【おべんとう】

Last-modified: 2021-09-24 (金) 05:38:29

概要

DQ4とキャラバンハートに登場するアイテム。
お腹を空かせた家族のために、心を込めて作られたお弁当。
作り手の愛情がいっぱい詰まっている。 
しばしばツッこまれるが、いくら日が経っても腐ることが無い驚異の保存性を誇る。
まあ、DQに限らずゲームに登場する食べ物は腐るシステムがない限りいつまでも新鮮なのだが。
【あるきかたシリーズ】では、「真空パックではないか?」と推測されている。 
お弁当のアイテムとしては、他にもDQ9に【さしいれ弁当】が登場する。
 
これをすてるなんてとんでもない!

DQ4

食べれば疲れた身体を癒す効果を発揮し、HPを30~40回復する。
【やくそう】と全く同じ効果だが、売値は1G高い7G。
「別のアイテムと実は全く同じ効果」というのはシリーズ初。
もっともDQ1の【しのくびかざり】【のろいのベルト】のように、負の効果しか無いものであれば全く同じ効果という前例はあるのだが。
 
第3章で【トルネコ】の愛妻【ネネ】さんが毎朝トルネコに持たせてくれる他、【ホフマン】が住む【砂漠の宿屋】でも1つ手に入る。
FC版で最終的に手元に残せるのはこの2つだけ。
したがって、入手数にこだわるコレクターは3章の持ち越しアイテムの1つをこれにしなければならない。
いつもの癖でアイテム欄を【はじゃのつるぎ】で埋めてしまうと後の祭りで、1個しか入手できない。
第5章冒頭の【山奥の村】で勇者も自分の母親から一度だけ受け取ることができるが、ここで入手するものは父親に渡すか自分で食べるかしないと話が進まないため手元に残せない。
リメイク版では【移民の町】を発展させると、何故か段階ごとにいくつか手に入るが、拾わないまま町を発展させると消えてしまうのでコレクターは要注意。
 
トルネコに鑑定させたときのコメントはどれも同じで、リメイク版ではどのお弁当でも「ネネが作った美味しそうなお弁当」だと言い張る。
ネネに対する深い愛情を再確認することができるが、これはネネ愛しさにトルネコが勘違いしているのか、それとも本当にネネの作で砂漠の宿屋や移民の町に先回りした彼女があらかじめ仕込んでいたのか、或いは世界中に販売されているのか……
明らかにネネ作ではない山奥の村入手のものだけはどうやっても鑑定できないため、真相は謎のままである。
 
トルネコ一家が【レイクナバ】から【エンドール】へ移住して生活が一変し、専業主婦でなくなってからも何ら変わらずに毎朝お弁当を拵えてくれる。
お弁当を巡る設定から2人の夫婦仲の良さが伺うことができる。
 
第3章ではネネのところで何度も休めば、それだけでタダで大量の回復アイテムを抱えることができてお得……とはいかず、実際には第3章でのおべんとうの複数個所持は不可能。
既におべんとうを所持している状態で休んだ場合は、ネネに「新しいのに かえておくわね」と言われ、結果おべんとうの増減は無しに終わる。
内部処理としては新しいものに交換されているわけでも何でもなく、単におべんとう入手のルーチンをスキップしているだけなのだが「おべんとう」というフレーバーを反映した芸の細かい設定と言える。
現実で夫が弁当に手をつけずに帰ってきたりしたら、普通はショックで悲しんだり怒ったりして不和に直結するだろうが、顔色1つ変えないネネはただ者でない。
毎朝入手できるのでその都度店に売却して小金稼ぎに利用もできるが、そんなことをすればネネが泣くだろう……と思いきや、自分の店への仕入れ品としてネネに渡しても嬉々として売ってくれる。最終的には仕入れ枠を増やすために貰って即座に店に出される事になるだろう。(他の商品と同じく最低額は定価の1.5倍で15G)
微々たる額なので妻の愛情を売り物にしたくない人はその場で頂いてしまおう。
 
ちなみに、お弁当の内容(公式イラスト)はリメイクごとに以下のように変化している。

  • FC版:手提げのカゴに入りきらんばかりのパン、骨付き肉、果物、小袋、水筒が確認できる。
  • PS版:お弁当箱の中に切り分けられたパン、骨付き肉、チーズ、サラダが入っている。
  • DS版:外出先でも食べやすいようにとの心遣いから、サンドイッチ型になった。大きなパンにレタス、トマト、玉ねぎが挟まっている。
  • ワールド漫遊記:フランスパンで作ったサンドイッチ、ミートボール、ワイン、マスカット、りんごが入っている。

この他4コマ漫画ではパンではなくご飯を主食としたものが描かれたりしている。
当然ゲーム内で内容を窺い知ることはできないが、どれも中々凝った作りでどれが一番おいしそうかは完全にプレーヤーの好み。
 
なお、戦闘中に使ったときは「おべんとうを たべた」ではなく、やくそうなどと同じように「おべんとうを つかった!」と表示される。
一応「弁当を使う」という言い方でも正しいといえば正しい。とはいえ古い言い回しであり、一般的ではないが。
戦闘中は味わう余裕なく貪らなければならないのが想像できる。
 
また【ドラン】も回復できるのは勿論のこと、【パーティアタック】を利用してモンスターに使用すると、種別にかかわらず味方と同様に回復する。
薬草と同一の仕様上当然のことなのだが、人間の食べ物を口にできそうもないものまで当たり前に回復できるお弁当の力を体感することができる。
ネネ(やホフマンの母親?)の愛情は、モンスター、果ては【デスピサロ】にまで届くのだろうか?
 
CDシアター版DQ4によると【エンドール】【トルネコの店】が繁盛しているのは、ネネがこのお弁当をオマケしているからとのこと。
 
ワールド漫遊記には、トルネコが戦いを終えて帰ってきた際に新しくレイクナバ料理の店を開き、その中でも「レイクナバ風愛妻弁当」が大好評であることが書かれている。
人間はもちろん、なんとモンスターにも好評。その秘訣は隠し味であり、戦士には力の種、モンスターには匂い袋といった具合に隠し味を使い分けているからとのこと。

DQ10

期間限定イベント「幻の海トラシュカ」のコンテンツ内アイテムとして「ひえたお弁当」が登場。見た目は幕の内弁当。
【階段】(見た目は下り階段が描かれたマット)と一緒に拾うと「さあ冒険へ出発だ」という追加ボーナスを獲得できる。「お弁当を持ってダンジョンへ冒険にいく」ことになり、トルネコを意識させられる。
 
また、プレイヤーは食べることはおろか入手することすらできないが、【賢者ホーロー】【大地の箱舟】内で出会った時のムービーで彼が駅弁を食べている姿を見ることができる。
ムービーでのわずかな描写からご飯がスライムの絵(さすがに青くはなく茶色ではあるが)になっているいわゆるキャラ弁である模様。

DQMCH

使うと食糧を100回復させる効果がある。
終盤の町で手に入る他、【ルイン】のお母さんが作ってくれたりする。
このアイテムは【精霊の泉】に投げ込むと【せかいじゅのは】に変わるため、あわれルインの母さんのお弁当は泉に投げ込まれてしまうことも。

トルネコ1

おべんとうそのものは登場しないが、ネネはいつも【大きいパン】をおべんとうと称して渡してくれる。

DQB2

こちらもおべんとうそのものは登場しないが、イベントで何度か【ペロ】が料理をおべんとうとして渡してくれる。内容は彼女お得意のキノコ料理で食糧としても鉱石掘りの効率化としても大変ありがたいもの。他の【あらくれ】達も貰っているようだが手渡ししているのは主人公だけらしい。
BGMといい、【オッカムル島】ではトルネコを意識させられる。

星ドラ

DQ4コラボイベントにて個数限定で手に入る。後に冒険者の地図のミッションクリア報酬としても入手可能になった。味方一人のHPを60程度回復する。内容はDS版がベースになっており、大きなパンにハム、チーズ、トマト、レタスが挟まっている。
闘技場のDQ4の30周年イベントでも登場。モンスターの全てのステータスを3アップさせる。「ネネのお弁当」名義になっており、見た目はPS版に準じている。

ダイの大冒険

【バーンパレス】突入時に【アバン】が持ってきたピクニックセットが「おべんとう」と言える。
パン(フランスパンのバタール?)、リンゴ、オレンジらしき柑橘類、ジャムやバターと思われる小容器、水筒入りの飲み物、そして大きなバスケットに入ったお弁当と、複数人で分けて食べられる分量で、取り皿やフォークなども準備されていた。
バスケット入りのお弁当は(当時はそのような言葉はなかったが)アバンの顔を模したキャラ弁になっており、口部分はウインナー、髪のカール部分はゆで卵の断面、顔の周囲にはタコさんウインナーや小さなエビフライらしきものやミニトマトなどが添えられた、手間のかかったものである。