水を利用した攻撃に付与される属性。
目次
モンスターと水属性
水属性攻撃をするモンスター
- 魚竜種等、主に水辺に生息するモンスターは、体表が濡れているためなのか、
かつてはブレスだけでなく直接攻撃にも水属性を纏っているものが多かった。
撃破後に観察していると見ることが出来るが、ガノトトスの体表は定期的に水の波紋のようなエフェクトが走っている。- MH3Gでの復活以降、ガノトトスの直接的な攻撃は全て無属性に変更された。
今や水辺に生息するモンスターの代表種となった海竜種の物理攻撃も同様である。
流石に濡れているというだけで水属性を発揮するのは違和感があったためだろうか。
- MH3Gでの復活以降、ガノトトスの直接的な攻撃は全て無属性に変更された。
- 砂地を泳ぎまわるガレオス・ドスガレオスもその特徴を持っている。
- ブレス自体どう見ても砂だが水属性。唾液もしくは体液まみれだからなのだろうか、と思わなくもないが
体が全く濡れていないタックルや這いずりすら水属性付き。
彼らも砂漠に住む以上、優れた保水能力を有しているはずなので、
身体に貯めた豊富な水分が水属性を発現している…のだろうか?だいぶ無茶があるが。 - デルクスやハプルボッカの砂ブレスも同様に水属性を持っている。
- ブレス自体どう見ても砂だが水属性。唾液もしくは体液まみれだからなのだろうか、と思わなくもないが
- また、ボルボロスやジュラトドス、オロミドロが撒き散らす泥つぶても水属性を宿している。
こちらは泥により手足の自由を奪われたり、移動が制限されたりと、
ただの流水に比べて厄介な性質を持っていることが多い。
- MH4では水属性の攻撃を行うモンスターが非常に少ないこともあって、
実質水耐性がいらない子も同然の扱いになってしまっている。
水中戦がなくなったこと、アイツが狩猟対象から外されてしまったことも大きい。
- MHXでも水属性攻撃を持つモンスターの顔ぶれは基本的には変わっておらず、
ガノトトスが戦線に復帰したとか、水中戦も無いのにラギアクルス(雷属性だが)が再来するとか、
ゲネル・セルタスやケチャワチャの続投など、然して大きな話題らしい話題は見られなかった。
……が、
火・水・雷・氷それぞれの属性を象徴する四大メインモンスターのうちの一体、
水属性を代表するタマミツネの存在だけは、特筆にして別格で大注目された。
メインモンスター四天王の一角と言うだけでも話題の中心になるのは当然の道理として、
その美しさ、トリッキーな動き、新要素の泡状態など何かに付けて話題に事欠かず
「水属性モンスターの新顔が一頭増えただけ」では収まらないぐらいの勢いでハンターを席巻し、
それに見合うだけの実力を知らしめて水属性モンスターの中でも一際高い人気を誇る存在となった。- とは言え、前述の通り、特に印象的な攻撃が「泡状態」の状態異常攻撃なので
スキルに余裕があるなら水耐性を上げるよりだるま無効を発動させる場合がほとんどである。
ただし、ビーム状の水ブレスに関しても強力な攻撃を持ち、
その射程と威力はガノトトスに匹敵し、食らえば当然の如く水属性やられとなるため
スキルによる対策は不要とは言えども、決して水属性攻撃そのものが軽視される事も無かった。
- とは言え、前述の通り、特に印象的な攻撃が「泡状態」の状態異常攻撃なので
- MHWorldではMH4の状況が再来し、MH4(G)以上の空気耐性となっている。
というのも使用するモンスターがボルボロスとジュラトドスの2種のみ*2。
ボルボロスとジュラトドス自体、ミズタマリゴケで泥を落として粘着石を当ててスタンを取って…
などすれば、然したる強敵ではない。
しかも特殊装具の耐水の装衣で、防具の耐性を無視出来てしまう。
逆にハンター側の需要は大きいのだが…。- MHW:Iでは鳥竜種初の水属性使い「プケプケ亜種」と、
ナバルデウス亜種以来の水の古龍「ネロミェール」の登場により、ようやく需要が出てきた*3。
- MHW:Iでは鳥竜種初の水属性使い「プケプケ亜種」と、
- MHRiseにおいては、
前作MHW:Iよりボルボロスとジュラトドスが続投されている他、
同じく水属性使いであるタマミツネとロアルドロスが旧作より復活したり、
新たに登場したヨツミワドウ、オロミドロ、ヌシ・タマミツネが水属性を扱う為、
水属性使いのレパートリーは豊富となっている。- MHR:Sでも、新たに参戦したダイミョウザザミやショウグンギザミ、
ガランゴルム、そしてアマツマガツチが水属性攻撃を扱ってくる。
特に傀異討究やアマツマガツチのクエストではモンスターの火力も強化されてくる為、
水耐性も決して無視できない存在となってくる。
- MHR:Sでも、新たに参戦したダイミョウザザミやショウグンギザミ、
- MHFではレックス型飛竜のパリアプリアに続き、
狂暴な性質のグレンゼブル、極海を泳ぐポカラドンなどのほか、
火・水・雷の3大属性の性質を持つ"天翔"を司るシャンティエンや、
陸海空の三界を駆ける暴鋸竜アノルパティスなど、G級でも飛びぬけたツワモノも揃っている。
特に前者の水の力は全モンスターを通して見てもとんでもないもので、
灼熱の溶岩から巨大な間欠泉を直接発生させることすら可能なほど。
激流ブレスを吐いたまま通電させて超巨大な雷撃ブレスへ変換したり、
水球を降り注がせてから火柱による追撃を行うなど、ただの水だけではない複属性のコンボも特徴。
- MHSTもメインシリーズと似たような水属性不足に陥っている。
まず水属性全体攻撃がなく、ならば単体水属性攻撃が強いかと言えばそうでもなく、
MHSTでも水属性はあまり役に立たない。- 伝承の儀によってモンスターの属性を変えられるMHSTでは、本来使えない属性でもモンスター毎に適性があり、
本来水属性を使えないが水属性に強い適性があるモンスターなどもいるのだが、
元々の選択肢が無いも同然なため結局水属性自体が不遇である。 - かといって水属性に出番が無いかというとそうでもなく、むしろグラビモス、ウラガンキン、アグナコトルに
イャンガルルガ、ティガレックス亜種にブラキディオスと水属性弱点のモンスターは多い。
もはや単純に需要と供給のバランスがやたらと悪いだけである。
ガノトトスやゲネル・セルタスといったモンスターがオトモンにならず、やはり需要と供給のバランスが悪い。 - 伝承の儀によってモンスターの属性を変えられるMHSTでは、本来使えない属性でもモンスター毎に適性があり、
- XX以前の煌黒龍アルバトリオンが唯一用いない属性でもある。
しかし、G級素材「煌黒龍の天鱗」の説明文では「全属性のエレメントを含む」と記述されており、
水属性の素質をも持っていることは示唆されている。
また、氷属性は低温化された水属性と捉えることもできるため、
自身の能力によってより極端かつ強力な形態である氷属性へ変質させてしまっていると考えることもできる。- MHW:Iでアルバトリオンが再び君臨した際には水属性のブレス攻撃を行うようになり、
上記の説明文の内容が事実であることの証明とともについに5属性全てを操るようになった。
- MHW:Iでアルバトリオンが再び君臨した際には水属性のブレス攻撃を行うようになり、
- ちなみに亜種や特殊個体も含め全種族で一番数が多くモンハンの顔とされる事も多い飛竜種のモンスター達だが、
水属性の攻撃方法を持っていて且つその素材から水属性の武器が作れるモンスターは、
(MHFで登場したモンスターを除けば)15年以上の歴史を持つモンスターハンターシリーズにおいて一頭もいない。
これは「シーワイバーン」の正統派ビジュアルを擁するガノトトスが既に存在する為かもしれないが、
今後の世代交代で水属性且つ同属性の武器を生産可能な飛竜種が現れる可能性も否定できない。
- また他属性にヒロイックな活躍を奪われやすい傾向が災いしてか
水属性を扱うメインモンスターはタマミツネ一種のみであり、
ラージャンやイビルジョーの様な所謂「古龍級生物」も氷属性共々未だに存在しない。
水属性やられ
- MH3から登場した状態異常の一種で、モンスターの水を用いた攻撃で発症する。
体に水がまとわりつき、この状態ではスタミナの回復速度が遅くなってしまう。
それなら強走薬を使えばいいと思いきや、強走効果の時間も短くなってしまう。
また、ニャンターは移動速度が遅くなる。
- この状態は地上にいながら溺れるような状態にされるらしく(ルドロスに襲われた人の証言による)、
チャナガブルやラギアクルスなどが起こす激しい水流に巻き込まれても同じような目に遭う。
ガノトトスやナバルデウス、アグナコトル亜種、そしてアマツマガツチのブレスに至っては、
属性やられ以前にそのまま砕け散りそうなものだが。
デルクスやガレオスの砂鉄砲も水の属性を帯びており、
ハプルボッカの砂ブレスもマトモに浴びようものなら砂原の真ん中で溺れるハメになる。
ラギアクルス希少種の起こす渦潮は水属性やられだけでなく、酸素ゲージまで奪われてしまう。
水圧の影響だろうか。
- 火属性やられと異なり、水属性やられは水中でも発症する。
しかし周りが水だらけなのにさらにそこから溺れるとはいかなる事態か。
なおMH3ではボルボロスの泥でも発症してしまい、
水属性やられと泥まみれ状態の両方を発症するという厄介なものになっていた。
MHP3以降は水属性やられにならなくなっていたのだが、
MHWorldで再び仕様が変更され水属性やられが発症するようになった。
- 上述したようにMH4(G)では主力コンテンツにて水属性を用いるモンスターが殆どおらず、
仮に喰らっても武器種によっては完全に無視できてしまう程度の規模であるため、
他の属性やられに比べると軽視される傾向が強い。
ストーリーにおいては水属性の攻撃を用いるケチャワチャ、ゲネル・セルタスが
キークエストの相手として立ちはだかるので、完全に不要というわけではないが。
- MHRiseでは翔蟲による疾翔けを2回行う事でも解除出来る様になり、解除が比較的楽になった。
但し鉄蟲糸技の使用直後は翔蟲ゲージの回復が遅くなるので、その場合は注意が必要になる。
- MHFでは遷悠種としてメインシリーズモンスターが参戦する際に、
同時にそのモンスターが扱う属性やられも導入されているのだが、
水属性の遷悠種が居ないため、MHF-G10.1時点では水属性やられのみ存在しなかった。
だがMHF-Zにて、辿異種のダイミョウザザミが使う属性やられとして、
下記の「水属性やられ【特大】」が実装された。
本家本元の水属性やられの前に強化版が実装されるという異例の事態となった。
そのMHF-Zアップデート2週間後の2016/11/22より、
裂水竜ゼナセリスが純粋な水属性やられを用いるモンスターとして登場。
どちらにせよ、遷悠種の実装前に水属性やられが導入されたという点で特筆できる。- ゼナセリスのものは、MH3(G)のものと効果としては全く同じで、
耐性値を20以上に上げることで防護ができる。
- ゼナセリスのものは、MH3(G)のものと効果としては全く同じで、
- MHSTには水属性やられという状態異常は存在しないが、これに近いものとして、
水または氷属性の攻撃を食らうと特技封じ状態を発症してしまう。
こちらの詳細は当該ページを参照のこと。
水属性やられ【特大】
- MHFには「水属性やられ【特大】」という段階が存在する。
水属性を得意とする辿異種モンスターが扱う状態異常で、
ダイミョウザザミ、ガノトトス、バルラガルの3種が扱う。
- 効果は「発症時に強走効果を即座に解除した上でスタミナを30消費させ、
スタミナ回復速度が通常より遥かに遅くなる」というものとなっている。
他属性やられ【特大】と比べ、順当に強化した程度と言える内容ではあるが、
こちらはスタミナ強制消費効果によって、
発症時のスタミナ残量によっては致命的な状況が起こり得る可能性が新たに加わっている。
頻繁に回避、ガードしない程度であれば回復はややギリギリで間に合う程度となってはいるものの、
これらを多用する場合や抜刀ダッシュを用いればまず回復が追いつかなくなる。
闘覇スキルを無理やり発動したような環境下での戦闘を強いられ、
次撃の対処が困難になり追い詰められる可能性はある。
他の属性やられ【特大】同様に、水耐性を55以上に高めることでそのものを無効化できる。- 不安定ながらも、耐性値による無効化以外に猛進+猛進強化によっても対策が可能。
- なお、スタミナ回復速度についてはスキルの効果も含めて速度が決定されるが、
発症時のスタミナ強制消費量については猛進+猛進強化を除きスキルによる軽減・無効化はできない。
- また、隠し効果として水属性やられ【特大】発症中に辿異種ガノトトスの「ゲル溺れ状態」になると、
受けるスリップダメージの量が大幅に上がるという、致死的な影響が発生する。
水属性を弱点とするモンスター
- ボルボロスは泥を纏っている状態のみ水属性が非常に効く。
これは泥が水と混じって洗い流されるためであるが、
あくまで泥は泥でありボルボロス自身には全く効果がなく寧ろボルボロスは火属性を弱点としている。- では何故泥を攻撃してダメージが入るのかという話になるが、
おそらく泥と一緒に甲殻の一部が剥がれ落ちているからだろう。
ボルボロスの前脚を部位破壊すると、泥と一緒に前脚の甲殻と爪の一部が剥離することと、
泥が剥離した際の落し物に背甲があることがそれを裏づけているといえる。
- では何故泥を攻撃してダメージが入るのかという話になるが、
- MHP2仕様の古龍テオ・テスカトルも水属性が弱点の1つであり、
MH4では遂に(怒り時を除いて)龍属性よりもダメージが通りやすい属性となった。- 一方、雌のナナ・テスカトリはというと、水ではなく氷属性が弱点となっている。
単純に雌雄の差別化を図ることが狙いだろうか?
- 一方、雌のナナ・テスカトリはというと、水ではなく氷属性が弱点となっている。
- 火山とは真逆の極寒の地域に生息するフルフル亜種やギギネブラ亜種も水属性が弱点である。
水が体に纏わりついてショート、または凍結してしまうのだろうか。
特に初期シリーズのフルフル亜種は通常種クエでたまに登場するという仕様上、
通常種の弱点である火属性武器で行くと亜種が登場して…という事があり(逆も然り)、
ハンター達の武器選択を困難にしていた。
- 炎熱を帯びた巨大な尾が「灼熱の刃」とも称されるディノバルドも、当然ながら水に弱い。
戦闘状況によって全身に熱を帯び、喉元や背中、そして尻尾が赤熱して見た目にも解かり易い状態変化を起こすが、
炎熱を持たない通常状態であっても普通に水属性が通る。- 二つ名持ちの燼滅刃ディノバルドにも、やはり効果は大きいが
こちらは爆熱状態になると弱点属性が水属性から氷属性に変化するため
両方の属性が使える武器を持つか、パーティーならば水属性と氷属性の担当を分担して挑みたい。
- 二つ名持ちの燼滅刃ディノバルドにも、やはり効果は大きいが
- これ以外にも、錆びたクシャルダオラ、テツカブラ、イャンクック亜種、イャンガルルガ、
ティガレックス希少種、意外なところではMH3G以降のリオレウス希少種など、
水属性を最大の弱点としているモンスターは意外に多い。
MHFではゲリョス亜種やモノブロス亜種、エスピナス亜種、オルガロン、タイクンザムザ(最終形態)などが該当する。- イャンガルルガに関しては全体的にはあまり効かないが、
MHXX以前では背中には水属性がなんと"50"(MHP2G以前は70)も効いてしまう。
しかし肉質が非常に硬い上に平常時はまず背中など狙えないので、
実質ジャンプ攻撃ぐらいでしか背中に攻撃が当たることはない。
転倒時に狙おうにも、前述の通り非常に硬いので属性偏重武器でも心眼が無いと効率は悪くなってしまう。- MHW:Iでは10と大幅に硬化してしまったが、代わりに全体的に通りが良くなっている。
- イャンガルルガに関しては全体的にはあまり効かないが、
ハンターと水属性
- ハンターが用いる水属性武器の素材となるモンスターは存外少ない。
主な種として、ガノトトス、ロアルドロス、ゲネル・セルタス、ナバルデウスなどが挙げられる。- ガノトトスは水属性の代表であり、「海神槍リヴァイアサン」「蒼刃剣ガノトトス」辺りが有名。
P2Gでは上位武器であった蒼刃剣ガノトトスから、流剣ガノトトス、さらに流刃剣ガノトトスと強化できた。
MH3Gでは新たに太刀や双剣などに強化先が追加。
「蒼刃剣ガノトトス」は睡眠大剣になったが、「水刃剣ガノトトス」が新たな水属性大剣として登場。
また「ガノヘッド」というハンマーが追加され、その外見はハンマー使いを驚かせた。
MHFではパラエミティーフェという強力なHCランスが存在する。 - 水流ブレスや泡ブレスでハンターをなぎ倒してきた
ショウグンギザミやダイミョウザザミの武器も、水属性を帯びることがある。
片手剣のデュアルシザーなどはスロットこそ無いが、斬れ味と水属性を両立した優秀な武器である。 - ロアルドロスの武器は序盤から出現するゆえに攻撃力が低いが、水属性値が高い物も多い。
こちらは、攻撃と共に水を噴き出し敵を溺れさせる武器であるとされる。 - ナバルデウスの武器は古龍武器としては初めての水属性を帯びる。
属性値こそ低めだが攻撃力が高い物が多い傾向にある。
水中戦の削除されたMHP3ではナバルデウスは登場しないものの、
同じく古龍種のアマツマガツチの武器が実装された。 - また、同じくMH3で登場した古龍、ジエン・モーランの武器も水属性を纏うことがある。
魔鎖狩や仙石鎚【響】あたりが有名か。- ちなみにMH4で登場した近縁種であるダレン・モーランの武器も同様に水属性を帯びている。
こちらはジエン武器に比べ高い属性値を押し出した武器群となっている。
- ちなみにMH4で登場した近縁種であるダレン・モーランの武器も同様に水属性を帯びている。
- ハプルボッカの武器は、デフォルトで水属性がついているものもある。防御力UPの効果も嬉しい。
狩猟笛などは作製難易度の割に性能が申し分なく、ブラキディオスなどに最適である。 - 変わり種としてはモノブロス亜種の武器が水属性をまとうこともある。
白銀の角を使った大鎌の太刀、クレセントヴァイスが有名。
MH2やMHFでは水属性が弱点のモンスターなのだが…。 - MHXで新たに登場したタマミツネの武器はその見た目の美しさも然る事ながら、
性能面でも過去作の武器群と比較して遅れを取る事の無いハイバランスなスペックで、
相手を選ばずの一線級の活躍を見せる。
勿論、水属性が弱点の相手となれば容赦無く水属性武器の本領を発揮し、圧倒的有利の内に沈め伏せる。 - モンスター以外では、魚素材を使った武器が水属性を帯びる。
シャークキングやタチウオノタチ、初期シリーズのレイトウマグロなどがその代表例である。- また、ボウガンには水冷弾という物が存在する。
MH3以前では貫通ヒットしたが、MHP3以降は単発になった。
調合方法は大抵カラの実×キレアジ。
- また、ボウガンには水冷弾という物が存在する。
- また、水属性武器は何故か鉱石系からも作られる事が多い。
「オーダーレイピア」「マスターオデッセイ」等が有名だろう。
日本刀の斬れ味や刃の美しさを表す比喩で「水で濡れたような」という表現があるので、
相当な業物であるということだろう。
更に、遥か昔に水没した古代文明の遺跡から発掘された文献には武器に水属性を付与する技術が記載されており、
それを再現した武器も存在する。 - この他にも、覚醒で水属性がつく武器は結構多い。ドボルベルクの武器などが挙げられる。
- ガノトトスは水属性の代表であり、「海神槍リヴァイアサン」「蒼刃剣ガノトトス」辺りが有名。
- MHWorldでは基本的に近接武器と弓は泥魚竜又は水属性派生の武器しか存在しない。
属性解放で一部武器が水属性を持つこともあるが、性能に大した差異はない。
しかしアンジャナフやウラガンキンにヴォルガノス 、テオ・テスカトルなどに対し需要は高い。
さらにマム・タロトは金属の有無に関わらず水属性がそこそこ有効、ナナ・テスカトリは水属性で設置された炎を消せる、
ベヒーモスは公式から水属性を推奨されていた*4など、アップデートでさらに需要が増加。- Ver.2.00でマム・タロトの鑑定武器、そのうち全武器種のレア8武器に水属性のものが登場した*5。
近接と弓は高い属性値を誇るが属性解放必須で、一部武器では必須スキルとの兼ね合いが厳しいことも。
そのため属性解放不要で泥魚竜・水属性派生と差別化出来る武器の要望があった。
- Ver.2.00でマム・タロトの鑑定武器、そのうち全武器種のレア8武器に水属性のものが登場した*5。
- MHW:Iでは待望の水属性武器の生産元となるプケプケ亜種とネロミェールが登場。
古龍種であるネロミェール武器がバランス型で卒なく強いのは勿論の事、
プケプケ亜種装備も序盤モンスターのものとしてはやや属性偏重気味だがかなり優秀な性能。
またネロミェールの防具は攻撃を繰り返す事で武器が覚醒するシリーズスキルを持ち、
属性解放で水属性が発現する武器を属性武器として運用しやすくなった。
これにより水属性武器不足はある程度解消された。- 赤龍武器実装により、水属性武器で不満があった火力不足という点も解消された。
また、ネタ武器だがそこそこ高い性能をもつ2匹の魚もついでに実装。
- 赤龍武器実装により、水属性武器で不満があった火力不足という点も解消された。
- MHRiseではWorld産のジュラトドスに加え復活枠のロアルドロスとタマミツネ、
新モンスターとしてヨツミワドウとオロミドロが追加された。
ヨツミワドウは長い緑ゲージを持つ物理寄りの性能で鈍器使いとの相性が良く、また防御力ボーナスも付いている。
一方オロミドロは水属性特化。水属性特化のポジションはロアルドロスと被っており、
こちらが下位上位共に終盤のモンスターのためほぼ上位互換となっている事も多いが、
ロアルドロスは制作難度が低く、多くの武器種に対応しており、差別化されている。
タマミツネについては発売当初は一部武器で強化が途切れてしまっていたが、
アップデートによって追加モンスターの素材を使用した最終強化が追加された。
概ね、やや物理寄りのバランス良い性能の武器になっている。- と、選択肢についてはMHWorldと比べれば多いのだが、
MHRiseでは水属性が有効なモンスターが少ないという難点がある。
今作は水属性武器の仮想敵代表とも言えるグラビモスやウラガンキン等が悉く未登場なのである。
有効な相手にしても物理肉質が柔らかい一方で属性の通りはそこそこ、
もしくは物理弱点と属性弱点の部位が一致せず、属性弱点部位が狙いにくかったり、
あるいはアケノシルムやマガイマガドのように部位や状態で効きが変化するとか、
然程強くないモンスター故にゴリ押しでも問題なく倒せてしまうなど、
水属性を使うより物理の強い武器を使った方が良いような場合は少なくない。
また、新たに強力な個体としてヌシモンスターが6種登場したのだが、水属性が弱点のモンスターは1匹もいない。
本作では属性自体が肉質やスキルの環境のせいで冷遇されている節があるが、
水属性は特にその煽りを強く受けてしまっていると言えるだろう。
- と、選択肢についてはMHWorldと比べれば多いのだが、
- 続くMHR:Sでは、ダイミョウザザミとショウグンギザミがMHXX以来の復帰。
彼等の武器に加え、レア10まで一律で最終強化系が与えられたことでヨツミワドウ武器や
ロアルドロス武器が一線級に返り咲いた例もあるなど、前作以上に層が厚くなっている。
更に新モンスターにオロミドロ亜種、ビシュテンゴ亜種、ヤツカダキ亜種など水弱点が多く登場し、
リオレウス希少種やエスピナス亜種もアプデで登場するなど、需要はより増している。
- MHFオリジナルモンスターではパリアプリア、グレンゼブル、バルラガル、アノルパティス、
そしてグレアドモスの武器が水属性を帯びる。- これらの武器は明確な個性付けがなされており、
パリアプリアが特殊な斬れ味又は毒との双属性を持つバランス型、
グレンゼブルは会心率特化、バルラガルは攻撃力特化又は毒・麻痺との双属性、
アノルパティスは物理・属性のバランス型で、グレアドモスは水属性特化型となっている。
ただしパリアプリア・グレアドモス・アノルパティスの武器がないスラッシュアックスFについては、
バルラガル武器が属性特化(強属性ビン)、グレンゼブル武器が物理特化(強撃ビン)になっている。
ゼナセリス武器については、パリア武器以上に特殊な斬れ味と、
攻撃力が低い代わりにデフォルトで会心率100%という特徴になっているようだ。 - これらの武器は明確な個性付けがなされており、
- MHFにおいて水属性を含む複属性は、天翔属性、奏属性、響属性が存在する。
- また、ハンター達が着る防具にも水耐性は当然存在する。
ウラガンキンやヴォルガノス等から作られた防具の水耐性はまさに紙で
これでガノトトスのブレスを直撃で受けよう物なら、一瞬で天に召される事になるだろう。
しかし中にはバサルモスの防具のように、素材元となるモンスターほど水属性に脆くない防具も存在する。
逆に、(当然のことではあるが)水生のモンスターの素材から作られた防具はどれも水耐性が高い。
余談
- 水属性といっても果たして水でダメージを与えられるものなのか、そう疑問に思う方も少なくないだろう。
火は高い熱量で焦がし、氷はその冷気で凍てつかせ*6、
雷は強力な電流を流すことで感電させるか電熱によって対象を焼き切っていると自然に考えられるだろう。
龍は現状不明だが、何かしらのエネルギーであることは確かなのでそれにより損傷を与えているのだろう。
水属性の場合は、モンスターが扱う水で考えれば強力な水圧で生体に物理的ダメージを与えたり、
その水量で相手を溺れさせる等の説明は出来る。
だがハンターが使うものについては、今一つ明瞭ではない。- モンスターに対して効く効かないという観点で考えると、
グラビモスやアグナコトルなど、岩やマグマを纏うモンスターに対して
「火を消す」、あるいは「湿らせる」効果が威力を発揮するであろうことはある程度想像は可能。
ボルボロスが分かりやすいが、甲殻を剥がせる、洗い流せるというのが水での攻撃の特徴ではないだろうか。
現実の生物は水を浴びて身体を洗うが、これは古い皮膚や汗などの老廃物を洗い流すためである。
モンスターも当然生物な以上、代謝が働いて老廃物を体表から体外へ出しているであろうが、
水に弱いモンスターは水を浴びることで必要以上に体表を削られ、ダメージを与えられると考えることができる。
粘膜なども、再構築が間に合わないほどの勢いで洗い流されてしまうと生物的にはダメージたり得るのだ。
そして水を浴びても平気なモンスターには水属性が全く効かない、と考えれば分かりやすいだろう。 - また、液体であることも有効な理由であると考えられる。
他の属性が結局は「いかにして外傷を与えるか」というのに対し、
水の場合は血流に交じって水を循環器に送り込むというような芸当も可能である。
いかに水とて生物的には異物の混入であり、必要以上の水が体内に送り込まれると、
生物としての細胞組織に損傷を与えることになる。
ある意味で毒に近く、そう考えると結構エグいものがある。- 一部モンスターが使う砂を用いた攻撃がなぜか水属性を帯びているのも、似たような理由が考えられる。
非常に微細な粒子となった砂を浴びることで体内に砂粒が入って損傷が広がったり、
呼吸と共に吸い込んだことで一時的に肺の機能が低下し
それに伴いスタミナの回復が遅れたり(=水属性やられ)など、解釈はいろいろと可能である。
- 一部モンスターが使う砂を用いた攻撃がなぜか水属性を帯びているのも、似たような理由が考えられる。
- 他に、高圧の水を放出することで対象を切断する、
現実世界で言うウォータージェットのようなものになっているらしい武器解説文も存在する。
こちらはある意味「水による攻撃」のイメージに最も近いと言えるかもしれない。
発射される水を線状ではなく面状にすれば、切断のみならず打撃攻撃も可能となる。 - 一方で、ボウガンにおける水属性の弾は「水冷弾」という名前である。
これを字面通りに受け取るのであれば、水属性の本質は冷却ということになる。
体表に付着した水分の蒸発で体温低下を引き起こし体力を消耗させるのだろうか。
そうなると氷属性と被っている気がするが、氷結弾という名から察するに
あちらは凍結による瞬間的な鈍化や凍傷が目的なのだろう*7。
- モンスターに対して効く効かないという観点で考えると、
- 機械技術は発展途上で、魔法などの便利な手段も確認されていない筈のモンハン世界で、
手持ちサイズの武器から振るたび実質無限の水が噴き出るのを不思議がるプレイヤーも少なくない。- 水属性武器の中にはフレーバーテキストや設定で「圧縮した水を叩き付ける」
などの説明がついているものもあり、噴射機能に関しては
何らかのカラクリやモンスターのブレス器官などを利用した仕掛けが組み込んであると考えられる。 - …のだが、火や電気は化学物質など別の形で貯めておけたり代謝物や筋肉で作り出せるのに対して、
ほぼ圧縮不可能な水は放出したい量をそのまま物理的に貯めておく必要があるので
この辺が気になるのは仕方のない所ではある。
もっとも、それを言うと水ブレス使いのモンスターは
水袋なる器官で事実上無尽蔵に水を吐き散らかすことができるため、
理屈としては「水袋が組み込んである」ということなのかもしれない。
物質としては身近ながら、意外とファンタジーな面が強い属性のひとつである。- 描写がないだけで、水の補充はクエスト中に付近の水場などでたまに行なっていたり、
補充用の水を常に持ち歩いていて武器を研磨する際に一緒に補充していたり*8など、
なかなかに考察の余地が残されている点も面白い。
- 描写がないだけで、水の補充はクエスト中に付近の水場などでたまに行なっていたり、
- 水属性武器の中にはフレーバーテキストや設定で「圧縮した水を叩き付ける」
- 水属性は火山棲のモンスターに効果的な一方で、寒冷地に生息するモンスターにはほとんど効果が無い。
特に氷属性使いのモンスターに対しては絶望的で、
ほとんどの部位で効果ゼロ、効いても10程度といったモンスターが大多数である。
水も氷も同じ物質であるため、氷雪に耐性があるならば基本的に水も効かないということなのだろう。
唯一効果的なのは上述した錆びたクシャルダオラであり、こちらは水が鉄の腐食を進めるからという理由で納得できる。
- ダラ・アマデュラが放つ蒼白い螺旋状の薙ぎ払いブレスは、
情報が錯綜していた時期は一部で「水属性の大渦ブレス」ではないかとも推測されていた。
しかし実際に食らってみると、いかなる属性耐性を上げてもダメージを軽減できないのみならず、
浴びたハンターがエネルギーらしきものに包まれるなど、
水属性とは掛け離れた特徴を有していることが判明。この説は早々に覆された。- なお、その後になって今度は「このブレスは一体何属性なのか」という問題が浮上したが、
こちらは未だ解決に至っていない。
無属性のブレス自体は他モンスターも放つことはあるが、
ダラ・アマデュラのそれはハンター大全4においても
「どの属性にも該当しない正体不明のエネルギー」としか触れられておらず、
今もって原理、性質共に全くの謎というぶっとんだ代物である。
いつか解明される時は来るのだろうか。
- なお、その後になって今度は「このブレスは一体何属性なのか」という問題が浮上したが、
水属性の攻撃を行うモンスター
メインシリーズ
- 甲虫種
- ゲネル・セルタス - 高圧ブレス
ゲネル・セルタス亜種 - 高圧ブレス
- 甲殻種
- ダイミョウザザミ(亜種) - 水ブレス、ジャンププレス
矛砕ダイミョウザザミ - 水ブレス
ショウグンギザミ(亜種) - 水ブレス
鎧裂ショウグンギザミ - 水ブレス
- 鳥竜種
- プケプケ亜種 - 水ブレスなど
- 飛竜種
- ティガレックス - 岩飛ばし(MHP3以降、水場で行った時)
- 海竜種
- ルドロス - 水ブレス
ロアルドロス - 水弾ブレス、叩き付け(水しぶき)
ラギアクルス(亜種) - 水流(怒り状態時及び水中のみ)
ラギアクルス希少種 - 渦潮
アグナコトル亜種 - 高水圧*9
ハプルボッカ - 砂ブレス
タマミツネ - 水圧レーザーブレス、圧縮ブレス
天眼タマミツネ - 水圧レーザーブレス
ヌシ・タマミツネ - 水圧レーザーブレス、圧縮ブレス
オロミドロ - 泥つぶて、泥波、大泥玉叩きつけ
- 獣竜種
- ボルボロス - 泥つぶて
- 蛇竜種
- ガララアジャラ亜種 - 水ブレス
- 古龍種
- オオナズチ - 毒ブレス全般(MH4Gのみ)*10
ナバルデウス - 激流ブレス
ナバルデウス亜種 - 激流ブレス、大激流ブレス
アマツマガツチ - 水弾、高水圧、激流ブレス
オストガロア - 粘液弾、粘液ブレス*11
ネロミェール - 波ブレス、濁流ブレス、水ブレス、水弾、高水圧レーザー、電解爆発*12、大放電水蒸気電解爆発*13
アルバトリオン - ブレス(MHW:I以降)
MHF
- 甲殻種
- ダイミョウザザミ - 水球、間欠泉(辿異種)
- 魚竜種
- ガノトトス - ゲルブレス、タックル、側面噛みつき、羽搏き、ゲル纏い、突進、回転
関連項目
アクション/水ブレス
システム/属性
システム/属性やられ
システム/特技封じ状態 - MHSTで、水(氷)属性やられの代わりに存在する状態異常。
システム/火属性
システム/雷属性
システム/氷属性
システム/龍属性