元ネタは主にキリスト教などで地獄の悪魔たちを統べるとされる大魔王。
その正体については諸説あり、ルシファーやベルゼブブとも同一視されている。
だが大魔王の割りに、FFでは割とぞんざいな扱いをされている。
- 名前の意味は「敵」。非常に意味深なため神学などで取り上げられることも多い。
- また、サタンという名前には「サタンという名前の悪魔説」「著名悪魔の異名説」「悪魔の階級説」など、多様な解釈・見解があるという稀有な特徴が存在する。
- 日本だとほとんどルシファー限定の称号っぽいが、西洋だともっと幅広いようだ。
FF6
Lv46、HP5555、MP1150、種族:なし。魔法生物。
攻撃力18、防御力70、命中100、素早さ30。
回避率0、魔力7、魔法防御250、魔法回避0。
弱点属性:聖。吸収・無効化属性なし。
有効な状態異常:暗闇、毒、石化、即死、混乱、スロウ、ストップ、プロテス、シェル、ヘイスト、レビテト、透明、スリップ、ゾンビ。常時リフレク。
※GBA版公式コンプリートガイドの即死耐性は誤り。
行動:
通常時
- 1ターン:たたかう/たたかう/ためなぐり
残り1体時
- 1ターン:レベル5デス/レベル4フレア/レベル3コンフュ
2ターン:かえん/何もしない/何もしない
操る:たたかう/ファイガ/サンダガ/ブリザガ。スケッチ:ファイガ/サンダガ。あばれる:サンダガ。
盗み:通常枠なし/レア枠ミスリルの小手。落とすアイテム:なし。
変化:成功率12.5%。ポーション/ポーション/ポーション/エリクサー。
EXP:2189。獲得ギル:960。
古代城および古代城への洞窟に出現する、アポクリファと同系の大悪魔。
HPは5555。吸収属性は無く、聖属性に弱い。
常時リフレク状態であり、かつ魔法防御力が250と異常に高いので、物理攻撃の方が効果的。
通常はたたかうと通常の4倍ダメージの物理攻撃「溜め殴り」を使用する。
残り一体になるとレベル3コンフュ・レベル4フレア・レベル5デスの各種レベル系魔法と、火炎と使うようになる。
- 特に「レベル5デス」で被害を受けないよう、味方のレベルに注意が必要。
モンスター図鑑やスクエニ発刊のGBA版公式ガイドに即死耐性持ちと紹介されているが、これは誤謬で即死耐性は無い。
なので割合ダメージ攻撃も有効。
- 洞窟内で拾えるウィングエッジの追加即死も効果的。
ステータス異常はカッパ・沈黙・バーサク・睡眠・死の宣告に耐性あり。
アポクリファは「1体にした時のカウンター」でレベル系魔法を使ってきたが、コイツは1体になった際に自発的に使用してくる。
確認してみてこちらのレベルが微妙そうなら早目に倒すか、HPを調整して同一ターンに全滅させる必要がある。
- カラーリングについては、アポクリファが薄赤色でサタンが黒色なので一目瞭然。足元の光の色も異なる。
「暴れる」とサンダガ、「スケッチ」すると更にファイガ、「操る」と更にたたかう・ブリザガも発動可能。
同種族と同じく魔法生物でもあるが、MPが1150と高めな上に前述通り魔法防御力が異常に高い為
MPを枯渇させて倒すのはレベル99でステータス吟味で魔力を徹底的に鍛えた状態でも難しい。
アスピルによるMPの現地回復も困難なので注意する事。
ラグナロック使用でエリクサーに変化する場合がある。
ポーションが3/4の確率で挟まれる上に、変化確率は12.5%と低いのでターゲットとしては不適。
- たまにミスリルの小手を盗めるが、使えない。
- 普通に店売りされているし、売値が350ギルなので仮に通常枠で盗めたとしても、資金源にもならない。よってこいつから盗む必要性はほとんどない。
FF6(海外版)
北米版(SNES・PS版)ではGoblinという名称になっていた。
恐らくは宗教的配慮と思われるが、それにしたって格下げされすぎじゃないか?
GBA版では一応「Devil」(悪魔)に格上げされてます。
FF6(GBA版以降)
魂の祠の第3グループの16戦目ではエヌオー・フィガロリザードとセットで現れる。
また、前述通り同系統種にザルワーンも追加された。
FF6(Android/iOS版以降)
モンスター図鑑内の即死耐性は正しいものになっている。
ピクセルリマスター版も同様に正しい。
光の4戦士
闇の氾濫後に現れた悪魔。禁断の黒魔法の封印を解き他国に侵攻しようとしていた。
外見は黒ずくめで4本腕の大柄な剣士。
通常攻撃は闇属性。闇属性吸収で光属性弱点。
常時4回行動で、全体ダメージ+パラメータ低下効果の「ひおうぎ」や「ダークラ」「ダークガ」「ケアルラ」を使う。
また、3ターンごとに構えを切り替え、剣神のかまえ中は物理攻撃を、魔神のかまえ中は魔法攻撃を無効化する。
(戦闘開始時は魔神のかまえで固定)
- 物理でも魔法でもないアビリティはどちらのかまえでも効く。
元は「七つの大罪」における「憤怒(ラース)」を司る大悪魔。
魔王の配下のトリを務めるわけだが、どーにも役者不足な感じの強さ。
- 確かにトリにしては弱い、ベルゼブブの方が強かった。
ちなみに魔神時は「ひおうぎ」、剣神時は「ダーク系」ばかり使ってくる。
どちらも闇属性なので、耐性を付けていたら楽。 - とはいえ、油断していたらなかなかの強敵。
- というか、ひとつ前のボスが闇耐性前提の敵なので初見で闇耐性で挑むことになると思われる。
悪魔の中では唯一飛行しない。
彼が魔女と契約しなければ、アイレの誘拐もホルンの石化もなかったことを考えるとある意味本作最重要人物。
彼がいなければ物語が始まらないまま魔王側の勝利に終わってたかもしれない。
デザイン的にはどこか従来作におけるギルガメッシュや阿修羅を髣髴とさせるものがある。
FFEX
悪魔種族のデーモン族のモンスター。
チョコボの不思議なダンジョン2
デーモン種LV2。山羊の角と足を持つ悪魔で、カラーはグリーン。
自然発生しないモンスターなので、戦いたいならばデーモンかメフィウスのレベルを操作する必要あり。
高いHPと攻撃力を併せ持ち、更にプレイヤーの元気を減少させる手段も持つがプレイヤー側が変身しないとお目にかかれない。
魔法防御力が高く多くの状態異常も無効だが、聖なる属性(ホーリー)に弱い。状態異常はスロウが有効(デーモンと違い毒は効かない)。
また、実は隠れアンデッドでもあるので回復アイテムで叩いても可。
戦利品は混乱のツメ、木の実類(ラサンの実,元気の実,元気のない実)。
木の実類はリスクもあるが、元気度に良い働きをさせるのに有用なものが揃う。
採取できるエキスはデーモンのエキス。採取は難易度高めだが、高値で取引可能・飲んで良し・合成に使って良し等大変有用なので余裕があれば狙いたい。