプティオス湿地帯などでも目撃されている。
ラギアクルスやアグナコトルなどの大型海竜種を遥かに凌ぐ長大な体躯を誇っており、
その全長は平均的な個体でも40mを超え、最大級のものでは50m近い個体の存在も確認されている。
また、幼体の時点でも20mかそれ以上と、並の大型モンスターを上回る巨体を持つ。
昨今までに確認されていたどのモンスターとも一致しない特異な骨格構造を持っていたことから、
本種の発見は新たなる分類カテゴリ「蛇竜種」創設の契機となった。
ただし、小さいながらも四肢が存在する点が一般的な蛇とは決定的に異なる。
四肢は身体を支える時などにのみ使用し、移動の際は胴体を滑らせて蛇のように動く。
- 尻尾の先端部や頭から背中の中腹辺りまでに掛けて、特徴的な形状に発達した甲殻が見える。
これは「鳴甲(めいこう)」と呼ばれる共鳴器官で、すり合わせる事で空気を振動させ、
特殊な音波を発生させるという特性を持つ。
この音波は周囲の生物の聴覚器官を強烈に刺激し、一時的に動きを封じてしまう効果を持つ。
また、この鳴甲の一部を飛び道具として発射し、離れた獲物に対しても音波の影響を与える。
さらに鳴甲の破片はガララアジャラの身体を離れた後でも、
その咆哮や共鳴器官から発せられる大音量の音波に共鳴する性質を持ち、
その影響範囲を拡張するだけでなく、直後に破裂してダメージを与える武器としても利用できる。
破裂した鳴甲から放たれる音圧と衝撃は想像以上に強烈で、
巻き込まれた直後はまず意識を正常に保ってはいられない。
こうして自由を奪われた獲物を長い身体で取り囲み、そのまま力強く締め付けて圧殺し、
鋭い嘴で肉を啄むように捕食する。
このような狩りの手法からハンターズギルドからは《絞蛇竜》とも呼ばれている。
- 外敵との戦闘においても鳴甲を利用した音波攻撃を多用する。
牙には神経性の麻痺毒も有し、噛み付くと同時に毒を注入して動きを封じようともする。
逃げようとする相手に向けて身体を伸ばし、自らの懐に引き込もうとするなど、
とにかく獲物を逃がすまいと動き、身動きが取れなくなったところで一撃必殺を狙う戦法が得意。
地中を潜行する事も可能としており、真下からの奇襲で不意を突いてくる事もある他、
場合によっては全身の鳴甲を全力で振るわせる事で爆発的な音圧を発生させ、
周囲を一挙に吹き飛ばすなどの大技も持っている。
また設置された罠を瞬時に察知し、地中から突き上げることでこれを破壊するなど
一筋縄ではいかず、多彩な戦法と狡猾な性格に裏付けされた実力と危険性は非常に高い。
- 鳴甲の強度は非常に高く、最上級の斬れ味を誇る武器の一撃をも弾き返す。
しかしガララアジャラが疲労状態に陥ると後脚並びに鳴甲の強度が著しく低下、
斬れ味の優れない武器であっても刃を通す事が容易となる。
また、発射された鳴甲の破片はやはり硬いものの、こちらから攻撃を仕掛けることでも破壊できる。
共鳴によって破裂する前にばら撒かれた鳴甲を破壊しておく事で、
ガララアジャラの音波攻撃の影響をある程度抑え込む事も可能である。
- ハンターズギルドに確認されたのはごく最近になってだが、
ある地方では古くからその存在を知られており、現代でも信仰に近い形で畏怖されている。
また、その地域で愛用されている伝統的な衣装はガララアジャラを模した芸術的な装飾が施されており、
ガララアジャラを身にまとう事で邪な存在を退けると信じられているという。
- 余談だが、ガララアジャラ科に属するモンスターは
生息する地方によって様々な体色の個体が存在するという噂がある。
ハンターズギルドではそのような個体を正式に確認してはいないが、
一部の研究者はその噂を基とした資料を手に調査を続けているという。
概要
- MH4から登場したモンスター。
別名はズバリ“絞蛇竜”。本作初登場の種族である「蛇竜種」というカテゴリーに属する。
亜種については下記の記事を参照されたし。- モンスター/ガララアジャラ亜種(水蛇竜、MH4Gで登場)
- 初めてハンター達の前に姿を現したのは、MH4のPV第3弾。
冒頭でハンターの背後に音もなく忍び寄り、絞めあげようとした。
その他にも、長い尻尾で相手をなぎ払う攻撃や、アグナコトルのような地中急襲、
体から鳴甲を振り落とし、それを自分の体から発する音と共鳴させて炸裂させるモーションを披露した。
- 長大で知られる魚竜種や海竜種より更に長大な体躯、蛇の様な姿と動き、
そして緑に橙という派手な体色が特徴。
本家シリーズでは(古龍に分類されるオオナズチを除けば)初となる、蛇がモチーフの大型モンスターである*1。
- 名前の「ガララ」や、毒牙、特殊な音波を発生させる甲殻を持つことなどから、
恐らくモチーフになったのはガラガラヘビだと思われる。
ただし蛇とは異なり、短いながらも4本の脚を持っていることが確認できる。
緑色の体色とマッチして、第一印象は典型的な「東洋の龍」といったところ。
- 非常に長大であり、超巨大モンスターを除く全モンスター中断トツの全長を誇る。
『MONSTER HUNTER 超解釈生物II』によれば基本サイズの時点で既に約4055cmを記録し、
銀冠も付かない通常サイズの個体すら40m級の個体が大多数、
金冠サイズでは50mに達する。
蛇型モンスターということもあり、威圧感という点ではアカムトルムら重量級モンスターに劣るが、
その全長はこれまで大型モンスターの中でも最大クラスだったアグナコトルを遥かに上回っており、
蛇行攻撃などで完全に身体を伸ばした際の迫力には舌を巻くだろう。- 「40mって具体的にどのくらい?」とお思いの方は、
10階建てのオフィスビルとか13階建ての総合マンションとかを想像していただきたい。
天井の高さなどの関係もあるので一概には言えないが、大体はそれくらいである。
特撮好きな方ならウルトラマン、ガンダム好きならサイコガンダムと同じ程度と言えば通じるだろうか?
ちなみに、最大金冠クラスの50mは東京ディズニーランドにあるシンデレラ城の高さとほぼ同じ。
怪獣物で言えば2000年版のゴジラくらいである。
横向きで比較するなら通勤電車の車両2両分である。
つまり特に小さい個体であっても、最大金冠のクアルセプスとほぼ同じかそれ以上の全長を持つことになる。
また基本サイズは40m超とされているが、これはアカムトルムのそれを10m近く上回る値である。
一応述べておくと、基本サイズにおいて超大型モンスターを上回る大型モンスターは、
現状このガララアジャラを於いて他にいない。とんだ大物が登場したものである。- そんなドでかいモンスターにもかかわらず、剥ぎ取り回数は中・大型モンスターと同様の3回。
さらに尻尾からの剥ぎ取りが不可能なことを考えると、
全く体格に見合わないどケチな剥ぎ取り回数である。
- 「40mって具体的にどのくらい?」とお思いの方は、
- チコ村の村長には「とてもずるくて賢いモンスター」と評されており、
麻痺牙で外敵の動きを止めてから仕留める、音に反響する鳴甲を巧みに利用する、
シビレ罠や落とし穴を地中から突き上げて破壊するなど、
戦闘に際してもその狡猾さは遺憾なく発揮されている。
- 巷では、「寒気立つクチバシ」という素材が激レアアイテムとしてハンター達を悩ませている。
剥ぎ取り、頭部の部位破壊、落し物で入手できるのだが、異常なまでに入手確率が低いのだ。
しかも下位クエストだと基本報酬の欄に並ぶことが絶対にない。
また、MH4(G)ではガララアジャラの素材と交換する形でショウグンギザミの素材を入手できるのだが、
ギザミシリーズを一式そろえようとすると、このクチバシを2つも要求される。
このギザミシリーズ、一式で砥石使用高速化と業物がつくだけでなく、
下位では数少ない匠のスキルポイントがついているパーツがある
(そして、そのパーツにクチバシが必要になることは言うまでもない)というとんでもない装備で、
ゴアシリーズとの組み合わせ装備で斬れ味レベル+1を発動させようとするハンターを大いに悩ませている。
そこで、頭破壊と乗りによる背中破壊を同時進行で行い、
背中破壊によるサブターゲットで帰還し、頭破壊報酬で手に入れたハンターもいる。
また、運良く鋼の山菜組引換券を持っていたら原生林で山菜ジイさんに渡すと貰うことができる。- あまりにも入手が難しい素材として有名になってしまったためなのか、
インターネットで「寒気立つ」と入力して検索しようとすると、
この「寒気立つクチバシ」という言葉が検索予測の上位に出てくることがある。- ちなみに「寒気立つ」とは、
「寒けを感じる」「恐ろしさに身震いする・ぞっとする」という意味である。
身震いするほどに不気味な印象を与えるクチバシなのだろうか?
あまりにも出なくてトラウマを植え付けるからかも知れない…
- ちなみに「寒気立つ」とは、
- あまりにも入手が難しい素材として有名になってしまったためなのか、
- 疲労すると鳴甲や後脚が軟化するのだが、あまり知られていない。
乗りを駆使すれば背中の破壊は容易であり、後脚は元々軟らかく、
尻尾に関しても硬い尾先を狙う必要性はない為だろうか。- また、疲労状態では鮮やかな橙色の部分が色あせて緑色になってしまう。
疲労状態になることで体色が変化するモンスターはガララアジャラが初。
- また、疲労状態では鮮やかな橙色の部分が色あせて緑色になってしまう。
- 登場作品を同じとする操虫棍との相性は微妙なところ。
操虫棍の立ち回りを支える白エキスの確保が非常に面倒である反面、
乗り攻撃を自発的に行える事から背中の鳴甲破壊を狙い易く、
ダウンを奪えば近接武器では狙いづらい頭部を攻撃できる点は嬉しい。
後述するように、厄介な囲い込みからセルフジャンプで簡単に脱出できるというのも大きい。
MH4
- 新骨格のモンスターということもあり、兎に角従来にない攻撃方法がてんこ盛りである。
その巨体に反して動きも非常に速く、油断するとあっという間に追い詰められてしまう手強さを持っている。
初見でその素早さと特異な攻撃の数々に翻弄され、ネコタクのお世話になったハンターも多いのではなかろうか。
- あろうことか、村★4の原生林の素材ツアーにて乱入してくることがある。
下位では、たいてい素材ツアーに乱入してくるモンスターは中型などの格下であることが多いうえ、
さらに、このクエストはキークエストのガララアジャラ戦よりも前に受注することができる。
このため、のんびり素材集めをしようと足を踏み入れたプレイヤーの中には、
見たこともない大物が突如目の前に出現してびっくりしたという人もいたのではないだろうか。
- 頭を素早く前に出して噛み付くという現実世界の蛇を思わせる攻撃、
とぐろを巻いた状態から下半身で広範囲を薙ぎ払う攻撃、
身を引いた後、長大な身体をくねらせながら物凄いスピードで蛇行する攻撃など、
不意を突かれるモーションは枚挙に暇がない。
特に蛇行攻撃は危険で、身体のほぼ全体が判定ということもあり、
正面に立っている時に繰り出されるとまず対応できない。
- 単なる肉弾攻撃だけでなくブレス攻撃もしっかり持っており、
音波を凝縮したような無属性ブレスを放ってくる。
ブレスと言えど実際はティガレックスの音圧のようなものであり、遠距離まで届くようなことはないが
横の範囲はそこそこあり、攻撃力も十分高く危険な攻撃である。
だが背中を破壊した後だと反動に耐え切れなくなるのか、使用後に短時間ダウンしてしまう。
- しかし、最も危険なのは対象を長大な身体で囲い込み、動けなくした所を地中から突き上げる大技。
ガード不可の上、下手な装備では即死級ダメージを叩き込んでくるという凶悪っぷりであり、
避け方が分からず、まごまごしているうちにぶち抜かれて死んだという報告が多数上がった。
しかもこの攻撃、咆哮やられや気絶による硬直など、隙あらば積極的に狙ってくるので始末に負えない。- 肝心の避け方だが、よく見ると囲い込んできた腹と尻尾先端の間には僅かな隙間があるため、
その隙間から脱出することで難を逃れることができる。
囲い中に攻撃を加えると回転運動が止まり、尾と頭部の隙間が広くなるため、
その隙を狙うと尚いいだろう。
また、ガララアジャラの身体に対して垂直に緊急回避をすると、体を飛び越える形で脱出できる。
胴体の太い部分では引っ掛かってしまい脱出できないため、細い尻尾の辺りを狙うべし。
ガララアジャラが2回転し、最後の締め上げを狙う時間の隙を利用すると良い。- 但し、かなり短い間隔で回転して位置を変える上、回転中に体に触れると尻餅をつかされ、
動ける様になった瞬間に再度位置変え回転を繰り出すため、位置と方向次第では逃げられなくなる。
下手に脱出しようとせず、突き上げが来るのを待って緊急回避でかわしたほうが安全なこともある。
ただしその場合は、後述の麻痺噛み付きに注意が必要。
- 但し、かなり短い間隔で回転して位置を変える上、回転中に体に触れると尻餅をつかされ、
- 操虫棍であれば、セルフジャンプ→後ろ向きに印弾発射でも脱出可能。
この際セルフジャンプから攻撃に転じようとすると突き上げでカウンターを食らう場合があるため、
大人しく印弾で離れておくこと。 - ガードできる武器、特に足も納刀も遅いランス、ガンランスではガード強化をつけて防ぎ切る手もあるが、
これでも位置によってはめくられてしまうので、過信は禁物。 - また、頭にダメージを与え続けると、特殊な怯みが発生し囲い込みが中止される。
成功すると落し物をするので、おそらくこれが模範解答なのだろう。
ただし、これを狙うならば内側から逃げ出さない度胸と頭を確実に狙う腕前が必要。 - 実は突き上げの直前にガララアジャラの後脚付近が少し浮き、そこから通常回避で抜け出すことが可能。
とはいえ空いているのはほんの1秒ほどなので、タイミング良く潜らないとBC送りとなりかねない。
良く見ると通常の噛み付きと違い、口元に麻痺属性特有の電撃が走っている。
これを喰らったが最後、上で述べた脱出方法は全部パー。
後はぶち抜かれて体力次第ではネコタクを待つだけとなってしまう。- なお、オトモが麻痺に反応して、ハンターを吹っ飛ばしてくれれば助かる。
尤も、オトモが一緒に囲い込まれていなければならないため、このフォローはまず期待できないが。
何としてでも突き上げてやろうとするので全く油断ができない。
それでいて、脱出しても特に隙などは存在しない。
なるべく繰り出されないように立ち回るのが一番だろう。 - 肝心の避け方だが、よく見ると囲い込んできた腹と尻尾先端の間には僅かな隙間があるため、
- 戦闘中ことあるごとに身体の随所に存在する鳴甲をばら撒く行動を行うのも特徴。
この鳴甲はばら撒かれた後フィールドに留まり続ける…のだが、
ガララアジャラが鳴甲飛ばしを除くバインドボイス判定のあるモーション、
或いは前述のブレスを行うと、音波に共鳴し炸裂する。
要するに、PV第3弾で咆哮と共にハンターを吹き飛ばしていたアレである。
フィールドのあちらこちらにばら撒かれるため、下手に動くと炸裂に巻き込まれる可能性が高い。- 砕ける鳴甲の攻撃範囲は見た目以上に広く、大きく避けないと被弾してしまうことが多い。
蛇体の陰に隠れていることもあるので要注意。 - また、食らうと確定で気絶し、しかもそのあと前述の尾で囲い込みをしてくる。
というか、それを食らったハンターが気絶することが分かっているかのように、
鳴甲に被弾してダウンしている最中に囲い込みを行ってくる。
チコ村の村長の言の通り、ガララアジャラの知能の高さがうかがえる。 - ある意味咆哮(音波)がアイデンティティであるモンスターだからかバインドボイスの持続判定が非常に長く、
回避性能+3付きの回転回避でもまず避けられない。
ガララアジャラは咆哮そのものは他のモンスターに比べて回数が少なめな傾向にあるが、
この飛んできた鳴甲も咆哮と同じバインドボイス効果を持ち、
実際の戦闘では咆哮やられの硬直はかなり頻繁に発生するので、
聴覚保護スキルがあると一気に楽になる。
- 砕ける鳴甲の攻撃範囲は見た目以上に広く、大きく避けないと被弾してしまうことが多い。
- このように、ガララアジャラの狩猟時は、普段以上に立ち回りと敵の行動に気を配ることが望ましい。
- また、飛散中の鳴甲にもバインドボイスの効果がある。
硬直は一瞬だが、それでもこちらの行動を強制的に潰されるため厄介。 - 振り落とされた鳴甲は、攻撃を加えることで破壊できる。
この場合は炸裂しないため拘束もされない。
キックでも破壊できるので、斬れ味の関係で弾かれる可能性がある場合は蹴りを一撃くれてやろう。 - 高級耳栓が発動していない場合、バインドボイスで怯んでいるところに鳴甲が炸裂、
というPVのハンターばりの災難に見舞われる場合も。
聴覚保護のSPが足りない場合、ガララアジャラの咆哮にはご用心。
- また、飛散中の鳴甲にもバインドボイスの効果がある。
- ガララアジャラ最大の武器となっているこの鳴甲だが、背中と尻尾の先がこの名前で呼ばれている。
どちらも見た目は巨大な殻の集まりと言っても良く、その見た目通り非常に硬い。
背中はその上狙いづらく、特に剣士は破壊が困難であるため乗りダウンによる固定ダメージを活用したい。
尻尾先は、肉質の比較的柔らかい尻尾本体を攻撃していても部位破壊はできるが、
いかにもな見た目に反して切断はできない。
ただし、尻尾の鳴甲を破壊した際には他のモンスターでいう尻尾切断した時と同じような、
前方にすっ飛んでから倒れるという特殊な怯みが発生する。- 弱点部位は頭だが、かなり高い位置にあるので狙いにくい。
振り向きのポーズも独特なので、大剣やハンマーのような振り向きざまに溜め攻撃というのもやり辛い。
もう一つの弱点として有効なのが後脚。
動き回るガララアジャラに対応する必要があり、
かなり小さいので狙いづらいが、ダウンを誘発できるうえに部位破壊もできるので素材の面でもお得。
積極的に狙って狩猟時間の短縮に努めたい。
- 弱点部位は頭だが、かなり高い位置にあるので狙いにくい。
- ガララアジャラの行動にはこちらをこかすものが何かと多く、
SAを持たない武器種には非常にストレスフルな相手である。
度重なるこかしでペースを乱されるだけでなく、そこからの追撃にも繋がるので注意が必要。
- “絞”蛇竜という別名を持つだけに、拘束攻撃もしっかり完備。
長い溜めの後の尻尾薙ぎ払いに当たってしまうと、ガララアジャラの懐に引き寄せられ、
長大な身体で締め上げられる。まさしく大蛇のイメージそのものである。
そして、フィニッシュ攻撃は当然ながら必殺の地中突き上げ。何としても脱出したい。- 拘束中は締め上げと同時に噛み付きを繰り出して周囲のハンターをも攻撃する。
ただの的にはなるまいとするガララアジャラの狡猾さが見て取れる。
- 拘束中は締め上げと同時に噛み付きを繰り出して周囲のハンターをも攻撃する。
- アグナコトルのような地中潜航まで用いる。
アーチを描くように飛び出し→潜航を何度か繰り返し、最後はハンターの足元から勢いよく突き上げる。
使用頻度もそこまで高くないが、それがかえって厄介であり、
「エリア移動かな?」と誤認して砥石や回復薬を使おうとすると下からぶち抜かれる。
- 以上、かなりの強敵であることが分かっていただけたと思うが、
比較的細身な体格からか、基準体力は4350と比較的低い部類である*2。
また、全体的に怯み値が低く、後脚を集中攻撃すればダウンも奪いやすい。
寒気立つクチバシを狙うために破壊したい頭も、
それなりの武器ならば1回乗ってダウンを取れば実にあっさり破壊可能。
肉質が硬い部位と柔らかい部位がはっきりしているので初見では苦戦するが、
慣れれば弱点を的確に狙っていくことによって早期に討伐が可能という、
奇抜な見た目に反して、基本に忠実に戦っていくのが一番確実かつ早いモンスターである。- その長大な身体の大部分がほとんどの場合常に一箇所に固まっているという特性上、
拘束ができれば貫通攻撃の的となる。
パーティプレイであれば剣士が狙いを引き付ければ、難易度が劇的に下がる。
グラビモスのような長距離攻撃手段は鳴甲のみなので、
気絶にさえ気をつければソロでも余裕を持って戦えるだろう。
- その長大な身体の大部分がほとんどの場合常に一箇所に固まっているという特性上、
- ボウガンで攻略する場合は体の大きさから貫通弾で攻撃するのも良いが、
LV3通常弾の跳弾が発生しやすいため、胴を狙って撃ち込めば跳ね回る弾による多段ヒットで
ダメージを稼ぎやすい。
- MH4にて初登場した新大型モンスターの中では珍しく、
旅団、集会所のどちらのクエストにも狂竜化個体は登場しない。
そのため、狂竜化したガララアジャラが出現するのは
イベントクエストの『犬夜叉・大妖の牙を巡る狩猟』のみとなっていた。
しかし、MH4Gでは通常のクエストとクエスト中の乱入モンスターの両方で
狂竜化したガララアジャラが出現するようになった。
MH4G
- 上位まではMH4と同じだが、G級になると尻尾で薙ぎ払う攻撃の時に鳴甲が飛んでくる。
攻撃と咆哮の二段構えとなるため下手に踏み込むとどちらか、あるいは両方喰らう羽目になる。
また、軽く払った時に飛ぶ鳴甲がなんとハンター目掛けてピンポイントで飛んでくる。
距離を取っても軸を大きくずらそうともこちらの行動を先読みされているかの如く飛んでくるため、
高級耳栓がない場合はペースを掴むのが難しい。
- 他にもばらまかれた鳴甲が硬くなっており、キック一発で破壊できなくなった。
加えて、咆哮やブレス以外の一部行動で炸裂してしまうようになった。- 炸裂させるのは囲い込みと位置取り目的の横移動の時。
よく見てみるとこれらの行動時にガララアジャラが体の鳴甲を震わせているのがわかる。
- 炸裂させるのは囲い込みと位置取り目的の横移動の時。
- 飛来する鳴甲のバインドボイス効果も勿論健在であり、しかも上記のように頻繁に炸裂することから、
咆哮やられ→炸裂による気絶→なにもできずに囲い込みから突き上げを食らう…
といったコンボがシームレスに決まってしまう危険がある。
そのため高級耳栓、または気絶無効があると上位以上に狩猟が楽になる。
逆にそれらのスキル、特に高級耳栓が半ば必須となっている。
必要なスキルがほぼ強制されることに対しては批判されることが多い。
- また、事あるごとに距離を調整して体を接触させて転倒させようとする。
別の行動に繋がるだけでなく、こちらの行動は潰されるわチャンスはふいになるわでバカにできない。
そして、頻繁に受けるそのダメージがボディーブローよろしく地味に効いて痛い。
- 狂竜化個体は移動や位置調整、果ては鳴甲が着弾した際の衝撃波にまでウイルスが付与しており、
ガララアジャラ自体がよく動き回るのも相まってすぐに狂竜症を発症してしまう。
MHX
- 本作でも続投。
MH4シリーズと同様、原生林にも姿を現す他、森丘や沼地などの旧フィールドにも進出している。
- 行動パターンはMH4シリーズと概ね同じだが、鳴甲の特性が若干変化しており、
飛来するスピードがアップした一方で音圧の判定範囲がかなり縮小されたために足止めされにくくなった。
ただし、音圧やられになった際の硬直時間は相変わらず長めなので注意。
他にも破裂した際の判定範囲も前作と比べてかなり縮小されており、
更に破裂する寸前に鳴甲の色が黒ずんだように変色するようになったため、
鳴甲の破裂するタイミングを掴みやすくなった。
また、前作までは隙あらば囲い込み攻撃をしてきたが、今作は囲い込み攻撃の頻度が激減した。
あくまで前作までと比べてなので頻度自体は滅多にやってこないレベルではないが、
囲い込みからの突き上げが代名詞とされた前作と比べるとかなり存在感が減っている。
総じて、特色が削られた代わりに全体的に戦いやすく調整されている。- ただし囲い込み攻撃の当たり判定が調整され、尻尾を緊急回避で飛び越えることができなくなっている。
人によっては最大の変更点に感じるかもしれない。 - エリアルスタイルで挑めば頭を狙いやすい上、囲い込みもエア回避で簡単に脱出できる。
乗りの蓄積部位も広く、背中の部位破壊に乗りが効果的なことなどから
おすすめのスタイルとして紹介されることも多い。
ただしその巨体故に、純粋に退避目的のエア回避が引っ掛かって跳び上がってしまい
結局撃墜される…といった事態も発生しやすいことには注意したい。
- ただし囲い込み攻撃の当たり判定が調整され、尻尾を緊急回避で飛び越えることができなくなっている。
- 尻尾の部位破壊については1度通常の怯みが起こるだけで達成されるようになった。
従来の特殊な怯みが発生しないことを訝しみつつ、なおも攻撃を加えていくと、
2度目の怯みで従来の特殊な怯みが発生する。
だからと言って2段階破壊になったわけでもない。
その後の怯みは何度怯ませようと通常の怯みであり、特定回数ごとに特殊怯みと設定されたわけでもない。
なんだかよくわからない仕様になったものである。
- ススキのような背の高い植物が群生する沼地のエリア8では、
地面に刺さった鳴甲が殆ど目視できなくなってしまう。
これがなかなか危険で、ガララアジャラが咆哮したかと思ったら想定外の場所から鳴甲が破裂し、
思わぬ被害を受けてしまうことも。
- 多くのハンターを地味に悩ませてきた移動時の微ダメージだが、
今作からの新スキル・英雄の護りでダメージリアクション含めて完全に無効化できる。
スキルの重さが欠点だが
- 新システムである獰猛化個体も登場。集会所★6に出現する。
弱点部位等は通常個体と然程変わらないものの、全体的な部位耐久値の上昇によりダウンが狙いづらくなった他、
獰猛化共通の変化として体力が増加しているため、通常個体の転びやすさ、打たれ弱さを克服している。- しかし、獰猛化ガララアジャラの真の恐怖は防御面ではなく、攻撃面にある。
黒いオーラを纏った部位による攻撃が高速化及び強化されるのが獰猛化の特徴であるが、
ガララアジャラの場合、上半身にオーラを纏った際の突き上げ攻撃のスピード上昇が著しく、
最も頻繁に繰り出される囲い込みからの地面潜り→突き上げ→構え直しの動作が
僅かコンマ数秒で完了する。
上述の囲い込み突き上げや寝そべる形からの突進攻撃等、攻撃後に伸びた体が一瞬でとぐろを巻いた状態に戻る様は、
最早ゴム製のおもちゃが元の形に直るかのようなキビキビした動きで獰猛化金レイアをも彷彿とさせるターボ具合である。
- 無論、冗長な予備動作など無きに等しく、
ただでさえ致命傷クラスの攻撃がオーラの効果で更に引き上げられているため、
ガンナーは勿論、剣士であっても体力が削られた状態で麻痺噛み付きでも引っ掛けられようものなら
その場で即死が確定する。
鳴甲飛ばしも輪を掛けて頻繁に行うため、ガンナーで離れていれば安全という保証などない。
ショウグンギザミと並んで『出てくるランクを間違えている』と評されることも多い。- おまけに、厄介な事に獰猛な麻痺毒液を入手する手段は獰猛化ガララアジャラの狩猟のみ。
この素材は麻痺武器の半数位の最終強化に必要になるので、
もし完成させたい装備で要求された場合は獰猛化ガララアジャラと戦う以外の選択肢はない。- 一応サブクエでも出る事は出るものの、肝心の条件は頭部と尻尾(集会所)or背中(イベクエ)の部位破壊。
…つまるところ獰猛化モンスターの特性上、
肉質軟化ギミック無しで凄まじく肉質が固い部位の破壊を要求される。
一応、尻尾の部位破壊値はそれなりに肉質が柔らかい先端部以外でも溜まる事は溜まるのだが…。
流石カプコン、こういう所は全くブレない。
- 一応サブクエでも出る事は出るものの、肝心の条件は頭部と尻尾(集会所)or背中(イベクエ)の部位破壊。
- しかし、獰猛化ガララアジャラの真の恐怖は防御面ではなく、攻撃面にある。
- 武器も相変わらず優秀で、及第点の斬れ味に麻痺属性値つきと取り回しやすい。
強化していけばこの後に控える歴代メインモンスターたちとの戦いでも心強い相棒になってくれることだろう。
- 支給品として何故かシビレ生肉が用意されているが、別の意味で罠肉となる。
こいつが罠肉を食べるタイミングは疲労時かつ非戦闘時に限られているうえに初期耐性値が非常に高い麻痺。
運良く2つ連続で食べたら麻痺するがそんな奇跡は早々起こらない。
そのまま使わずに別のモンスターで使用する方が賢明だろう。
ハプルボッカの突進のように、囲い込み時に食べるように設定する予定だったのだろうか。
MHXX
- G級個体が登場。
基本的な行動はMH4Gとおおむね変わらず、鳴甲をこれでもかと飛ばしてくる。
さらに今作では高頻度で2連続でピンポイント鳴甲を飛ばしてくるようになっており、
音圧でうずくまったところに2発目の鳴甲を飛ばし、即座に破裂させるという
スキルが無いと確定で気絶する極悪コンボを習得している。
ブレイヴスタイルのイナシでも2発目の音圧を防ぐことはできず、やはり確定で気絶する。
もちろんその後は確実に囲い込みに移行するため、大変にストレスフル。
亜種程では無いにせよ、耳栓抜きでは戦いにくいと不評だったMH4GのG級個体に
輪をかけて厄介なモンスターとなってしまったと言えるだろう。- その代わり…と言っては何だが、鳴甲の耐久値上昇が無くなり
G級でもキック一発で壊せるようになった。 - 耳栓装備があれば大変楽になるモンスターの1種のため、
ディアブロスやイビルジョーと兼用で1組作成しておくのもいいだろう。
- その代わり…と言っては何だが、鳴甲の耐久値上昇が無くなり
- おまけに、獰猛な強麻痺毒液の唯一の入手手段という点も据え置きなので、
半数以上の麻痺武器の完成のためにはMHXの頃と同じく嫌でも獰猛化個体と戦うしかない。- 前作から引き続きサブ報酬でも出るものの、条件は頭部と背中の破壊と相変わらず難度は高め。
流石に背中と尻尾の破壊という鬼畜どころか、外道そのものと言えそうな条件にはされなかったが、
剣士では乗りやダウン時以外では殆ど手が出せない部位なので難易度はむしろ向上している。
- 前作から引き続きサブ報酬でも出るものの、条件は頭部と背中の破壊と相変わらず難度は高め。
- G級の攻撃力上昇のせいで有効な使い道が減ったと嘆かれている英雄の護りスキルだが、
本種の移動ダメージに対しては引き続き有効と言える。
G級行動として鳴甲破裂を伴う移動をとにかく繰り返すようになったため、
さらにスキルをつける価値は上がったといえる。- G級に上がったことでスキル事情が緩和され、他のスキルとの両立も楽に…と言いたいところだが、
上位以上に重要度が増した(というかぶっちゃけほぼ必須スキルと化している)高級耳栓、
何かと破裂を狙ってくる鳴甲による事故防止のための気絶無効(半減)など、
G級個体は対策につけたいスキルが多すぎるため、結局はある程度取捨選択していく必要があるだろう。- 操虫棍の場合、猟虫をウェイト型のドゥンクラーブ(切断)・ドルンキータ(打撃)にすると、
回収しやすい茶エキス一つで高級耳栓と英雄の護りがセットで付くため活用していくと有用。
- 操虫棍の場合、猟虫をウェイト型のドゥンクラーブ(切断)・ドルンキータ(打撃)にすると、
- G級に上がったことでスキル事情が緩和され、他のスキルとの両立も楽に…と言いたいところだが、
- ネコのふんばり術が大変有効。
ダメージ軽減効果はないものの、兎にも角にも接触で微ダメージと共に尻もちをつかされ、
行動不能なスキに耳塞ぎや被弾で気絶というのが凄まじいストレスなため、
コレが無くなるだけでもかなり動きやすくなる。
MHSP
- 01弾から参戦している。
ゲームの仕様上ガララアジャラの幼体も登場しているが、なんと幼体の時点で平均20mもある。
長大なモンスターは幼体もデカかった。
- 但し、扱いとしてはかなり不遇。
なんとお得意の麻痺攻撃を特殊攻撃でしか使用しない。その為事実上の無属性モンスター。
しかも同ランクに強豪である上に炎・毒属性持ちのリオレイアがいる始末。
わざわざリオレイアを押し退けてまで採用する理由が無いのが痛い。
装備の基本スキルが「耳栓」である為、相手の攻撃次第では攻撃チャンスを作れるのが救いなのか。
- 特殊攻撃は「ソニックブレス」(Lv1)・「螺旋昇竜撃」(Lv2)。
やはり地下から突き上げるあの大技こそガララアジャラ最大の必殺技である様子。
この点については後に登場した亜種も同様である。
武具
- MH4における太刀と狩猟笛の公式CGイラストでは、
このガララアジャラの素材を用いた武具を装備したハンターの姿が採用されている。
色は黄緑色で、様々な装飾があちらこちらに施されたかなり派手なデザインが特徴である。
オトモ用の防具も初期から公開されており、
アラビアンな蛇使いといった趣のデザインになっていることが分かっていた。
- 武器は麻痺属性を有する物が多い。
狩猟笛の音色は、体験版では白青緑であったが、
モンハンダイレクトの映像及び実際のゲーム内では白赤空となっている。- これは体験版での音色はその武器の実際のゲーム中の音色に関係なく白青緑に統一されているためである。
余談
- あじゃらは古い日本語で「戯」と書き、文字通り戯れを意味する。
音を奏でたり囲い混んで麻痺にさせたりと、戯れるようにハンターを追い詰める事からこの名が付いたのだろう。- 英語表記の「Najarala」は、
インド神話のおける蛇神の王「Naga raja(ナーガ・ラージャ)」が由来だろう。
前述の「東洋の龍」のイメージとも合致する。
このラージャ(王)はラージャンの名前にもなったラージャである。
- 英語表記の「Najarala」は、
- 詳細情報が判明する前は、一時期「海竜種ではないか?」と考えられていたことがあった。
長い体に短い四肢をもち、PV第4弾にてアグナコトルやクアルセプスの繰り出す地中突進と
よく似た攻撃を披露していたからである。
しかし、とぐろを巻いて上体を起こして咆哮する様子はこれまでの海竜種とは大きく異なっており、
別の種族である可能性も高かったため、その帰属先についてファンからの注目が集まっていた。- 結果としては完全な新種族であり、骨格は他に類を見ない独自のものであった。
- ファミ通で初めて公開された名前は「ガララ・アジャラ」であった。
後に公式サイトでもその名前で追加されたのだが、すぐに書き換えられてしまい、
「ガララ アジャラ」「ガララアジャラ」と移り変わっていった。
しかし、発売後半年以上経過して正しい名前が定着したと思いきや、
10周年記念サイトの人気投票ページには、
何故か「ガララ・アジャラ」と表記されている。
結果的に公式に3度も名前を間違えられるという
グなんとかさんも哀れむような大変不名誉な経歴の持ち主となってしまった。
今作初登場の新規モンスターの名前に中点(・)が多いことが影響しているのだろうか?*3
- 2013年9月8日付けのモンハンダイレクトでは、ガララアジャラのクエストの様子が公開された。
この映像では、各種攻撃モーションのほか、背部と尻尾の鳴甲を破壊できることが確認できる。- また、このPV以前に開発スタッフの藤岡ディレクターが
ファミ通のインタビューにおいて「原生林にしか出現しないモンスターがいる」と述べ、
さらに「そのモンスターはこれまでのモンスターとは全く異なった骨格や動きを持っている」
とも語っていた。
ガララアジャラは未知の樹海と闘技場を除けば原生林にしか生息しておらず、
藤岡Dの話していたモンスターは本種のことだったと思われる。
- また、このPV以前に開発スタッフの藤岡ディレクターが
- モンニャン隊では捜索先・砂漠地帯に登場するので、そういった地域にも生息している様であるが、
ハンター(ニャンター)として砂漠で対面する機会はMHXXまでの時点で一度も無い。
単に狩猟依頼が出てないだけだろうか。- ちなみにモデルと考えられるガラガラヘビは適応力の高い生物であり、
草原や森林だけでなく砂漠にも生息している。
ただし、ガラガラヘビの生息する地域の砂漠は岩場と荒野が広がる「岩石砂漠」であり、
モンハンの砂漠である「砂砂漠」とは環境が異なる。 - クエストで現れるのが森丘、沼地、原生林と何れも水や緑の豊富な場所である事を踏まえると、
生息はしていても狩猟許可が降りる程の個体数は砂漠地帯にはいないのかも知れない。
- ちなみにモデルと考えられるガラガラヘビは適応力の高い生物であり、
- 極めて特徴的な骨格を持つからか、MHXX以降の作品に出演出来ていない……
どころか同骨格のモンスターすら現れておらず、
同種族のモンスターに至ってはMH4Gで追加されたガララアジャラ亜種を最後に増えていない。
MHWにおける海竜種総リストラの理由として「地面との接地面積が大きいと必要な処理が増大する」
という事が挙げられており、海竜種に輪を掛けてデカく長いガララアジャラは
技術的に極めて難しい立ち位置にいるのでは無いかと考えられる。- MHXでメインモンスターの一角を勤める泡狐竜タマミツネは
当初蛇竜種のモンスターとして作られ、彼のモチーフに「白蛇」も含まれているのだが
蛇竜骨格で従来と差別化されたアクションを作る事が難しい事から
海竜種として作り直される事となった。 - MHRiseでは「尻尾でとぐろを巻くようにして立つ」という似たような姿勢を取る
イソネミクニというモンスターが現れたが、こちらは接地面積も最小限になっており、
またガララアジャラのように長大な体を持つオロミドロは身体を半分泥に埋めるという手法を取っている為、
どちらも何かしらの対策が取られている様子が見受けられる。
こうなるとやはりガララアジャラがそのまま現状のシリーズに復活するというのは難しいかもしれない。
- MHXでメインモンスターの一角を勤める泡狐竜タマミツネは
- 派生作品であるMHSTシリーズにも登場は出来ていない。
こちらは単純に騎乗する場所が無いのがネックなのだろう。
まさか人気が低いから、という訳では無いはず………
素材
- 絞蛇竜の甲殻
- ガララアジャラの甲殻。長い体を守るために鱗が変化したものだと考えられている。
大小さまざまな大きさがあり、動きに支障はないようになっている。
より上質なものは「堅殻」と呼ばれる。
複数の甲殻が長い年月を経て融合した、更に強固なものは「重殻」と呼ばれる。
- 絞蛇竜の皮
- ガララアジャラの皮。甲殻や腹部の下側などにあり、比較的柔軟性がある。
きめの細かいものは高級素材として取引されているという。
より上質なものは「上皮」と呼ばれる。
更に厚みを増したものは「厚皮」と呼ばれ、武具のみならず皮革製品の素材としても評判が高い。
- 絞蛇竜の骨髄
- ガララアジャラの体液。不用意に触れると麻痺することがあるので取扱には注意が必要。
また、「延髄」にも素材を凝固させる効果があるため、様々な加工に用いられており、需要があるという。
素材として使用できる状態で入手できることは少なく、非常に貴重な素材である。- ガララアジャラのレア素材の一つだが、下記の寒気立つクチバシとは逆に
剥ぎ取りでは入手できず、入手を狙う場合は捕獲した方がいい素材である。
- ガララアジャラのレア素材の一つだが、下記の寒気立つクチバシとは逆に
- 絞蛇竜の鳴甲
- ガララアジャラの首や尻尾に存在する特殊な甲殻*4。
音が響きやすい性質があり、音波を増幅させる効果がある。
ガララアジャラもこの特性を理解しており、体から振り落とした鳴甲に咆哮や音波を共振させ、
これで獲物の動きを止めて一気にしとめる戦法を得意とする。
普段は橙色がかった色をしているが、疲労が蓄積すると緑色に変色し、硬度が著しく損なわれてしまう。
前述から破裂しやすいため、加工には熟練した技術が必要。
より上質なものは「上鳴甲」と呼ばれる。
更に上質なものは「重鳴甲」と呼ばれ、蹴りを入れた程度の多少の衝撃では壊れないほど堅固な一方、
ガララアジャラ自身が起こす行動では簡単に炸裂するという、より戦略的な構造をしている。
- 絞蛇竜の牙
- ガララアジャラの牙。神経性の麻痺を発生させる器官がある。
- 特に質によって名称や価値が変わることはなく、G級個体に至ってはそもそも入手できない。
- 寒気立つクチバシ
- 鳥類のそれと酷似した形状をしたガララアジャラの嘴。
この嘴を使い、獲物を啄むようにして捕食する。
更に上質なものは「身も凍るクチバシ」と呼ばれ、寒気立つクチバシ以上の貴重な素材として有名になっている。
口腔内に潜む牙で獲物を弛緩させる様は恐怖そのもの。- ガララアジャラのレア素材の一つだが、捕獲では入手できない。
剥ぎ取りでは入手できるため、入手を狙う場合は討伐した方がいい素材である。
- ガララアジャラのレア素材の一つだが、捕獲では入手できない。
- 麻痺袋
- ガララアジャラの牙から生み出された神経毒を溜めておくための内臓器官。
上記の通り、絞蛇竜の牙は質によって価値が変動したりはしないが、
この内臓器官は溜め込んでいる麻痺毒が多いほど価値が高く評価される。
特に大量の麻痺毒を蓄えたものは「強力麻痺袋」と呼ばれ、高額で取引される。
更に濃縮された麻痺毒を蓄えたものは「濃縮麻痺袋」と呼ばれ、価値は非常に高い。
関連項目
モンスター/ガララアジャラ亜種
武器/ガララ武器
防具/ガララシリーズ
BGM/原生林戦闘BGM - ガララアジャラのテーマ曲「蛇行する旋律」
モンスター関連
モンスター/ガブラス - 元々は飛竜種であったが、本種の発見により種族が蛇竜種に変更された。
モンスター/タマミツネ - 初期は蛇竜種として作られたが、開発上の事情から海竜種に作り直された。
モンスター/トビカガチ - 蛇をモチーフとしているが、こちらは牙竜種に分類されている。
モンスター/ドスギルオス - 同上。