【トルネコの店】

Last-modified: 2020-09-06 (日) 17:08:21

概要

DQ4と不思議のダンジョンシリーズに登場する要素。

DQ4

【第三章 武器屋トルネコ】における、【トルネコ】の目的の一つである。
 
いつか自分の店を持つことを夢見るトルネコだが資金もなければ土地もない。お金を稼ぎながら店を建てる方法を模索していくのが三章の大まかなストーリーである。
ストーリーを進め、【エンドール】【ボンモール】の戦争を回避すると、王様に店を出す許可をもらえる。
店の場所はエンドールの教会の向かいにある家屋で、そこに住む老人に35000G払うことでゆずってもらえる。
なお、店を譲ってもらうときにレベルが上がった音とともに【レイクナバ】の家族も呼び寄せてエンドールに居を構えることになるのだが、リメイク版ではこの時点で1泊した処理が行われて時間経過するため、【スコット】【ロレンス】と契約中の場合は注意が必要。
FC版であれば回復もしないかわりに時間経過もしない。
 
他の章でなら法外な値段だが、そこは商人であるトルネコのこと、金を稼ぐ手段はいっぱいある。
最もわかりやすいのが【ぎんのめがみぞう】をエンドールの金持ちに渡すこと。これだけで25000G手に入る。
女神像を5章で入手したい人や金が足りない人は、ボンモールの防具転売で稼げばいい。
あるいは地道に敵を倒し、時折手に入る【はがねのつるぎ】【てつのよろい】を売却しつつ稼ぐという手段もある。
また、相当な苦労を伴うが、【レイクナバの店】で奉公を重ねて購入資金を貯めるという、本当の意味での商人道を貫いてもいい。
流石に【トムじいさん】を押し続けて稼いだという人はいないだろう……。
 
無事に店を持てた後は、トルネコが店に商品を仕入れて、【ネネ】が売る形になる。
トルネコは【武器屋】という肩書きだが、この店は重要アイテム以外は武器以外でも取り扱うことができる。
仕入れた後で日を跨ぐと、一個辺り3/4の確率で売れる。ちなみに店の在庫として抱えられるのは最大で120個。
ネネがタダで泊めてくれる(?)ため、わざわざ【宿屋】で一泊する必要はない。FC版ではその場でネネに何度も話しかけて連泊できるので在庫をすべて売り切るまで泊まることも可能だが、リメイク版では一度屋外に出ないと連泊はできない。
どんな方法を使っているのか、ネネはどんな商品も定価の1.5倍以上で売りさばくことができる(1.5~2倍の範囲でランダム)ので、エンドールの他の店から任意のアイテムを買ってきて、そのまま自分の店で転売するだけで簡単に稼ぐことができる。
このあまりにもな豪腕と商才ぶりから、「一体どんな方法で売りつけているのか」がプレイヤーや【4コママンガ劇場】等で時折ネタにされる。
 
店を購入してから【エンドール王】に報告にいくと開店祝いとしてエンドールの城への装備品納入の仕事を受注することができる。これをクリアすると60000Gがもらえ、【ブランカへの洞窟】の工事費60000Gを捻出するために利用出来る。
依頼される物品は鋼の剣と鉄の鎧をそれぞれ7個ずつ(リメイク版では6個ずつ)で、いずれも資金さえあれば他の武器・防具屋で調達可能(必要な元手はFC版で22400G、リメイク版で19200G)なので、この資金を店の売り上げで稼いだ人が多いだろう。もちろん、店を利用せずに敵のドロップなどでかき集めても依頼達成となる。
もっとも、装備品納入は必須イベントではないため、トルネコの店で60000G貯めてそれをブランカへの洞窟の工事費として渡すのもいい。必要な元手が貯まった時点で納入イベントをこなした方が早いのは確実だが。
ちなみに「店を持つこと」がトンネルへの投資条件となっているため、店を持たずにクリアすることはできない。
 
五章にはアイテムは持ち越せてもゴールドは持ち越せないので、アイテム欄を【はじゃのつるぎ】でいっぱいにしたり、DS版ではいろんな物をふくろいっぱいに詰め込んだりするために、元手を簡単に増やせるこの店はそれなりに便利である。
 
三章ではPS版を除いて【カジノ】が営業再開した時点で無料宿泊が不可能になり、店の売上も受け取れなくなる。
五章へ持ち越したいアイテムがあるのならその前に買い占めておくか、買い占められるだけのお金を保持しておきたい。
60000Gを払った後、洞窟に再入場して老人に話しかけなければまだ店は利用できるので、この間にアイテムを買い込み、店の売上を限界まで受け取ったあとで、洞窟の老人に会いに行くとよい。
持ち越しアイテムが既に揃っているなら、リメイク版なら余った金はカジノのコインにでも変えておくといい。FC版は限界の99999G持っていてもたったの499枚しか買えないし、そもそも【838861枚】の裏技があるのでコインに変える意味はない。
ただしこの裏技も三章であれば167,773枚を168Gで買うことができるなど細かい調整ができる利点はあるので、五章でコイン100万枚超えの裏技を狙うような場合に、裏技前提であれば三章のうちに利用しておくと楽である。
コインは1枚200Gで適正料金の10倍ととんてもないぼったくりなので、資金を999999G貯められるリメイク版ですらコインは最大で4999枚しか買えない。費用対効果は恐ろしく悪いので、持ち越しアイテムを買う前に全額コインに換えて無一文になったりしないように。
 
五章ではトルネコが旅に出ているので、ネネも【預かり所】に商売替えしている。
預かる際の手数料は一律10G。三章の頃とは考えられないほどの良心価格である。
リメイク版ではシステム変更により店も【ゴールド銀行】に変更。
FC版の頃からゴールドの出し入れに限っては無料だったので、結果的にこの店の手数料は完全無料となった。

トルネコ1

エンドールの店を畳み、新たに【不思議のダンジョンがある村】で商売を始める。
事前に王様にお伺いを立てて、【ちょっと不思議のダンジョン】を制覇した時点で開店し、それからはダンジョンでゴールドを拾うことで発展していく。
目標額に達すれば店がレベルアップし、店が大きくなることでたくさんの客が集まり冒険のヒントをもらえるようになる、【倉庫】が完成する、その倉庫が大きくなるといいこと尽くめ。
ダンジョン内で倒れた場合は所持していたゴールドを半分、【鉄の金庫】があればゴールド全部が増築用の資金として蓄積される。
【リレミトの巻物】で帰還した場合はゴールドとアイテム全てを持ち帰ることができ、倉庫が完成するまでは持ち帰ったゴールドとアイテムの売値が増築用の資金になる。
DQ4と違い、次に冒険から帰ってくるまでにはアイテムを全て売ってくれる。
わらいぶくろをできるだけ多く倒したり、より換金出来そうなアイテムを選んで持ち帰ることを心がけたりすると早く稼げるだろう。
なお、自分で買い物はできない。
店の中で一度中断し、再開するとアイテムが全て売られた状態になる。
ここでもネネの商才が冴え渡っているようで、トルネコよりもネネを褒める客が多い気がするのはご愛嬌。
 
店の段階と変化は以下の通り。発展時に余ったゴールドは無くなる他、
ゴールドを多く持ち帰って一度に2レベル成長等はできなくなっている。
幸せの箱を持ち帰ると、店がどんな状態であっても一気にレベル9まで成長する。

店のレベル発展条件特徴
1ちょっと不思議のダンジョンクリア店誕生、屋根無し
2500G店拡張、横に伸びる
31000G店拡張、縦に伸びる(いまだに屋根無し)
43000G大型の二号店及び倉庫建築開始
55000G二号店開店
倉庫完成、容量10個持ち出し1個
610000G【バー・ネネ】』開店
倉庫拡張、容量20個持ち出し2個
720000G二号店に二階(住居)ができる
倉庫拡張、容量40個持ち出し3個
850000G一号店を超大型に建て替え建築開始
倉庫拡張、容量60個持ち出し4個
9【しあわせの箱】を持ち帰る超大型店完成、エンディング
もっと不思議のダンジョンに挑戦可能になる
10【奇妙な箱】を持ち帰る二号店を『【温泉】』に改築
奇妙な箱を番台に見せると飾られる

倉庫は持ち帰ったアイテムを保管できるが、持ち出せるのは不思議のダンジョンのみ。
なお、幸せの箱を持ち帰るとそのままエンディングに突入するので、クリア時のアイテムは全て消える。
また、二つの箱以外にもダンジョン内には特別なアイテムが眠っているが、店の発展には影響しない。
 
余談だが、超大型店は各売り場において、不思議のダンジョンで手に入るアイテムの解説をしてくれる。
そんな売り場の中にはゲーム中に登場しない鎧の売り場もあり、そこの店員に話しかけると、
「トルネコ様のサイズに合う鎧はございません……」と申し訳なさそうに言われる。
自分の店なんだし、【てつのまえかけ】ぐらいは扱っても良い気がするのだが……。
 
なお、【公式ガイドブック】における【中村光一】の寄稿によれば、この「お金を集めてお店を大きくする」システムは、倒されると何も後に残らないシステムはドラクエのプレイヤーにとって厳しすぎるのではないかと感じた【堀井雄二】によって提案されたとのこと。
例え倒されても何らかの形でプレイの結果を目に見えて残らせることによって、やる気を維持させるのが目的だったという。

トルネコ2

住居を村の中に移しており、店の方に行く事はできない。
なので実質『トルネコの家』であり、持ち物も倉庫だけになっている。
1と同様持ち帰ったアイテムを売ることは可能。今作でのみ、その場でお金が手に入る。
倉庫も当初は使えなくなっており、【お城のダンジョン】攻略後に使用可能になる。
初期状態の容量は20個で、1000Gで10個ずつ容量を修理・拡張ができ、最大250個になる。
ただし、拡張するのは大工にゴールドを渡して、一度冒険に出ることが条件。
持ち込み数は各ダンジョンに依存しているので割愛。
なお、中身の入っている壺は預けることができず、その場で割って中身のみ預けることになる。
どういう方法を使っているのか、【火薬壺】【われない壺】もこれで中身を取り出すことができる。
また、冒険中には【倉庫の壺】でアイテムを倉庫に送ることができるが、倉庫の容量がいっぱいだと送れず、足元に落ちるだけなので注意。
 
トルネコ1と違い、各イベントも村の中で行われるので家自体にイベントはほとんど無いが、屋敷のダンジョン以降は、ダンジョンを制覇した証として石像が置かれるようになる。
石像は各ダンジョンをイメージさせるモンスターで、例えば墓場のダンジョンではミイラ男の石像である。
全制覇するとなかなか壮観だが、狭い。
 
オープニングムービーの途中では村の全景が映るが、『トルネコの家』よりやや上の位置にゲーム中では行く事が出来ない謎の建物が写り込んでいる事がわかる。
これが前作の『トルネコの店』であり、配置も左から超巨大店、バー・ネネ、2号店と、前作と同じであることがはっきりわかる外観となっている。
このことは発売当時の雑誌などで触れられていた。

トルネコ3

【山脈の尾根】をクリアしてイベントをこなすことで、新たに【コスタリベラ】に別荘と支店を作ることになる。
ただし、そのすぐ後から主人公がポポロに切り替わるので、施設として利用できるのはポポロがグレートバレイナ島に着いて以降になる。
ちなみにシナリオが幾多の場所を巡るものとなった関係から、【倉庫】は公共施設となりトルネコの持ちものではなくなった。
 
基本的にはDQ4からと同様、持ち帰ったアイテムを店に並べ、次の冒険から帰ってくると売上金を貰える。
ただし、開店前に店番として【学者】【サムソン】【あらくれ】【ダグラス】のどちらかを選ぶ必要がある。
サムソンは真面目で王様からの開店祝いも高く売れるが、売上金は普通に売った場合と同じ。
ダグラスは評判が悪く開店祝いも少ないが、商才はあるようで売上金が通常の1.25倍になるという大器晩成型。
印象を取るか実利を取るかはお好みで。
 
エンディング以降は別荘に家具を置けるようになり、売上金でのみ家具を購入できる。
ただし特別なアイテムがもらえるわけではなく、トルネコ1の奇妙な箱と同様のオマケ要素である。
売上金が一定の額になった時点で【マリーナ】に話しかけて家具の話を聞き、一度冒険に出て、帰ってきてもう一度マリーナに話しかけることで家具が追加される。
マリーナに一度話しかけてから家具が増えるまでの売上金はカウントされないので注意。
 
必要な売上金と追加される家具は以下の通り。
なおトルネコ1と同様、一度に二つの家具をもらうこと等はできない。

必要資金追加家具
10000G鏡(二階)
20000G植物(一階暖炉右)
50000G本棚・壁掛け時計・植物(一階。植木は暖炉左)
100000Gトルネコの絵(地下一階)
200000Gタンス・植物(二階)
300000G家族の絵(一階)

少年ヤンガス

基本DQ8の世界観ではあるが、不思議のダンジョンマスターとしてトルネコも登場。
ヤンガスに対してアドバイスの他、銀行を営業してくれる。
銀行は預けた金額に応じてアイテムがもらえるようになっている。

銀行は9999999Gでカウンターストップするので、賢者の石をもらった後は一応注意。