武器/ロスカグレモス

Last-modified: 2024-12-04 (水) 01:53:35

泥土を纏う土砂竜の銃槍。劣悪
な環境にも耐えうる設計に裏付
けされた強度と砲撃が魅力。
(ボルボローダー、ボルボローデン)

極めて強度の高い銃槍。過酷な
環境に耐え、激しい衝撃をもの
ともしない頑丈さが光る名品。
(ロスカシュラム、ロスカグレモス)

MH3Gにて初登場したガンランス。
同じくMH3Gにて登場した、亜種素材を用いたガンランスについても本項で解説する。

目次

概要

  • ボルボロスの素材を贅沢に使って作られたガンランス。無骨な槍身が特徴。
    砲撃音はサイレンサーが効いたような静かめの音。
  • ロスカシュラムに強化すると、鉾先と盾に金属製の刃が追加される。

性能

MH3G

  • ボルボローダー→改→ボルボロボーデン→ロスカシュラム→ロスカグレモスと強化可能。
    最大の特徴はその攻撃力で、なんと667
    斬れ味や会心率を抜きにした単純な攻撃力の数値では、MH3Gのガンランスの中で堂々の第1位である。
    歴代シリーズまで見渡しても、これを超える攻撃力はそうそういない。
  • 砲撃も放射型LV4であり、使いやすい。竜撃砲フルバースト、どちらの立ち回りもできる。
    更にスロット2。柔軟なスキル構成まで可能。
  • そんな破格の待遇であるが、
    最大の利点はG級最序盤でボルボロスを回していればすぐに作れるということだろう。
    素材もボルボロスを狩ればロスカシュラムが出来、
    それにドボルベルク(亜種)の霜降りのコブを足せばG★1の時点で作れてしまう。
    正にG級序盤のエースと言えるだろう。
  • ただし、欠点は素で斬れ味が青で、がないと白にならない、覚醒できないという点か。
    会心率-25%も無視できない数値である。
    属性武器が揃ってくるとあまり使われなくなり、
    七星銃槍【玉衝】破岩銃槍ズヴォルタ辺りにとって変わられることが多い。
    砲撃がLV5まで届かないのも惜しい。

MHXX

  • ボルボロスの復活によりこの武器も復活した。
    骨素材ガンランス「ゴーレムガンランス」LV3から派生できる他、
    上位土砂竜素材でボルボローダーLV1を、G級土砂竜素材でボルボロボーデンLV3を一発生産可能。
    派生先がロスカシュラムとなり、ボルボロボーデンはそのまま究極強化が可能になった。
  • ちなみに、今作のボルボガンス二種は砲撃音が乾いたような感じの音に変わっている。

ボルボロゼミュラ

鍛え抜かれたボルボローダーの
最終型。放たれる強力な砲撃は
獣竜が如き雄叫びを上げる。
(ボルボロボーデン)

  • まずボルボロボーデンの究極強化、ボルボロゼミュラLV5から。
    • 圧巻の攻撃力350
    • ボルボ武器らしい会心率-10%
    • 斬れ味は素で長い緑120のみ、匠+2で青30白20
    • スロットは1つ
    と匠をつけないと緑までしか斬れ味がない。
    • 砲撃は【放射型】、3Gでは惜しくも届かなかったLV5を獲得した。
      斬れ味の悪さに関しては鈍器で解消可能で、
      XXでは鈍器の仕様が変更されたことにより鈍器運用も実用的。
      • と言いたいところだが鈍器込みでも攻撃力300の白ゲージ相当と非常に貧弱。
        会心率も中途半端で痛恨会心も適さないと少々心もとない。
        とはいえ、匠の白を軸に据えると砲撃主体運用では斬れ味がかなり頼りないので、
        継戦性能を重視するならやはり鈍器軸がおすすめだろう。
    • 究極強化時期はG4。
      また、この武器ならではの利点として【放射型】のガンランスでは唯一、HR解放前に砲撃LV5になる
      他の砲撃タイプを含めてもHR解放前にLV5になるのは突き性能が脆弱な竹銃槍【タツオドシ】しかないので、
      砲撃主体の運用スタイルなら作って損はないだろう。

大撃銃槍ロスカザタン

ロスカシュラムの最終進化形。
その砲身から繰り出される
一撃は大地をもえぐり取る。
(ロスカグレモス)

  • 一方、ボルボロボーデンLV3からG級獰猛化素材を投入するとロスカシュラムに派生。
    ロスカグレモスを経て、2回の強化で究極強化・大撃銃槍ロスカザタンとなる。
    • こちらも圧巻の攻撃力360
    • しかし会心率も-25%と低い
    • スロットは増えて2つ
    • 斬れ味は素で青50、匠追加分は全て白(50)となる。
    と3Gの頃を彷彿とさせる性能になっている。
    • こちらも砲撃タイプは【放射型】。残念ながら砲撃LVは4にとどまっている。
      今作ではマイナス会心がプラスとなる痛恨会心が存在するため、
      マイナス会心を打ち消さずとも十分に性能を活かせる。
      ただし匠と痛恨会心を合わせても匠のみの渦動鬼銃槍【荒御鋒】より若干高い程度なので
      そちらが完成したあとはお役御免となるだろう。
    • 究極強化に獰猛化素材と砕竜の弾頭殻が必要になる。
      これは猛り爆ぜるブラキディオスからのみ入手できる素材のため、
      製作できるのはHR解放後となる。

MHRise

  • ワールドでは皮ペタ武器となってしまっていたが、本作は名称共に本武器が帰ってきた。
    骨武器からの強化派生と一発生産に対応しており、一発生産の素材が若干増える程度で製作難易度は低い。
    最終強化はボルボロボーデン。上位中盤手前あたりで強化が止まってしまう。
    • 攻撃力200
    • 斬れ味は素で青10,匠4で白ゲージが出る。
    • 会心率-20%
    • 防御力ボーナス+20
    • 武器スロットはなし
    • 放射型レベル4
    • 百竜強化は会心率強化II/防御力強化II/痛恨の一撃
      骨銃槍IIから強化すれば攻撃力強化IIを継承可能。
    百竜強化の痛恨の一撃はいわば痛恨会心とほぼ同じようなもの。マイナス会心を持っている本武器との相性はいいが、
    骨銃槍を強化して攻撃力強化を持っていけるため安定をとりたいなら攻撃力強化を選んだほうがいいだろう。
    もちろんロマンを求めて痛恨の一撃をつかうのも全然あり。
  • 強化が早い段階で終わってしまうため、後半になると性能面で置いて行かれてしまう。
    ストーリー攻略中なら全然使える性能なので、その時に思う存分使ってやろう。
  • 本作の砲撃音は放射型共通の若干小さめの音。

MHR:S

威容に満ちた堅牢な銃槍。
凄まじき砲撃音に天地は震撼し
標的は塵も残さず砕け散る
(ボルボロゼミュラ)

  • MR実装に伴い、本武器も強化先が追加された。
    一発生産はないため、下位から順に強化する必要がある。
    序盤で一旦強化が終わってしまうため最終強化はしばらくお預け。
    MR20で入手可能な素材を用いて強化、
    XXとはまた違う銘であるボルボロタフデスを経て、
    傀異化した竜骨を投入し最終強化、ボルボロゼミュラとなる。
    • 攻撃力350
    • 斬れ味は素で白60,匠1からが出る
    • 会心率-20%
    • 防御力ボーナス+20
    • 武器スロットは変化なし
    • 百竜装飾品スロットLv2
    • 放射型Lv7
    何があったボルボロス。
    なんと斬れ味が別武器レベルで改善されている。素の白ゲージは十分な量でしかも匠1で紫ゲージが出現。
    傀異錬成で斬れ味強化を採用すれば素で紫ゲージの出るボルボロス武器という今までの常識を覆す現象が起こる。
    • 傀異スロットをLV5まで解放すれば紫10が追加される為、斬れ味強化に充てていた分の傀異スロットが自由となる。
      傀異スロット拡張LV6、攻撃力強化LV4ともなれば+50され、攻撃力は400と凄まじい数値に。
      紫ゲージ補正も加味すれば、会心率-20%があれど期待値はかなりの物となる。
  • 欠点としては武器スロットとマイナス会心だろう。
    武器スロットがないため拡張性に乏しく、スキル構成はある程度妥協が必要になってくる。
    マイナス会心は会心率を盛りやすくなった環境の本作ではデメリットのほうが強い。
    続投している痛恨の一撃を使ってもいいのよ?
    他にも上位互換の武器が多いといった問題点を抱えてはいるものの、
    ボルボロスの武器としてみれば間違いなく成長したといえる。

ロスカアヴァランシ

氷砕竜の氷殻で作られた銃槍。
砲身から繰り出される砲撃は
雪崩をも吹き飛ばす。
(ヴァスカクラスター)

氷山を切りだしたかのような、
冷気を放つ銃槍。凍てつく穂先
は触れた獲物を氷像と化す。
(ロスカトルメンタ、ロスカアヴァランシ)

  • ボルボローダー改から亜種素材を使う事で、
    ヴァスカクラスター→改→ロスカトルメンタ→ロスカアヴァランシにも強化できる。
    ロスカトルメンタからは通常種派生と同様、金属製の刃が付く。
    氷属性だからか、なんとなく氷の刃に見えなくもない乙なデザインである。
    • よく観察すると分かるが、内部の一部分の色が通常種武器のままであることが確認できる。
  • ボロス武器の作成難易度の低さも健在だが、アグナコトル亜種の潤った重胸殻が必要な点には注意。
  • 数少ない氷属性ガンランスだが、攻撃力は552と控えめになり、スロットは1つになった。
    その代わり、会心率が-5%とボロス武器としては非常に高く、氷属性500が付加されるなど、
    ディアブロスやジエン・モーランなどに猛威を振るう武器と化した。
  • 砲撃は通常型LV4であり、放射型のロスカグレモスと違う点には注意。
    基本は突いて氷属性を叩き込み、そのコンボの終点に叩きつけからのフルバーストをぶっ放す…
    などと言った使い方になるだろう。
  • 斬れ味は素で白まであるが非常に短いので、斬れ味レベル+1(紫は出ない)や心眼等でカバーする必要がある。
    属性値の高さには目を見張るものがあり、スキルや戦い方次第では一線級の活躍もできるが
    やはり癖が強く、運用が難しい点は否定できない。
    これで素の白ゲージがもう少し長いか、匠で紫ゲージでも出れば評価は一気に高くなっていただろうに、残念である。
  • あと一歩が足りない惜しい性能なのだが、MH3Gにおける氷属性ガンランスはロスカアヴァランシと
    ウルクスス素材のウルクスラヴィーネ(攻撃力506、氷属性310、拡散LV3、匠で青→白)しかなく、
    実用的な氷属性ガンランスはロスカアヴァランシ一択という状態だったりする。
    ガンランスに限った話ではないが、3Gは全体的に氷属性が冷遇気味である。氷だけに
  • ヴァスカクラスターおよび改の砲撃では、ガンランスの砲撃音とは思えない程のすさまじい轟音が鳴り響く。
    しかし、ロスカトルメンタに強化すると何故か強化前より音がしょぼくなってしまう非常に残念である。
    まあガンランスの砲撃としてはこれでも充分な音なのだが…。

余談

  • 何故か砲撃音が異様に安定しない傾向にある。
    MH3Gの時点で通常種派生2種/ヴァスカクラスター(改)/ロスカトルメンタ以降の3種類の音があったのだが、
    MHXXでは一切関係のない新SEに変更。
    更にMHRiseでは砲撃音共通化のせいで更に違う音になる…という謎の遍歴を辿っている。

関連項目

モンスター/ボルボロス
モンスター/ボルボロス亜種
武器/ボロス武器