幻獣/【密告者シュミハザ】

Last-modified: 2023-11-08 (水) 07:29:56

元ネタは聖書の偽典から。他のFF12の召喚獣と違い過去作品に同名のラスボスや幻獣はいない。

  • グリゴリという知識をもたらした堕天使の一つで、諸説あるが概ねリーダー格にある。堕天の理由は人間の女。

アジョラを裏切ったゲルモニークと関連があるとか一瞬だけ思ったが、していることが真逆だ。


FF12

異界に漂うすべての霊魂を意のままに操り解き放つ人馬一体の異形者。
光の異形者である殉教者イゲオルムとは対なる存在。
神を護衛する役割を担っていたが、聖天使アルテマが反逆を企てた際には、
神のあらゆる弱点を告げる密告者としての役割に転じた。
その後、神の許しを得ることなく地上に降りたシュミハザは、
人々に破壊と邪淫の教えを説いたため神により打ち倒され封印される。

人馬宮の召喚獣。対になる光の異形者は、「殉教者イゲオルム」。
オキューリアの護衛が役割だが、聖天使アルテマがオキューリアに反逆を企てた際には
オキューリアの弱点を密告するようになる。
その後オキューリアの許しを得ずに地に降りて、
人々に破壊と邪淫の教えを説いたため、オキューリアにより倒され封印される。


古代都市ギルヴェガンの風の門を守護するボスとして出現する。
攻撃技の「充填撃」「ソウルエミット」のダメージは消費アイテムの「サビのカタマリ」「ダークマター」で操作できるため、やり込みプレイの際に役に立つ。

  • 消費するミストカートリッジは2。
    ストーリー的にはかなり終盤の方だが、これまでの召喚獣が低能力だったために能力の高さが際立つ。

「ソウルエミット」の演出はオーディンの斬鉄剣を彷彿とさせる。
ただしこちらは剣ではなく二丁ボウガン。


モンスターとしてのシュミハザについて。
通常攻撃は追加ウイルス、クリティカル率20%。
ショッククラウダフレアーなど無属性の高威力+多エフェクト魔法を多用。
アグレッサー連続魔回避無視リフレク貫通など、強力な攻撃補助オプションをいくつも保有。
被ダメージカット瀕死防御力UPなど、防御オプションも備える。


凶悪な要素をこれでもかと言わんばかりに揃えており、制限プレイでは大変な難関として恐れられていた。
しかしシュミハザに唯一有効な状態異常のドンムブを利用してハメられることが判明。
今となってはザコボスだが、ドンムブ戦法が使えない一人旅では難関であり続けている。
 
)ドンムブ戦法でハメ殺し[7:19~]、戦闘時間42秒。
)ドンムブ戦法が使えない一人旅[1:15~]、戦闘時間1時間オーバー。


魔法が特に厄介な相手だが、味方に魔法を使うキャラがいる場合はサイレガを頻繁に使うため、盾役がバランスなどの高ヘイトな魔法を使い続けることで攻撃魔法の頻度を大幅に減らすことができ(沈黙はやまびこ草で即座に回復できる)、さらに回避無視を持つ敵でも魔法攻撃は普通に回避できるため、イージスの盾盾回避率UP×3により攻撃魔法の回避率も65%まで高められる。
またあまり知られていないが物理攻撃力は68とこのクラスのボスとしてはそこまで高くないため、グランドアーマー(防御力61)と守りの指輪(防御力6)を組み合わせることで物理攻撃のダメージを平均2ケタまで抑えることが可能。
(最低ダメージ16、最高ダメージ149)
上記装備を全員分揃えることで、低レベルでもマラソンを使わずにかなり安定して戦うことができる。

FF12IZJS

以下のパネルへの橋渡しとなる。


エスナやリブートを持てる赤魔戦士以外、イチオシは特にない。弓使いに重装備させるか、シカリに銃を装備させるかで選ぶ程度。
弓使いは軽装備にブレイブスーツがあるためそんなに重装備できても強くならない。
シカリも忍刀・短剣で切りまくってよいだろう。


モンスターとしては、魔力が大幅に上昇したが、かわりにクラウダを使わなくなって範囲攻撃がなくなった。
制限プレイではリバースの魔片のおかげで特に難関ということもない。
一人旅でもザイテングラートを使えばドンムブハメが使える。

FF12RW

表記は「シュミハザ」。
ランクIII、雷属性のタイプ近接の召喚獣。土に弱い。
ソウルエミット」と「サンダジャ」を使う。サンガーではないのか。
入手するとバルフレアミストナック謀逆のアスペクト」を習得する。
飛び道具つながりなのだろうが、前作を考えるとファムフリートの方が適任のような気がする。


無属性幻獣が多いと困るのか雷になっているが、そのためか、本家雷だったアドラメラクが登場できなくなったのだろうか…。


ファミ通の記事では何故かラクシュミと間違えられたりしていた。*1
全然見た目は違うので、"シュミ"繋がりの誤植だろう。


シュミハザをはじめとする神獣は、平時のレムレースでは見られない未知の存在である。
一説によれば、この世界が大きな不安や悲しみに見まわれた際、
どこからともなく立ち現れるとされる。
レムレースのとある山岳地帯には、
「空が怒りで満たされたとき、最も高き場所より雷鳴が轟く」という伝説が残ることから、
これがシュミハザの出現を示すのではないかと推測されている。

FF14

ザトゥノル高原のクリティカルエンゲージメント『模造密告者「IVレギオン・シュミハザ」』のボスとして登場。
帝国第IV軍団の魔導僧兵が「聖石片」の力で憑依召喚した魔物。
「霊魂を操る異形者」という設定は受け継がれているようで、南方ボズヤ戦線で戦死したと思しき敵将を呼び出して攻撃させてくる。
ソウルエミットは敵周囲攻撃+ドーナツ範囲攻撃の二段攻撃になっている。
序盤は逐一範囲が表示されるが、連続魔を使うようになってからは二段目の範囲が表示されないので予測して移動しなければならない。

FFTA2

密告者の腕輪を装備してスマッシュゲージが溜まった時に召喚できる神獣
単体に無属性の「ソウルエミット」で攻撃する。射程10。
「今までに味方全体が倒した敵の数×4」の固定ダメージを与える。
必中&威力固定なので非常に強力。

PFFNE

AREA21-3の3戦目に1体登場する。


*1 週刊ファミ通 2006年12月22日号 251頁