【ネロディオス覇王国】

概要

1000年前ごろに【不死の魔王ネロドス】が治めていた国で、魔界の西部に存在していた大国。
書籍【ドラゴンクエストX オンライン 設定資料館 アストルティア秘聞録】によればおよそ2000年前にネロドスが興したとされ、国名はネロドスの名前の一部分を濁した形である。
　
ネロドスが【勇者アルヴァン】に敗れた後、まもなく（およそ100年の間に）内乱により滅んだようである。ネロドスの子などの後継者がいたかどうかは不明。
ネロディオス覇王国の残り火を収束させ、やがて作られたのが【ヴァレリア】率いる【バルディスタ要塞】であり、現在のバルディスタ要塞の原型ともいえる。【王の戴冠】におけるヴァレリア消失後のバルディスタの様子を見るに、主亡きネロディオスの顛末は想像に難くない。
　
他の例として、【大魔王ヴァルザード】が治めていた【海運都市ザード】は、息子【グジャラード】が後を継ぎ500年存続するも、愚劣な統治による国民の反乱、その後の跡目争いにより滅亡。【大魔王マデサゴーラ】の国、【魔幻都市ゴーラ】は【魔瘴竜ジャオマンダ】の魔瘴により滅びている。このように、魔界では大魔王になるような逸材によって一代で築き上げられた大国が、死後一気に滅び去るという事が頻繁に起きているのである。
　
覇王国を名乗った国には他に【ズムーラ覇王国】があるが関連性は不明。