獰猛化モンスターから入手できる専用の素材。
目次
概要
- 大きく分けて「獰猛化狩猟の証I~VI」のチケット、
「獰猛化エキス」、「獰猛な爪」、「獰猛な水袋」などといったコモン素材、
そして各特定のモンスターに用意された、獰猛化個体の固有素材*1に分けられる。
これらは剥ぎ取りや捕獲では入手できず、報酬頼みとなる。
また、証は1クエストにつき一枠のみだが、モンスターやクエストによって一枠2~3つになったりする。
ちなみにコモン素材については、より屈強な個体からは
上位の獰猛化素材(獰猛な尖爪など)が得られる事もある。- 各モンスターの単体クエストの報酬画面の1行目に出るコモン素材は1種類、
2行目とサブターゲットで出る素材は2種類と決まっているので、
コモン素材を狙う場合はどのモンスターのクエストが集めやすいかを吟味する必要があるだろう。
なおこの性質上コモン素材はサブターゲットを繰り返せば集まるが、
モンスターの別名を含む獰猛化固有素材は基本的にサブターゲットをクリアしても増えない。
そのため固有素材が必要な場合は無理にサブターゲットを狙う必要はない。- 通常クエストのサブ報酬はほとんどの場合1~4枠だが
獰猛化個体が出るクエストは1~3枠と少な目に設定されている。
おのれカプコン…
- 通常クエストのサブ報酬はほとんどの場合1~4枠だが
- MHXXではG級二つ名クエストで登場する場合サブターゲットでモンスター固有の獰猛素材が
入手できるようになった。確定ではないものの、場合によってはこちらの方が入手は楽となる。 - またDLクエストではほとんど強化されていない単体狩猟でありながら
1枠で2個の固有素材が出るようになり素材の収集が少し楽になった。
- 各モンスターの単体クエストの報酬画面の1行目に出るコモン素材は1種類、
- コモン素材には「通常より黒ずみ、強度が高い」、
専用素材にも「通常種のモノより全体的に黒ずんでみえる」という一文が必ず書かれている。
纏っている黒い霧の影響で素材の特性が変化してしまったのだろうか、あるいは単に編集側が面倒臭かったからなのか…
謎の多い、極めて異質な素材である。- 上記の説明は液体状のコモン素材にもそのまま書かれている。
よく貼りつく接着剤を「強力な接着剤」、少量でも酔いやすい酒を「強い酒」と呼ぶように、
効能の優れたさまを表しているのだろう。
決してコピペからの置き換え忘れではない。たぶん。 - G級のコモン素材は「全体的に黒ずみ、極めて頑強」となっている。
液体には使い回せない表現であるため、彼らは特別に「極めて濃厚」と評されている。 - コモン素材のアイテムアイコンの色はどれも通常より暗く濃いものが使われている。
なお上位のものは濃い紫、G級のものは濃い赤色となっている。 - またG4の獰猛個体連続狩猟ではサブターゲットが龍歴院ポイントになっており
こちらの達成でもコモン素材が入手可能となっている。
どのクエストも2500ptと高めの設定であるがルートを絞れば1~2分で達成可能なので
モンスターと戦わなくても楽に収集が可能となっている。
- 上記の説明は液体状のコモン素材にもそのまま書かれている。
- また、コモン素材からは「獰猛な端材」、専用素材からは「○○の猛端材」と呼ばれる端材が入手できる。
より強力な獰猛化コモン素材から得られる端材は「獰猛な猛端材」と言う。「頭痛が痛い」的語法- G級では「獰猛な獰端材」や「○○の獰端材」という名称になっている。
ちなみに主にG★4のモンスターから手に入る獰猛化コモン素材から得られる端材は、
「獰猛な獰猛端材」となっている。「頭痛が頭痛」…訳が分からない
他の端材名に倣って無難に「獰猛な重端材」とか、獰猛化素材名に倣って「獰猛化重端材」とかで良かったのでは
変な名称ではあるがゲーム内でそうなっている以上なにを言っても変わらないため、
端材交換の際などは間違えないように注意しよう。- 一方でフレーバーテキストは、他の端材と同じようなもの。
そのため青き炎を封じ込めた先輩よりは残念ながらネタにされていない。
- G級では「獰猛な獰端材」や「○○の獰端材」という名称になっている。
使用用途
- 殆どの武具を最後まで強化するためには避けて通れない存在である。
武器は途中で派生があるものだと、その派生強化する時に獰猛化素材が要求されるケースが多い。
最終強化まで一本道だとほぼ確実に要求される。
武器の強化には概ね4つほど必要になるため、一度狩猟しただけでは大抵の場合揃わない。- この派生強化先となる武器は、元の武器のルートに比べて属性値に優れる傾向がある。
代わりに物理火力が犠牲になっていることもあるので、武器種に合わせて強化先を決めるといいだろう。 - 防具も例外ではなく、途中から必要となる。
1部位につき1つである為、武器ほど纏まった数を要求される事はない。
まあそれもパーツ毎の話であって、一式強化する場合は結局幾つも使う事には変りないのだが。
また古龍素材のものは獰猛化素材を必要せずに最終強化まで持っていける。
場合によってはこれらの防具を一式で作成しておくと楽になるかも知れない。
勿論、無策で作れる程易しい相手でも無いが。
MHXはオンライン環境があればパーティ狩猟が手軽にできるが、
環境のないソロプレイヤーにとっては装備の強化が困難を極めるのである。
そして何より報酬頼みの癖にコモン素材を除き出る数が少ない為、必要周回数がとても多くなりやすい。
一応最終強化までに獰猛素材を必要としない装備もあるので、
まずはそれらを作製し、それから各モンスターに挑むといいだろう。 - この派生強化先となる武器は、元の武器のルートに比べて属性値に優れる傾向がある。
- どのランクでも獰猛化クエストは依頼クエストとなっているものが少なくない*2ので、
素材を集めるためには依頼クエストを進める必要がある。
中にはイベントクエストで狩猟できるものがあるため、
そちらで代用することも可能。*3 - また、獰猛化素材を使った防具「R装備」も存在する。
こちらは一式で装備した時の発動スキル数が少なかったりスキルのランクが下がっているが、
代わりに2部位に5pずつなどスキルポイントの配分が部位毎に偏っているという、
混合装備向けの特徴を持っている。
こちらは古龍素材がベースの防具であろうと獰猛化素材を要求される。- 逆にR装備で一式を組む場合はスキルポイントが過剰になる場合もある。
また元と比べて防御力が低下しており、マイナススキルが発動する物もある。
一式運用しようとすると、基本的に通常版の防具の劣化になると思ってよい。 - なおR装備は、集★6の「3頭寄れば獰猛蛙」という
獰猛化テツカブラの3頭連続狩猟クエストを自分で受注してクリアしなければ生産自体が不可能。
G級に登場するXR装備もこのクエストが条件になっている。
MHXXからは村人の依頼クエストが(自分が受注できる状態なら)他人受注でもクリア扱いになること、
G級装備を整えれば相対的に難易度が下がる事から生産解放のハードルは下がっている。- ただし、クエストを自分で出していなければクリア扱いにはならないのでそこは気を付けておこう。
- 一部和風装備には「R」「XR」の読みをアレンジして「亜流(ありゅう)」「戦流(いくさりゅう)」
という漢字表記があてられている。
- 逆にR装備で一式を組む場合はスキルポイントが過剰になる場合もある。
- オトモ装備についても、獰猛化素材から得られる「○○の猛端材」や「獰猛な端材」を使った
猛装備が作製可能となっている。
なお、一部の猛装備は対象のモンスター以外にもキーとなるモンスターを狩猟しないとリストに並ばない。- G級では「○○の獰端材」や「獰猛な獰端材」を使った
獰装備が作製可能となっている。
- G級では「○○の獰端材」や「獰猛な獰端材」を使った
- 武器は基本的には通常武器よりも強化されているが、属性値が低下している場合も。
防具については、耐性値がより極端になっており、
強い属性にはより強く、弱い属性にはより弱く、という傾向になっている。- 稀に猛ガノスネコボードのように、
獰猛化しているモンスターとそうでないモンスターのオトモ武器の属性が異なるということもある。
(通常のガノスネコボードは水属性だが、こちらは睡眠属性)- バランス型だったのが獰端材を使った事でブーメラン特化型になった、
「猛ザボアネコハンド」「猛ランタンofキャット」の様なケースも。
- バランス型だったのが獰端材を使った事でブーメラン特化型になった、
- 稀に猛ガノスネコボードのように、
- MHXでは「獰猛化狩猟の証」は装備素材として以外にも、護石錬金で使用する事がある。
4種類ある錬金レシピのうち、「いにしえの錬金術」でIIが1枚、「天運の錬金術」で全種類が1枚ずつ必要となる。- 前述のようにクエスト毎に入手できる獰猛化狩猟の証の種類や数は非常に限定されており
前作の狂竜結晶のように自然と集まっている物ではないため大変不評だった。 - MHXXでは錬金を行う際に「獰猛化狩猟の証」は要求されなくなり、
龍歴院ポイントだけを使うようになったため、この用途で証を集める必要はなくなった。
- 前述のようにクエスト毎に入手できる獰猛化狩猟の証の種類や数は非常に限定されており
- 獰猛化エキスは、増強剤と調合することで狩技ドリンクというアイテムになる。
飲むと一定時間、狩技ゲージが貯まりやすくなる効果を持つ。- G級の獰猛化濃縮エキスは完全に素材のみの用途となり、狩技ドリンクグレートのようなアイテムは存在しない。
- 武器の強化に要求される素材とそのモンスターからとれる素材が一致していないことも多い。
例えばタマミツネの武器では獰猛な重尖爪を要求されるが、獰猛化タマミツネからとれるのは獰猛な重剛爪である。- システム的な話をしてしまうと、これは強化時期の調整が理由だと思われる。
通常のタマミツネはG★3で登場し、
獰猛な重尖爪はG★4に昇格後に戦えるG★3の獰猛化モンスターから入手できる。
そしてG級の獰猛化タマミツネはHR解放後からとなっているため、
G★3、G★4、HR解放の3段階で強化できるようになっているのである。
これは多くのモンスターに共通しており、途中の段階で汎用獰猛化素材を使用し、
最後の強化に固有の獰猛化素材を使うものが多い。
- システム的な話をしてしまうと、これは強化時期の調整が理由だと思われる。
獰猛化素材一覧
チケット素材
- 獰猛化狩猟の証はI~VIの6種類あり、上位では I~III、G級ではIV~VIが入手できる。
入手できるクエストはそれぞれ以下の通り。 - なお、山菜ジイさんに渡すとチケットの種類を問わず強走薬と交換して貰える。
- 残念ながらG級で手に入るIV以降の証でも強走薬グレートと交換してもらえることはない。
- 獰猛化クエストは上位では★6である程度クエストをクリアしてからとなる。
- さらに★6の獰猛化クエストを2つクリアすることで受注できる獰猛化クエストが一気に増える。
獰猛化個体が存在しているモンスターを狩猟していると、
G★1のモンスターはG★2に、G★2のモンスターはG★3にそのモンスターの獰猛化クエストが出現する。
G★4の獰猛化クエストはHR解放かつ該当モンスターの狩猟が条件になっている。
コモン素材
アイテム名 | 入手可能なモンスター(抜粋) |
---|---|
獰猛化エキス 獰猛化濃縮エキス | すべての獰猛化モンスター |
獰猛な重牙 | テツカブラ |
獰猛な牙 獰猛な重鋭牙 | ドドブランゴ、ナルガクルガ、ザボアザギルなど |
獰猛な鋭牙 獰猛な重剛牙 | ティガレックス、ディノバルドなど |
獰猛な爪 獰猛な重爪 | ケチャワチャ、ダイミョウザザミ、テツカブラなど |
獰猛な重尖爪 | ババコンガ、ネルスキュラ、ショウグンギザミなど |
獰猛な尖爪 獰猛な重剛爪 | ゲネル・セルタス、ティガレックス、セルレギオス、ゴア・マガラなど |
獰猛な竜骨 獰猛な強竜骨 | ゲリョス、ナルガクルガなど |
獰猛な重竜骨 | セルレギオス、ドボルベルク、ディノバルドなど |
獰猛な尖角 獰猛な剛角 | セルレギオス、ライゼクス、ラギアクルス、ドボルベルクなど |
獰猛な火炎袋 獰猛な業炎袋 | イャンガルルガ、リオレイア、リオレウスなど |
獰猛な炎鱗 獰猛な獄炎鱗 | アグナコトル、ウラガンキン、ヴォルガノス、ディノバルド イャンガルルガ*6 |
獰猛な水袋 獰猛な特大水袋 | ゲネル・セルタス、ケチャワチャ、ロアルドロス |
獰猛な体液 獰猛な濃体液 | ケチャワチャ、ガノトトス、ロアルドロス、ハプルボッカなど |
獰猛な電気袋 獰猛な雷電袋 | フルフル |
獰猛な帯電殻 獰猛な帯電重殻 | ライゼクス、ラギアクルス (ベリオロス)*7 |
獰猛な帯電毛 獰猛な雷電毛 | ジンオウガ、ラージャン |
獰猛な氷塊 獰猛な大氷塊 | ドドブランゴ、ガムート、ザボアザギルなど |
獰猛な蝕龍鱗 獰猛な蝕龍厚鱗 | リオレイア希少種、リオレウス希少種、イビルジョー、ゴア・マガラ |
獰猛な毒液 獰猛な強毒液 | ゲリョス、イャンガルルガ、リオレイアなど |
獰猛な麻痺毒液 獰猛な強麻痺毒液 | ガララアジャラ |
獰猛な睡眠袋 獰猛な昏睡袋 | ホロロホルル バサルモス、グラビモス |
獰猛な睡眠毒液 獰猛な強睡眠毒液 | ガノトトス、ウラガンキン |
獰猛な爆液 獰猛な爆縮液 | ブラキディオス |
- 獰猛化コモン素材は、例えば「獰猛な帯電毛」ならジンオウガやラージャンから共通して手に入るなど、
種族的に繋がりが無くとも、類似した特徴を持つモンスターから同じ素材が入手できる傾向にある。
一般コモン素材である火炎袋などと似た仕様であると言えるだろう。- しかし獰猛化素材の中には、入手元が分かりづらいものも一部ある。
例えば「獰猛な竜骨」は"竜"と付くモンスターなら誰からでも入手できそうな名前だが、
実際はイャンクック、ゲリョス、ナルガクルガ、ドボルベルクなどの限られたモンスターからしか得られない。
しかも、竜骨のヤドを背負っているからか、"竜"ではないはずの甲殻種からも入手できたりする。一種の罠である。 - また、「獰猛な睡眠袋」「獰猛な睡眠毒液」といった似たような名前の素材もある。
前者は普通の睡眠袋を持つホロロホルルから入手できるが、
後者は睡眠攻撃を持つが睡眠袋を持たないモンスター、つまりガノトトスやウラガンキンから手に入る。
獰猛化ホロロホルルを狩り続けても、獰猛な睡眠毒液は絶対に入手できないので注意。- ちなみに獰猛な睡眠袋は上位ではグラビモスの獰猛化個体が登場しないため、
ホロロホルルからのみとなるが、獰猛な昏睡袋はどちらからでも入手できる。
また、ネルスキュラが対象となる一部クエストのサブターゲットでも手に入ることがある。
- ちなみに獰猛な睡眠袋は上位ではグラビモスの獰猛化個体が登場しないため、
- しかし獰猛化素材の中には、入手元が分かりづらいものも一部ある。
- G級の素材は基本的に上位の時と同じ傾向にあるが、
竜骨に関しては強竜骨と重竜骨に分かれた関係から強竜骨はG★3以下、
重竜骨はG★4のモンスターからという形になっている。
爪と牙はG級では3段階に分かれ、それぞれG★2~G★4のモンスターが対応している。
- 「獰猛な電撃袋」や「獰猛な大水袋」等は存在しない。そのため名称だけだと上位素材が抜けている様に見える。
また「睡眠毒液」「爆液」「麻痺毒液」「氷塊」などは獰猛化素材専用の名称で、元となった素材が存在しない*8。
専用素材
- 獰猛化したモンスター1種につき、必ず1つ用意されている固有の素材。
入手元が分かりにくかったコモン素材と違い、こちらは素材名にモンスターの別名が含まれているため、
誰を狩猟すればいいかは一目瞭然である。- 専用素材は各モンスターにつき1種類であるため、
例えばディノバルドの専用素材は「獰猛化斬竜鱗」のみで「獰猛化斬竜殻」と言う素材は無い。
逆も然りであり、皮や毛であっても同様。 - ただ、特定のモンスターからしか出ないコモン素材がある為、
専用素材が事実上2つ存在する物が幾つか存在してしまっている*9。
- 専用素材は各モンスターにつき1種類であるため、
- 「獰猛化怪鳥上鱗」「獰猛化盾蟹堅殻」といった、上位の様な呼び名の素材は基本的にこちらにも存在しないが、
字数が多すぎるためか体毛素材の場合はG級であっても「獰猛化雪獅子豪剛毛」ではなく
「獰猛化雪獅子剛毛」に設定されている。 - 同様の理由でセルレギオスには「斬鱗」という独自の名前が与えられている*10。
フルフルにはMHX(X)時点で別名が無かったため、こちらも「白柔皮」「白柔艶皮」という新しい素材名になっている*11。
ザボアザギルも獰猛化化け鮫というちょっと面白い事になっている。
関連項目
システム/獰猛化
アイテム/獰猛化エキス - 全ての獰猛化モンスターから入手できるアイテム。
アイテム/狂竜結晶 - MH4シリーズにおける似たようなポジションの素材。
アイテム/異形の骨 - 同MHXで初登場した成功報酬のみで手に入る、種族を問わない共通素材。
システム/傀異化 - よく似た仕様を持つ傀異化素材という素材がある。
アイテム/汎用素材 - コモン素材はMHFのこれに近い分類になっている。