武器/アイスフェザー

Last-modified: 2023-11-18 (土) 18:37:05

目次

概要

  • MHW:Iで登場したモンスター、冰龍イヴェルカーナの素材を用いて作られた双剣。
    極寒の刃は苦痛に呻く声すら即座に凍結させ、永遠の静寂を与える。
  • 見た目は、繊細な装飾が施されたハンドガード付きの西洋剣と言った所。
    片刃の剣であり、持ち手から刀身にかけてが群青色、刃は氷そのもので作られたような白色となっている。
    さりげなく埋め込まれた宝飾品も美しく、見た目については非常に高く評価されていて人気が高い。
    ちなみに左右の剣でデザインにほぼ変化は無く、大きさもほとんど同じである。

性能

MHW:I

  • 骨素材双剣のマッシブチョッパーIIからの派生強化によってアイスフェザーが作成できる。
    名前の割に冰龍の剛翼は要求されない。主に使うのはどちらかというと爪である。
    その後は強化はしばらくお預けで、ラスボスの討伐後にその素材を使用して最終強化が可能。
  • 最終強化形態は「氷聖ヘル」。その性能は、
    • 攻撃力378、会心率0%と攻撃力は高い
    • かなり低い氷属性210
    • スロットはLv4が1つと優秀
    • 斬れ味は白60、匠Lv1から紫ゲージ
    • レア度12、カスタム強化枠は最大6
    他のイヴェルカーナ武器と同様に、物理重視の性能をした氷属性双剣
    属性値こそ低いが、攻撃力は生産可能な氷属性双剣の中では上位に入る大きさ。
    斬れ味も他の武器種と比べて少し長めで、流石にフォローが不要という長さではないが
    簡単なスキル補助でも斬れ味を保つことが出来るだろう。
    Lv4スロットによる拡張性も、欲しいスキルが多い双剣ではありがたく、非常に優秀な双剣…
    と言いたい所ではあるが、氷属性双剣界隈で生き抜くには相手が悪すぎた。
    その相手というのは、まさかのブラントドス武器、ブランハチェットIIである。
  • ブランハチェットIIは攻撃力こそ350と低いものの、氷属性値が360と高く、
    レア度10による10枠ものカスタム強化と、汎用デザインゆえのパーツ強化によって更なる強化が可能。
    斬れ味も白70と長く、スロットはLv2とLv1が1つずつと拡張性も悪くないという大業物。
    MR最序盤のモンスターの武器でありながら、赤龍武器すら上回るとされる強力な氷属性双剣である。
    ヘルは、物理重視という性能が双剣という武器種と噛み合っていないのも合わさり、他の氷属性双剣と同様に
    ブランハチェットの影に隠れる結果になってしまった。見た目がいいだけに残念である。
  • ただ、使用の機会が無い訳でも無く、氷弱点かつ物理肉質が非常に柔らかい相手であれば活躍が可能。
    例えば、黄金パージ後のマム・タロトが相手であれば中々悪くないダメージを出すことが出来る。
    また、ブランハチェットに劣りがちというだけであり、ヘル自体の総合性能は目立つ欠点の無い優秀な物
    愛があれば十分以上に使えるので、美しいデザインに惚れたなら担いでも全く問題は無いだろう。
    ただし、属性値の大きさが重要となるアルバトリオンが相手だと流石に相性が悪すぎる。
    素直にブランハチェットか皇金武器を担ぐのが賢明と言えよう。

MHR:S

蒼白く煌く氷刃は冥界に舞い、
生ける者の熱と魂を奪いゆく
冰気を高めやすい性質を持つ。
(氷聖ヘル)

  • Ver.14でイヴェルカーナの復活と共に実装。一発生産で氷聖ヘル
    その後の強化はできない。
    氷属性22と相変わらずの低属性値で、サンブレイクが属性環境なことを抜きにしても
    双剣という武器種でこれほど属性値が低いとなると実用性は低い。
    一線級の双剣と比べ、同じ氷属性の古龍武器とは思えないほどの差である。
    見た目を気に入ったのなら、重ね着で使ってあげよう。
  • 全体的に弱点の氷属性が通りにくいヤツカダキに対しては効果抜群…と言いたいところだが、
    彼女は肉質が固い爪に関しては氷属性が極めて有効だったりもする。
    よって、物理重視型のこの武器でちまちま削るよりも
    属性攻め特化構成でわざと突進連斬を爪に吸わせ、ダウンを頻繁に奪う方が効率はいい。
    そんなわけで、残念ながらこの場合もより氷属性値が高い凍刻みブリザレイドに軍配が上がる。
  • 属性の通りが悪いというと(傀異克服含む)奇しき赫耀のバルファルクも思い浮かぶかもしれないが
    実は前脚は常時(龍以外)25通ると言う致命的な弱点が有る。
    また、サンブレイクでは前脚狙いにおあつらえ向きな突進連斬も強化されている。
    部位破壊を伴う狩猟なら…と思いきや水属性陣営立ちはだかりやはり危うい。*1
    さらに、ウェントゥス=ダオラは討究の取り巻き次第で選ばれる余地があると言う八方塞がり。
  • 更に止めとなるのが冰龍の零玉が製作に必要となるということ。
    単純な製作難度という話のみならず、この素材の使い道が他武器種を除いても多くあることが問題となるのである。
    具体的には氷属性双剣と極めて相性がいいラヴィーナグリーヴ
    これまた双剣と好相性な血氣覚醒と連撃に加え豊富なスロットを持つプライマルメイル
    そして双剣にとって重要なパラメータの一つである会心率を問答無用で伸ばす達人珠II【4】
    本武器を差し置いてでも作りたい防具や装飾品が存在しているのである。*2
    バハリのレートも600コインと非常に多いのも厄介なところ。
    オオナズチやバルファルク・シャガルマガラの取り巻きとして周回の対象にしているならここは問題にはならないかもしれない。

余談

  • 武器名にあるフェザー(feather)は、羽、羽毛を意味する単語である。
    能力によって氷の翼を作り出すイヴェルカーナの性質を表現しているのだろうか。
  • 強化形の銘のヘルは地獄(Hell)ではなく、北欧神話における死者の国の支配者ヘル(Hel)からと推測される。
    ヘルは神々から追放された先である極寒の世界「霧の国ニヴルヘイム」が
    死者の国ヘルヘイムとしばしば同一視されることから「氷の地獄の支配者」とされる存在で、
    氷属性の武器らしい銘といえる。
    しかし地獄の支配者でありながら氷という肩書なのは一体…

関連項目

モンスター/イヴェルカーナ
武器/イヴェルカーナ武器


*1 ミツネ双剣は超会心と相性がよく、アマツ双剣は鉄蟲斬糸を強化するギミック持ち。
*2 見切りスキルは最大7のためこれだけのために冰龍の零玉を最大3つ必要となる。