武器/イヴェルカーナ武器

Last-modified: 2024-10-22 (火) 15:47:45

万物を凍てつかせる古龍、冰龍イヴェルカーナの素材を用いた武器群。

目次

概要

  • MHW:Iのメインモンスターである「冰龍イヴェルカーナ」の素材から作られた武器。
    骨武器の系列であり、イヴェルカーナを討伐し、その素材を手に入れることで派生強化が可能となる。
    どの武器も骨武器派生を感じさせないほど強化前の面影は一切なく、
    紺碧のベースに瞬間的に凍り付いたようなシャープな白、武器種によっては高貴さを感じさせる意匠が施されている。
    • 「一発生産は不可で派生強化でのみ入手可能」というのは
      無印Worldのメインモンスターであるネルギガンテの武器と共通している。
      あちらは鉱石武器からで、こちらは骨武器からの派生となっている。

性能

MHW:I

極寒の○○は苦痛に呻く声すら即座
に凍結
させ、永遠の静寂を与える。

  • 剣士用武器に共通する性能は以下の通り。
    • 属性武器の中では攻撃力は高め。
      氷属性を有しているが、
      同じく氷属性のレイギエナベリオロスの武器と比較すると属性値がやや低く、物理寄りになっている。
    • 斬れ味ゲージは30~40
      を発動させるとLv1からが出現。
      素の斬れ味は最終強化しても白斬れ味が伸びるのみだが、
      MHW:Iでは紫斬れ味における斬れ味補正が弱体化しており、
      白斬れ味でも火力は問題ないレベルなので、匠を切ることも可能などスキル選択幅が大きい。
  • ガンナー用武器の性能は以下の通り。
    • ライトボウガンは通常弾、散弾、氷結弾の扱いに秀でている。
      速射は通常弾(Lv2)、散弾(Lv2)、氷結弾の三種に対応。
    • ヘビィボウガンは貫通弾、散弾、徹甲榴弾、氷結弾の扱いに長けている。
      また、麻痺弾が単発自動装填に対応している。
    • 弓の性能はおおむね剣士用武器に準じており、そこそこの物理攻撃力、氷属性は控えめ。
  • そして、殆どの武器に存在していないLv4スロットをイヴェルカーナ武器は漏れなく有している
    Lv4スロット対応の装飾品は同じスキルが2ポイントか、2種のスキルが1ポイントずつ付くため有用であるため、
    この武器は高いスキル自由度を確保をする事が可能となっている。
    • 防具をβにするとLv4スロットが出現するため、防具を全部βにすれば武器のLv4スロットは
      そこまで必要なく見えるかもしれないが、
      MHWorldと違いβのスロットに装飾品を詰めてもαと同じスキル、スロットにならないことが多く、
      αを選択したい場面も増えてきている。
      防具で控えめになった分、武器が最大レベルのスロットを備えることはありがたい。
  • 氷属性なので、火活性の煌黒龍との戦いに担いで行けなくもない。
    とはいえ素のままでは控え目な属性値のせいて1段階抑制出来るか怪しく、氷属性強化Lv6や会心撃【属性】のケアが必要。
    倍近い属性値の氷牙竜派生改や、2倍以上の属性値を持たせられる赤龍武器を担げるなら、そちらに出番を譲ろう。

MHR:S

  • Ver.14アップデートにて一斉に追加。
    本作においてはMHW:Iとは逆に完全な一発生産となっており、
    MHW:Iにおける最終強化の銘のみ登場する。
  • 基本的な性能(物理重視、Lv4スロット持ち)というのはMHW:I同様だが、
    イヴェルカーナ防具のスキル「冰気錬成」とのシナジー効果を得られる
    冰気ゲージ蓄積量UP」が新たに備わっている。
    • ただし今作は環境に注目すると冰気錬成そのものが向かい風気味で、
      コンボ中にカウンターや回避・ガードなどを挟みやすく、頻繁に納刀する戦い方がしづらい。
      そのため、MHW:I以上に武器種の特徴や自身の戦い方をじっくり見極める必要がある。
  • 今回は主にルナガロ武器と競合する。
    あちらはより紫ゲージが長いが、代わりにスロット周りがコンパクトになっていたり、
    攻撃力が低かったりとイヴェルカーナ武器よりおとなしめな形にまとまっている。
    またマイナス会心を背負う代わりにより物理を伸ばしたゴシャ武器も並ぶと、
    両者の中間という扱いが多い。
  • また今作では説明文が変化しており、元ネタを思わせる内容となっている。
  • Ver.15以降は双剣の項目にもあるように冰龍の零玉の用途が増えたため、相対的に制作難度が上がってしまっている。
    プライマルメイルは属性特化構成向けのスキルを持つので根本的に不向き
    ≒イヴェルカーナ武器を使うに当たっては作らなくてもよくなる*1ので兎も角、
    達人珠II【4】は物理に作用するので迷い所か。
    いずれにせよ、自身のスキル構成や立ち回りが物理寄りか属性寄りか、
    そして会心にどこまで依存してるかよく考えて零玉を使いたいところ。
    なお、上述の双剣は属性にも会心にも大いに依存しているので悲しい立場にある。

一覧

武器種初期最終強化
大剣アイスウィング氷翼セラフィード
太刀アイスラーミナ氷霊エルサルカ
片手剣アイスブリーゼ氷帝アンナパレス
双剣アイスフェザー氷聖ヘル
ハンマーアイスシェイカー氷軍ノースライン
狩猟笛アイスシュピール氷琴アイスフィール
ランスアイスランサー氷騎エクティス
ガンランスアイスリッター氷砦ヴォーパル
スラッシュアックスアイスルード氷魔ニーズウォック
チャージアックスアイスガーディアン氷臣ダルク
操虫棍アイスセプター氷賢フィロス
ライトボウガンアイスイーグル氷姫アルマリア
ヘビィボウガンアイスエクレール氷督バルカ
アイスライザー氷妖イヴェリア
アイルーラヴィネコランス
ガルクラヴィガルブレイド
 
  • 名前も氷を操るイヴェルカーナの特徴を大きくフィーチャーしており、
    派生直後は、いずれの武器も名前に「アイス」を冠し、
    最終強化にも頭に「」の文字が入る。冰の方ではない。
    そして「氷〇△△△」のように〇には漢字一文字、△にはカタカナが入る。
    氷鉄ハバクも並べるとそれっぽいがイヴェルカーナとは特に関係ない
    氷の後に続く漢字は、全体的に中世ファンタジーの世界を思わせるような一字となっている。
    • 関係のありそうな言葉としては
      錬金術師パラケルススが提唱した風の精霊「シルフィード(sylphid)」、
      スラヴ神話に登場する水の精霊「ルサルカ(Rusałka)」、
      古代ローマにおいて存在した(騎士)階級「エクィテス(eques)」、
      北欧神話に登場するヘビあるいはドラゴン「ニーズヘッグ/ニースホッグ(Nidhhoggr)」、
      ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」の中に登場する『ジャバウォックの詩』に出てくる
      「ヴォーパルソード(Vorpal-Sword)」(ルイス氏の造語なので意味は不明)などがある。
      「人がそう定めたが、姿形は曖昧な物」が多いようだが。

関連項目

モンスター/イヴェルカーナ
防具/ラヴィーナシリーズ
モンハン用語/ギミック武器


*1 また、天衣無崩と部位が丸被りなのを逆手に取って胴に荒天を選択することでもこの問題に対して受け流せる。今度は天空の龍神玉が必要になるけどね。