【ブレードガード】-【ドラゴンスラッシュ】/【ブレイブスラッシュ】-【ぶんまわし】-【フリーズブレード】-【渾身斬り】/【改】-【ビッグバン】-【全身全霊斬り】/【改】-【プラズマブレード】-【大旋風斬り】
概要
両手剣スキル100P(【戦士】のみ13P)で習得する特技。
剣に光を集め、巨大化させて振りかぶり大上段から一閃、地面ごと叩き斬る。
まもの使いは代わりに【渾身斬り・改】を覚える。
対象1体に通常攻撃の2.5~3.0倍のダメージを与える。
消費MP3、射程2m、ダメージ上限2999。属性は武器依存。
宝珠で+30%、【180スキル】で+8%まで威力を強化できる。
両手剣スキルの汎用性を【ぶんまわし】ともども担う、燃費と威力の双方に優れた特技。
両手剣を使える職業は総じてちからが強く、更には全武器中最高の基礎攻撃力の高さで通常攻撃代わりに使っていくことができる。特に両手剣戦士は他の特技のCTが溜まるかMPが無くなるまでこれを無心に打ってるなんてこともしばしばあった。
強化により一時期は【天下無双】に追いつくほどの威力であったが、特技ダメージを増やすスキルや装備が追加された現在、特筆するほど大火力とは言えなくなってきている。カンストに届きかねない状況が多発する現在、テンションの恩恵もそれほど大きいものではない。
特に昨今は物理構成には必ずといってよいほど【魔法戦士】が入るようになり、総ダメージで天下無双や【片手剣スキル】に劣る場面が多々見られるようになっている。
Ver.4.5前期に天下無双の威力が渾身斬りの倍程度まで強化されたため、燃費の差を考慮してもバトルマスターにおいてはほとんど使いどころがない特技となってしまった。あえて使うのであればMPが極めてカツカツの状態か、相手に【テンションバーン】を使われて多段攻撃技の使用を避けたい場合くらいか。
高倍率攻撃であるためバトルマスター必殺の【テンションブースト】の後はそれなりに有効だが、2999でカンストしてしまい天下無双の方が結局ダメージが出るし、上位版にあたる【全身全霊斬り】ならばさらに上のダメージを出せるため、一撃にロマンを求めるならもう少しスキル振りを頑張りたいところ。
長い間使われなかった特技であるためかあまり知られていないが、実は準備時間やモーションの長さは天下無双とほぼ同じである。類似の特技である【蒼天魔斬】と比較すると全体硬直は少し長いが準備時間は短く(1.5秒と2.3秒)、ターンゲージ的には得である。しかし現在では硬直が長すぎる割に威力が高いわけでもなく、プレイヤーは独自スキル調整などでより優秀な特技を持っているため一部の仲間モンスター以外はこれらの特技に頼ることは少ない。
しかし発動後の硬直時間(ターンゲージは貯まるが行動できない時間)がかなり長く、範囲攻撃など回避が重要な攻撃を使ってくる敵と戦う場合は要注意。
変遷
Ver.1.0
このころはまだ1.5倍ダメージだった。
ソロ狩りピンモーの流行で、ぶんまわしのほうが強いとも言われるなどほとんど使われなかった。
Ver.1.3
ダメージ倍率が1.5倍~2.0倍に変更された。この上方修正はタイガー一強状態の改善とバトマスの登場に合わせたための対応だろう。見ての通り与えるダメージにかなりの幅があり、運が良ければ大きなダメージを与えることができた。
だがやっぱりバトマスはすてみからの天下無双をボス戦で行うのが主流なため、渾身斬りは出番がないことが多かった。とはいえ【テンションブースト】のあとに使うと非常に強力。4桁ダメージも夢じゃない。
Ver.2.1
さらに強化され、威力が2.0倍付近になった。同じタイミングで超強化の代わりに消費MP激増となったオノと異なり、なんとコストは消費MP3のまま据え置き。使い勝手も良く燃費の良い大技としてそれなりに活躍が見込めるようになった。
バトマスは同時に天下無双が超強化されており普段はあまり使われないが、テンションブーストの後であれば相変わらずの高威力。【エンパイアブレード】の登場によって攻撃力500超のバトマスが増え、守備力の低い相手ならばカンスト1999ダメージもしばしば見られるようになった。
Ver.2.3後期
上位版の【全身全霊斬り】が登場。テンションブースト後の鉄板特技という立場はそちらへ譲ることになる。ただし全身全霊斬りにはCTがあるため、とうこんスキル140のテンション消費軽減が発動した場合はこちらにも追撃技として出番が回ってくるだろう。
しかし全体的に火力インフレが激しくなってきた関係で、戦士やまもの使いにおいては再び火力不足となり見向きもされなくなってしまった。
Ver.3.0前期
ミラクルブーストにテンション上昇効果が付属し回復量上限がアップ。テンションバーンの上昇率も引き上げられた。これらの影響下では天下無双よりも有効に使えるようになった。
Ver.3.0後期
【達人のオーブ】システムで「渾身斬りの極意」の宝珠が登場。転生モンスターの【タイプG】が必ずドロップするため、会うことさえできれば入手自体は比較的簡単。
他には【ゴーレム】もドロップするので、【宝珠の香水】に余裕があるならこちらを狙うのもよい。
LV1で5%、最大で25%まで威力を上乗せできる。上昇率が他に比べて比較的高めで、強化すれば目に見えてダメージが上がるが戦士やまもの使いにおいては【蒼天魔斬】が、バトルマスターでは天下無双や全身全霊斬りが優先されがちでこちらは後回しにされてしまうケースも多い。
とはいえ、両手剣使いならセットしておいてもまず損はないと言えるだろう。
Ver.3.2後期
宝珠強化の飾り石で強化するとダメージが更に+2%される。
Ver.3.3前期
【180スキル】が実装。スキルセット次第では渾身斬りの強化もできる。
160で2%、170で5%、180で8%強化。2%程度ではほとんど意味がないので、運用を検討するなら170か180のほうがいいだろう。
しかし宝珠と比べると恩恵が少ないうえ、他に強化すべき特技も多いためわざわざセットする意味があるかどうかは微妙なところ。
Ver.3.4前期
両手剣不遇の声を受けてついに3度目の強化。基本倍率が現在の2.5~3.0倍まで大幅強化された。
宝珠の強化は25%のまま据え置きのため、つけていればおよそ3.4倍まで威力が跳ね上がる。宝珠込みでの威力はほぼ蒼天魔斬と互角である。
これならばバトルマスターだけではなく、戦士やまもの使いでも十分に実用に足る威力と言えるだろう。
それでいて、なんとこの期に及んで消費MPは3のまま。驚異的な燃費の良さである。
注意点としてダメージ上限が1999であり、高火力を手にした故にテンションが1段階上がるだけで限界値付近に届くようになり、2段階以上だと無駄が大きい。
戦士やまもの使いではなかなか無い状況だが、テンションを能動的に上げる手段が存在するバトルマスターにとってこの違いは非常に大きい。他の職にしても【フューリーブレード】+炎ダメージ+○%のベルトを使っていると【プラズマブレード】による炎耐性低下で簡単にダメージ上限に引っかかってしまう。テンションアップによる1発ならばダメージ上限が9999の【全身全霊斬り】で良いが、耐性低下は諦めるしかない。
Ver.6.2
【ダメージ上限】が2999に上昇した。
【戦士】なら完全上位互換の【ブレイブスラッシュ】があるため使うことはないが、他の大剣職にとってはこれまでのダメージ上限に引っかからなくなったため、純粋な強化といえる。