パーティメンバー:ヒーローズ2
ヒーローズ2
【ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり】における主要キャラクターの1人。
因みに、ツェザール(Cesar)はドイツ語圏の男性名で古代ローマ軍人のカエサルが由来(英語で言えば【シーザー】、フランス語で言えば【セザール】)。英語版での名前もそのままCesarとなっている。
CV:山田孝之(ドラクエのパロディドラマ勇者ヨシヒコシリーズで主人公ヨシヒコを演じている)
【ジャイワール】の【王子】。父である【ジャイワール王】の死をきっかけに【オレンカ】へ進軍した。
4年前はラゼルとテレシアの先輩として同じジャイワールの士官学校で学んでおり、ラゼルと一緒によくバカをやってテレシアに怒られていたらしい。
ある日父ジャイワール王が殺され、父の亡骸と同時に【オレンカ王】の姿を目撃し、オレンカ王が父を殺した犯人だと思い込み、オレンカに戦争を仕掛けたが、【ゼビオン王】によってオレンカ王の潔白が証明され、現在は父の跡を継いでジャイワール軍を率いる立場にある…が父の仇を討つべく自ら戦いに加わる。
容姿・性格
砂漠の国の王子らしく、ノースリーブに鎧マントを纏った出で立ちで、オールバックのヘアスタイルが特徴。
ハイテンションになると台詞通り怒髪天を衝くがごとく髪が逆立つ。
口癖は「フッ…」で、なんと100回以上口にしており、「正義は我にあり」という台詞も好き。
普段は「オレの美学」と称して常に冷静を装っているが、装っているだけで実は一旦キレると手がつけられなくなる性格である。
作中で父王が何者かに殺害されて激昂した際には碌に調査もしないまま、数少ない手掛かりから【オレンカ王】を犯人と決め付け、あろう事か友好国である【オレンカ】に軍を率いて攻め込んでしまう。
ラゼル・テレシアの説得も一切聞き入れないどころか、2人の姿を見た瞬間に「先王殺しを手引きした裏切り者」と決め付け、本気で殺しに掛かって来る。
この頭に血が上りやすい性格が作中で度々トラブルを起こし、事あるごとに相手に喧嘩を売ったり突っかかったりして物語を掻き回す。
というより、序盤は彼が引き起こしたトラブルをもとにしてストーリーが展開されると言っても過言ではない(前述のオレンカへの侵略やクレティアでの問題発言など)。
そもそもの物語の始まりはその性格を【魔王ザラーム】に利用されたせいとも言える。
このハタ迷惑な性格は、ジャイワールの初代王も一切人の話を聞かないタイプだったので、遺伝の可能性大。作中で主人公らにも突っ込まれている。
まあ、それを突っ込んだラゼルも負けず劣らず、人の話を聞かない性格なのだが。
先祖代々こんな性格をしていて、よくもまあ長い間国を保っていられたものである。
中盤以降はある程度冷静さを取り戻し、ジャイワール王家の知識を活かして戦争の防止や予言への対抗策を提案するようになる。
…のだが、ここでも彼の想定外の事態が起きて一悶着あるのがお約束。
両手剣使いで、ムービー内で装備しているのは【貴公子の大剣】。
スキル
固有
特技・呪文 | 消費MP |
---|---|
【溶岩斬】? | 13 |
【氷河斬】? | 13 |
【雷光斬】? | 13 |
【イオ】>【イオラ】>【イオナズン】 | 9>16>28 |
【コーラルレイン】 | 11 |
【バシルーラ】 | 9 |
【エレメントフォース】? | 6 |
【グランドネビュラ】 | 29 |
【アルテマソード】 | 【必殺技】 |
アクション
- 下表はガッツリ操作の場合。
コマンド | アクション | |
---|---|---|
PS | NSw | |
□・□・□・□ | Y・Y・Y・Y | 連続斬り |
△ | X | 衝天斬 |
剣に炎をまとわせてるときに△ | (前略)X | 溶岩解放 |
剣に氷をまとわせてるときに△ | (前略)X | 氷河解放 |
剣に雷をまとわせてるときに△ | (前略)X | 雷光解放 |
空中で□ | 空中でY | たたき落とし |
空中で△ | 空中でX | 空中衝天斬 |
戦闘能力
溶岩斬、氷河斬、雷光斬の各種特技を使用する事で、それぞれに応じた属性が剣に付与される魔法剣士。
付与された属性は属性に応じた〇〇解放を使用するか、一定時間経過するまで纏い続ける。後述するが、特定のスキル取得によって属性付与を強化する事も可能になる。
別の特技を使う度に属性が切り替わり、それぞれの属性毎に追加効果があったりと最初は少々とっつきにくいかもしれないが、慣れれば頼もしいキャラクターになる。
属性攻撃を主力として戦うという関係上、敵や状況に応じて適切な属性を付与する事が重要となる。
3つの属性があるが、それぞれの特徴を端的に書くとヒット数の溶岩、殲滅力の氷河、高威力の雷光といった具合。
溶岩斬を付与すると連続斬りや溶岩解放で追加ダメージが発生しヒット数が2倍になる。
ヒット数を伸ばしやすいのでテンションゲージ回収がしやすくなり、火に弱い相手であれば切っているだけで完封できるが、ほか2種が強力なのでグランドネビュラを習得したら入れ替えで良いだろう。
雷光斬を付与すると連続斬りに強い怯ませ効果が加わるがこちらはオマケで本命は雷光解放にある。
単発かつ範囲も狭いが威力が抜群で会心の一撃も出るのでボス戦時はこれを主力に立ち回りたい。
また、雷であるためマシン系をダウンさせながら完封可能。
ただし【キラークリムゾン】には使用を控えよう。
特筆すべきは氷河斬の付与で、連続斬りに氷結効果が付くので斬ってるだけで優位に立てる事に加え、氷河解放は非常に強力。
斬撃がデカいので巻き込みやすく射程そこそこ、更に敵を貫通する上に氷結の状態異常までついてくる。
少し離れた所からコレを連発しているだけでも強力である。
ただし攻撃時間が長くキャンセル不能なので、隙が大きめで威力では雷光解放に劣るので雑魚~中クラスの群れ用といった所。
熟練度を上げて【グランドネビュラ】を習得すると、高威力の範囲攻撃を行える様になるが、消費が29と少し重い。
解放攻撃が主力になるのでMPを浪費する様なキャラではないが、使いすぎには気をつけよう。
ハイテンション時には敵のど真ん中で連発してやると良い。
とにかく解放状態を維持することが大事なキャラとなるため、エレメントフォースとエンチャント強化は習得必須。
はっっきり言ってしまえば、この2つが無いとむしろ弱いので優先的に取得する事・・・と言いたい所だがこの2つは習得可能レベルが20と少々遅い。
加入からしばらくは属性を付与した連続斬りをメインに立ち回っていくか、いっその事レベル20までルイーダの酒場で待機して貰ってもいいだろう。
Lv20で上記2種のスキルを取得してからが本領発揮である。
ボイス集
ルイーダの酒場選択時 | 必ず勝つ、俺が出るからにはな |
ステージ開始 | |
ボスステージ開始 | |
モンスター召喚 | 最善を尽くせ |
キャラチェンジ | 行くぞ! |
最後の猛攻! | |
大ボス撃破 | |
レベルアップ | フッ… 上々だな |
うむ、悪くない成果だ | |
スーパーハイテンション | 俺を怒らせたようだな! |
必殺技 | はあああ!!たぁ!散るがいい 、アルテマソード!! 終わりだな |
勝利 | 皆、誇るがいい!我らの勝利だ! |
勝った時こそ冷静でありたいものだな | |
瀕死 | 俺が…ここで倒れるわけには… |
死亡 | ぐわああああ!!(みんな…すまない…) |
蘇生した | まだ終わりじゃないぞ |
ラゼルを蘇生した | いつまで寝ている? |
テレシアを蘇生した | 無茶はするな |
オルネーゼを蘇生した | 目を覚ましてくれ |
敵対時
ジャイワール編のボスとして、ピラミッドで待ち受ける。
その実は序盤最大の強敵。お供の【じごくのよろい】二体もいい感じに邪魔。
素早く強力な攻撃を仕掛けてくるため、回避や防御を身に付けないとあっという間に倒されてしまう。
序盤とは思えないその強さで、攻撃ボタン連打だけではこの先通用しないことを初心者達に叩き込んだ。
通常攻撃の他、各種属性技で攻めてくる。
今までの敵より技数が多いので、どんな技を使うのか最初に様子見しておくと戦いやすい。
属性技はツェザールの周囲広範囲を攻撃するので、素早く離れよう。
特に氷河斬は、一撃目で運悪く凍らされてしまうと、そのまま追撃の氷剣を連続で食らって大ダメージになるので要注意。パーティーのレベルが低いと氷河斬で、二人以上凍結➡たたっ切られまくって、そのままパーティー半壊という事態にもなりかねない。
基本的に怯まないのも強い要因。
近接キャラで戦う場合はヒット&アウェイが基本。
敵の空振りを誘って攻撃を入れ、反撃を貰う前に退避しよう。
【マリベル】の【メラ】等リーチの長い技で、逃げ回りながら戦うのもよい。
【けんじゃのいし】を習得した【トルネコ】は是非連れて行こう。
この時点では唯一の回復技持ちなので頼りになる。
HPを減らすと【リリパット】弓部隊が援護に現れ、さらにHPを削ると【メタルハンター】などがやってくる。残りHPが少なくなってきたらハイテンションでトドメを刺そう。
なお、【謎のコンビ】や【マーニャ】同様、彼の強ボス版は存在しない。