シリーズ初期から登場する、女性用の防具の1つ。
基本的に剣士用装備であり、ガンナー用はデザインの異なる「プライベートシリーズ」となる。
本項では纏めて記述する。
目次
概要
- モンハン無印から登場している受付嬢なりきり装備の元祖。
以降はMHG、MH2、MHP2(G)、MH4(G)、MHX(X)でも生産可能なほか、MHST2にも登場している。
- ミナガルデの受付嬢が着ている制服のレプリカであり、
ベストのデフォルトカラーは赤でベッキーのものが元になっている。
着彩変更でドリス(青色)やポッケ村ギルド出張所のシャーリー(黄色)も再現可能である。- ガンナー装備のプライベートシリーズはモチーフがギルドガールズの普段着ということもあり、
着用する人物はゲーム本編に登場していない。
- ガンナー装備のプライベートシリーズはモチーフがギルドガールズの普段着ということもあり、
- 下着が全く見えないデザインのため脚パーツのみだとズボンやレギンスのように見えるが、
スカート形状の腰防具と合わせて腰部分を隠せば黒タイツ(パンスト)を履いた脚を実現可能。
また、ベルト系防具との親和性も高く女性キャラの脚コーデとして中々使える代物であろう。
- MH無印からMH4Gまで、防具一式の生産難度が高いことで知られていた。
- MH無印では、生産の条件としてオンライン環境が必須であり、
素材はたまご券や宝石券、そしてノヴァクリスタルやギルドチケットを必要としていた。
オンラインサービスが終了しているため、現在は入手不可になっている。
なお、以降のシリーズでは闘技大会の報酬で得られるコインが要求される。 - MHGではオフライン環境のみでも入手可能になったものの、
一式生産はモンハンシリーズ最高難度と言えるほど苦難を強いられるものになった。
なんと、すべての部位にモノブロスハートが1個ずつ必要になるのである。
当時は通常種と亜種の本体剥ぎ取りでしか出ない上に入手確率数パーセントの超希少素材であり、
それを5個も要求されるとなれば何十回もの周回が確定してしまう。
例のセンサーに引っかかってしまえば、100体討伐してもまだ揃わないなんてことも十分あり得る。
それに加え、クリアさせる気がゼロな訓練所クエストの報酬も容赦なく要求されるため、
今から生産しようとするならば相当の覚悟が必要になるだろう。
そして苦難の末に手に入るのは、ストーリー中盤に作る装備の足下にも及ばない
低い防御力と採取スキルだけが発動する、明らかに戦線向けとは言い難い装備である。
可愛らしい見た目を得るために失う時間と気力は計り知れない。- その一方で、上位版メイドSシリーズの生産難度は比較的簡単であったが、
イベントクエスト報酬のギルドチケットが現在入手不可能なので、結局下位版を作るしか道はない。
- その一方で、上位版メイドSシリーズの生産難度は比較的簡単であったが、
- MHP2(G)では、勇気の証とアイルー食券・並、混沌茸や春夜鯉などのなかなか手に入りにくいアイテムが必要である。
- MH4GのG級装備となるメイド(プライベート)Xシリーズでは、なんとティガレックス3頭討伐と極限状態恐暴竜討伐の
2つでしか入手できないデンセツコインGを多量に要求してくる。
つまり、軟弱な装備で極限状態 のモンスターを相手しなければ生産できなかったのである。
なんたる鬼畜…
ココット村の貢献度を上げると手に入るチケットと身近な素材だけで生産できるようになった。
下位、G級装備共にココット村受付嬢の依頼をこなすと生産リストに載る。- MHXXで追加された防具合成システムの見た目装備として人気の一式装備である。
一部屋にメイドを装ったカマキリ一式が揃うこともしばしば。
- MH無印では、生産の条件としてオンライン環境が必須であり、
- MHR:Sでは歴代受付嬢なりきり装備が多数実装されたものの、
メイドシリーズは残念ながら復活できなかった。
前作MHW:Iでは受付嬢(編纂者)のコスチュームとしてココット村の受付嬢制服が実装されており、
最新ゲームエンジン対応のメイドシリーズはすぐに用意できそうではある。
今後のアップデートや以降のシリーズに期待したい。
- 派生作品のMHST2では、対となるギルドナイトシリーズと共にメイド装備が実装。
メインシリーズと同じく女性用装備で、生産にはメラルー商会で利用するビンの王冠が23個必要である。
性能
- 初期作品においては、生産難度の割には少々頼りないスキル構成であった。
一式でスキルは探知(無印では採取)、神のきまぐれ、幸運、自称・肉焼き名人(2ndのみ)が発動する。
マイナススキルの自称・肉焼き名人は別に気にすることは無いが、
探知や幸運はスキルを上げれば上位のスキルになるが、どちらも数が10なので、
スロット3つ付きの武器とこれ一式で装飾品を使って両方を補うのは不可能である。
が、どちらかを補って上位スキルにするのは可能である。
- 脚防具だけは胴系統倍加が発動するため、それなりに有用ではある。
しかし前述の通り作製難度が高い上、胴系統倍加持ちの防具は他にも色々存在するため、
オンライン環境であまり採用されることは無かった。
強さだけでなく見た目も大事にしたいハンターにはうってつけだろう- MH4において、高い防御力を誇りつつ胴系統倍加が発動する脚防具は
メイドシリーズとセイラーシリーズの2種が存在していた。
しかし、防具の組み合わせ次第でセイラー脚はいかがわしい見た目(パンツ丸出し)になってしまう*2ため、
他人の目が気になる女性ハンターはそれを防ぐ手段としてメイド脚を用いた模様である。
しかしそれだと防御力が低下してしまうため、プレイヤーは究極の選択を強いられたとか…。 - 続くMH4Gでは、G級仕様のメイドXシリーズが登場。
胴系統倍加が発動する脚防具としては作中最高の防御力を誇っており、
エンドコンテンツの環境にも十分適応するスグレモノである。
先述の通り製作難度は極めて高いが、導入を検討するのも良いだろう。
ついでにG級相応のセイラーシリーズは実装されず、いかがわしい問題は解消された
- MH4において、高い防御力を誇りつつ胴系統倍加が発動する脚防具は
- MHXXに登場したメイドXシリーズは、なんと一式揃えると無慈悲を発動させる。
本来献身的であるべきはずのメイドが無慈悲とはこれ如何に。
更に、オトモへの采配まで発動する。
仕える側の立場であるはずのメイドが、部下(オトモ)を采配する側に立っている。メイド長だろうか?*3
まだ多少物足りない感はあるが、歴代のメイドシリーズ系防具の中では最も戦闘に向いた構成となっている。
戦うメイドさんを目指してみるのも一興か。- 男用のギルドナイトシリーズに相当する防具なので、今回はそちらのイメージに合わされたのだろう。
むしろ今までは向こうが戦う気ゼロだと揶揄されていたが。
- 男用のギルドナイトシリーズに相当する防具なので、今回はそちらのイメージに合わされたのだろう。
メイドネコシリーズ
- ココット村の受付嬢の制服をオトモ用に小さいサイズで再現したオトモ装備。
一式身に付けたその見た目はまさに小さなメイドさん。
特にクエストで後ろから早歩きで駆け寄ってくる姿は非常に可愛らしい。
- 対応する武器は「ココットネコビーア」。
鉄製のジョッキにたっぷりの発泡酒が注がれたデザインの武器で、酒飲みハンターのオトモが考案したという。
ビールといえば例のネタ武器が有名だが、こちらのビールの性能はというと- 同時期に作成できる武器と比べて低い斬れ味
- マイナス会心
- 水属性5
特に同時期に作成可能なミツネネコ華傘には攻撃力・会心率・属性値・斬れ味全てに負けている。
つまりネタ武器である。
- さらにG級では「ココットXネコビーア」が登場。
作成時期を考えれば何とか実戦に使えなくもない性能。
とはいっても他にもっと良い性能の武器はいくらでもあるのでそちらを使った方が良いだろう。
- 防具はオトモの耳に配慮したデザインの「メイドネコフード」、
工房の趣味が継承されたという「メイドネコメイル」の二つ。
属性耐性は軒並み0である中、何故か火耐性だけ3。
むしろ一番燃えやすそうな気がするが…受付嬢に倣ってリオレウスでも狩りに行っててこいということだろうか?
- 防具の着彩設定にも対応。ハンター版同様、
防具の赤い部分がカラー変更に対応している。
余談
- ほぼ同じ生産素材で製作できるプライベートシリーズの方が、黒と白の配色でフリル付き、
と一般の人がメイドと聞いて思い浮かべるデザインに近い。- ちなみに、プライベートシリーズ一式に傘のボウガンを装備すると
某最強のメイドそっくりになる。
所によってはG級装備一式揃えて発動する暗躍で彼女のスペックを更に強化したり、
マスケット銃やスーツケース型のボウガンを担がせる人もいるとか。- なお、ノベル版第一弾のある登場人物もまさに傘のボウガン+プライベートシリーズという装いである。
消去法でこちらが「メイドシリーズ」で間違いないと判る。 - ちなみに、プライベートシリーズ一式に傘のボウガンを装備すると
- この装備のモデルとなったベッキーは、ハンターを羨ましく思っており
本気で赤き飛竜の王を狩猟するつもりだったことが発覚している。
先輩受付嬢ドリスが説得したことで本人は狩猟に行くことが叶わなかったが、
こちら側がベッキーになりきって狩猟に赴くのも悪くはない…だろう。
関連項目
防具/ギルドナイトシリーズ - 対となる男性用装備
登場人物/ギルドガールズ
登場人物/ナルガテール - 「メリッサ」という名義でメイドシリーズを含んだ装備を着用している
世界観/ギルドナイト