武器/ヒドゥンガンランス

Last-modified: 2024-01-17 (水) 14:29:51

目次

概要

  • 迅竜ナルガクルガの素材で作られたガンランス。
    目立つ砲身部分が隠れる構造になっている。
  • 先端が二叉に分かれた構造をしている。この間に砲身があるのだが、確かに説明文通り若干わかりにくい。
    盾の方は、ナルガクルガの刃翼を使用している。確かにあの硬度なら盾の素材にはピッタリだろう。
  • 生産段階ではヒドゥンガンランス。上位では、最終強化で夜銃槍【残月】となる。
    MHP2Gではティガ武器ティガバーストから強化して手に入れることもできる。

性能

  • ナルガ武器の例に漏れず、高い会心率と優秀な斬れ味を持つガンランス。
    その代わり攻撃力は低め。

夜銃槍【残月】

MHP2G

  • 砲撃タイプは通常型。
    最終強化でも通常4止まりなので、砲撃メインの攻めはあまり効率的ではない。
    高い会心率を活かした、砲撃を織り交ぜた突き重視の戦法が強力。
    また、紫ゲージが多くのナルガ武器より長くなっている。
    スロットも2つ空いており、付けたいスキルの多いガンランスにはありがたいところ。
    • ただ、この戦法の場合デゼルトスリンガー覇砲槍クーネアペカムが厄介なライバルになる。
      デゼルトスリンガーは会心率-20%の上、なしでは紫が出ないが匠時の紫が長大で攻撃力が736と優秀。
      覇砲槍クーネアペカムの方は斬れ味こそG級で緑止まりという代物だが、
      攻撃力759と会心率40%を持ち、スキルの組み合わせ次第ではこちらに迫る火力を得られる。
      加えて、緑ゲージが非常に長く、継戦能力の面では勝っている。
      こちらは地道に強化すれば天鱗不要の作りやすさと、スロット2を活かして差別化したい。

MHP3

  • ヒドゥンガンランスからヒドゥンガンランス改を経て夜銃槍【残月】に最終強化される様になった。
    砲撃は相変わらず通常型。
    なお、通常3に下がってしまったが、MHP3での大抵のガンランスの砲撃レベルが3止まりなので、
    相対的にはむしろ強化されたと言えなくもない。
    相変わらず会心率を活かした攻めは苛烈。
    スロットも2つ有るため、スキルの組み易さも変わらず。
    今回はフルバーストの登場により、通常型でも砲撃重視の戦い方が可能になったため、採れる選択肢は増えている。

MH3G

  • MH3Gでも続投したが、スロットは0に成ってしまった。
    また、夜銃槍【残月】に強化すると、見た目そのままにいきなり拡散型になるという妙な変化を遂げる。
    本作ではここから更に、希少種武器のエクリプスガンランス経由で七星銃槍【玉衝】に強化できるが、
    このエクリプスガンランス以降も拡散型である。

MHX(X)

  • 久々に登場。
    最終強化、夜銃槍【残月】の性能は
    • 攻撃力180
    • 会心率40%
    • 斬れ味は白20(匠延長可)
    • 砲撃タイプは放射型LV3
    • スロット2
    砲撃タイプは再度変更され、放射型に。なぜか異様に安定しない系統である。
    素で白ゲージが出るガンランスとしては期待値は最も低いが、本作の環境でスロ2が復活したのがありがたい。
    高い会心率も超会心と組み合わせてさらに伸ばすことができる。
    もっとも、要求スキルの多いガンランスだとそこまで要求するのは難しいが…。
  • MHXXでは限界突破によりG級強化が可能に。
    究極強化の銘は無明銃槍【妙諦】となった。スペックは、
    • 攻撃力290
    • 会心率40%
    • 素紫20(延長不可)
    • 砲撃タイプは放射型LV4
    • スロ2
    …と、超会心での運用に持ってこいである。
    しかし、ネルスキュラ武器のロイヤルガンバードが砲撃タイプが拡散4である以外同じスペックで、
    素紫10で60まで延長可能、さらに毒属性34まで付いている。
    誰がどう見ても喰われている。放射型なので味方を吹き飛ばしにくい事が差別化点になるか。
    G級ともなると流石に砲撃タイプが何であれ味方はほとんど吹き飛ばさないようにするべきだが。
    • ロイヤルガンバードとの差別化を考えるなら砲撃の種類だけでなく、その組み込み方も重要。
      単発砲撃が多いならロイヤル、フルバーストをよく使うなら【妙諦】と使い分けるといい。

MHW:I

  • MHW:Iにてナルガクルガ復活に伴い本武器も復活。…できなかった
    ギエナキャノンIIからヒドゥンキャノンIへ派生し、
    天鱗や全く関係無い属性のアンジャナフ亜種の牙を素材に最終的にヒドゥンキャノンIIとなる。
    その性能は以下の通り。
    • マスターランクの最終強化の中ではワーストタイとなる攻撃力529(武器倍率230)
    • ナルガ武器にしては低い会心率20%
    • 属性解放が必要だが、毒属性570は毒属性ガンランスの中で最高値
    • 素で紫ゲージ40を持ち、匠によって紫90まで延長可能
    • 発売直後の時点では最高レベルの拡散5の砲撃相変わらず安定しない砲撃タイプである
    • スロットはレベル1が1つ
  • 今作では毒属性ガンランスが全部で3本存在する。
    1本目はMHWから続投のクイーンバースト、2本目が復活したイャンガルルガの黒羽の銃槍IIである。
    並べて見てみると…。
    名前レア度攻撃力(武器倍率)属性値会心率砲撃スロット斬れ味(匠Lv5)備考
    クイーンバースト12667(290)毒:45015%通常6①‐‐白70(+白50)
    黒羽の銃槍II11621(270)毒:24025%放射6③‐‐白30(+白30紫20)パーツ強化対応
    ヒドゥンキャノンII10529(230)(毒:570)20%拡散5①‐‐紫40(+紫50)パーツ強化対応
  • 立場としてはかなり厳しいと言わざるを得ない。
    物理性能は2本に遠く及ばず、覚醒で毒属性を扱おうにもクイーンバーストの毒属性を伸ばせば済む話。
    砲撃中心に立ち回ろうとすると黒羽の銃槍IIに備わる放射6と此方の拡散5ではそこまで威力に差が出ない。
    むしろ装填数の差で負けている。
    では作成時期で差別化を図ろうとすると、
    クイーンバーストの1段階前のハイネスバーストの方が先に強化できる上、
    無属性武器として見てもそちらとせいぜい互角というありさま。
    超会心運用にした所で3本とも会心率をそれなりに備えている上、
    こちらより攻撃力、会心率で勝る黒羽の銃槍IIが適任。
    レア度が10のため、カスタム強化の枠は多い。が、それでどうこうなる差ではない。
    最終強化にラスボス後のモンスターの素材を用いるとはいえ、全方面で敗北するという結果を迎えてしまった。
    弱点の雷属性を扱う雷顎竜素材なんか使うから弱化したんじゃなかろうか
    天鱗まで使ってこの扱いのナルガクルガは泣いていい
    • 第一弾アップデートにより、カスタム強化の枠が増加した。
      レア10のヒドゥンキャノンIIは9枠ものカスタム枠があり、上2本に無い拡張性を手にすることができる。
      特に回復カスタムを用いる場合に役に立つだろう。
      ちなみに全て攻撃に詰め込んだとして、
      それでもなお黒羽の銃槍IIにすら届かないため、物理火力での立場はあまり変わっていない。
      その後、亜種希少種が復活することもなく、逆襲は叶わなかった。

MHRise

  • 発売時点では強化段階がヒドゥンガンランスII止まり。夜銃槍【残月】は実装されていなかった
    また、大半のナルガ武器が下位ナルガクルガ狩猟で解禁されるのに対し、
    ヒドゥンガンランスは上位ナルガクルガ狩猟で解禁となぜか差がある。
  • その性能は…
    • 他武器種よりやや低い攻撃力170
    • ナルガ武器らしく非常に高い会心率40%
    • 平均的な放射型LV4。今作ではMHXと同じ砲撃タイプになった
    • ナルガ武器共通のLv2スロット
    • まさかのナルガ武器唯一の素青ゲージ
    • 百竜強化は攻撃力強化III/会心率強化II/操竜の達人
  • 会心率こそ40%と非常に高いが攻撃力が170しかなく、
    極めつけにRiseのナルガ武器の中で唯一素で白ゲージを持たない
    MHRiseにはこういった中途半端なところで強化が終わってしまう武器がしばしばあるのだが、
    よりにもよって万能かつ高性能で有名なナルガ武器が割り当てられたことを嘆くガンサーも多い。
    • 一応狩猟笛もヒドゥン止まりで、こちらより攻撃力が低いのだが
      攻撃旋律があり、ちゃんと素白なのでこちらの方がより悲惨。
    総じて、Riseの各武器で猛威を振るうナルガ武器の中でも最も使われないものとなっていた。
    • ではガンランスの括りではどうかというと、会心率0%ながら攻撃力180に素白と放射LV5を兼ね備えた
      ガルハウルに取って代わられがち。強化に迅竜の鋭刃翼を使うので実質ナルガガンス
  • Ver.2.0にて待望の夜銃槍【残月】が実装。
    その性能は…
    • 他の武器種と同水準になった攻撃力180
    • ついに手に入れた素白ゲージ20
    • 会心率・スロット・砲撃レベルは据え置き
    • 百竜強化は会心率強化Iが会心率強化IIに、他は据え置き
  • 砲撃レベルは4のままだが、他のナルガ武器と同じくらいの攻撃力180になり、何よりちゃんと素白。
    ナルガ武器共通のLv2スロットも空いている。
    強化後についてもやはりというべきか、ガルハウルと似通った性能になっている。
    会心による殴りを重視するか、砲撃を重視するかで選んでいこう。
  • ただし、殴り運用の場合は他武器種同様、期待値で轟銃槍【虎砲】に上回られる。
    白ゲージもあちらの方が長い。
    • あちらは会心率がマイナスなので、残月が高い会心率を活かし、
      達人芸による快適性を重視する運用であれば十分に差別化可能。
      こちらにLv2スロットが空いている点も追い風である。
      この辺りは他武器種のナルガ武器とティガ武器の関係に似ている。
      • しかし、ガンランスにはガードエッジがあるため、
        ガードエッジを連発できる腕があれば、達人芸を切ることもできる。
        その場合はやや轟銃槍に軍配が上がるが、
        本武器の場合は達人芸を切った分を火力や生存スキルに回すことも出来るため、
        スロットや後述の砲撃タイプの件と合わせて夜銃槍は快適性の面で優位である。
    • さらに、轟銃槍は拡散型(2発)で本武器は放射型(4発)*1なので、
      ブラストダッシュの弾数に余裕がある点も見逃せない。
      加えて、ブラストダッシュは操竜蓄積も出来るため、本武器の百竜スキル「操竜の達人」とも相性が良い。
  • Ver.3.0で追加された赫耀シリーズとは相性抜群
    武器の2スロと合わせて超会心3+達人芸3*2を搭載し、
    防具の弱点特効と合わせて90%超会心達人芸を確保することもできる。
    • 龍気活性死中に活で火力も強化され、なおかつ護石枠がフリーとなるため、
      回避距離や翔蟲使いなどを入れることが可能*3
  • 最終的にはナルガ武器らしいクセのない性能となったので、殴りガンス入門にはオススメの1本といえるだろう。
    もうガルハウルが実質ナルガガンスとは言わせない

MHR:S

幾多の魂を吸って、おぞましい
苦を纏い昇華した夜銃槍。
漆黒の魔弾が獲物を撃ちぬく。
(夜銃槍【新月】)

古の凶手が生みだした暗器。
槍術を極めし者だけが、真の
力を発揮させる事が出来る。
(無明銃槍【妙諦】)

  • MR実装に伴い、本武器も強化先が追加された。
    ナルガクルガの登場はMR3と他の看板モンスターより少し早い*4ため、一足早く強化できる。
    殴りガンランスを主軸にしているハンターは強化して損はないだろう。
  • Ver.11からはナルガ希少種のガンランスへの派生先が増えた。詳しくはこちら
    派生を無視して強化していくと無明銃槍【妙諦】となる。
    MR50で入手可能な素材が必要なので最終強化時期は遅い。
    • 攻撃力300
    • 斬れ味は素で。延長不可
    • 会心率40%
    • 武器スロットはLv2が一つのまま
    • 百竜装飾品スロットLv1
    • 放射型レベル6
    他のナルガ武器同様に無属性であることと攻撃力の低さが足を引っ張ってしまっている。
    今作は会心率を補いながら攻撃力を上げる装備構成が組みやすくなったため、
    会心率をスキルやオトモでカバーして高攻撃力武器を使ったほうがいいとなっているのが現状。
    属性も上方修正され、通る相手には弱点属性の武器を担ぐほうがダメージがいいこともある。
  • 本武器は百竜スロットがLv1なので各種特効を乗せれないことも重くのしかかる。
    Ver.11で追加された傀異錬成によって百竜スロットを拡張できるようになったが、
    元々百竜スロットLv2を持っている武器はその分攻撃力を盛れるため差が縮まることはない。
    • Ver.13では錬成に砲撃Lv強化が追加。傀異スロット3枠でLv8まで上げられるため、
      引き続き殴りメインの運用をするのでなければ付けない手はないだろう。
  • 本武器の強みであった斬れ味についても、今作は素で紫が出ている武器もそれなりに多く、
    剛刃研磨や業物といった斬れ味をカバーするスキルを乗せやすくなったのも向かい風となっている。
  • 総じて、使えなくはないが他武器を使ったほうが早いという評価。
    Riseの時代と変わらず龍気活性との相性がよく、巧撃といった相性のいい強力なスキルも追加されているため、
    RTAの様な徹底的な火力追求が必要ない場面や、愛で使うといった分には問題なく使うことができるだろう。

MHXR

  • 通常種のヒドゥンガンランス、亜種のギリーガンランス、エクリプスガンランスが登場。
    ヒドゥンガンランスが水属性、ギリーガンランスが土属性、エクリプスガンランスが氷属性。
    加えて、特殊種であるナルガクルガ烈水種のものも実装されている。
  • 烈水種の烈銃槍【瀑布】(☆5)は、
    カラーリングが美しい鮮やかな蒼色に変化している他、
    銃槍と盾の装飾が銀色に変化しているのも特徴。

猛風銃槍【裏残月】

MHP3

  • MHP3から登場した緑色の亜種武器。
    ヒドゥンガンランス改からギリーガンランスに派生強化し、更に最終強化すると猛風銃槍【裏残月】になる。
    • 砲撃タイプは放射型になり、猛風銃槍【裏残月】で放射3と平均的。
      会心率こそ失っているが、優秀な斬れ味と攻撃力で放射型ガンランスでは物理性能は最上級。
      スロットも一つだけだがある。

MH3G

  • MH3Gでは、匠を付けないと斬れ味紫が出なくなってしまった上、
    砲撃も放射4止まりで、他のガンランスに比べて露骨に弱体化している。
    通常種武器の代わりか、スロットが2個空いているが…。
    • だが、覚醒させることで麻痺属性が付き、最強の麻痺ガンランスとして運用可能となる。
      むしろ、個性を重視するなら砲撃より直接攻撃に重点を置き、
      突きでダメージを稼ぎつつ麻痺を狙い、麻痺中にフルバーストと竜撃砲を叩き込むのがセオリーだろう。
      最強なのはライバルがぐらいしか無いというのもあるが、
      性能の低いものが多い麻痺武器としては、やはり破格の性能を与えられているといえる。

七星銃槍【玉衝】

七星の第六の具現。闇夜に光り、放たれる星の輝き。小さな命は儚く砕け散る。

  • MH3Gで初登場した、ナルガクルガ希少種の素材から作られるガンランス。
  • 外見はヒドゥンガンランスを月白色にした物。
    強化前はエクリプスガンランスで一発生産も可能。
    後半部分の読み方は「ぎょっこう」である。「たまつき」ではないので注意しよう。
  • 他の七星武器同様に、名前の由来は中国の道教思想に基づき北斗七星が意匠された刀剣の呼称から。
    玉衝の名は北斗七星を構成する星のひとつ、おおぐま座ε星アリオトの中国名に拠る。
    日本語的に「衝」に「コウ」の読みが存在しないことも難読性に拍車をかけるが、
    その元ネタの星の読み方がまさしく「ぎょっこう」なのであるから仕方ない。
    • 「玉衡」と書く例もある。こちらの方は日本語でも「ぎょっこう」と読めるためか*5
      こちらの字の方がより広まっているようである。誤字ではないはず

MH3G

  • 他の七星武器と同様、要らずで素で紫のゲージを持ち、
    素で毒属性を持つ(他に覚醒が要らない七星武器は大剣と双剣のみ)。
    会心率も30%あり砲撃も優秀と、欠点はやや攻撃力が低いこと位か。
    匠も覚醒も要らないのでガード性能砲術心眼体術業物スタミナ急速回復など
    欲しいスキルはいくらでもあるガンスにとってはかなり便利。
  • 砲撃は大砲モロコシと同値の拡散Lv5。
    しかし、斬れ味も攻撃力も明らかに此方のほうが上である。向こうは覚醒させると爆破属性がつくが…。
    スキル構成の一つとして装填数UP、砲術王、業物、ガード性能or回避性能を発動させ、
    砲撃メインで攻める「増弾玉衝」と呼ばれるスタイルが人気である。ただしテーブルによっては作成不能
  • 現在はHR8で受注可能なナルガ希少種のイベントクエストが配信されているため、
    HR40到達前でも作成が可能と言えば可能である。
    ただ、このクエストに登場するナルガクルガ希少種は何を隠そう強化個体
    HR8上がりたての実力でなんの対策も練らず挑めば、地獄を見ることになりかねない。
    楽をしたい場合は心してかかるべし。

MHR:S

  • Ver.11から復活を果たしたナルガクルガ希少種と共に本武器も復活。
    生産、強化派生の両方に対応しており、一発生産の際には朧月の欠片を要求される。
    刃翼の要求数はどちらもやや多いが、ガンランスであれば刃翼の破壊は容易だろう。
    性能のほうは
    • 攻撃力340
    • 斬れ味は素で短い紫、延長可能
    • 会心率0%
    • もはや無属性に等しい毒属性14
    • 武器スロットはLv4とLv2が1個ずつ
    • 通常種と変わらず百竜装飾品スロットLv1
    • 放射型レベル7
    となっている。
  • 近接のルナルガ武器全体に言えることだが、性能が様変わりしており3G時代とは別物と考えたほうが良い。
    本武器を運用したいのであればなんらかの方法で斬れ味をカバーすることは避けられないだろう。
  • 会心率が0%になったり属性解放が不要とはいえ毒属性値がさらに低下したりと
    過去作と比べてデメリットが少し目立ってしまうが、もちろんそればかりではない。
    なんと武器攻撃力は上から数えたほうが早いレベルまで強化されている。
    しかも武器スロットはあのカムラノ傑銃槍と同等と、拡張性はすさまじい。
    百竜スロットはレベル1止まりなので、そのままでは各種特効を利用できないのは難点か。
    傀異錬成でLv2へと拡張可能になったが、攻撃力強化も強力なので悩ましいところ。
  • 今作のルナルガ武器はMH3G当時とは逆に紫ゲージ+白ゲージの長さが短めで通常運用には難儀する一方、
    MHR:Sで新登場したスキル、研磨術【鋭】との相性の良さがクローズアップされている。
    とりわけガンランスであるこの武器は砲撃の連打やフルバースト、
    鉄蟲糸技のフルバレットファイアによって斬れ味を削りやすく、研磨術【鋭】の発動が容易いという利点がある。
    重めになりやすいスキル構成についても、豊富なスロットという点でシナジーを持ち、相性は中々のもの。
    かつてのように武器性能自体が非常に優秀というわけではないものの、
    光るものはある武器であるので、運用の際はしっかりスキル構成や戦術を熟考したい。
    • Ver.14から武器の傀異錬成スロットを解放した際ボーナスが付与されるようになり、
      Ver.16現在は最大で攻撃力+40と斬れ味+20が付与されるようになった。
      斬れ味が増えたため、研磨術【鋭】との相性はほぼ誤差レベルではあるが悪くなってしまった。
  • Ver.12において新スキルの蓄積時攻撃強化が実装。
    それに伴いおまけ程度でしかなかった毒属性が本スキルを活かすためのトリガーとして起用するようになった。
    Ver.13ではヘイルカッターの上方修正や砲撃レベル強化の実装に加え研鋭珠IIの実装、
    さらに蓄積時攻撃強化が傀異錬成で出るようになったなど、本武器にとっても追い風といえる環境になった。

暁銃槍【明月】

MHX

  • MHXで登場した白疾風ナルガクルガ素材を用いたガンランス。
    ラファガガンランスを一発生産してレベル10で暁銃槍【明月】になる。
    その性能は
    • 攻撃力190
    • 会心15%
    • 斬れ味は白50(匠延長可)
    • 砲撃は放射型レベル3
    • スロットなし、狩技ボーナスつき
  • 他の白疾風武器同様、通常種より会心率を落としてスロットを消した代わりに
    攻撃力がわずかに上がって白ゲージが大幅に伸び、二つ名特有の狩技ゲージが溜まりやすい特性を得た武器。
    • 砲撃は同じ放射3で期待値はほんのわずかにこちらが劣るだけなので、
      スキルの組みやすさと作りやすさでは通常種武器、
      斬れ味白の維持しやすさと狩技で二つ名が上回っていると言ったところ。
      作れてしまえば、業物を付ける必要もない白ゲージを持つ【明月】の使いやすさが勝るだろうが、
      何せ二つ名武器なので生産難易度が高い。
      そこまで大きな差はないので通常種武器でも十分、という見方も可能である。
  • 他の武器種では素白武器は燼滅刃武器という大きな壁があるが、
    ことガンランスに関しては砲撃タイプで差別化できているので特に気にする必要はない。

MHXX

  • MHXXの究極強化で「曙光銃槍【飄風】」となる。
    • 攻撃力300
    • 会心率20%
    • 斬れ味は素で紫50で延長不可
    • 砲撃は放射4
    • スロットなしと狩技ボーナスはそのまま
    性能の傾向・通常種武器との関係ともにほぼ変わらず。
    紫ゲージの補正弱体化に伴い、一部の素白ゲージ武器に期待値で上回られているのが悩み。

余談

  • MH3Gでは通常種武器が通常型、亜種武器が放射型、希少種武器が拡散型なので、
    この系統は同じ武器の色違いで全ての砲撃タイプが揃う珍しいガンランスである。

関連項目

モンスター/ナルガクルガ
モンスター/ナルガクルガ/派生作品
モンスター/ナルガクルガ亜種
モンスター/ナルガクルガ希少種
モンスター/白疾風ナルガクルガ
武器/ナルガ武器


*1 砲弾装填を搭載しない場合
*2 ガードエッジを連発出来るなら自由枠となる
*3 ただし、龍気活性はマルチでは非推奨なので注意。詳しくは龍気活性の記事を参照。
*4 例外としてマガイマガドもMR3のほぼ同時期に登場する
*5 均衡、平衡などで用いられる漢字で「はかり」を意味する文字