MH3G, MH4(G), MHX(X)のイベントクエストをこなすことで作成できるスラッシュアックス。
目次
概要
- デザインはファミ通のマスコット「ネッキー」をモチーフにした黄金の狐のレリーフと、
アルファベットの"e"及び"b"の形をした黄金色のフレームが組み合わせられたもの。
数あるスラッシュアックスの中でも特に大きく、非常に目立つ。- どれくらい大きいかと言うと、納刀状態ではハンターがすっぽり隠れ、
斧モードの待機モーションで刃先が地面に埋まる。
剣モードになると更にその大きさが際立つが、リーチは他のスラアクと同じなので安心してほしい。
- どれくらい大きいかと言うと、納刀状態ではハンターがすっぽり隠れ、
MH3G
- MH3Gでは作成には2012年1月13日に配信されたイベントクエスト「ファミ通・大角と巨鎚、決戦!」の
報酬「エンブレチケット」と各種G級素材が要求される。
逃げ場の無い闘技場でG級ディアブロスとウラガンキンを同時、
2頭討伐後はさらにディアブロス亜種とウラガンキン亜種を同時に相手にせねばならず、
ソロプレイヤーにとっては非常に難易度の高いクエストになっている。
MH4
- MH4では作成には2013年11月15日に配信されたイベントクエスト「ファミ通・ケチャワチャ包囲網」の
報酬「エンブレチケット」と各種上位素材が要求される。
立体闘技場での上位狂竜化ケチャワチャ2頭が同時に出現する。
2頭同時、後ほど狂竜化するとはいえ攻撃力は上位通常個体とさほど変わりが無く
撃龍槍も使用できるためさほど難易度の高いクエストではない。
MHX
- MHXでは作製には2016年2月19日に配信されたイベントクエスト「ファミ通・泡狐竜に突撃取材!!」の
報酬「ファミ通チケット」と各種上位素材が要求される。
原生林でのタマミツネ3頭の連続狩猟であるが、通常個体が1頭ずつの上乱入もなく、
さほど難易度は高くない。ようやく狐相手のクエストで手に入れられるようになった。
性能
MH3G
- MH3、MHP3には無かった初の氷属性の強撃ビン持ちスラッシュアックス。
攻撃力1196、匠を付ければ長い紫ゲージが付くなど、なかなかの性能である。
- これの登場で、これまで唯一の氷属性斧であったギガゲイルフロストが
完全に空気になってしまった……かと思いきや、スラッシュフォックスの氷属性値は120とかなり低いため、
ディアブロスの頭部の様に肉質が硬く、氷に弱い部位を攻撃するならギガゲイルフロストの方が優位となる。
属性はギガゲイルフロスト、物理はスラッシュフォックスと使い分けていこう。
- 一方強撃ビン持ちの斧として見た場合、爆破属性によって破格の瞬発力を誇るエクリクシー、物理攻撃力最高のKND、
総合性能で最強と呼ばれる開陽といった強豪が存在するため、やや影が薄い。
だが、スラッシュフォックスにも一線級のスペックを持ちながら破格のスロット3という長所があり、
スキル選択の幅が広がるという点では、決して見劣りしない性能といえる。
- イベクエで手に入る武器は大抵そのクエストに登場するモンスターの素材で作製したりするものなのだが、
この武器に関しては、ディアの素材もガンキンの素材も使用せず、ジンオウガとナルガの素材で作成される。
その割に武器自体の属性は雷でも毒でもなく、氷を得るという妙な事態が起こっている。
MH4(G)
- 上位イャンガルルガの素材で特報隊専用斧【仙狐】に強化ができるようになった。
攻撃力972、強撃ビンにスロットが3つと作成難易度は容易ながら生産品としてはトップクラスの性能。
匠を付ければ短いながら白ゲージが付く。
- 特報隊専用斧【仙狐】まで強化しても氷属性値は110とかなり低いため、
属性は降雹斧キリン、物理は特報隊専用斧【仙狐】と使い分けをするといいだろう。
- MH4Gでもこの武器が作成可能なイベントクエストが配信されたため、見事続投を飾った。
しかしながら、MH4時代のほとんどのイベント武器の例に漏れず、残念ながらG級強化先は登場していない。- それでもG級までのつなぎとしてならば十分やっていけるとは思われたものの、
そのつなぎポジションという点でもまさかの強敵が立ちはだかることとなった。
MH4Gになって新たに追加されたクシャルダオラのスラッシュアックス、パルザ=ダオラである。
あちらは仙孤を上回る属性値を持ち、それでいて仙孤と同等の攻撃力に加え、
さらにそれを補強する強撃ビン搭載、おまけに微弱ながら会心率+5まで併せ持つという強敵である。
その上、パルザ=ダオラはG級強化先も用意されているため、将来性も抜群。
ちょうどG級への準備にぴったりなイベントクエストの相手がクシャルダオラであるという点も痛いところ。
一応、3つのスロットやわずかに早めな作成可能時期などで、辛うじて差別化できていると言えるか。
- それでもG級までのつなぎとしてならば十分やっていけるとは思われたものの、
MHX
- 生産時こそタマミツネの尻尾が要求されるが、それ以外はイベクエとは無関係な素材が要求される。
最初の強化に金火竜素材、最終強化に崩竜素材や巨獣の氷玉が要求され、作成可能時期は遅い。
イベントクエストは比較的簡単とはいえ、チケットは6枚必要になる事もあり、3G程ではないが作製には苦労するだろう。 - 最終強化の特報隊専用斧【仙狐】の性能はMH4と同じで、決して弱くはない。
しかし、MHXの氷強撃剣斧は
スロットは無いが同攻撃力に会心率5%、高い属性値に匠で白70という圧倒的斬れ味のジャナフ=ダオラや、
斬れ味こそやや劣るものの高い属性値に圧巻の攻撃力230にスロット1も付く巨攻・餓斜ン牙機ン、
スロットは無いが攻撃力会心率属性値斬れ味全てで優る上狩技ゲージボーナスまで付く黒兎剣斧アウリスクレ
などの強豪犇めく激戦区となっている。 - ならば本作では希少なスロット3を生かして…と言いたい所だが、
攻撃力こそやや劣るが匠無効の白ゲージに毒属性を持つ幻視のバロールや、
攻撃力で優り、青ゲージこそ短いが匠で長い白が出る大海賊Jアックスなどが立ちはだかり、
仙狐の立場はなかなか厳しいものがある。
特に、同じく巨獣の氷玉が必要なアイツよりも優先して作られる事はまずないと言えるだろう…
MHXX
- イベクエ武器であるこの武器にも、G級強化先が用意された。
究極強化の真・仙狐剣斧は攻撃力300に氷15と物理属性共に控えめな上、
斬れ味も素白20と不安が残り匠でも白が伸びるだけで紫が出ない。
本作の氷属性最強と名高い餓斜ン牙王の大解放の緑ゲージと同程度の火力しかないのである。
ならばスロットで差別化と言いたいとこだが、
スロ3武器の宿命としてカマキリが例のごとく立ちふさがる。
属性こそないものの、こちらより30高い攻撃力330に、
こちらの白と全く同じ長さの延長可能な素紫20により物理火力の差は歴然。ついでに形こそ大きく異なるが金ピカ
属性値15だけではどうにもならないだろう…
…というかこの属性値、上述した物理特化のはずの大解放にすら僅差で劣る始末。
氷属性では唯一のスロ3ではあるものの、上記2振りには到底かなうはずもない。
- 違う武器種の話だが氷属性ハンマーにおけるノルド=ガイアルクは、
こちらと同じく武器種内で唯一の氷属性スロ3武器というポジションであり、
攻撃力は同じ300だが、こちらよりもう少しマシな属性値25、
そこそこの会心率25%、やや長めの素白40によって、
絶妙な地位を築いているのを見るとこちらの本体スペックの低さが余計に悔やまれる。
特に物理火力を補う会心率や長めの素白ゲージはこちらにとっても喉から手が出るほどほしいライバルとの差別点である。
- 究極強化には巨獣の天殻やG級崩竜素材、希望の証XXを要求され、強化難度は割と高い。
巨獣の天殻はガムート剣斧2種でも使う上、大解放の方には2つも使うため、こちらに回される事はまずないだろう…
余談
- 海外版のMH3Uでは、Dragon's Roarという武器に差し替えられている。
外観はほぼ同じだが、色が金色からエメラルドグリーンに変化しており、支柱がドラゴンのようなデザインになっているのが特徴。
性能、及びイベントクエストの内容はMH3Gと全く同じである。
- フォックス(狐)で氷属性ではあるが、氷狐竜とは特に関係性は無い。
関連項目
クエスト/ファミ通シリーズ
武器/ブレインフォックス - ファミ通コラボのフォックス武器仲間。火属性ランス
武器/フォックスクレスト - 爆破属性太刀
武器/チャージフォックス - 火属性チャージアックス
武器/フォックスブレイド - 雷属性大剣
武器/バレットフォックス - 水属性ライトボウガン
武器/プラチナクラウン - フォックス武器ではないがファミ通コラボ武器仲間
武器/古龍銃槍エンブレム - 同上