武器/プラチナクラウン

Last-modified: 2023-10-31 (火) 23:11:16

MHP3で初登場した、ファミ通とのコラボレーション武器。

目次

概要

  • ガンランスのコラボ第二弾であり、外見は巨大なトロフィーそのもの。
    プラチナクラウンのみ強化前と色以外のデザインに若干の差異がある。
  • MHP3ではシルバークラウン・ゴールドクラウンとは別途生産だったが、
    MH3Gからはシルバー→ゴールド→プラチナの順に派生強化できるようになった。
    この項ではシルバークラウン・ゴールドクラウンについても解説する。

性能

MHP3

プラチナクラウン

  • 攻撃力210(ブースト込みで225)、会心率5%、砲撃レベル:通常型LV3
    攻撃力は高めであるものの、スロット無し、青ゲ、会心率も特別高くないという微妙かつ凡庸な性能。
    というよりも同時期で作れる王牙銃槍【火雷】と比べると攻撃力と砲撃レベルがタイであり、
    それでいて向こうは属性とスロット持ちである。
    「プラチナ(金)なんだから長い白ゲがあってもいいじゃねぇか」とガンサーは嘆いたという。
    だが現実は非情である。
  • さらに言えば火雷はジンオウガの素材と紅蓮石だけで作れるのに対し、
    こちらはイベクエである「ファミ通・大角と巨鎚、再び!」をクリアしてファミ通PTを集める必要がある。
    このクエスト、大闘技場でディアブロス亜種とウラガンキン亜種を同時狩猟という結構な難易度なのである。
    そしてこのクエストでファミ通PTを5枚集めたとしてもまだ終わらない。
    黒角竜の堅甲×5、鋼鎚竜の上鱗×5はチケット集めのついでで手に入るのだが、
    さらに火竜の煌液をよこせと言われる。MHP3にて厄介さが数段増したあの金銀夫妻の素材である。
    そしてこの性能である。もはや生まれた時から死んでいたと言ってもいいかもしれない。
    • ちなみに、下記にあるシルバークラウンとゴールドクラウンが改へと強化できるのに対し、
      プラチナクラウンはここで打ち止めである。先があったからと言ってどうにかなるものではないが。
  • ついでなので同じファミ通のイベント武器であるシルバークラウンとゴールドクラウンについても見てみよう。

シルバークラウン

  • シルバークラウン改に強化可能。愛称は銀冠。
  • 性能は攻撃力:170(185) 砲撃レベル:放射3 属性:氷48 会心率15%。
    生産には「ファミ通・怒涛の突進祭り!」にて手に入るファミ通STが必要。
    クエスト名からして嫌な予感しかしないが、内容は逃げ場がない上に狭い小闘技場で、
    ホーミング生肉2号ことリノプロスの猛攻を避けながらブルファンゴを20頭討伐、
    しかもそれを裸でやれと言われる。最終強化に必要な11枚まで頑張ろう。
    • 氷属性ガンランスにはウルクスレイがあるが、会心率と属性値ではこちらが勝る。
      なので氷属性の利く相手ならこちらに分があるが、あちらは拡散レベル3である。
      なので実際の総ダメージ量的にはそれほど差はないかもしれない。
      しかしながら氷属性ガンスにはあの崩銃槍パシカムルバスがある。
      このパシカムルバス、ブースト込みで265の攻撃力があり、
      しかも放射型レベル4というイケメンっぷり。
      単純な期待値で言うなら下手な無属性物理強化のガンスよりも上という代物なのだ。
      斬れ味は緑だが、ヒットストップがない分多く突けると考えれば問題ない。
      やはりプラチナと同じく生まれが悪かった。
      ただ、下位の物としては作成時期、性能、作成難易度は優遇されており、
      序盤は役に立つだろう。

ゴールドクラウン

  • シルバーと同じくゴールドクラウン改に強化できる。やっぱり愛称は金冠。
  • 性能は攻撃力:170(185) 砲撃レベル:拡散3 属性:雷48 会心率15%。
    上記の王牙銃槍【火雷】とサンダーバードが鎬を削る雷属性ガンス枠に降り立った。
    この二つのガンランスの持たない拡散型というアドバンテージを持ち、匠で白40を得るという、
    これまでとは打って変わって優遇された性能。
    【火雷】は匠で白40、サンダーバードも白30が出るのは内緒。
    ぶっちゃけクラウン系はこれ一本あれば十分だった、と言い切るガンサーもいるほどである。
    生産には「ファミ通・状態異常を克服せよ」というイベクエの報酬であるファミ通GTが必要。
    ラングロトラ→ドスフロギィ&ウラガンキンという大連続狩猟である。
    ガンランス限定なので慣れていないときついが、下位のクエストなので守りを固めればクリア自体は楽。
    ただ、強化にはディアブロスのレア素材である角竜の延髄が必要になるので、少し製作難度は高め。

MH3G

シルバークラウン

  • 攻撃力は253と並、しかし問題はそれ以外の性能である。
    斬れ味は長めの緑ゲージ、20%の会心率に加え、防御力+10にスロットまで一つ空いている。
    極めつけは下位にしては破格の砲撃Lv3、もはや下位クエストはこの一丁があれば十分なほど。
  • しかし、それだけでは終わらない。これだけの性能を持ちながら、必要素材は
    ファミ通チケット×1、ファンゴの頭×2、草食竜の頭殻×2、竜骨【中】×8
    …おわかりだろうか、
    なんとクエスト「ファミ通・怒涛の突進祭り」だけで全ての素材が集まってしまうのである。
    他のクエストを一切こなさない内に、下位最高クラスの武器が手に入る。
    この様はもはやバランスの崩壊といっていい。
    ボルボローダーに役目を譲る事になるが、それまでの繋ぎとしては十分すぎる性能である。

ゴールドクラウン

  • 攻撃力は上位にしては控えめの391。
    斬れ味は長めの青ゲージを持ち、防御力と会心率も若干上昇。
  • MHP3と同じく、作成には角竜の延髄を要求されるため、製作難度が若干高い。
    下位ほどの大暴れは出来ないが、それでも上位にしては高い砲撃Lv4を生かせばまだ現役である。

プラチナクラウン

  • レア度はなんと10
  • 斬れ味は熾烈ナル修羅ニ墜ツ鎗と同等(匠を付けた場合も同様)。
    七星銃槍【玉衝】と同等の会心率30%を持ち、
    峯銃槍ジエン【噴牙】を凌駕する防御力+20を誇る。
    しかもスロットが2つ空いている驚異の性能…と思いきや、
    なんとも残念なことに、斬れ味以外に攻撃力まで熾烈ナル修羅ニ墜ツ鎗と同等の506、
    さらに前作同様無属性で、覚醒させても属性は付与されない。
  • なら砲撃をメインに、と行きたいところだが砲撃が通常Lv4と正直微妙であることに加え、
    その上生産にも火竜の煌液を要求される関係上、強化できるのは港ラスボス撃破後。
    下位のころとはうって変わって、見事なまでの残念武器っぷりである。
    せめて攻撃力があと100高いとか、覚醒を発動すると大化けするとか、
    G級序盤で使用できる等の仕様であれば、評価も変わっていたかもしれない。
    見た目がカッコいいだけに非常に残念である。
  • ライバル誌のコラボガンランスはレア度9にもかかわらず、あんなに優秀なのに…。

MH4(G)

シルバークラウン

  • 攻撃力230、氷80、会心率10%、防御力+5、放射1、スロット0。
  • 3本それぞれに個性があった過去作と違い、シルバー→ゴールド→プラチナへの強化が一本道化され、
    属性及び砲撃タイプは3本とも同じものとなっている。なんか悲しい。
  • 攻撃力230にデフォルト緑ゲージを持ち、前作より下がったが10%の会心率に、防御力は+5。
    イベント武器だけあって、序盤で容易に作れる氷属性のガンランスとして非常に優秀である。

ゴールドクラウン

  • 攻撃力276、氷100、会心率20%、防御力+10、放射2、スロット1。
  • シルバークラウンを強化するとこれになる。
  • 今作は氷属性のガンランスなのに、なぜか強化素材に火竜の尻尾を3つも要求される。

プラチナクラウン

  • 攻撃力345、氷140、会心率30%、防御力+15、放射3、スロット1。
    属性値はたったの140しか無く、クシャルダオラの最終強化ダオラ=ブリジアにはほぼ完敗といえる。
  • しかし、素で非常に長い白ゲージを持ち、更に匠で延長可能なため継戦能力は随一。
    ただしこの武器の場合、素の白ゲージが50を超えているので匠より業物の方が効果を期待できる。
    MHP3のガンサーの、「プラチナなんだから長い白ゲを」という願いがついに叶ったのである。
  • 強化素材としてギルドチケットSを要求されるため、素材集めは少々面倒。
    • 拡張パックである4Gにも登場するが、性能は上位止まりでG級性能にはできない。

MHX・MHXX

  • 今作はシルバーとゴールドは登場せず、
    プラチナトロフィーとして作製し最終強化の「プラチナクラウン」へと強化していく。
  • 性能は低めの攻撃力・高い会心率・防御ボーナス・長い白ゲージ・放射型まではMH4と同じだが、
    属性とスロットは無くなってしまった。
  • 最終強化のプラチナクラウンは会心率30%と白ゲージ70は良いのだが、攻撃力が160しかないのが難点。
  • MHXXの究極強化で「プラチナXクラウン」となる。
    性能は
    • 攻撃力280
    • 会心率35%
    • 防御+20
    • 放射型LV4
    • 延長不可の白ゲージ120
    • スロット無し
    となっている。
    斬れ味だけ見れば他の武器種における鎧裂武器のような活躍が期待できそうだが、
    残念ながら会心率込みでも攻撃力が低すぎる。

余談

  • MHP3では、一本一本がそれぞれのクエストに分かれているのだが、デザインは色以外一緒で、イベント武器にもかかわらずコンパチで済まされていることが当時はネタにされていた。
    • この反応を受けてか、MH4では強化によって銀→金→白金と色が変わる形式へと変更され、
      XXではプラチナのみの参戦となった。それはそれでなんか悲しいような……
  • ちなみに3本とも効果音は全て同じである。
    また、MHP3とMH3Gでは竜撃砲発射後の放熱ギミックが少し異なる。
  • 海外版MH3Uでは、Baron's Blazonという武器がこれに相当するポジションの武器である。
    MH3Gと同様、1つの武器を地道に強化していくというものになっている。

関連項目

クエスト/ファミ通シリーズ
武器/古龍銃槍エンブレム - ファミ通コラボのガンランス第一弾。
武器/スラッシュフォックス - 同じくファミ通とのコラボ武器。
武器/ブレインフォックス - 同じくファミ通とのコラボ武器。MH3Gでは当武器と使用チケットが同じ。
武器/チャージフォックス - MH4Gでのファミ通とのコラボ武器。