【試練の里】

DQ11

過ぎ去りし時を求めた後に訪れることができる村。【ネルセンの迷宮】の最初のダンジョン【試練の里への道】を抜けるとここにたどり着く。迷宮の挑戦者のために【ネルセン】が作った里だという。
構造は過ぎ去りし時を求める前の、太陽の神殿しか残っていない状態の【神の民の里】と同じで、辺りは暗くなっている。
本作最後の【ルーラ】地点でもあるが、ここにルーラで来ると、船は間接的な隣接地である【バンデルフォン王国跡】に飛ばされる。ここでは【ケトス】に乗れず、ルーラでしか脱出できないのであまり意味はないが…。
　
神の民の里と同じく神の民が住んでいるほか、【スライム】をはじめとした善良モンスターもいる。
回復ポイント（死者も無料で生き返る）や、セーブ可能な【女神像】、【よろず屋】、【ゴールド銀行】、【うちなおしの宝珠】ショップ、そして【ふしぎな鍛冶】台が揃っており、最終盤の拠点として利便性が高い。
よろず屋では強力な装備品や貴重な鍛冶の素材が販売されている。
神殿内の苗木を調べると左から順にそれぞれ【導師の試練】【賢者の試練】【勇者の試練】のダンジョンに移動できる。ネルセンの最終試練をクリアするごとにこの順番通りに解禁されていく。
また、【邪神ニズゼルファ】の【闇の衣】を破る方法も聞ける。

PS4版

PS4版ではここが唯一【キャンプ】以外でふしぎな鍛冶を行なえる場所となる。
住んでいるモンスターはスライムのほか【びっくりサタン】と【どろにんぎょう】。
よろず屋では【おうごんのカケラ】や【ほしのカケラ】などの鉱石類が買える。
また、到着地点には魔法陣があり、試練の里への道に戻ることができる。

3DS版

3DS版プレイヤーの多くは、ここで【ルーラマスター】の【称号】を貰うことになるだろう。
住んでいるモンスターのうち、PS4版のびっくりサタンとどろにんぎょうが3DS版では【とらおとこ】、【ハッスルじじい】に置き換わっている。
よろず屋の品揃えもPS4版とは異なり、鉱石類の代わりに特やくそうや特どくけしそうなどが売られている。
試練の里への道に戻るワープ地点は無く、再訪するには再びバンデルフォン王国跡に行かなくてはならない。

DQ11S

便利な拠点であることに変わりはないが、ふしぎな鍛冶がどこでもできるようになった為、ここの鍛冶台の存在意義は大きく薄れた。
また、屋外にはラダトーム城の【冒険の書の合言葉】を持つヨッチ族がおり、3Dモードに限り建物の裏にしれっと宝箱が1つ置かれている。中身は【オリハルコン】で、恐らく【ユグノア地方・入り江の島】の高台にある宝箱の中身が【月影のころも】に置き換わっている為、その代わりとしてここに置かれたと思われる。
それ以外の特徴は各モードの移植元の機種を参照。