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概要 
氷の世界で鍛えられ、隠世の
存在すら怖れをなす霊刀。
冰気を高めやすい性質を持つ。(氷霊エルサルカ)【MHR:Sより】
- MHW:Iで登場したモンスター、冰龍イヴェルカーナの素材を用いて作られた太刀。
極寒の刃は苦痛に呻く声すら即座に凍結させ、永遠の静寂を与える。
- スラリとした見た目の群青色の太刀であり、全体的なシルエットは比較的シンプル。
かといって飾り気がない訳でも無く、鞘には氷柱のような飾りがついていて中々にオシャレ。
自己主張の強すぎない、落ち着いた品のあるデザインは高貴な美しさを漂わせている。
性能 
MHW:I 
- 骨素材太刀のグランドケペシュIIからの派生強化で、初期形態のアイスラーミナが作成可能。
派生前の面影は殆どない。あの特異な形状の太刀をどう加工したらこの姿になるのか…
最終強化にはラスボスの討伐が必要。それまではアイスラーミナのまま使用することになる。
- 最終強化形態は「氷霊エルサルカ」。その性能は、
- 攻撃力891、会心率0%と高火力
- 生産太刀の中で最も低い氷属性270
- スロットはLv4が1つと優秀
- 斬れ味は白40、匠Lv1から紫ゲージ
- レア度12、カスタム強化枠は最大6
気刃兜割など高モーション値の攻撃が主体の太刀に物理型の性能は相性が良く、
Lv4スロットによる拡張性の高さも合わさり使い勝手が良い。
斬れ味については、手数が比較的多い部類にある太刀では少々物足りなさがあるが、
白まで含めて運用するならまだフォローは容易な部類にあるだろう。
- ラヴィーナシリーズで発動するスキル、冰気錬成は太刀との相性が比較的良いので、
セットで運用してみるのも一興。見た目も統一されてとても綺麗である。
一緒に発動する納刀術と太刀の相性が正直微妙なのはネックだが…。
- 競合するのはベリオ武器の氷牙刀【琥珀】とレイギエナ武器のアプサラ=グレイシア。
会心率や属性値といった性能差こそあるものの、どちらもエルサルカと比較して
攻撃力に100近くもの差があるため、この中ではエルサルカが最も強いと考えていいだろう。
特に、匠で紫ゲージを出せば期待値でライバルを一気に突き放すことが出来る。
MHR:S 
- MHR:Sにイヴェルカーナが参戦したVer.14より本武器も実装。
「氷霊エルサルカ」を一発生産することになる。 - その性能は、
- やや高めの攻撃力330、会心率は0%
- 太刀の中では最低の氷属性値25
- 斬れ味は素で紫20、白30が続く
- スロットはLv4が1つ
- 百竜スロットはLv3
とアイスボーンと変わらず物理寄りの性能となっている。
- ライバルはルナガロンの太刀の氷輪刀ルアシェイア。攻撃力は320、属性値は31で、紫ゲージは40とこちらより20長い。
火力は大差ないため、スキル構成や好みで選んでしまっても良い。
こちらの短い紫ゲージは剛刃研磨などでフォローしてやろう。
気刃解放斬りと相性の良い冰気錬成にシナジーがあるのもポイント。
他の太刀とは違い、威合が溜まるとほぼ同時に冰気ゲージが最大になる。
- 素の紫と白の合計は50(傀異スロット拡張ボーナスを含めると60)なため、研磨術【鋭】に適正を持つ。
ルアシェイアは紫ゲージが長いため、こちらの方が研磨術【鋭】を発動させやすいだろう。
ただし運用スタイル次第ではこちらもほぼ大差がなくなってしまうため、
普段太刀をどんなふうに扱っているか客観的に見つめながら選択するのがいい。
余談 
- 武器名にあるラーミナ(lamina)は、ラテン語で「刃」という意味。
つまりアイスラーミナという銘は「氷の刃」という意味になる。 - 刃を振るう度に「シュピーン!シュピーン!」といった風な独特のSEが鳴るのも特徴。
気刃斬りのそれとは違う高く澄んだ音で、雰囲気としては鉄製の風鈴などに近い。
- 最終強化名は、スラヴ神話に登場する水の精霊の「ルサールカ」が由来だろう。
ルサールカの特徴は地方により異なり、森の奥深くに住む水の精霊という点は同じだが、
北ロシアでは緑色の髪と青白い肌をした邪悪な妖怪、南ロシアでは緑色の髪をした愛嬌のある娘とされている。
ちなみに地方によっては、同じく水の精霊であるヴォジャノーイの妻であるという説もある。
現在ではルサールカは美しい精霊というイメージが強いようだが、それは
オーストリアやチェコのオペラ、「ドナウの妖精」「ルサルカ」の影響が強いそうだ。