パーシーのおまもり

Last-modified: 2020-07-05 (日) 20:33:47

「君自身の運が良かったんだ。そう言う物さ。良い時ね有れば、悪い時も有る。」
パーシーのおまもり

日本版タイトルパーシーのおまもり
英語版タイトルPercy's Lucky Day
脚本デイビー・ムーア?
放送日・2013年10月3日(英国)
・2013年10月22日(米国)
・2013年10月30日(オーストラリア)
・2013年11月5日(ニュージーランド)
・2014年1月12日(日本)
・2014年4月4日(ハンガリー)
・2014年11月24日(ドイツ)
・2017年1月4日(韓国)
日本話数第413話
第25話(シーズン内)
英国話数第402話
第14話(シーズン内)
シーズン第17シーズン
この話の主役パーシー
登場キャラクターAトーマスパーシービルベンヒロスティーブン
登場キャラクターBヘンリー
登場キャラクターCロージーウィンストンアニークララベル
登場キャラクターD無し
登場人物Aトップハム・ハット卿ボックスフォード公爵婦人ウェルズワーズ駅の作業員
口笛を提案した男性(クシャミのみ)
登場人物Bボックスフォード駅長ウェルズワーズ駅長
登場人物Cトーマスの機関士ヘンリーの機関士先生双眼鏡の男性?緑色の服の女性白と水色のストライプ服の少年トップハム・ハット卿のお母さんの友人パーシーの機関士スティーブンの機関士スティーブンの機関助手ビルの機関士ビルの機関助手ベンの機関士
登場人物D無し
登場スポットウェルズワーズ駅
ゴードンの丘
マロン駅
ウルフステッド・キャッスル駅
ボックスフォード駅
ボックスフォード公爵夫妻の新しい別荘
土手沿いの線路?
あらすじ・悪い事が続くパーシースティーブンお守りを貸してあげます。
メモパーシーヘンリーの線路の間に宙に浮いている一つのバッファー*1
あの時のゴードンの機関助手に続いて緑色の物を旗と勘違いするパーシー*2
パーシー第4シーズンゆうびんやとバン』以来久々に見切り発車にする*3
・見切り発車の所為で郵便物が扉に挟まれ破裂し、手紙が散乱してしまう。
ヘンリーは今回は台詞無し。
・この回からロージーがヘッドランプを着用する。
ボコゴードンソルティークランキーファーガスハーヴィーポーター続いて、ビルベンから煽てられるパーシー
パーシーを揶揄っておきながら南瓜を落とすビルベン
トップハム・ハット卿の前で2回も口論するビルベン
ビル第6シーズンくるまどめのもんだい』、ベン第5シーズンなかよくやろうよ』以来の脱線事故*4
シリーズ中ではこれまで機関車がクシャミをするシーンが5しているが、人間キャラクターがクシャミをするのは長編第1作ジュニア以来である。
第11シーズンエドワードのゆうびんはいたつ』以来、無蓋貨車(平床貨車)に郵便物が積まれる。
・話に合わせてか、四葉のクローバーや虹など、幸運に纏わる物が多く出て来る。
スティーブンのお守りは馬蹄鉄の事である*5
・お守りの馬蹄鉄を渡されてすぐ落とすパーシー*6
・この話のスティーブンは『ソドーとうをまもるしょうぼうしゃ』に続いて終始走っていない。
・この回のヘンリーランプが装着されていない。
・後の第23シーズンラジブのだいじなおうかん』と第24シーズンThomas' Not-So-Lucky Day』の振り返り映像で使い回される。
・この回で学べる事はも歩けば棒に当たる」と言う事*7
台詞ナレーター「ある朝、パーシーウェルスワース駅に居た。大好きな郵便配達をしている所だった。郵便袋が降ろされている間、パーシーはのんびりしていた。其の時、ヘンリーが汽笛を鳴らした。」
・(汽笛)
パーシー「うっ!」
くしゃみをした男性「へッ、クション!」
パーシー「あっ、ああっ!」
ナレーターパーシーは、ホームに居た男性のハンカチを車掌の旗と勘違いして、作業が終わらない内に出発してしまった。」
ウェルズワーズ駅の作業員「あっ!?止まって!!まだ郵便袋があるんだ!!」
パーシー「えーっ!?うーっ!」
ウェルズワーズ駅の作業員「あ~っ。」
パーシー「郵便物を片付ける間、パーシーは其の場で待たなくてはならなかった。」(汽笛)
トーマス「あぁーパーシー、運が悪かったねぇ。」
・(汽笛)
ビル「うっふふふふっ…!運が悪いとかじゃない。そうだろ?ベン。」
ベン「その通りだビル、今のは単なるうっかりだよ!ぐふふっ!」
・(汽笛&グチャッ)
パーシー「あうー、これじゃ遅れちゃうな。」
ナレーターパーシーが遅れを取り戻そうと急いでいると、線路の上に何かが落ちていた。」
パーシー「うわっ大変だぁ!線路に南瓜がある!うわぁ!全くもう酷いなぁ!車輪に南瓜がくっついてベトベトになっちゃったよ。」
ナレーター「車輪を綺麗にして貰う間、其の場で待たなくてはならない。今日はトラブル続きだった。」
・(汽笛)
ヒロ「おやパーシー、如何したんだい?」
パーシー「あんヒロ。朝からずっとトラブルばっかりなんだ。」
ヒロ「気にする事は無い。今日は少し運が悪いだけだよ。」
・(汽笛)
ナレーターパーシーはさっきトーマスが言った事を思い出した。」
トーマス「あぁパーシー。運が悪かったねぇ。運が悪かったねぇ。運が悪かったねぇ。」
ナレーター「自分が運が悪い機関車だと思った。」
パーシー「はぁ…」
ナレーターマロン駅では、トップハム・ハット卿ビルベンに注意を与えていた。」
トップハム・ハット卿「君達が、今朝しっかり仕事をしなかった所為で、混乱と遅れが生じたではないか!!貨車から荷物が落ちない様に気を付けるんだ!!君達の何方かが、後ろから押して走り賜え。」
ビル「君が後ろから押してよ!ベン!君がちゃんと走らなかったから、荷物が落ちたんだ!!」
ベン「えぇ!?冗談じゃない!そんなの御免だね!」
トップハム・ハット卿「んっ!んん~っ!」
ビル「解ったよ!」
・(汽笛)
ナレーター「漸く、ウルフステッド城に郵便を運んで来たパーシーは、自分の運の悪さをスティーブンに話した。」
スティーブン「運が悪いって?車輪もちゃんと有るし、ピストンだって揃ってるじゃないか!!君は間違い無くとっても幸運な機関車だよ!!」
パーシー「そうだけど、でも、今日は僕…」
スティーブン「運が悪くなるのを心配する友達も居るぞ。彼等は運を引き寄せるお守りを持ってたりするんだ。実は私も幸運のお守りを持ってる。」
パーシー「僕にも幸運のお守りが有れば良いのに!」
スティーブン「良い事を思い付いた。幸運のお守りを君にあげる事にしよう。」
パーシー「有り難うスティーブン!本当にどうも有り難う!!このお守りが有れば、きっと偉くなる筈だ。」
スティーブン「あはっ。そうだなパーシー。これからは何事も上手く行く様になるぞ。」
・(汽笛)
ナレーターパーシーの車輪には、まだ南瓜の汚れがこびり付いたままだった。その為、ウルフステッド城から出て行く時に、彼は激しく揺れた。パーシーお守りを落とした事に気付かなかった。」
スティーブンパーシー!おい!!待ってパーシー!!はぁ…あぁ…やれやれ…」
ナレーター「次の日、パーシーは時間に遅れず、郵便配達をする事が出来た。トラブルは何も起きなかった。しかも、パーシーは其の日、本当に運が良くて、トップハム・ハット卿から特別な仕事迄任されたのだった。」
トップハム・ハット卿「良いかいパーシー?君にはこの贈り物を運んで貰おう。私からボックスフォード公爵婦人への贈り物だ!」
パーシー「お任せ下さい。」
・(汽笛)
ナレーターパーシーは誇らしげに別荘に向かった。運が良いのはお守りのお陰だと思っていた。」
ボックスフォード公爵婦人「あぁ!ウフッ!」
パーシー「え~っ!ウフッ!」
・(汽笛)
ナレーター「其の後もずっと、パーシーの一日は順調だった。でも、ビルベンは全く違った。」
ビル「こうなったのは君の所為だベン!!」
ベン「違うよ!!君の所為さビル!!君が強く押し過ぎたからだ!!」
ビル「違うよ!!君がスピードを出し過ぎたからだ!!」
・(汽笛)
ナレーターパーシーは、ビルベンに会えたのも、運が良いからだと思った。丁度、手助けが出来る。」
パーシービル!ベンを線路に引き戻して見たら如何かなぁ?」
ビル「試したけど、駄目だった。ベンは本当に重過ぎるんだよ。」
ベン「僕は重くないぞぉ!!」
ビル「いや、重いね!!何トンも有るだろう!?」
パーシー「僕がベンを線路に戻してあげるよ。」
ベン「君にそんな事が出来るのかい?」
パーシー「勿論だよ!!僕には幸運のお守りが有るからね!」
ビル幸運のお守りなんて…何処に有るの?」
パーシー「ほら、此処に!あ~っ!!無くなっちゃった!!あ~っ!!大変だ!!こんなの運が悪過ぎる!!幸運のお守りを無くしちゃった!!困った、如何しよう!!」
ベン「おーい!!僕を忘れてなーい!?」
パーシー「御免よベン。やっぱり僕には無理だ。」(汽笛)
ビル「仕方が無いなぁベン。僕だけでもう一度引っ張って見るよ!」
・(汽笛)
ビル「うっ!う~ん!ん~!」
ベン「うわぁ!頼むよビル!!」
ベン「解ってるよ!!でも、もうこれ以上、引っ張れないんだ!!」
パーシー「あ~!幸運のお守りが無かったとしても、ビルベンを助けてあげなきゃ!!フッ!!う~ん!!」
ナレーターパーシーは彼等を連結すると、力一杯引っ張り始めた。」
パーシー「う~ん!」
・(BGM)
ベン「おっ!」
パーシー「う~ん!」
ナレーター「其処へトップハム・ハット卿がやって来た。パーシーベンを何とか線路を引き戻した所だった。」
ベン「やった~!有り難うパーシー!!」
ビル「本当、有り難うパーシー!!」
ナレータートップハム・ハット卿は感心していた。」
トップハム・ハット卿「よくやったぞ!パーシー!!お見事だった。君は本当に皆の役に立つ素晴らしい機関車だ!!」
パーシー「有り難う御座います。あっ!!」
ナレーターパーシーはある事を思い出した。」
パーシー「さよなら!!」
トップハム・ハット卿「さぁ~て話を聞こう!今度は何が原因でこんな事になってしまったんだね?」
ベン「君の所為なんだから説明して!!」
ビル「脱線したんだから、君が話してよ!!」
ベン「君が押したんだ!!」
トップハム・ハット卿「はぁ~…」
ビル「押してない!!」
ベン「いや、押したよ!!」
ビル「押してないって!!」
ベン「押した!!」
ビル「押してない!!」
ベン「押した!!」
ビル「押してない!!」
ベン「押した!!」
ビル「押してない!!」
ナレーターパーシーウルフステッド城の敷地にやって来た。スティーブンお守りを無くしてしまった事を伝えなければならない。」
・(BGM)
・(汽笛)
パーシーお守りのお陰で、今日は運が良かったよ。運を引き寄せてくれたんだ。だけどね、御免なさい。無くしちゃったんだ。」
スティーブン「でも、パーシー。此処に有るよ。出掛ける時に落として行ったんだ。最初から君はお守りを忘れて行ったんだよ。」
パーシー「って事は、遅れずに郵便配達が出来て、特別な仕事を任されたのは…」
スティーブン「君自身の運が良かったんだ。そう言う物さ。良い時も有れば、悪い時も有る。」
パーシー「そうだね!スティーブン!僕にはもう幸運のお守りは必要無い。」
スティーブン「実は私も、本当にお守りを信じてる訳じゃない。只、君を元気付けたかったんだ。」
パーシー「有り難うスティーブン!もう大丈夫だよ!」
スティーブン「よし、これでもう幸運は味方だ。」
パーシー&スティーブン「アッハハハハハ!!」
・(汽笛)
ナレーター「仕事をするのに幸運のお守りなんて必要無いとパーシーは気付いた。一生懸命働く事。そして、役に立つ機関車になれる、と信じる事が大事なのだ。」
英国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマスベン・スモール
パーシー/トップハム・ハット卿キース・ウィッカム
ビルベンジョナサン・ブロードベント
ヒロ伊川東吾
スティーブンボブ・ゴルディング
ボックスフォード公爵婦人テレサ・ギャラガー
ウェルズワーズ駅の作業員マット・ウィルキンソン
米国版CVナレーターマーク・モラガン
トーマス/パーシーマーティン・シャーマン
ビルベンジョナサン・ブロードベント
ヒロ伊川東吾
スティーブンボブ・ゴルディング
トップハム・ハット卿ケリー・シェイル
ボックスフォード公爵婦人テレサ・ギャラガー
ウェルズワーズ駅の作業員ウィリアム・ホープ
日本版CVナレータージョン・カビラ
トーマス比嘉久美子
パーシー神代知衣
ビルベン下屋則子
ヒロ玄田哲章
スティーブン/ウェルズワーズ駅の作業員A*8金光宣明
トップハム・ハット卿納谷六朗
ウェルズワーズ駅の作業員B*9/口笛を提案した男性*10河本邦弘
ボックスフォード公爵婦人山崎依里奈
シリーズ前回
(英語)
きょうふのゆうれいれっしゃシリーズ前回
(日本)
まっかなおはなのトーマス
シリーズ次回ビルかな?ベンかな?

*1 恐らくCGミス。
*2 ゴードンの機関助手の場合は女性乗客の帽子。パーシーの場合は男性のハンカチ。
*3 前回はトム・ティッパーが立てかけた自転車を誤って破壊、今回は郵便袋が貨車のドアに挟まって破裂する騒動。
*4 ベンが単独で脱線するのは今回が初めてである。
*5 実際、多くの国で馬蹄鉄幸運のお守りとされている。
*6 後になって失くしたと思い込んでしまう。
*7 第1シーズントーマスとさかなつり』と『パーシーにげだす』と『フライング・キッパー』と第2シーズントーマスあさごはんにおじゃま』と『かしゃにのりあげたパーシー』と『ふたごのビルとベン』と第4シーズンじょおうへいかがやってくる』と第6シーズンふたごのけんか』と『やりすぎたジャック』と『パーシーとゆうれいこうざん』と第7シーズンエドワードとブラスバンド』と第8シーズントーマス、きゅうばをすくう』と第11シーズントビーとゆうめいなかしゅ』と今シーズンまっかなおはなのトーマス』も同様。
*8 ノンクレジット
*9 エンディングクレジットでは『郵便作業員』
*10 ノンクレジット