【弓スキル】

Last-modified: 2024-04-11 (木) 19:37:29

概要

DQ8・DQ9とDQ10シリーズで登場する、【弓】に関する【スキル】。DQ11では弓の使い手がいないので登場しない。

DQ8

【ククール】用のスキル。
 

習得SP称号習得特技及び特殊能力
6弓の基本操作【ラリホーアロー】
18アーチャー【妖精の矢】
25アロースナイパー【ニードルショット】
32アローソルジャー弓装備時攻撃力+10
44アローナイト【さみだれうち】
59アローアーティスト弓装備時会心率上昇
66ワンダーアーチャー【精霊の矢】
76ミラクルアーチャー弓装備時攻撃力+25
88セイントアーチャー【シャイニングボウ】
100アローエンペラー【ニードルラッシュ】

解説

攻撃しつつ眠らせるラリホーアロー、同じく攻撃しつつMPを回復できる妖精の矢と精霊の矢、単体に強いさみだれうち、全体攻撃のシャイニングボウなど、とにかく対応範囲が広く強力な特技が多いのが長所。
要所で使いやすい弓が手に入るのも嬉しい。
 
一般的にククールの最強スキルだと言われている。最強武器が弓であることを考えても優先的に上げて損はないだろう。
中でも妖精の矢、精霊の矢はかなり便利。この特技の存在によって、MPの自給自足が可能になる。手が空いた時に精霊の矢を撃っておけば、MP切れの心配はほぼ無くなるだろう。
またさみだれうちは、地味ながらもククールの中ではかなり強力な攻撃手段。単体が相手の時はククール最強の攻撃手段となることも多いので積極的に使いダメージを稼ごう。
SP88で習得するシャイニングボウは強力だが、終盤~クリア後には【イオ系】耐性を持つ敵が多く、習得する頃には軽減されやすくなってしまいがち。
一応ククールにとっては数少ない全体攻撃なので、どうしても使いたければ弓スキルに全振りしよう。
特に獲得スキルポイントが増えた3DS版なら有効的に活かせるだろう。
しかしSP100で覚えられるニードルラッシュは、はっきり言って使えない地雷特技。(3DS版ではメタル狩りで使えるように。)
そのため、SPを振るのは攻撃力+25の76(あるいはシャイニングボウの88)までに留めておくのがおススメ。
 
武器の入手は錬金に頼るものが多い。
【クロスボウ】【ガーターベルト】で出来る【エロスの弓】【ライドンの塔】にある【ケイロンの弓】など、武器の入手を確実に行い【オーディーンボウ】を作ろう。
すべての弓を手に入れる手法を取っても買うのは【ショートボウ】【ビッグボウガン】だけで済むので財布に優しい点も見逃せない。ショートボウはまだスキルポイントがほとんどない時期なので買わずに我慢してもいい。
逆に言うと、探索にあまり注意を向けないプレイヤーだと最悪ビッグボウガンまでクロスボウのまま…という事もある。
今でこそネットの普及で攻略情報を得やすいのでそこまで深刻な状況になる事はまずないが、PS2版当時の初見プレイヤーだとエロスの弓は寄り道しないとレシピを発見できないし、本作はDQ初の3D作品でマップの広さが桁違いになった為、ケイロンの弓の宝箱も見落とすという事も十分あり得たので全くないとは言えなかった。
 
ちなみに弓スキル一辺倒だと、【メタル狩り】の際に手持ち無沙汰になってしまいがち。
せいぜいさみだれうち程度で、それも複数対象には向かない+確実性に欠けるため微妙。いっそタンバリンを叩いてゼシカのピオリムの効果を上げた方がマシだろう。
なお3DS版ではニードルラッシュがメタル狩り専用技のような状態になっているため、(そのためだけにSP100まで上げるかは兎も角)解消されている。
 
同じく物理攻撃である【剣スキル】と比較すると、自前でのMP補給、さみだれうちによる単体火力の高さ、武器がほぼ拾い物と錬金で揃う点などが強み。
そもそもククールは攻撃よりも回復や【ふしぎなタンバリン】によるサポートがメインで攻撃はオマケと考えると、
攻撃能力一辺倒な剣スキルよりは、多様な効果を使い分けて動ける弓スキルの方が扱いやすい場面は多い。
一方で剣スキルは先に強い武器が手に入り、【はやぶさ斬り】や攻撃力上昇も低SPで習得出来るため火力自体は上。
また【メタル斬り】があるため、序盤からメタル狩りにも貢献しやすい。
いずれにしてもククールは終盤までスキルポイントが少なく、両立は厳しい。
剣と弓、基本的にどちらかに絞ってあげていこう。
 
3DS版の場合、【追憶の回廊】では悠長に精霊の矢を撃っている暇もなく、MP回復は【エルフののみぐすり】に任せがち。
そのため弓スキルを使う機会もないため、追憶攻略だけを考えるならいっそ振らなくても構わない。
それよりも格闘スキルのみかわしアップの重要度がはね上がるので、スキルの種を集める気がないならなおさらである。

DQ9

【魔法戦士】【レンジャー】【賢者】に割り当てられている。
 

習得SP獲得称号習得特技及び特殊能力
3弓の使い手【マジックアロー】
7一人前の弓使い弓装備時攻撃力+10
13アローソルジャー【バードシュート】
22(♂)アローナイト弓装備時会心率アップ
(♀)レディアロー
35アローアーティスト【ニードルショット】
42アロースナイパー弓装備時攻撃力+20
58百発百中の弓使い【さみだれうち】
76天かける弓使い弓装備時攻撃力+30
88セイントアーチャー【天使の矢】
100(♂)アローマルス全職業で弓装備可
(♀)アローアルテミス
秘伝書【シャイニングボウ】

解説

いずれも上級職であるため、序盤のうちは弓を装備することができない。
攻撃力が高く、得意な敵はとり系。DQ8にあった妖精の矢と精霊の矢は、天使の矢に名称変更+一本化された。
バードシュートは使い勝手が良い系統特効技。
マジックアローはダメージ+呪文耐性低下で、攻撃呪文を使う仲間が居るとボス戦で効果を発揮する。
さみだれうち、ニードルショットはDQ8からあったものだが、どちらも性能が向上し使いやすくなっている。
全体攻撃はシャイニングボウだけで、燃費は威力に比べてやや高めなものの、天使の矢があれば気にならない。
しかしMP回復量は与えたダメージで決まるので力を出来るだけ上げておこう。
 
前作のラリホーアローが無くなったのは残念だが、死に特技も無くなり総合的に見て前作以上に優秀になった。
攻撃面も補助面でも燃費に関しても優秀な部類のため、どんな職業でも相性が良い。

武器性能&スキル性能

比較的攻撃力が高く、弓のイメージに合わせたのか風属性を付加する弓が数個存在する。
混乱効果を持つゆうわくの弓は強力。入手手段は限られているものの、そこまで難しくはない。
終盤で買えるケイロンの弓は全員のHPを小回復できるため便利。最強錬金シリーズは悪魔系に特効とやや地味な効果。

特殊武器攻撃力特殊効果
ゆうわくの弓64攻撃した敵をたまに混乱させる
かりうどの弓70とり系に1.2倍
スナイピングボウ82とり系に1.2倍
かぜきりの弓77風属性
あらしの弓88風属性
サイクロンボウ101風属性
ケイロンの弓92味方全員のHPを30~40回復
じごくの弓130<呪い>たまに行動不能、たまに攻撃ミス
天使の弓142悪魔系に1.2倍
大天使の弓154悪魔系に1.2倍
ケルビムの弓166悪魔系に1.2倍
セラフィムの弓178悪魔系に1.2倍
  • アイテム使用でダメージ効果の武器を除く
  • 全ての弓は鳥系に1.1倍
名前MP範囲属性説明倍率依存ST備考
マジックアロー3敵単体-ダメージを与えつつ攻撃呪文に弱くする95~100%攻撃力不気味な光より成功率が高い
バードシュート0-とり系に大ダメージ95~100%攻撃力鳥系に1.5倍
ニードルショット1-敵に小ダメージ+即死40~50%攻撃力即死成功率は8分の1
必ず1ダメージを与える
天使の矢0-敵に攻撃して与えたダメージの1/8MPを回復95~100%攻撃力MP吸収ではなくMP回復
さみだれうち4敵全体-敵を選ばずに4回攻撃40~50%攻撃力全体攻撃扱いの単体攻撃
シャイニングボウ18敵全体に光属性の固定ダメージ--全体に145~155のダメージ

武器自体の攻撃力もあり全体的に火力は高め。特にさみだれうちは攻撃回数が常に4回。
他の連続攻撃技は3~4回攻撃であるものが多く、同じく4回固定のばくれつけんは武器性能の差があるため、弓スキルが最も性能が高い。
ゆうわくの弓と組み合わせることも可能だが、使い道は雑魚相手に限られる。
シャイニングボウは秘伝書にしては威力が控えめだが光属性の全体攻撃なので終盤以降でも活躍は見込める。
ややコストが高いのが難点ではあるが、天使の矢を通常攻撃代わりに使っていればMPが切れることは少ないだろう。
ただし、AIでは何故か「天使の矢」を使ってくれないため自分で命令する必要がある。

他の武器と比較した場合の性能比較
時期単体グループ全体メタルMP効率
単体グループ全体
本編B-ACC+-D+
クリア以降B-C+CB+-C+

※連続攻撃技は単体攻撃技としてカウントするが一応全体攻撃も可能。全体攻撃のMP効率は考えない。
※光属性の全体攻撃のため+補正、天使の矢でMP回復が容易なためMP効率全てに+補正
補足:E苦手 Dやや劣る C平均的 B得意 A大得意 +ランクで上位 -劣る部分がある -使用不可

DQ10オフライン

主人公と【ラグアス】のスキル。

主人公

【魔法戦士】【レンジャー】【賢者】で使用可能。
本作のスキルパネルで唯一、左右ではなく上下対称の形状である。
 
●パネル配置
起=起点
太字=ひみつパネル、↑=スキルアップスロット
  1回目のパネル拡張で出現
  2回目のパネル拡張で出現
  3回目のパネル拡張で出現
  4回目のパネル拡張で出現

 
 
H 
 
 
C 
 
 
 
IEA 
 
JFB 
 
 
 
D 
 
 
G 
 
 
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP

SP習得内容備考
A1(1)【マジックアロー】
B3(3)【バードシュート】
C5(15)【サンダーボルト】
D7(17)【さみだれうち】
E9(34)【天使の矢】ひみつパネル
F14(41)【シャイニングボウ】ひみつパネル
必殺技
2装備時【こうげき力】+3×6枚
4装備時こうげき力+5×2枚
2装備時会心率+0.5%×4枚
4装備時会心率+1%×2枚
2装備時みかわし率+1%×5枚
Ver.2で追加されるパネル
G10(16)【ダークネスショット】1回目拡張後
H12(18)【弓聖の守り星】2回目拡張後
必殺技
7(22)装備時こうげき力+152回目拡張後
I13(34)【ロストスナイプ】3回目拡張後
6(22)装備時会心率+3%3回目拡張後
J15(38)【サンライトアロー】4回目拡張後
必殺技
7(25)装備時こうげき力+154回目拡張後
6(22)装備時会心率+3%4回目拡張後

※上昇量はスキルLv1の時のもの

解説

ブーメランと同じく、上位職専用のスキルライン。
攻撃面では通常時はさみだれうちによるそれなりの威力の単体攻撃、必殺技は敵が単体の時の総倍率が非常に高いシャイニングボウと単体特化の構成。範囲攻撃が一切なく、シャイニングボウは敵が複数いるとバラけてしまうので複数相手はかなり苦手。レンジャーの場合は範囲攻撃のブーメランと単体攻撃の弓で使い分けたい。
補助面は高確率で呪文耐性を一気に2段階下げられるマジックアローが優秀。賢者でフウラと共に呪文中心に戦う場合はぜひ使っておきたい。

ラグアス

●パネル位置

スキルパネル中央の起点から見て左下に位置し、右に盾スキル、上にロイヤルスキルが隣接する。
スキルアップスロットは盾スキルと共用のエリアに2カ所、ロイヤルスキルと共用のエリアに1カ所ある。Ver.2での拡張後は本スキルのエリア内に2カ所追加され、強化不可能だったダークネスショットとロストスナイプが強化可能になる。
 
●パネル配置
起=起点、盾=盾スキル、ロ=ロイヤルスキル
太字=ひみつパネル、↑=スキルアップスロット
  3回目のパネル拡張で出現
 4回目のパネル拡張で出現

 
 A
 B
 E
 C
 FD
 G
 KH
 I
 J
 

 
●習得能力と必要SP(スキルポイント)
( )内の数字は必要最低累計SP(D・Iは盾スキル経由)

SP習得内容備考
A1(1)【マジックアロー】
B3(4)【バードシュート】
C9(13)【天使の矢】
D7(13)【さみだれうち】
E5(9)装備時【こうげき力】+10
F14(23)【弓聖の守り星】必殺技
G10(33)【ダークネスショット】
H10(33)装備時こうげき力+25
I14(32)【シャイニングボウ】必殺技
J16(63)【ロストスナイプ】ひみつパネル
Ver.2で追加されるパネル
K20(53)【サンライトアロー】3回目拡張後
必殺技

※上昇量はスキルLv1の時のもの

解説

主人公と比べるとサンダーボルトを覚えない代わりにVer.1では固有の特技を3つ覚える。ロストスナイプは味方のロストアタックでいいことが多いためあまり使わないが、1回きりだが全体にキラキラポーンをかけられる弓聖の守り星、高倍率かつ光耐性低下効果があり多くの特技、呪文を強化できるダークネスショット、主人公と同様呪文構成で便利なマジックアローと有用な技が多い。
これらの補助能力に加えてこうげき力+25のパネルでちからの低さもある程度補え、【スキルアップパネル】で強化してやればダークネスショットとSHT時ならそこからのシャイニングボウ連打でヒーラーとは思えない火力を叩き出す事も可能。

DQ10オンライン

レンジャー、魔法戦士、賢者、どうぐ使い、占い師、デスマスター、なぜか仲間モンスターの【たんすミミック】が習得可能。
キャラクターの位置取りを決められる作品であるため、スキル効果によって射程距離を伸ばせる。
詳しくはこちらを参照。