Charioteer

Last-modified: 2020-02-01 (土) 12:47:51

Tier 8 イギリス 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

HP1,050
車体装甲厚(mm)64/46/38
最高速度(km/h)52
重量/最大積載量(t)30.23/30.55
本体価格(シルバー)2,470,000
修理費(シルバー)

パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
Conway
(125,900/3,440,000)
Charioteer
(-/2,470,000)
FV4101 Cromwell Heavy AT Gun
(45,000/-)
FV4101 Charioteer
(61,600/-)
FV4101 105
(71,600/-)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
CharioteerRolls-Royce MeteorOQF 20-pdr AT Gun Type A BarrelCharioteer Mk. 6Charioteer1,050WS No. 19 Mk. II
600AP
APCR
HE
226
258
42
230
230
280
35
G
9.09
2.50
0.37
3430/25/3018370450
FV4101 Cromwell Heavy AT GunRolls-Royce MeteorOQF 20-pdr AT Gun Type B BarrelCharioteer Mk. 6Charioteer1,050WS No. 19 Mk. III
600AP
APCR
HE
226
258
42
230
230
280
35
G
9.52
2.30
0.35
3430/25/3018370550
FV4101 CharioteerRolls-Royce Meteor Mk. IVBOQF 20-pdr AT Gun Type B BarrelCharioteer Mk. 8Charioteer1,050WS No. 22
650AP
APCR
HE
226
258
42
230
230
280
35
G
9.52
2.30
0.35
3630/25/3018370700
FV4101 105Rolls-Royce Meteor Mk. IVB105 mm AT Gun L7Charioteer Mk. 8Charioteer1,050WS No. 22
650APCR
HESH
HESH
268
210
105
390
480
480
30
G
5.94
2.40
0.35
3630/25/3018370700

解説

  • 概要
    Tier8イギリス駆逐戦車
    TankHunterで追加された。
    Cromwellに新型砲塔とTier10級の強力な砲を載せた車輌である。
    一見すると「強化版Challenger」のような印象を受けるかもしれないが、実はこれは誤解である、詳しくは後述。
     
  • 火力
    前身で頼りになった32ポンド砲は引き継げない。
    初期・中間砲である20ポンド砲は中戦車と同等の貫通力・ダメージなので、最終砲を装備してからが本車の本領発揮となる。
    20ポンド砲はATシリーズでも使うため、流用が効く。
    • 105 mm AT Gun L7
      通常弾がAPCRで弾速が非常に速い。
      貫通力・精度共に十分なレベルであり、着実に390ダメージを積み重ねていける。
      さらに、イギリスTier8としては唯一課金弾としてHESHが使える。
      同Tier帯の戦場では正面からHESHを使って貫通できる車輌も少なくないので、いざという時の火力増強のために積み込んでおくのも一考。
       

      一方で、この主砲には欠点も少なくない

      まず課金弾がHESHという都合上、貫通力がAPCRの268mmで頭打ちとなり、これでTier9・10戦車とも戦っていかなければならない。
      重装甲車両に対して弱点狙撃はもちろん、中戦車のように機動力を活かした側背面取りも求められる。
      また、精度自体は悪くないものの、移動時や砲塔旋回時のレティクル拡散がかなり大きいため、照準を絞りきるのに時間がかかる。
      なんだかんだで精度は良好であったChallengerと比べるとその差は歴然であり、同じような運用をするとさっぱり当たらず勝利にも貢献できないだろう。
      咄嗟撃ちや行進間射撃は避け、駆逐戦車らしく腰を据えてじっくり狙い撃つのが理想となる。
      しかし、そうなると今度は俯角と火力が問題になる。
      俯角は5度しかとれなくなっており、前身のChallengerのような地形適応性は無い。
      このため狙撃位置の選別は慎重に行う必要があり、英国戦車らしからぬ「稜線を避ける」立ち回りを遂行しなければならない。
      また、単発390にDPM2300という火力はTier8駆逐戦車としては最下位グループに属し、首尾よく狙撃位置に付き火力支援を行ったとしても、それだけではTier8TDとしては平凡な戦果に留まる。
      火力自慢の揃う同格駆逐戦車との差別化のためにも、旋回砲塔と後述の機動力・隠蔽を生かした戦い方が重要となる。
      ちなみに、HESHを使用した場合はDPM2851となり、一転してTier8駆逐戦車ではトップクラスとなる。

       
  • 装甲
    全体的に非常に薄く、特に砲塔は最大でも30mmしか無い。
    とにかく待避が最速で行える立ち回りを考えたほうがよい。
    HPも相応にしかないため、中戦車運用をする場合などでは他の車輌以上に撃たれない立ち回りを工夫する必要がある。
     
  • 機動性
    Cromwell譲りの非常に良好な機動力を持つ。
    旋回砲塔と合わせて、他の駆逐戦車とは一線を画す運用を可能とする本車最大の特徴。
    中戦車水準の52km/hを誇り、加速力も良好なのでストレスを感じることは少ないだろう。
    旋回性能はまあまあ程度で、砲塔の旋回も遅く照準拡散も大きいので格闘戦はそこまで得意なわけではない。
    静止隠蔽性も軽戦車レベルなので、高い機動力とあわせて神出鬼没の立ち回りも十分に可能。
    視界は同格中戦車に劣るため、その際は拡張パーツなどで補強しておきたい。
    この良好な機動力と旋回砲塔に比較的取り回しの良い単発ダメージ390をTier8の段階で兼ね備えている、というのが本車のセールスポイントである。
    戦場を駆け巡りつつ、確実に相手を削り取っていこう。
     
  • 総論
    高機動・高貫通・旋回砲塔の三拍子が揃った、まさしくこの手の駆逐戦車の最終形と呼ぶにふさわしい車輌といえる。
    ある時はスナイパー、またある時は遊撃手、必要とあらば一気に懐に潜り込む運用も可能な駆逐戦車の枠に収まらない優秀な駆逐戦車である。
    しかし、一見するとまさに優等生といった性能の裏には、カタログスペックからでは見えづらい地味に効く欠点が少しづつ積み重なっており、実は結構クセのある車輌でもある。
    速度・精度・地形適応性で戦う前身のChallengerとは全く違う戦い方が必要になるため、この点でも戸惑いやすい。
    立ち回りの柔軟性は依然として駆逐戦車としては高い部類にあり、頼れる弾速とChallengerより改善された隠蔽率と火力、絞りきれば良好な精度などが合わさり遠距離狙撃の適性も高い。
    相反するこの二つの長所をいかに一戦闘中に発揮するかがCharioteerの運用には求められるだろう。
    独特のクセに慣れる必要はあるが、慣れてしまえば駆逐戦車と中戦車の良いとこ取りに成功した「中型戦車チャリオティア」の完成を見ることも不可能ではない。
    高機動型駆逐戦車に親しんでいるプレイヤーには特にオススメしたい良車輌である。
    なお、本車に続くFV4004 Conwayの開発を完了するだけで、別ルートのTier9駆逐戦車Tortoiseの最終砲開発を完了することが出来る。

史実

FV 4101 Charioteer

RAC (Royal Armoured Corps=王立機甲部隊)に駆逐戦車を配備する必要から1950年代初頭開発されました。
旧式化したクロムウェル巡航戦車の車体に20ポンド砲装備の新砲塔を装備し再生すると言うものですが、センチュリオンは既に量産中、A45(FV201)標準戦車も開発中でしたから、これはより軽量・軽快な対戦車車輌を欲したという事でしょう。
また、大戦中に作られたクロムウェルとチャレンジャー/アベンジャーは、すでに数が少なくなりつつあったと言う事情もありました。

 

とにかく、チャリオティア駆逐戦車はロイヤル・オードナンス(王立兵器廠)にて1950年に開発開始、1952年には完成し、同廠とロビンソン&カーシャウ有限工場にてクロムウェルから200輌改修されました。
しかし、性能が不足している、携行弾数が少なすぎる(総携行弾数が25発でIS-3より3発も少ないと指摘されます)、信頼性が低い、と散々な評価を受けます。
元々が10年近く前の戦車をリサイクルした物なので、完成する前から判り切っていて当たり前と思われますが、こう言った文句はイギリス軍ではよくある事でした。
結果、最前線に配置するには充分な性能を満たしていないとされ、朝鮮戦争にも投入されませんでした。
またセンチュリオンの生産と配備が軌道に乗ったこともあって、当初の予定とは異なり1953年よりイギリスの予備役部隊であるイギリス国防義勇軍部隊だけに配備されて使用されました。
しかし国防義勇軍での使用期間も短く、1956年より配備部隊からの引き揚げが行われ、順次外国に売却されていきました。
まずヨルダンに戦車部隊用に50輌、そして、十数両がパレスチナゲリラに売り渡されました。
このパレスチナの手に渡ったそれは、レバノン内戦中の1976年に使用されたようです。
そしてイスラエルは10輌を鹵獲しました。
もちろん、中東以外の国に渡ったチャリオティアもありました。
56輌がオーストリアに、また、フィンランドにも1958年に契約が結ばれ、1960年に35輌が引き渡されました。
フィンランドでは、60年代後半に導入され始めた後継車輌のソ連のT-54Sと完全に置き換わる形で、1973年まで同国の主力として配備されていました。
その他は、実弾射撃の的とされて射撃場の露と消えたそうです。

 

余談ですが、1960年、更に火力を増強する為にイギリスにて保管されていた1両の主砲をL7 105mm戦車砲に換装してテストした事もあります。
105mm砲の発生させる反動に対して車両が軽量過ぎて横転等の危険があるとされた当初の予想と異なり、試験結果は良好でありました。
また、レバノンに供与された車両で砲塔の旋回装置を修理・交換した際に主砲をL7 105mm砲に換装したものが数両試作されており、1972年には他の車両も主砲を換装する改修計画もありましたが、その頃には20年以上も前に造られた戦車なので老朽化が激しく、改修を行ったとしても延命は困難である、との結論に達して改修計画は放棄され、換装した車両はそのままの状態で部隊に装備されました。

 

現在でも少数の車両が世界各所の軍事博物館に展示されています。
イギリスのボービントン戦車博物館、フィンランドのパロラ戦車博物館等、本車を装備していた国の軍事博物館で展示されている他、イスラエルのラトルン戦車博物館にはPLOより鹵獲された車両が展示されています。

 

チャリオティア(Charioteer)は、古代の馬車戦車チャリオット(Chariot)の御者を意味します。
このChariotは、フランス語で戦車という意のCharの語源となります。

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