ネタ武器とは違った意味で、開発陣の遊び心や素材の特徴が強く反映されている武器。
また、武器自体に特殊な能力を持つ武器群についても本項で扱う。
目次
概要
見た目にギミックが備わっているもの
- 基本的に「なんらかの条件を満たした際、武器に変化が現れるもの」を指すが、
条件を満たすとは言っても、それらは難しいことではない。
抜刀するだけで条件が満たされるもの、武器を振れば良いだけのもの、
果ては装備しているだけでギミックが発動するものまで多種多様である。
大剣やハンマーには溜めによって形が変わるものも多く、
操虫棍はRボタンを押した際に先端や虫笛部分に変化が起こるものが多い。
スラッシュアックスやチャージアックスは変形や合体がテーマとなっており、
その武器種自体がギミック武器であるとも言えるだろう。
ネタ武器よりも強力で実践向きの物も多く、それ以上に使っていて楽しい武器である。
分かりやすい武器をパーティプレイで使うと、いろんな意味で目立つ。
- ギミックと呼べる程の物では無いが、収納性を考えているのか大抵の大剣や太刀は柄が伸びるし、
一部のランスも一昔前の携帯電話のアンテナのように伸び縮みをする。
細かい動きではあるがよく考えられており、実にリアルに作られていると実感できるだろう。- 反対に、中折れ式が標準のガンランスや弓において、中折れ式でないものがあったり、
スラッシュアックスやチャージアックスにおいても、通常とは変形合体の方法が異なる物も存在する。
当然これらの武器も、通常と異なる特色を持つということでよく目立っている。
- 反対に、中折れ式が標準のガンランスや弓において、中折れ式でないものがあったり、
- ギミックには以下のようなものがある。極めて数が多いため、以下のものはあくまで一部である。
どの武器にどんな仕掛けがあるのか探してみるのは面白い。- デザインの元となったモンスターの鳴き声や物の音を模しているなど、
攻撃時の音があからさまに同カテゴリーの武器と異なる(スイ【凶】など) - 武器の形状が変化したり巨大化したりする(ダオラ=レイドなど)
- 抜刀すると発光する(煌黒大剣アルレボなど)
- 抜刀すると装飾が現れる(凶剣【叢雲】など)
- 抜刀すると変形する(アトラル武器など)
- 刀身や武器全体が明滅する(フルフルフルミナントなど)
- 武器が動き出す(ジェネシスなど)
- 溜めると傘が開く(番傘)
- 溜めると武器が展開したり発光する(王牙大剣【黒雷】、覇剣エムカムトルム)
- 使用者の声が変わる(アメザリクロウなど)
- 刀身が透明になる(ミラージュショテル、キャスターロッド)
- デザインの元となったモンスターの鳴き声や物の音を模しているなど、
- MHRiseシリーズではMHXXまでの武器デザインが復活し、
ギミック武器をより高画質で拝む事が出来るようになった。
…のだが、モデル一新の影響か一部のギミックが無くなってしまっている。
例えば、アームofティランの盾のデザインがただ眼が描かれているだけ*1になっていたり、
THEチェイサーや大砲モロコシなど、操虫棍やガンランスの特徴的な駆動音が普通の音に変わってしまったりと
象徴的なギミックが無くなってしまった。
- MHFでは全シリーズ中でも武器数が飛び抜けて多く、
そしてド派手なギミックを持つ武器もまた多く存在する。
いくつか例を挙げると、磁力により一部パーツが浮遊している片手剣「ディオリモート」シリーズ、
凄まじい光のエフェクトが発生するFateコラボの大剣「約束された勝利の剣」や、
まどか☆マギカコラボの弓フルールなどがある。
詳細はリンク先参照。
また、展開時ギミックではなく、納刀時に凄まじいことになる狩猟笛もある。
特殊な能力が備わっているもの
- 最近では、「武器自体に特殊な能力が発動するギミックが仕込まれている」ケースも増えている。
こちらも言ってみればギミック武器だが、
見た目がどうこうではなく純粋に極めて特異な効果が発動するという意味で異色。
なお、こうした部類のギミック武器の初出はMHFであり、
2008年のシーズン3.0で強化されたSP武器がその初代である。
その後、剛種武器、親方印などが現れたが、
本家にそうした要素が登場したのは2012年であった。
- 本家シリーズでは次のようなものが登場している。
- 仲間を殴ると僅かながら体力を回復させる事ができるクレイジー・D(MH3G)
- 「回避することで斬れ味回復or弾装填」のレギオス武器(MH4G、MHX)
- 狂竜症克服でマイナス会心がプラスに転じる渾沌マガラ武器(MH4G)
- 「狩技ゲージが溜まりやすい」特徴を持つ二つ名武器(MHX、MHXX)
- 斬れ味が2色しかないバルク武器(MHXX)
- 武器そのものにスキルが付与されている新大陸のナナ武器や皇金武器、魚(MHWorld、MHW:I)
- MRに強化すると白ゲージをすっ飛ばして紫ゲージが出現するイブシマキヒコ武器(MHR:S)
- 火属性を持ちながら毒属性も内包するカクトス武器(MHR:S)
- 冰気ゲージが溜まりやすいイヴェルカーナ武器(MHR:S)
- 鉄蟲糸技の威力が1.1倍になるアマツ武器(MHR:S)
- 劫血やられ時、及び血氣発動時の攻撃による体力回復量が1.1倍になる原初を刻むメル・ゼナ武器(MHR:S)
- また、後天的にギミックを付与できるシステムも存在し、次のようなものが登場している。
なお、ここでは単純に攻撃力が上昇する系統のものは省略する。
MHR(:S)
「百竜強化」「百竜装飾品」が該当する。
百竜装飾品にのみ存在するギミックは赤文字で記載する。
- 操竜の達人
- 操竜によるダメージが増加し、操竜大技の発動可能時間が長くなる
- オトモへの采配術
- オトモアイルーとオトモガルクの攻撃力と防御力が1.1倍になる
- 人魂鳥倍加
- ヒトダマドリの効果を稀に増やす
- 風神龍の魂
- 防具のなるかみシリーズの装備数に応じて防御力が上昇する
- 雷神龍の魂
- 防具のしまきシリーズの装備数に応じて会心率が上昇する
- 鋼龍の魂
- 攻撃をモンスターに当て続けると段階的に会心率が上昇する
- 炎王龍の魂
- 武器攻撃による爆破発生時のダメージ、徹甲榴弾と拡散弾の爆発威力が増加する
- 霞龍の魂
- 攻撃をモンスターに当てた時、稀に体力、スタミナ、攻撃力、防御力のいずれかが強化される
- 天彗龍の魂
- 龍属性やられ発症時、龍属性攻撃値を1.2倍にする
- 防御研磨術
- 大剣・チャージアックスでガード時、斬れ味消費を無効または斬れ味が回復するようになる
- 鬼人激化
- 双剣の鬼人化状態で攻撃した時、斬れ味消費が倍になる代わりに必ず会心が発生する
- 大音量演奏
- 狩猟笛の演奏の効果範囲が拡大する
- ビン変形強化
- スラッシュアックスの変形攻撃が強化される
- 曲射効果持続
- 弓の曲射によるバフの効果時間が延長される
- 劫血活性
- 劫血やられによる体力回復の量に応じて、攻撃性能が強化される
- 翔蟲効果持続
- 野生の翔蟲の使用可能時間が30秒長くなる
- 研鑽
- クエストの経過時間に応じて攻撃力と防御力が上昇する
- 鬼人強走
- 双剣の鬼人化中に攻撃をヒットさせると、ごく短時間の間、鬼人化のスタミナ消費が無効化される
- ガードバッシュ
- ランスでガードしてノックバックが中以下だった時、打撃属性の反撃ダメージを与える
- 猟虫激化
- 操虫棍の猟虫のスタミナ消費量が増える代わりに、猟虫による攻撃の威力が上昇する
余談
- 武器ではないが、防具にも装備すると声が変わるものや、
武器を抜刀すると腕の銃が展開するとか髪が伸びるなどギミックを持つものが存在する。
また、特殊なものでは防具自体のスキルと連動しているなんてものも。
MHWorld以降ではゲームエンジンの進歩もあってか特殊なギミック持ち防具・重ね着などが増えている。
ちなみに防具の組み方次第では髪が伸びて腕の銃が展開しつつ武器が変形する、なんて意味不明な姿にもなれる
MH4あたりからは、オトモ防具にもソニックネコシリーズやロックニャンシリーズなど、
足音が変わったり、攻撃などの行動をすると色が変わるものが登場。
こちらもMHRiseではマタタビ玉やダッシュ、潜航ワープなどに特殊なギミックを持つものが登場している。