地上最強の生物の遺伝子を持つ規格外の逸品。
赤髪を逆立てる姿はもはや武器ではない何か。
(鬼ノ貌)
地上最強の生物が持つ絶対的戦闘能力を凝縮。
大国すらも震えあがる鬼ノ貌の最終型。
(鬼ノ現身)
MHP3、MH3G、MH4(G)、MHX、MHXXのイベントクエストをこなすことで作成できるハンマー。
読みは『おにのかお』。
目次
概要 
- 溜めると赤い毛が逆立つギミックがあるが、原作に登場する範馬勇次郎
をイメージしたものである。
また、「範馬」と「ハンマー」をかけていると思われる。
ついでに原作にはジャック・ハンマーという人物も出てくる
性能 
MHP3 
- その攻撃力は驚異の280で、ブーストで295まで上がる。
これはMHP3のハンマーどころか全武器中ダントツである
(ただしヘビィのバセカムルバスはパワーバレルによって301まで上げることができる)。
しかし会心率-70%、斬れ味が強化しても緑止まりなので非常に使い勝手が悪い。
抜刀術【技】、弱点特効などの会心率を上げるスキルをつけることで、一応クリティカルが出る…がやっぱりネタ。
しかし、会心が出たときのダメージこそ、まさに地上最強の威力であると言える。
抜刀術が以前の仕様であれば…。
- 同ランク帯と比べると物足りない
というか戦力外性能というだけで、初期武器レベルに弱いというわけではないため、
そのネタ性能を体感したいのなら使って見るのもいいだろう。そんな人そうそういないとかいっちゃダメ
MH3G 
- 会心率は-70%のまま、武器倍率は280と前作と変わらず続投。
…と思いきや、何と上位武器である点も変わっていない。
にもかかわらず武器倍率は同じくマイナス会心を持つあの震撃鎚グロンド・ギガより10低いだけで、
あろうことかG級武器も含めてハンマー全体を通して攻撃力は何と4位。
繰り返すがこれは上位武器である。もちろん全上位武器で最高である。
この超攻撃力に加え、匠でも超長い緑ゲージが伸びるだけという点も覚醒で雷180しか得られないという点も
どちらもG級にならないと発動できないため気にならず、今作ではG級があるため
上位武器の攻撃力が前作と比べて控えめになっており、相対的にかなり強化された。
- ただ、抜刀術【技】もG級にならないと発動できず、裸でジンオウガを数回狩猟する必要があるという点も変わっていないため、
この武器の性能に目を付けて攻略用ハンマーとして作成するために上位武器でクエストを連戦するくらいなら
これより弱い武器でG級序盤モンスターを連戦して武器を強化した方が割がいいので、やはり出番は少ない。
- ところが、この武器であのジョジョブラキを倒したとんでもない猛者が現れてしまった。
MH4(G) 
- 性能自体は前作とほぼ同じだが、今回はなんともう一段階強化することが可能に。
強化することで「鬼ノ現身」となり、攻撃力は驚異の1248に。
純粋に攻撃力だけを見るならば、依然として上位武器のなかでトップである。
……攻撃力だけを見るならば。
- 強化しても相変わらずの会心率-70%に、匠をつけても斬れ味緑止まりなので、結局浪漫武器のままだった。
マイナス会心と斬れ味緑を加味すると攻撃力819の白ゲージ武器と同等の性能であり、
無属性ハンマーとしては低い方となる。
覚醒でつく雷属性も150なうえスロットも1つだけと、こちらも相変わらず。
ぶっちゃけ覚醒を発動させるなら、物理期待値も含め全ての面で勝っているテッケンの方がいい辺り、
前作と似たような道を歩むであろうことは想像に難くない。
- MH4のイベント武器はほとんどのものにG級強化先が用意されていない。
そしてやはりと言うか当然と言うか、この鬼ノ現身に関してもそれは例外ではなかった。
G級へのつなぎとして利用しようとしても、こんな性能ではまともに戦っていけるはずもなく…。
よって、MH4Gではもはや話題にすらほぼ一切上らない、不遇という言葉すらぬるいほどの空気となってしまった。
まさに地上最低の武器の誕生である…。
元からそうだったしもうこれ以上落ちることはないって?
MHX 
- 本作でも登場。作成するには裸で獰猛化ガムートの狩猟が必要。
ダメージの上がっている獰猛化モンスター相手ということで恐怖を覚えることうけあいだが、
裸クエストは補正がかかっているため、爪・護符・防御飯があれば獰猛化部位からの攻撃でも一撃は耐えられる。
- 攻撃力は最終強化の鬼ノ現身にて280と本作ハンマー中最高攻撃力を誇る。
しかし、強化しても相変わらずの会心率-70%に、匠をつけても斬れ味緑止まりなのも変わらず。
覚醒は存在しないため、完全な無属性武器になった。- ちなみに攻撃力最高の座は風化した弓に奪われている。
- 斬れ味との都合、本作からの新スキルである、鈍器使いとの相性は良い。
ただし、ハンマーという武器種は斬れ味補正の恩恵を大きく受ける武器のため、
会心率-70%も相まって鈍器使いを発動させたとしても白ゲージ持ちのハンマーに対抗しづらい。
やはり浪漫武器である。- また会心・鈍器込みの期待値は243とかなり低めで、
同じ鬼の名を持ち長い緑ゲージを持つ鬼鉄(鈍器込みで245)にすら劣ってしまう。
- また会心・鈍器込みの期待値は243とかなり低めで、
MHXX 
- ついにG級の強化先が登場。その名も鬼ノ貌・哭。
攻撃力は370まで上がるが、風化武器やデアマンテが380に達するため
ハンマー最高攻撃力の座からも陥落。
斬れ味こそ匠で青が出るようになったものの、会心率は相変わらず-70%なのでやっぱり不遇…
ではなかった。 - MHXXからの新スキル、痛恨会心によりぶっ飛んだマイナス会心を一気にフォロー可能に。
鈍器スキルの仕様変更や紫ゲージの弱体化も相まって、期待値的にはそれほど悪くなくなった。- とはいえ別に高いわけでもなく、鈍器と痛恨会心の2つを使ってフォローして
スキルなしの轟槌あたりとおおよそ同程度。
しかし、210もの長さを持つ斬れ味緑によって圧倒的な継戦能力を持つため、差別化は容易である。
本作は斬れ味維持に関するスキルが豊富なので、
轟槌辺りに斬れ味維持のスキルを盛った方が圧倒的に使い勝手がいいけど。
- 期待値ではスキルを適切に組んだ一線級ハンマーに及ばないが、痛恨会心が発動した場合の破壊力は随一という、
ネタ浪漫武器としてしっかりと輝くものを手に入れたと言えるだろう。
その場合でも匠で白が出て攻撃力もこちらより高い風化鎚やサダイメリキの方が上手なのも内密に。
- さらに言えば上述したデアマンテが攻撃力380に会心率10%で
スロットこそないが二つ名故に狩技ゲージブースト付きで、
斬れ味が全く同じであるためどうあがいても性能ではなけなしのスロット1以外勝ち目がないのは内緒。
- 余談として、本作の攻撃力最強は攻撃力410の鏖弓シャンギー。
同じコラボ元である仁剣【創面】はグロズヌィと並んで全武器でも2位の攻撃力390を確保しており、
こちらはスキル構築次第で普通に最強格の大剣として運用可能になったため、
カタログスペック・実運用の両方において今一つ突き抜け切れていない鬼ノ貌はさらに肩身が狭い事に…。
なお、攻撃力399に達する崩界砲バセカカムノミはパワーバレルによるドーピング*1が発覚したため失格とする。
- とはいえ別に高いわけでもなく、鈍器と痛恨会心の2つを使ってフォローして
余談 
- 「鬼ノ貌」とは、グラップラー刃牙の主人公・範馬刃牙やその父が持つ異常発達した背筋の俗称。
力む事でまるで鬼の顔のような模様が浮かぶ事からそう呼ばれる。
また、全力を出す際にはさらに変化し、「哭いている」と表現されるように歪む。
この体質を持つ者の戦闘力は国家軍事力すら超える程であり、*2
作中では超大国アメリカが、刃牙の父・範馬勇次郎個人と友好条約を結んでいる*3 *4。
刃牙も刃牙で、多数のSPによって厳戒な警備が敷かれている中に単身・丸腰で乗り込み、
アメリカ合衆国大統領の誘拐を力押しで成功させている。
- 覚醒で雷属性がつくのは、原作にて
「多数の人でごった返す橋の上で、その中にいた範馬勇次郎にだけ雷が落ちた」
というエピソードから来ている物と思われる。
曰く「雷は尖った物に落ちる習性があり、森羅万象の中で最も尖った存在=勇次郎に落ちる」から。*5
なお雷が直撃した勇次郎は、多少煙は出たがその後何事も無かったかのように歩き去った。
ハンターですらダメージを食らう状況で平然としていられるあたり、ハンターより超人である。
- 他にも勇次郎の超人エピソードは枚挙に暇が無く、
- 少年の頃、単身ベトナム戦争に乗り込み米軍に圧勝。
- 軍隊さえも手こずった超規格外対象を簡単に倒す。
- 超強化ガラスを顔面だけで押し破る。
- 指の力だけでちゃぶ台を引き裂く。
- がん細胞や地震さえも己の拳と体だけで止める
地震に関してはたまたまそのタイミングで止まったのを勇次郎が自分の力と思い込んでいる説もあるけど。 - あまりにも強すぎる(勇次郎を武力で抑えられる組織が無い)ため、どんな犯罪行為も赦される*6。
刃牙作中でもここまでの伝説を持つ男は勇次郎しかいない。
- 4Gでは新たに息子の武器も追加されており、シリーズ初の親子共演が実現した。
しかし、あっちは攻撃力が平均的な代わりに会心率が非常に高いという父親とは正に真逆のスタンスであり、
そのため、武器の使い勝手で言えば息子の(武器の)方が圧倒的に優れているような気もしなくもない。
原作で勇次郎は「真の強者は技など使わない」みたいな理屈を掲げているが、ハンターには関係のない話だし
関連項目 
クエスト/範馬刃牙シリーズ
武器/仁剣【侠客立ち】
武器/範馬刃牙流格闘術
武器/テッケン - 高威力・低斬れ味・低会心のハンマー
防具/地上最強シリーズ - 範馬勇次郎の格好を元にした防具で、胴装備の背中に鬼ノ貌が浮かぶ
ゲーム用語/コラボレーション