【バギムーチョ】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:45:27

・バギ系呪文

【バギ】【バギマ】【バギクロス】―【バギムーチョ】

【バギマータ】

概要

【風属性】最強呪文。
初出はDQMJ。ナンバリングにはDQ9から登場。
これが登場するまでは、DQ3以来【バギクロス】が最強だった。
 
バギ系呪文の最上級でありながら、そのもっさりしたネーミングがいささか微妙である。
名前の「ムーチョ」はスペイン語で「たくさん」の意味。
直訳すると「たくさんバギ」となり、意味として間違ってないが、最上級表現ではない。
脱力気味な言葉の響きのためか、あるいはコミカルな見た目の【ダンビラムーチョ】を連想させるためか、それとも某辛口スナック菓子の名前と似ているためか、はたまたマリオシリーズの某敵キャラや某バンドの曲名と同名なためか、しばしばネタにされる。
それにしても、よくもこれだけネタにされそうな要因の多い言葉を選んだものである。もしかしたらこれら全ての要因が複合して、ネタになってしまっているのかもしれない。
遂には「All About」という生活情報サイトのニュース記事にも取り上げられてしまった(ただし、記事の内容自体は完全に否定的なわけではない)。
 
…とまぁ、登場直後から酷評されてきたが、プレイヤーも次第にそんなネタみたいな名称に慣れてきてしまったようだ。

DQ9

攻撃魔力550800999
ダメージ(100%)150~250317~417450~550

攻撃呪文の系統がDQMJと同じになったDQ9でも逆輸入される形で登場。
【スーパースター】がLv58で覚える。消費MPは50と【マヒャデドス】と同じ。
しかし、スーパースターそのものの微妙さに加え、こうげき魔力もほとんど成長しないので今作に登場する最上級呪文では最も不遇である。
 
DQ9とDQMJシリーズは【ベホイマ】【ベホイム】【ダウン】【ヘナトス】のように、よく似た呪文でも名前が食い違うことが多いが、コレについては同じ名前で本編へ輸入された。
 
敵で使ってくるのは【デスタムーア】のみ。使用頻度もあまり多くはない。

DQ10オフライン

【主人公】【スーパースター】Lv65で習得する。仲間キャラは【フウラ】【風乗り】スキル、【ラグアス】【ロイヤル】スキルで習得し、必要なスキルポイントは20。
消費MPは16。
敵1グループに【こうげき魔力】【かいふく魔力】の合計に依存した【風属性】ダメージ。ダメージ量は(120~420)±50。
フウラとラグアスはスキルアップパネルによる補強でダメージが5%・10%・20%・30%と増加する。
 
オフ版での系統最強攻撃呪文の中ではマヒャデドス、イオグランデ、ドルマドン、メラガイアー、ギラグレイド、ギガデインが必殺技扱いなのに対し、これとジバルンバはMPを使う一般呪文の扱いである。また一般呪文の中ではこれとVer.2の【ライデイン】のみ仲間キャラがスキルで覚える呪文となっており、【スキルアップパネル】の影響も受ける。
必殺技である他の最上位呪文よりは当然威力は落ちるものの、スキルアップパネルで強化できる全体呪文ということもあり、複数の雑魚に対しては割と優秀。
かいふく魔力によってもダメージが増えるので低レベルのうちやラグアスでも高ダメージを出しやすいのも嬉しい。
レベル上げに使われる【スカラベキング】が風弱点ということもあり、主人公の複数職のレベル上げのためフウラとラグアスが連発することになった。

またver.2と同時期のアップデートによりこの呪文もダメージキャップが伸びており、なぜか【マダンテ】を除く範囲技では唯一2999を越えるダメージが出るようになった。
一応マダンテ以外の範囲技や呪文の中では理論ダメージは最高だが、元の威力が低いため準備の手間を考えると現実的ではないか。

DQ10オンライン

スーパースターが「オーラ」にスキルポイント130振ることで、海賊がLv69で習得出来る。
チャージタイムを要するため、消費MPは16と少なめ。ダメージは150~250より。
バギ系の中でバギムーチョだけは【こうげき魔力】【かいふく魔力】の合計で威力が決まり、合計280以上になると威力が上がっていく。
敵モンスターはバージョンが進むにつれ使用者が増えており、Ver.5のラスボスに至っては【烈風バギムーチョ】(4連発)を使う。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

【セーニャ】【スティックスキル】…ではなく【ヤリスキル】で習得する。
使用出来るのはクリア後、イベントでスキルパネルが拡張されてからになる。
消費MPは50、攻撃範囲は敵1グループ、ダメージは386±128(258~514)。
攻撃魔力1から威力が上がり始め、攻撃魔力250になるとダメージは624±128(496~752)になる。
 
ナンバリングでは初めて僧侶系のキャラが習得するが、DQ10のように両魔力の合計値依存ではなく、純粋な攻撃魔力依存となっている。
セーニャは攻撃魔力が0であり、レベルアップで一切伸びないため、基本的に大きな威力上昇は望めない。
基本威力についても期待値386と、確かにイオグランデよりはわずかに大きいものの、それほどでもない。他属性の攻撃呪文と比べても、バギマやバギクロスほどに他属性より素の威力が優れている、というわけでもない。
結局のところ、他の属性の攻撃呪文に比べると、レベルが上がる毎に徐々に威力で後れを取るようになり、そのうち大差をつけられてしまう。
それなら目覚めしセーニャの時に使えば…と言いたいところだが、前述の通り習得パネルが追加されるのはクリア後。セーニャの攻撃魔力が高い時に限って使う事ができない。
 
よってレベルが上がってもこの呪文を実用したいのなら、装備か種を活用するしかない。
一応、攻撃魔力1から威力が上がり始め、最大威力に達するための攻撃魔力も250と少なめ(ちなみにイオグランデは威力が上がり始めるのすら攻撃魔力が390を越えてからで、最大威力を出すには900も必要になる)。
だが、セーニャは両手杖を装備できないため、武器での攻撃魔力上昇はほとんど見込めず、最終盤のスティック装備で20前後の上昇が限界である。
そして後述するが、防具や装飾品で攻撃魔力を重視するのは、実際のプレイでは難しいだろう。
そのため、高レベル帯で装備の制限なくこの呪文を実用できるようにするためには、実質的には大量の魔力の種が必要になる。
 
参考までに、補正抜きで最大威力を出すためには、【まりょくのたね】が125粒必要である。
今作では種集め自体は簡単で、金策モンスター【デビルメビウス】がレアで落とすので、金稼ぎついでにルーレットを回せば苦もなく貯まっていくだろう。
ドーピングをすれば十分使えるので、彼女の貴重な攻撃手段として活用できるようになる。こだわりがある人は試してみるのも悪くない。これだけ多量のMPを消費するのだから、どうせ使うなら是非とも主砲として使いたいところだ。
お手軽に魔力を上昇させる【ロイヤルバッジ】を装備させるという手もあるにはある。
参考に、装備のみでセーニャのこうげき魔力を最大限に上げた場合は201になる。
具体的にいうと、装備品は全て+3を前提にした上で、ロイヤルバッジを二つで+70、終盤のスティックと【げんまの盾】を合わせて+41、【セラフィムのローブ】【ふゆぞらのぼうし】で+90という組み合わせ。
これなら最大出力の8割程度の威力にはなり、火力としてはそれなりに期待できるようにはなるものの、アクセサリ枠を含めあらゆる装備品が限定されるし、盾は時期的に性能の劣るげんまの盾のまま…と、盾装備による耐久性と専用装備による状態異常耐性が強みであるセーニャの長所をとことん犠牲にしてしまう。
どのみち強敵を相手にする際のセーニャには回復支援という重要な役目があるため、耐性や耐久力を底上げする必要性のほうが高い以上、やはり現実的には難しい。
なお、成長度合いはバギクロスと同様に極めて悪いため、攻撃魔力を上げても、平均ダメージ値は【ギラグレイド】より低く、消費MPはギラグレイドより多いというのが悲しい。せめて消費MPはもっと少なくしても良かったのでは…。
 

もう1つネックになるのは、前述したとおり習得のためのスキルパネルが【スティックスキル】【たてごと】スキルではなく、何故かヤリスキルに配置されていること。ヤリをぐるぐる回して旋風を起こすとかそういったイメージか…?(しかし、実際には素手やスティック装備時でも使用可能。)
しかもスティックスキルとヤリスキルのちょうど境目のひみつパネルに指定されているため、両方の武器スキルをある程度進めないと習得できない。
呪文キャラとしてスティックとたてごとを重点的に極めていると全くお目にかかれないので、パネルが開放されたらたてごとを一旦スキルリセットしてSPにヤリに回した方がいいかもしれない。
ただそうなると、今度はスティックスキルの【ホーリーライト】がライバルとなる。こちらであればヤリスキルにSPを振らなくていいし、セーニャの攻撃手段が欲しければこちらで十分としてバギムーチョを無理して取る必要も薄くなってしまう。
 
余談だが、セーニャがこれを唱えた時、呪文発動エフェクトの後に交差させた両腕を円形に回し、左腕を振り下ろすモーションが演出される(ベロニカの【ギラグレイド】と同モーション)。
いつもおっとりしている彼女の性格からは考えられないような勇ましいモーションは必見である。ボイスの付いた11Sでは「嵐よ…唸れ!」という力強い詠唱ボイスも追加され、より勇ましさが増した。
 
総評すると、成長性こそ悪いがダメージを稼ぐにはそこそこという強さである。
ただ、膨大なMPを消費して、ようやく「そこそこの威力」というのはあまりにも効率が悪いのではないかというところ。
基本的な火力が高いのは強みであるが、使用者の攻撃魔力の関係上、成長がほぼ皆無なので、実質的には最上級呪文としては最弱。レベルが上がるほど相対的に弱くなる。
頑張って魔力を上げた場合を考えても、最上級呪文としては並未満。その割にコスト高で燃費も良くなく、ギラグレイドに威力もMPの少なさも負けている。流石にどこぞの最上級呪文よりは遥かにマシな性能だが…
どのみち、他に集団攻撃手段がほとんどないセーニャは、性能に劣れどこれを使わざるを得ないだろう。重い消費MPを解決する手段を用意しておきたい。
 
敵側では【邪神ニズゼルファ】が使用。

DQMJ

敵を凄まじい竜巻で切り裂き、130~230のダメージを与える。
賢さが504よりも高いと威力が上昇し、最終的に249~349まで増える。
消費MPは36と膨大で、バギ系特有のダメージのばらつきも非常に大きいが、最大ダメージの威力は魅力的。
博打を打つつもりで使ってみてもいいだろう。

イルルカ

MP消費は56とさらに増加したが、ダメージ上限も999まで跳ね上がった。
バギ系の【コツ】【ブレイク】、それに【ときどきインテ】を覚える【サイコロン】【バズズ】ならばその威力を十全に引き出せるだろう。

バトルロード

2人プレイの究極必殺技として登場。肩書きは「極大真空呪文」。
バギクロスや【風神斬り】といった必殺技を組み合わせて発動する。
敵全体を包む巨大な竜巻を起こす呪文となり、大ダメージを与える。
 
また、とどめの一撃の際、SPカード【めいそう】をスキャンすると発動。
使い手は【チャモロ】。魔法で竜巻を起こして敵に大ダメージを与える。
なお、ジョーカー出身のこの最上級呪文だけは魔王・大魔王は誰も使わない。

バトルスキャナー

第三章から登場した【スペシャルチケット】。消費SPは3。
使用者は【オルゴ・デミーラ】(人型)で、ボタン連打によって技がドルクマ→ドルモーア→バギクロス→バギムーチョの順で変化していく。
バトルロードでは【ギラグレイド】諸共魔王組に使い手がいなかったが、今作で無事割り当てられた。

ウォーク

2023年9月27日実装の「さばきのこん」をレベル20以上にすると修得。
詠唱で怒れる【創造神グランゼニス】が現れ、暴風を巻き起こして敵全体に特大のバギ系呪文ダメージを与える。
さばきのこん自体はこれと回復呪文扱いの「天の福音」を併せ持った攻撃と回復を併用できる武器であり、威力自体はギラグレイドとほぼ同等。
バギ系呪文特化型なら【いにしえの大賢者】の「風ノ章・終節」を若干ながら上回る。
しかし、バギムーチョには回復魔力が攻撃魔力より高い場合には回復魔力のほうを参照するという特徴があり、
更にいきなりスキルを使うと、棍が得意武器であればHP回復効果の割合をバギ系呪文ダメージの強化に反映するというオマケまでつく。
このため回復特化であっても十分な威力が見込めるうえに、これを最後に使っていれば天の福音使用時に追加でこれが発動することもある。

蒼天のソウラ

4巻で登場。轟風呪文と書いてバギムーチョと読む。使い手は魔公子イシュマリク
ただのバギムーチョとして使うのではなく、呪文を【エクステンション・ライン】で拡張して拡大轟風呪文(エクス・バグ)として拡大したものを使用する。
【フォースブレイク】を拡大したスキルと同時に使うこの技はイシュマリクの奥義の1つであり、「フォースギガブレイク<風(ビエント)>」と呼ばれる。
その威力は屋内戦闘を屋外戦闘にしてしまうほどの威力を誇る。
エクステンション・ラインを発動したソウラを殺すつもりの一撃だったが、ソウラはエクステンション・ラインでエクス・バグに干渉して通常のバギムーチョに戻し、エクステンション・ライン発動時の耐久性能向上で切り抜けた。
 
イシュマリクの父親である【魔公王イシュラース】も使用する。
【イオグランデ】と同時に唱える事で、魔王らしく2回行動ができる事を表現した。