「君自身の運が良かったんだ。そう言う物さ。良い時ね有れば、悪い時も有る。」
日本版タイトル | パーシーのおまもり | ||
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英語版タイトル | Percy's Lucky Day | ||
脚本 | デイビー・ムーア? | ||
放送日 | ・2013年10月3日(英国) ・2013年10月22日(米国) ・2013年10月30日(オーストラリア) ・2013年11月5日(ニュージーランド) ・2014年1月12日(日本) ・2014年4月4日(ハンガリー) ・2014年11月24日(ドイツ) ・2017年1月4日(韓国) | ||
日本話数 | 第413話 第25話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第402話 第14話(シーズン内) | ||
シーズン | 第17シーズン | ||
この話の主役 | パーシー | ||
登場キャラクターA | トーマス、パーシー、ビル、ベン、ヒロ、スティーブン | ||
登場キャラクターB | ヘンリー | ||
登場キャラクターC | ロージー、ウィンストン、アニー、クララベル | ||
登場キャラクターD | 無し | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、ボックスフォード公爵婦人、ウェルズワーズ駅の作業員 口笛を提案した男性(クシャミのみ) | ||
登場人物B | ボックスフォード駅長、ウェルズワーズ駅長 | ||
登場人物C | トーマスの機関士、ヘンリーの機関士、先生、双眼鏡の男性?、緑色の服の女性、白と水色のストライプ服の少年、トップハム・ハット卿のお母さんの友人、パーシーの機関士、スティーブンの機関士、スティーブンの機関助手、ビルの機関士、ビルの機関助手、ベンの機関士 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ウェルズワーズ駅 ・ゴードンの丘 ・マロン駅 ・ウルフステッド・キャッスル駅 ・ボックスフォード駅 ・ボックスフォード公爵夫妻の新しい別荘 ・土手沿いの線路? | ||
あらすじ | ・悪い事が続くパーシーにスティーブンはお守りを貸してあげます。 | ||
メモ | ・パーシーとヘンリーの線路の間に宙に浮いている一つのバッファー*1。 ・あの時のゴードンの機関助手に続いて緑色の物を旗と勘違いするパーシー*2。 ・パーシー、第4シーズン『ゆうびんやとバン』以来久々に見切り発車にする*3。 ・見切り発車の所為で郵便物が扉に挟まれ破裂し、手紙が散乱してしまう。 ・ヘンリーは今回は台詞無し。 ・この回からロージーがヘッドランプを着用する。 ・ボコとゴードンとソルティーとクランキーとファーガスとハーヴィーとポーターに続いて、ビルとベンから煽てられるパーシー。 ・パーシーを揶揄っておきながら南瓜を落とすビルとベン。 ・トップハム・ハット卿の前で2回も口論するビルとベン。 ・ビルは第6シーズン『くるまどめのもんだい』、ベンは第5シーズン『なかよくやろうよ』以来の脱線事故*4。 ・シリーズ中ではこれまで機関車がクシャミをするシーンが5回程存在しているが、人間キャラクターがクシャミをするのは長編第1作のジュニア以来である。 ・第11シーズン『エドワードのゆうびんはいたつ』以来、無蓋貨車(平床貨車)に郵便物が積まれる。 ・話に合わせてか、四葉のクローバーや虹など、幸運に纏わる物が多く出て来る。 ・スティーブンのお守りは馬蹄鉄の事である*5。 ・お守りの馬蹄鉄を渡されてすぐ落とすパーシー*6。 ・この話のスティーブンは『ソドーとうをまもるしょうぼうしゃ』に続いて終始走っていない。 ・この回のヘンリーはランプが装着されていない。 ・後の第23シーズン『ラジブのだいじなおうかん』と第24シーズン『Thomas' Not-So-Lucky Day』の振り返り映像で使い回される。 ・この回で学べる事は「犬も歩けば棒に当たる」と言う事*7。 | ||
台詞 | ・ナレーター「ある朝、パーシーはウェルスワース駅に居た。大好きな郵便配達をしている所だった。郵便袋が降ろされている間、パーシーはのんびりしていた。其の時、ヘンリーが汽笛を鳴らした。」 ・(汽笛) ・パーシー「うっ!」 ・くしゃみをした男性「へッ、クション!」 ・パーシー「あっ、ああっ!」 ・ナレーター「パーシーは、ホームに居た男性のハンカチを車掌の旗と勘違いして、作業が終わらない内に出発してしまった。」 ・ウェルズワーズ駅の作業員「あっ!?止まって!!まだ郵便袋があるんだ!!」 ・パーシー「えーっ!?うーっ!」 ・ウェルズワーズ駅の作業員「あ~っ。」 ・パーシー「郵便物を片付ける間、パーシーは其の場で待たなくてはならなかった。」(汽笛) ・トーマス「あぁーパーシー、運が悪かったねぇ。」 ・(汽笛) ・ビル「うっふふふふっ…!運が悪いとかじゃない。そうだろ?ベン。」 ・ベン「その通りだビル、今のは単なるうっかりだよ!ぐふふっ!」 ・(汽笛&グチャッ) ・パーシー「あうー、これじゃ遅れちゃうな。」 ・ナレーター「パーシーが遅れを取り戻そうと急いでいると、線路の上に何かが落ちていた。」 ・パーシー「うわっ大変だぁ!線路に南瓜がある!うわぁ!全くもう酷いなぁ!車輪に南瓜がくっついてベトベトになっちゃったよ。」 ・ナレーター「車輪を綺麗にして貰う間、其の場で待たなくてはならない。今日はトラブル続きだった。」 ・(汽笛) ・ヒロ「おやパーシー、如何したんだい?」 ・パーシー「あんヒロ。朝からずっとトラブルばっかりなんだ。」 ・ヒロ「気にする事は無い。今日は少し運が悪いだけだよ。」 ・(汽笛) ・ナレーター「パーシーはさっきトーマスが言った事を思い出した。」 ・トーマス「あぁパーシー。運が悪かったねぇ。運が悪かったねぇ。運が悪かったねぇ。」 ・ナレーター「自分が運が悪い機関車だと思った。」 ・パーシー「はぁ…」 ・ナレーター「マロン駅では、トップハム・ハット卿がビルとベンに注意を与えていた。」 ・トップハム・ハット卿「君達が、今朝しっかり仕事をしなかった所為で、混乱と遅れが生じたではないか!!貨車から荷物が落ちない様に気を付けるんだ!!君達の何方かが、後ろから押して走り賜え。」 ・ビル「君が後ろから押してよ!ベン!君がちゃんと走らなかったから、荷物が落ちたんだ!!」 ・ベン「えぇ!?冗談じゃない!そんなの御免だね!」 ・トップハム・ハット卿「んっ!んん~っ!」 ・ビル「解ったよ!」 ・(汽笛) ・ナレーター「漸く、ウルフステッド城に郵便を運んで来たパーシーは、自分の運の悪さをスティーブンに話した。」 ・スティーブン「運が悪いって?車輪もちゃんと有るし、ピストンだって揃ってるじゃないか!!君は間違い無くとっても幸運な機関車だよ!!」 ・パーシー「そうだけど、でも、今日は僕…」 ・スティーブン「運が悪くなるのを心配する友達も居るぞ。彼等は運を引き寄せるお守りを持ってたりするんだ。実は私も幸運のお守りを持ってる。」 ・パーシー「僕にも幸運のお守りが有れば良いのに!」 ・スティーブン「良い事を思い付いた。幸運のお守りを君にあげる事にしよう。」 ・パーシー「有り難うスティーブン!本当にどうも有り難う!!このお守りが有れば、きっと偉くなる筈だ。」 ・スティーブン「あはっ。そうだなパーシー。これからは何事も上手く行く様になるぞ。」 ・(汽笛) ・ナレーター「パーシーの車輪には、まだ南瓜の汚れがこびり付いたままだった。その為、ウルフステッド城から出て行く時に、彼は激しく揺れた。パーシーはお守りを落とした事に気付かなかった。」 ・スティーブン「パーシー!おい!!待ってパーシー!!はぁ…あぁ…やれやれ…」 ・ナレーター「次の日、パーシーは時間に遅れず、郵便配達をする事が出来た。トラブルは何も起きなかった。しかも、パーシーは其の日、本当に運が良くて、トップハム・ハット卿から特別な仕事迄任されたのだった。」 ・トップハム・ハット卿「良いかいパーシー?君にはこの贈り物を運んで貰おう。私からボックスフォード公爵婦人への贈り物だ!」 ・パーシー「お任せ下さい。」 ・(汽笛) ・ナレーター「パーシーは誇らしげに別荘に向かった。運が良いのはお守りのお陰だと思っていた。」 ・ボックスフォード公爵婦人「あぁ!ウフッ!」 ・パーシー「え~っ!ウフッ!」 ・(汽笛) ・ナレーター「其の後もずっと、パーシーの一日は順調だった。でも、ビルとベンは全く違った。」 ・ビル「こうなったのは君の所為だベン!!」 ・ベン「違うよ!!君の所為さビル!!君が強く押し過ぎたからだ!!」 ・ビル「違うよ!!君がスピードを出し過ぎたからだ!!」 ・(汽笛) ・ナレーター「パーシーは、ビルとベンに会えたのも、運が良いからだと思った。丁度、手助けが出来る。」 ・パーシー「ビル!ベンを線路に引き戻して見たら如何かなぁ?」 ・ビル「試したけど、駄目だった。ベンは本当に重過ぎるんだよ。」 ・ベン「僕は重くないぞぉ!!」 ・ビル「いや、重いね!!何トンも有るだろう!?」 ・パーシー「僕がベンを線路に戻してあげるよ。」 ・ベン「君にそんな事が出来るのかい?」 ・パーシー「勿論だよ!!僕には幸運のお守りが有るからね!」 ・ビル「幸運のお守りなんて…何処に有るの?」 ・パーシー「ほら、此処に!あ~っ!!無くなっちゃった!!あ~っ!!大変だ!!こんなの運が悪過ぎる!!幸運のお守りを無くしちゃった!!困った、如何しよう!!」 ・ベン「おーい!!僕を忘れてなーい!?」 ・パーシー「御免よベン。やっぱり僕には無理だ。」(汽笛) ・ビル「仕方が無いなぁベン。僕だけでもう一度引っ張って見るよ!」 ・(汽笛) ・ビル「うっ!う~ん!ん~!」 ・ベン「うわぁ!頼むよビル!!」 ・ベン「解ってるよ!!でも、もうこれ以上、引っ張れないんだ!!」 ・パーシー「あ~!幸運のお守りが無かったとしても、ビルとベンを助けてあげなきゃ!!フッ!!う~ん!!」 ・ナレーター「パーシーは彼等を連結すると、力一杯引っ張り始めた。」 ・パーシー「う~ん!」 ・(BGM) ・ベン「おっ!」 ・パーシー「う~ん!」 ・ナレーター「其処へトップハム・ハット卿がやって来た。パーシーがベンを何とか線路を引き戻した所だった。」 ・ベン「やった~!有り難うパーシー!!」 ・ビル「本当、有り難うパーシー!!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿は感心していた。」 ・トップハム・ハット卿「よくやったぞ!パーシー!!お見事だった。君は本当に皆の役に立つ素晴らしい機関車だ!!」 ・パーシー「有り難う御座います。あっ!!」 ・ナレーター「パーシーはある事を思い出した。」 ・パーシー「さよなら!!」 ・トップハム・ハット卿「さぁ~て話を聞こう!今度は何が原因でこんな事になってしまったんだね?」 ・ベン「君の所為なんだから説明して!!」 ・ビル「脱線したんだから、君が話してよ!!」 ・ベン「君が押したんだ!!」 ・トップハム・ハット卿「はぁ~…」 ・ビル「押してない!!」 ・ベン「いや、押したよ!!」 ・ビル「押してないって!!」 ・ベン「押した!!」 ・ビル「押してない!!」 ・ベン「押した!!」 ・ビル「押してない!!」 ・ベン「押した!!」 ・ビル「押してない!!」 ・ナレーター「パーシーはウルフステッド城の敷地にやって来た。スティーブンのお守りを無くしてしまった事を伝えなければならない。」 ・(BGM) ・(汽笛) ・パーシー「お守りのお陰で、今日は運が良かったよ。運を引き寄せてくれたんだ。だけどね、御免なさい。無くしちゃったんだ。」 ・スティーブン「でも、パーシー。此処に有るよ。出掛ける時に落として行ったんだ。最初から君はお守りを忘れて行ったんだよ。」 ・パーシー「って事は、遅れずに郵便配達が出来て、特別な仕事を任されたのは…」 ・スティーブン「君自身の運が良かったんだ。そう言う物さ。良い時も有れば、悪い時も有る。」 ・パーシー「そうだね!スティーブン!僕にはもう幸運のお守りは必要無い。」 ・スティーブン「実は私も、本当にお守りを信じてる訳じゃない。只、君を元気付けたかったんだ。」 ・パーシー「有り難うスティーブン!もう大丈夫だよ!」 ・スティーブン「よし、これでもう幸運は味方だ。」 ・パーシー&スティーブン「アッハハハハハ!!」 ・(汽笛) ・ナレーター「仕事をするのに幸運のお守りなんて必要無いとパーシーは気付いた。一生懸命働く事。そして、役に立つ機関車になれる、と信じる事が大事なのだ。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス:ベン・スモール ・パーシー/トップハム・ハット卿:キース・ウィッカム ・ビルとベン:ジョナサン・ブロードベント ・ヒロ:伊川東吾 ・スティーブン:ボブ・ゴルディング ・ボックスフォード公爵婦人:テレサ・ギャラガー ・ウェルズワーズ駅の作業員:マット・ウィルキンソン | ||
米国版CV | ・ナレーター:マーク・モラガン ・トーマス/パーシー:マーティン・シャーマン ・ビルとベン:ジョナサン・ブロードベント ・ヒロ:伊川東吾 ・スティーブン:ボブ・ゴルディング ・トップハム・ハット卿:ケリー・シェイル ・ボックスフォード公爵婦人:テレサ・ギャラガー ・ウェルズワーズ駅の作業員:ウィリアム・ホープ | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・パーシー:神代知衣 ・ビルとベン:下屋則子 ・ヒロ:玄田哲章 ・スティーブン/ウェルズワーズ駅の作業員A*8:金光宣明 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・ウェルズワーズ駅の作業員B*9/口笛を提案した男性*10:河本邦弘 ・ボックスフォード公爵婦人:山崎依里奈 | ||
シリーズ前回 (英語) | きょうふのゆうれいれっしゃ | シリーズ前回 (日本) | まっかなおはなのトーマス |
シリーズ次回 | ビルかな?ベンかな? |